梅雨空コンサート♪

2007.07.02

梅雨空コンサート♪

2007年6月30日(土曜)お天気は晴れ、または曇り。雨は降ってないものの、梅雨シーズン独特の湿気のせいで、楽器がおへそを曲げてしまう事はしょっちゅうあります。楽器も生きてるって事ですね。 「梅雨空コンサート」の会場のピアノも、この日ジメジメの湿気が我慢出来なかった様で、調律師さんの努力もむなしく、元気がありません。リハーサルでピアノ位置を変えてみたり、角度を付けてみたり、と試してみるものの、んーーなんだか響いてくれない。
とっても気持ち良?く響いてくれるはずのホールだし、みんなが弾いているうちに元気になってくれるだろう!と期待しながら、一通りリハーサルを終えて、いよいよ本番の時間。
改めまして「梅雨空コンサート」とは・・・  『1年?1年半に1回開催。(時期によってタイトルは、もちろん変わります)年齢、性別、楽器の種類、ジャンル、経験、一切問いません。音楽が大好きで、一生懸命取り組む人なら、誰でも歓迎。よくある?発表会と違うところは、出演者、スタッフみんなで一つのステージを創り上げよう!というのが基本☆その人その人それぞれの想いで、みんな精一杯演奏していて、会場で見ているだけでエネルギーを感じられる。』
というのが、特徴。基本的にピアノ伴奏や、アンサンブルには全てKOMOMOが関わっているので、結構ハードなんです、いつも。しかも、どいつもこいつも?(あ、ちょっと言葉が悪かったですが・・・)個性的というか、キャラが濃いっていうか、自分、全身で音楽してますっ!みたいな人が多くて、手を抜く、なんて事は決して許されません。体当たり勝負です。とは言え、KOMOMOのエネルギーをかなり使う一方で、それ以上にお相手から沢山パワーをもらえるので、終始清々しい気分で過ごすことが出来ます。一つのステージで、こんなに色々なお相手と次々に演奏する、って事はなかなかありません。最年少で小学校1年生のキャワイイ女の子。最年長で58歳の個性的なオジサマ。経験、ジャンルもさまざま。でもハードなわりに、それほど疲れた感じがしないのは、やはり、みんな一生懸命なだけじゃなくて、楽しんでいるからですよね、きっと。間違えちゃいけない!みたいな空気ばっかりが漂っていたら、疲れ果てちゃいます。まぁ、間違えない方がいいけど。。KOMOMOにとって「梅雨空コンサート」は、それぞれの人の想いを、一番身近で一緒に体感出来て、音楽を創るヒントを見つけられたり、もらえたり出来る、大切なステージ。ですかね?
最後の最後まで、ピアノは不機嫌でしたが、KOMOMOは気分上々でした♪



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やっと!あけまして おめでとうございますm(_ _)m

2007.02.09

やっと!あけまして おめでとうございますm(_ _)m

こんにちは。抜け殻状態のkomomoです。ポカ~ンとしております。何を言っておるのじゃ?という感じですが、2月4日に、komomoの大イベント「サンサーンスのピアノ協奏曲2番」を含む、横浜交響楽団のコンサートがありました。家族、妖怪遣いさんをはじめ、私の周りにいる沢山の方々に迷惑をかけながら、本番を迎えることが出来ました。本当にありがとうございました。とにかく私にとって、この協奏曲は、ピアノ協奏曲の中でも群を抜いて「大好き」な曲でした。でも、こんな大変そうな曲、まさか自分が弾く機会に恵まれるなんて事は、考えもしていなかった・・にも関わらず、高校生の頃から(何年前?)楽譜を持っていました。Hanamomoさんの影響もあったと思いますがね。なんだか、すごく魅力を感じる曲だったので、CDじゃなくて、コンサートで聴きたい!と当時も思ったのですが、なかなかこの曲を取り上げるコンサートがなくて、そうこう月日が過ぎて行くうちに、自分が弾くことになってしまい、弾き終わった今でも驚いています。どうしてコンサートで取り上げられる事が少ないのか?これは日本だけの事なのか?はわかりません。こんなにイイ曲なのに。。必ずしも、イイ曲が演奏されやすいって事でもないのですかねぇ?秋頃から本格的に練習して、妖怪遣い君や指揮の甲賀先生にアドヴァイスをいただきながらkomomoにしては、かなりコダワリを持って、積み重ねて行けたと思っています。その創ったものの何割が本番に出せたかどうかは、別にして(苦笑)特に手の大きさ、柔軟さがある訳でもなく、自慢出来るテクニックを持っている、という訳でもなく、ただ、このサンサーンスの協奏曲2番が大き!っていうことだけで、突進していた気がします。怖い者知らず、というか。終わってみた今、本当に本番で弾いたのかな?って不思議になります。3回のオケ合わせは、いずれも1回通すのみ。と、時間のない中での合わせでしたが、オケ合わせで不安な所は、甲賀先生との話合いと、親友のちさちゃんが付き合ってくれた練習で、解消して行きました。ちさちゃんは、オケパートを勉強して、弾いてくれて、私が「こんな風に弾きたいのにできないー!!」とかダダをこねているのに、穏やか?に付き合ってくれました。ほんとにありがとう!!私にとって、とっても難曲で、弾いても弾いても弾いても・・・メチャメチャ大変ではありましたが、本番3日前までは、大好きな曲のせいか、「辛い」とか「もうヤダ」とは一度も感じませんでした。それが、本番2日前の最後のオケ合わせで、暗譜を忘れちゃうとか、そういう事ではなく、ちっとも自分のピアノに集中出来なく消化不良で練習が終わってしまいました。緊張しながらも、「あ、ここのフレーズ良いなぁ!」とか「楽しいわぁ♪」みたいなのを感じて弾けるはず、というか、その位大好きな曲のはずなのに、なん感動もないまま過ぎてしまった。。。これって、私なりに本番に向けて、緊張してるって事なのだろう、と思いつつも、気分は最悪。こんなに楽しく今まで来たのにー!!!と泣きそうになって(あ、家ではメソメソしてました。)どうして良いかわからなくて、お風呂の中で唸ってました。翌日、本番前日だというのに、目はウツロ。目ヂカラのない自分にうんざりして、マスカラを付けても、やっぱりウツロ。半日くらい、弾いては考え、ゴロゴロしては弾いて・・・こんな気分でいる時間がもったいなくなってきて、深呼吸とかしているうちに、気持ちがスッとして来ました。自分がどうやってこの曲を弾きたいか、という事に集中すれば良いのですよね。そんなの今さらですよ、komomoさん。て自分で可笑しくなっちゃいました。でもそれは、komomoなりの緊張で、人並みにプレッシャーもあったのか、なかったのかわかりませんが、色々な方にもお世話になっているし、あの人もわざわざ聴きに来てくれるし、とか、どこかにカッコつけよう?みたいなのがあったのかなぁ。だいたい人の目、というものが気にならないはずなのに。意外に繊細なのでしょうか?(爆笑)お世話になっている方に喜んでもらいたいなら、自分の任務に集中しろって事ですよね。
本番当日、昼間の公演で10時から会場リハという事で、珍しく6時起きで指慣らし。ポロポロ弾いているうちに、まさにご来光☆☆☆という感じの素晴しい太陽とともに、超晴天!「ふふ、私のための晴天!」といつもの調子が出たら、あとは楽しまなきゃ損ですよ。会場リハも、会場の響きもピアノのも気持ちよくて、ウキウキ♪昨日の私って何だったのか?本番は、もちろん緊張しましたが、「大好きなサンサーンス協奏曲2番」にどっぷり集中出来たな!と自分で思えた事が、今回の一番の嬉しかったことです。そういう意味で、ちっとも悔いが残らない本番を過ごせたこと、ちょっと自分に拍手したいです。あ、反省等は、会場の楽屋に置いてきました♪ さ、初詣でも行くかな。


Daveさんと再会☆

2006.08.27

Daveさんと再会☆

 29日、待望のブルーノートLiveがありました。今年4月に、ラッコサンに連れて行っていただいて、すっかりファンになってしまったDave Kozさんbrianさん,tonnyさん,Billさん(ラバーマン!),StevoさんのLiveが、3日間限定(6ステージ)でブルーノートに戻って来ました。6月からチケット予約して(ラッコサンが手配して下さいました。いつもありがとうございます!プワリンなどでデザインお願いしている青木さんと一緒に)もう、どれだけ楽しみにしていたことか☆ここ1週間は、毎日「あと、何回寝れば・・・」(子供の時の遠足のような・・・?!比較にならないけど!!)とカウントダウンの日々でした。サックス・キーボード・ギター・ベース・ドラムの5人のメンバーで、スムースジャズという、私にとってはジャズよりも入って行きやすい感じの音楽です。5人とも見事に違うキャラなのですが、そろいも揃って男前!って事もステキな要素の一つです☆☆(今回も前回と一緒の席!、ライブの後、brianさんと少し話せたし、ドラムのStevoさんとも握手出来たし!!)その中でもサックスのDave Kozさんには、4月のLive以来もう虜になっていて、DaveさんのCDを聴かない日はないかもしれない・・・くらい聴いて聴いて聴きまくって、何度聴いてもずっと聴いていたいのですよ。今も、昨日の余韻を感じつつ、Daveさん聴きながらコモモ便りを書いてます。Daveさんの音楽への姿勢、メンバーへの思いやり、お客さんを大切にする気持ち・・・言い出したら止まらないですが、そしてなんと言っても、確実できめ細やかなプレーがたまらない。音楽はもちろん、人として・・・みたいな事までも教えてくれた気がして、私の人生を変えた人!と言っても言い過ぎでないと思っています。
Liveの間中、あんなに笑顔でいられるLiveなんて、あるのでしょうか?
前回まったく予習もしないで、まっさらな状態で聴きに行った時とは違う、「ファン」として聴きに行った昨日のLiveは、なんとも終始感動の連続で、アンコールで中田先生の「夏の思い出」(brianさんとのDUO!!)が出てきた時には、完全にノックアウトでした。ラストのI'LL BE THEREではも~うウルウル(目の中で星☆がきらきら)!!!
もしお時間おありの方がいらしたら、30日・31日、立ち見なら入れるかもしれませんぞ!さらに、Daveさん熱が続くコモモでした。


やってみたかったこと。

2006.08.27

やってみたかったこと。

 ちょっと前のことですが。。 前々からやってみたかった、オーケストラの中のピアノ(オケの一員)をやらせて頂くことが出来ました。学生の時から、ヴァイオリンやフルートなど・・・のピアノ以外の楽器の友達は、みんなオケにのって(オーケストラの中の一人になることを、「オケにのる」って言います)その頃からピアノは孤独だなぁ・・・と思っていて、ムキになってアンサンブルしていました。 まぁ、それがあったから、今の私はある。のだと思いますが、私も「オケにのるんだ?」って言ってみるのが、密かな夢でした。
 とは言うものの、そんな経験が出来る、なんて事は全く考えていなかったのですが、先月、ついに夢が実現しました。ピアノ曲や童謡(あめふりくまのこ等・・)などでお馴染みの作曲家、湯山昭先生の「子供のための交響組曲」というオーケストラのための曲の中で、ピアノとチェレスタが必要なため、一挙にピアノ&チェレスタをやらせていただける事になりました。オケにのる♪のも初めてだし、チェレスタも初めてだし・・と初めてづくしでしたが、3年以上前にピアノコンチェルトをやらせていただいた、横浜交響楽団というオーケストラで、指揮は、たくさんお世話になっている甲賀先生だったので、全然知らない環境でなかったことは、安心だったかなと思います。私は本番以外に、2回練習に伺いました。一回目は、何の音を頼りに、自分がピアノを弾けば良いのか掴めなくて、大丈夫かなぁ?とちょっと不安なまま練習が終了してしまいました。先生に、アドバイスをお願いしたのですが、大丈夫だから、よろしくーって言われちゃって、ちょっとがっかり。考えてみると、いつもはたいてい相手がどんな音なのか、というのがピアノ譜に全部書いてあるので(相手が二人でも三人でも)目と耳で相手の動きを確認できるのですが、オケとなると、指揮者以外はみんなパート譜。っていうのも、当たり前の話なのですが、目をつぶってピアノを弾いてる様な感覚で、なんとも不安でした。不安がっていても仕方ないので、二回目の練習に向けて、とりあえず頂いた音源をたくさん聴いて、流れを掴めたらいいなと思った事と、あとはオケのピアノだろうが、ソロピアノだろうが、二人だろうが・・・ピアノを弾くことには違いないな、と思い直して二回目の練習へ。幸い、一回目よりは慣れる事が出来て、かなり楽しくなっちゃいました。そして本番当日のリハーサルで、やっと初チェレスタをさわる事ができて(ホールの楽器を借りたため)いよいよ本番。”私、ついにオケにのるんだ!”とちょっと興奮ぎみに、スタンバイ。本番の先生は、普段よりもさらに、ダイナミックで繊細で素敵でした。先生の指揮を少しでも沢山感じて、オーケストラの響きが豊かになるようなピアノが弾けたらなぁ!と少々図々しく胸を膨らませながら、聴きにいらして下さった湯山先生にちょっと怯えながら(言い過ぎ?)でも楽しく、弾かせていただけました。4楽章ある曲でしたが、楽章と楽章の間というのが、なんとも「私、オケにのってるな!」と思える一番の瞬間だったかな、と思います。もちろん曲の中で、Tuttiのところで「おぉーこの豊かな響きの中に私もいるんだわ?」なんてゾクゾクっとしちゃう瞬間もありましたが、曲間で、みんな呼吸を整えて、指揮者の支持を待ってる・・・みたいな瞬間が、「おっ、これぞオケの一員!」みたいな、妙な満足感があったような。ものすごく貴重な、イイ経験をさせていただいたと思っています。
 甲賀先生ありがとうございました。 
と思っていたら、9月の定期演奏会にもお手伝いさせていただける事に、先日決定しました☆★☆今度は、ショスタコーヴィチというぶっ飛んだオジサンの曲で、管弦楽のための組曲と交響曲5番で、ピアノ&チェレスタを弾かせていただきます。私の頭の中では、ショスタコ=難しい。の方程式が成り立ってしまう、という話もありますが、チェロ&ピアノのソナタが楽しかったという思い出を前面に、楽しみに参ります。



終わっちゃうものですね。

2006.08.01

終わっちゃうものですね。

 梅雨明けたのに、涼しいです。こんなに過ごしやすくで良いのでしょうか。
6月からのヴァイオリン・八嶋さんコンサートツアーがついに終了しました。
本当にたくさんの方々が聴きにいらして下さり、自分の反省はさて置き、何よりも嬉しく、ありがたい事です。心より、ありがとうございました。今回のツアーは、新宿・表参道でのプログラムを4公演。その他に、メンデルスゾーンのヴァイオリンコンチェルトと小品数曲、というプログラムで2公演でした。東京でのプログラムは、去年に引き続き、とにかく2ステージ分???くらいの重量感で、前半のモーツァルト&ブラームスが終わった時点で、一眠り、もしくは選手交代したい気分でした。舞台監督の小海さんに、レッドカードをお願いしておくべきでした。15分休憩を、あそこまで短く感じた事はありません。KOMOMO定番のドリンク剤(通称・ヤク)をクイッ!と。そしてダースのチョコをほおばって、いざ後半戦へ・・・。
今回のブラームスのソナタ3番は、前のKOMOMOだよりにも書かせていただいたのですが、私にとって思い入れが強い曲でした。が、思い入れはなくてはダメですが、思い入れが強すぎるっていうのも、難しいものがありますね。ああしたい、こんな感じにいたい、という気持ちが強くて、ステージ上で緊張が加わった時に、気持ちのコントロールが出来なくなってしまう現象。。。
新宿公演では、初めて富士急ハイランドの「フジヤマ」に乗った時と同じ、先が全然見えない、あ~れ~~という、「スリル」を経験しました。(伝わりますか?)その後の公演では、この現象にはならずに済んだものの、コレが出来るとアレが出来ない・・・の繰り返しですね。
ブラームスを八嶋さんとご一緒させて頂いて、つくづくこの曲は、ヴァイオリンとピアノの、「二人が主役」だなと実感しました。緊張の中で、お互いを思いあって、歩み寄って演奏する難しさ、また、それが出来た時の達成感って、なんとも言えないものだろうなと思います。まずは「弾く」という作業が難しいこの曲で、理想のソナタを味わえる日を目指して、KOMOMOは腕を磨いて行けたらと思っております。


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あと2ヶ月、ないじゃありませんか!!

2006.04.26

あと2ヶ月、ないじゃありませんか!!

 今日のお昼頃の雷&豪雨はなんだったのでしょうか?誰か、ストレスでも溜まっていたのかもしれません。地域によっては、ヒョウが降ったとか。 ここ2ヶ月くらい、ラッコさん&友人の影響もあって、サックスを中心に、色々なジャズを聴く事と、ミニシアター系のDVDを観る事に明け暮れていたら、気がついたらゴールデンウィークが目の前!!今年も昨年に引き続き、ドイツ在住のヴァイオリニストの八嶋博人さん(通称・伯爵☆)とのツアーが、今年も実現します。初日の新宿公演は6月23日(金曜日)。なんと2ヶ月をきってしまったのです(@_@) それと同時に、大好きな憧れの美和さんがデザインして下さった、素敵なチラシまで出来上がって来てしまったので、もう逃げられまい・・・という感じです。今回のプログラムは、前半にまず、モーツァルトのソナタ。そしてブラームスのソナタ第3番。なんという、逃げ場のない選曲なのでしょう。八嶋さ?ん! 後半のプログラムは小品を中心に、でも盛りだくさんなのですが、まだ2つのソナタに手一杯って感じです。まだ、というより、永遠に・・・かもしれませんが。 このブラームスのソナタ3番は、ヴァイオリンとピアノのソナタの中で、5本の指に入る?くらい私が好きな曲、と同時に色々な意味で思い出の曲でもあります。というのは、中学生の頃、私が習っていた先生が、ヴァイオリンのコンクールか何かで優勝した方と、この曲を演奏して、それがテレビで放映されていました。私はただただ、先生が大好きで、「キャー先生だぁ!」って喜んで、ビデオに録って、バカみたいに何度も繰り返し眺めていました。そのうちに、この曲ステキだなぁ。って思うようになって、初めて弾いたのは、大学2年生頃だったと思います。(まだ、最近の話です!!!苦笑)その頃、ちょうど先輩2人とピアノトリオを組んでいて、北海道を車で横断・演奏の旅☆をしていました。コンサートの構成はピアノソロ・ピアノトリオ・ヴァイオリンソナタ・チェロソナタ。かなり、私にとってシンドカッタ。。と同時に、今となってみれば、とても良い経験をさせてもらってました。そして、1年目のプログラムの中に、ブラームスのソナタ第3番が入っていました。北海道を1週間程、車で横断して、4回公演くらいしました。かなり怖い者知らず?で無謀な、でも大切な思い出です。 色々な意味で思い入れのある、大切な曲を八嶋さんとご一緒させていただける事は、何か縁を感じる、というか、とっても嬉しいものです。精一杯大切に弾きたいと思います。 ぜひ、たくさんの方に聴いていただければ、恥ずかしい反面嬉しいです。 コンサートの詳細は、後日、載せたいと思っております。



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「花」と「想い」のコラボ実現!

2006.02.22

「花」と「想い」のコラボ実現!

 今日は、「想い」のCD誕生1周年記念日です。この1年間で、驚く程沢山の方々に聴いて頂く事が出来ました。自分が関わる事が出来たCDを、思いおもいに感じて頂き、思いおもいの場所、時間に聴いて頂けるというのは、とっても不思議な感じがしますが、幸せな事だなぁって思います。先日の日曜日に、「想い」のCDのおかげで、とっても楽しい体験をする事が出来ました。CDをとても気に入って下さった、お花教室のおくのたかこ先生のお力で、「お花」のデモンストレーションと、「想い」のピアノ演奏のコラボレーション『花譜芸会』が実現したのです。Hanamomoだよりにも書いてある様ですが、先生方や教室の生徒さん達が、いくつかのグループに分かれて作品を創り、最終的に全て合わせて一つのステージを創り上げる。という、それだけでも素敵な企画に、「想い」のピアノを仲間に入れて下さいました。まっさらな状態のステージが、みるみるお花でいっぱいになって行くのは、とっても豊かな気持ちになります。色々な作品が生まれて行く過程を見ているのは、とってもワクワク楽しいです。今回はただただ見ている訳には行かず(というと、やらせて頂いたというのに、失礼ですよね。。)ちらちらっと見ながら、「想い」を弾かせていただきました。BGMというよりは、お花と対等な立場で、ピアノもしっかり聴いて頂きたいのよ!と、おくの先生をはじめ、皆さんが考えて下さいました。ひとつのグループが15分~20分位の中で作品を完成させます。だいたいの完成時間はお聞きしてありましたが、何が起こるかわからないのがライブです。お花の進行具合(といっても、かすみそうの後にチューリップで、その後ガーベで・・・なんて事は知らないので、漠然とですが)を、ちらちら見ながら、時には、おぉー私の好きな花だぁ!なんて、お花に夢中になりそうになりながら、おっとピアノ弾かなきゃ・・なんて一人葛藤しながら、完成に合わせて、出来るだけお花の完成と共にピアノもエンディングを迎えられるようにと、普通のライブとは違う気をちょっとだけ配りながらの演奏でした。グループごとに、完成の時の曲だけ希望をお聞きしておいたので、そろそろ完成間近?というタイミングでエンディングの曲に入ると、意外にまだまだ完成せず、あ~曲終わっちゃうー!リピートないけど、ちょっと戻ろう。とか、逆に、想像より早く完成しそうな時は、エイッ!曲の最後に飛んじゃおぅ!とか。Hanamomoさんには申し訳ないけど、ちょっとテンポを巻いてみたり、molto rit.(とってもテンポをごゆるりと・・)してみたり。これもライブの面白さ!?でしょうか。結構スリルありました。時には、ピアノを聴きながらじっくり出来上がった作品を眺める、という時間も交えながら、無事にステージのエンディングを迎えました。最後のおくの先生のパフォーマンスには、本当に圧巻でした。着物の帯をヒントにしたという作品で、まさに帯状の二つ折りの和紙に、かすみそう・クリスマスローズ・バラ・カラーなどなど挿して行きます。最後に帯をくるくる巻いて(巻き寿司の要領です)リボンを付けて完成です。巻き寿司でも、具の置き方によって、完成した時の模様が違いますよね?巻き上がった後のお花を想像してお花を挿して行くなんて、なんだか楽しいですよね!また、楽しそうに生き生きとお花をなさっている、おくの先生が、とっても素敵でした。ぜひ、このようなステージをゆっくり見てみたい!と思いましたが、ピアノで関わる事が出来た、というのはとても幸せな事ですよね。おくの先生をはじめ、スタッフの方々、本当にありがとうございました!!  「想い」一周年記念にふさわしい?もったいない位のバースデーイベントでした。


プワリン、こう見えても国際人!(あ、国際おばけ!!)

2006.01.29

プワリン、こう見えても国際人!(あ、国際おばけ!!)

 ついに、待望のプワリンCDデビュー☆昨年11月17日のハナモモさんコンサートで、皆様の前にデビューしたとはいえ、一日限定!のプワリンでした。
CDデビューともなれば、一人でも多くの方にプワリンを知っていただきたい!というCD製作スタッフのボス、ラッコ師匠の想いから、プワリンは日本語デビューに留まらず、同時に中国語、英語と、国際人改め国際おばけとして、今回デビューしたのです。
やはり、言葉が違うというのは、表情・性格までも変えてしまうものですね。プワリンCDは、朗読とピアノの作品です。3ヶ国語でお話を聴く事が出来ます。私は英語もろくに出来ないし、中国語なんてチンプンカンプンですが、3種類聴いていると、プワリン1号、2号、3号みたいな、別の表情のプワリンに会うことが出来ます。さらに、お話とピアノを一緒に聴いているせいか、音楽まで3種類違う気分で聴ける気がするのは、気のせいでしょうか?純粋でまっすぐな日本のプワリンを初め、聴いて下さる方が、どんなプワリンをイメージして下さるのか、とっても興味があります。お澄ましプワリン。イケイケプワリン。インテリプワリンとか・・・。
CDと言えば、ジャケットが顔!ジャケットの中から、3カ国語、それぞれの香りが伝わってきます。絵本を見ている様に、ずっと眺めていたくなるような気持ちになります。
実は、私、プワリンのピアノ弾きました。(衝撃告白!)血と汗と涙のレコーディングの事を、すっかり思い出の1ページに仕舞い込んで、いちプワリンファン♪として、プワリンCDデビューを心から喜んで、今夜は乾杯しようかな。


あけまして おめでとうございます!!

2006.01.07

『あけまして おめでとうございます!!

お正月気分から、だんだん現実に引き戻されていく???と思ったら、今日から3連休で、エンジン全開!とはまだ行きません。
身体が重?くて、なんだか胃も疲れていて・・・原因は年末年始の暴飲暴食のせいなのですが、そんな症状をお持ちの方、私以外にもいらっしゃいますよね?ね!!
今日は1月7日、七草粥の日です。
今朝、hanamomoさんが作ってくれました。
梅干付き。疲れた胃にも優しく、サラサラっと食べてしまいました。
すずな、すずしろ、せり、なずな、ゴギョウ、ハコベラ、ほとけのざ。私はこの順番でしか言えませんが、小学生の頃、妙にムキになって七草を覚えました。七草粥を食べると、さぁ、今年が始まったゾ!がんばろっと!!という気分になります。
まずは、2月19日の花とピアノのコラボレーション、[花譜芸会]に向けて、重くない「想い」で参りたいと思います。


今年もよろしくお願いいたします☆


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今年最大の仕事納めの話。

2005.12.29

今年最大の仕事納めの話。

ついに12月26日、今年の仕事納めの日が来ました。気分はウキウキ♪で、お休み初日の27日には、私が小学生時代以来のピアノの師匠、梅村祐子先生に久しぶりにお会いする事になっていました。梅村先生がいらしたから、私が今までピアノを好きで続けてこられた、と言っても大げさでない、とっても私にとって影響が大きい先生です。
先生は私がとっても尊敬するアンサンブルピアニストです。この日は先生が上野の東京文化会館で「アンサンブル・オブ・東京」の演奏会という事で、本番はチケット完売なのでゲネプロにお邪魔して、本番までの間にお茶しましょ♪という事になっていました。こんな素敵な約束を楽しみに26日を過ごしていたら、先生からメールがきました。メールのタイトル「お願いが。。。」なんだろう?と思ったら、もしお時間があったら本番の譜めくりをお願いしてもいい?っというメールでした。ラッキー☆ゲネプロを聴かせていただけるだけで嬉しかったのですが、本番も聴けるなんてなお嬉しい(#^-^#)v先生のピアノを聴かせていただくのは、とっても久しぶりでした。しかもあんなに近くで!先生のピアノは大胆かつ繊細で、とにかく音がとっても綺麗で昔から大好きです。久しぶりに聴いて、やっぱりカッコ良かったです。ちなみに曲は、シューベルトのピアノ5重奏「ます」でした。私が先生の譜めくりを初めてやらせていただいたのは、忘れもしない、小学校6年生の時でした。先生、よくやらせてくれたなぁ、って思いますが、ヴァイオリンの小林美恵さんとの本番だったと思います。その小林さんが今回の「ます」のヴァイオリンでいらしたので、それも嬉しかったです。
ここ数年、私が譜めくりをやって頂く、という事はあっても、私が譜めくりをする、という事はありませんでした。こんなに緊張するものだったのですね(*_*;)先生の譜めくりだった、という事が最大の緊張の原因だったかもしれませんが、邪魔にならないように、流れを止めないように・・・ドキドキ、ハラハラのスリル満点の30分でした。本番前の独特な緊張感から本番まで、昔、私が先生を見ていた感覚とはまた違った感じで、昔よりも少しだけ先生に近い距離から見る事が出来た気がして嬉しかったです。先生でも本番前、カイロを握っている、というのが、ちょっと面白かったです。譜めくりが楽なゆっくりの楽章の間に、先生はどうやってこんな音を出すのだろうか?とずっと先生の手を見ていましたが、わかりませんでした。残念。でも、やっぱり無駄な力が一切使われていないのだなぁ、と改めて感じました。今回譜めくりをやってみて、譜めくりをやってもらう方にもっと感謝しなくちゃ!と思いました。この日は、自分の本番よりもエネルギーを使ったような、でも心地良い一日でした。演奏会のスタッフの方の一人に、いつもお世話になっているステージマネージャーの小海さんがいらして、驚きでした。「何やってるの?そんなに緊張しちゃって(笑)」って言われました。小海さんがいらした事が、最大の緊張の原因だったりして・・(苦笑)今年、最大の大役でした。


押忍!「音と花と愛」コンサートを終えて?

2005.11.22

押忍!「音と花と愛」コンサートを終えて?

11月17日から、早5日。
2ヶ月余り、共演者の皆様とああでもない、こうでもない・・とリハーサルを重ねて来たのに、本番はたったの2時間。あ?れ??という間に終わってしまいました。今回に限らず、ライブはこういうモノですよね。それが、魅力でもある気がしますが。
今さらながらライブって、演奏者・お客様・スタッフの方々・・全てを合わせて会場の雰囲気が出来上がります。演奏者が緊張してると、お客様も緊張するし、逆にお客様が面白いな!とかへぇ?とか反応があると、演奏者に伝わって、もっとこうしてみようかな?とかエネルギーになります。
Hanamomoさんのコンサートでは、有難い?事にとっても出番が多くて、今回も出ずっぱりでした。
歌曲に、ピアノ連弾に、朗読とピアノ。というプログラムの中で全てに関わっている、となると、かなり重労働で「音と花と愛」なんて美しい事を言ってられません。私にとっては「体力と根性と集中力」と言ってしまうと、修行僧のようですが、その位大変だったのよ、Hanamomoさん!!押忍!自分がんばりました!って感じです。
もちろん私だけが大変なのではなく、沢山たくさん共演者の方々、スタッフに支えていただきました。支えて下さる方がいるから、Hanamomoさんの無謀な企画に、私も怖いもの知らずでチャレンジ出来るのですね。本当にありがとうございましたm(_ _)m
こんな余裕のない、緊張の本番のなか、ステージの草花の香りが、何度私を助けてくれた事でしょう。はっとした瞬間に、フワ?っと香りが漂って来てくれました。
これぞ本物のアロマ効果という感じでした。話が飛びますが、プログラムの終わりのコーナーに入る前に、舞台袖で一呼吸していると、歌の塩野雅子さんが、「ねぇねぇ、てんとう虫がいるよ!」って教えてくれました。わぁ?!君は何時からココにいたのぉ?舞台袖の天井にてんとう虫がいるなんて!なんと、これから演奏する曲が「てんとう虫」だったのです!!Hanamomoさんの曲の中で、5本の指に入る位私の好きな曲、という事もあって、すっごく嬉しくて♪そのまま嬉しい気持ちのままステージで演奏出来ました。
てんとう(転倒)しないで良かった(^-^)草花やてんとう虫に助けられながらも、なんと言っても、お客様があんなに沢山いらっしゃって下さる、という事。開演前にユンケルを飲む事よりも、エネルギーになります。寒いなか、お時間作っていらして下さった方々、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。



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愛!地球博

2005.09.21

愛!地球博

愛!地球博 を期待以上に楽しんで来ました。とは言え、万博で「愛」を学んだというよりも、万博の行列と暑さによって「忍耐力」に磨きをかけた、という感じですが。。丸1日万博会場にいると、万博キャラクターのモリゾー&キッコロが可愛く見えてきます。当たり前かもしれませが、世界には沢山の色々な国がありますね。「幸せ」の感じ方「愛」の感じ方も違うのかな。時には万博も悪くない、と思いました。


いよいよ「愛」がテーマの、11月17日(木)のhanamomoさん主催『音と花と愛』コンサートのリハーサルが少しずつ始まっています。この場をお借りして、改めてプログラムを眺めてみると、私、大変??
バリトン石鍋多加史さん、ソプラノ塩野雅子さん、それぞれの方との歌曲。(新作「愛一輪」組曲が、かなり手強いので注意!他にhanamomoさんBestコーナーあり♪)ピアノの大久保洋子さんとのピアノ連弾。(新作「ふたりあやとり」ついに完成!)朗読の西山琴恵さんと朗読とピアノのための曲。(新作「おばけのぷわりん」CDも完成目前♪)沢山の大好きな方々とご一緒出来ることは、とっても幸せなのですが、ピアノの端に乗ってる楽譜たち?を見るたび、正直ため息が出てしまったり・・・。昨日は石鍋さんとの3度目のリハーサルをしました。さまざまな「愛」がある事を、曲づくりを通して感じられて来たかな?なんて思ったりして~♪*注(1)注意書き参照。


相方さん(共演者の方々。失礼な言い方でしたら、すみません!)との、‘こんな解釈もあるよね!’とか‘あなたがこうなら、私はこうも行ける?’という「曲づくり」の過程は、hanamomoさんの曲づくり、とは違う、大変ながらもとても充実した時間です。お笑いブームと言われてる最近ですが、音楽づくりは、まさにボケとツッコミなので、重ね合わせて見ると、面白いですよね。ため息ついてる場合じゃないです。「愛」は、愛情、友情、家族愛etc.・・・きっと、そう簡単には理解できるものじゃないので。でも、「愛」がないと生きていけないので、じっくり考えて行こうと思います。 なんて、ふと*注(2)、思ってみました。
*注(1) hanamomoさんの曲の一節です。コンサートに来ていただければ、わかります(#^-^#)
*注(2) ふと、思う事って考えてみると、日常で良くありませんか?こんな曲があります。気になりませんか?コンサートへいらして下されば、謎は解けます(^-^)/
komomoでした

」」

八嶋さんコンサート報告版

2005.08.02

八嶋さんコンサート報告版



昨年12月、私の憧れのヴァイオリニストの八嶋博人さんとの初共演を果たしたのが半年前。今回の7月のツアー(7/18福島県いわき・7/23長野・7/26東京・7/29福島県三春)が決定して、ツアーに向けて曲選びから始まり、ドイツにお住まいの八嶋さんが日本に帰国するまで、自主練の時期が続きました。初共演の時は、♪愛の挨拶・愛の喜び・ツィゴイネルワイゼン♪と小品3曲だったので、本格的なプログラムの共演は今回初めてでした。 
盛りだくさんの選曲で、どうなることやらでした。7月12日、八嶋さんが帰国されて初めてのリハーサルが始まり、「あ~私がもっと上手だったら八嶋さんも楽ちんだろうなぁ。」と凹みながらも、憧れの八嶋さんとご一緒出来る~♪という喜びをエネルギーに、沢山の事を教えて頂きながら初日のいわき公演を迎えました。いわき公演は雷雨の中の開場で、お客様は大丈夫?という感じでしたが満員いらして下さり、緊張の初日は想像よりも落ち着いて本番を過ごすことが出来ました。良くも悪くも、ひとまず、この盛りだくさんのプログラムを弾き通せた!八嶋さんと丸々1ステージご一緒できた!!という事が自信になりました。今回の八嶋さんコンサートツアーでの私の目標は、4回公演無駄にしないで、毎回新しい事に挑戦する。ツアーが終わった時にこんな音が出せる様になった!とか何か1つでも技?を習得する事が出来たら、気持ち良く乾杯が出来るかな、と考えていました。千秋楽の三春公演では、八嶋さんファンの黄色い声援?!にちょっとプレッシャーを感じながらも、お客様よりも誰よりも近くで八嶋さんの音を聴けて、しかも一緒に演奏出来るんなんて、本当に幸せ☆★*..今日でこのツアー最後だから、思う存分八嶋さんの音を聴かなきゃ損だゎ!なんて思ったら、本番が楽しくって嬉しくって、もう浮かれちゃって、(きっと、ずっとニヤニヤして弾いていたかもしれません。ちょっと気持ちが悪いかもしれません。でも、仕方ないですね。八嶋さんが素敵なので。)アンサンブルってこういうものかも♪って少~しだけ感じる事が出来たかな、と思う事が出来ました。演奏が終わってから、八嶋さんに「なんだかすご~く楽しくて仕方なくなっちゃって、こんなに楽しかった本番、初めてです!」ってお話してみたら、八嶋さんは優しいから、「僕も僕もー!楽しかったねー!!」って言ってくださりました。本当に楽しかった!と思ってくれてたらイイナ。ところで、八嶋さんは本人も認める「アンコール弾きたがりやサン♪」です。私は八嶋さんと弾けるならいくらでもヨロシクお願いします、って感じですが、あんなに沢山のエネルギーが良く残ってるなぁ、すごーい、と思います。
アンコールというより、第三部??私にとって、演奏会の中で一番楽しい時間かもしれません(^-^#)この7月は八嶋さん月間で、私にとって掛け替えのない3週間でした。沢山の時間を八嶋さんとご一緒させて頂けて、ますます、八嶋教熱?上昇中です\(#^0^#)/八嶋さんに嫌われないように、がんばらなくちゃ!いけません。がんばります。ツアーを支えて下さった方々本当にありがとうございました。


☆~☆☆~☆~☆☆☆~~

2005.06.14

☆~☆☆~☆~☆☆☆~~

 とうとう梅雨です。ジメジメの気候に、気分がつられてしまいそうになる一方で、そんな暇はない!のです。5月のハーモニカの竹内直子さんとのコンサートが終わりました。アンサンブルの難しさをさらに感じつつ、7月の八嶋博人さんとのヴァイオリンコンサートへ、まっしぐらです。お知らせさせていただいた方もいますが、7月19日(福島いわき)、23日(長野)、2日(東京)、29日(福島三春)と、私の憧れのヴァイオリニスト、八嶋博人さんと共演させていただきます。仙台出身で、現在はドイツにお住まいの八嶋さんの演奏を初めて聴いたのは、6年前でした。なんてナチュラルな演奏をする方なのだろう・・・。すっかりファンになってしまい、いつ、また八嶋さんの演奏を聴く事が出来るかなあ、と思い続けて6年。そして昨年末、6年ぶりに八嶋さんに会えるー!と思ったら、なんと、聴くのではなく共演だったのです。そして、それがご縁で、この7月もまたご一緒させて頂ける事になりました。ヴァイオリンとのアンサンブルというのは、私にとって一番特別な存在かもしれません。高校時代から、練習嫌いで一人でピアノを弾く事が嫌いだった私は、ヴァイオリンの友達とアンサンブルをする楽しさを見つけて、ソロの練習そっちのけでした。そのおかげでピアノを続けてこられたのかな、と思うのは、大げさではないと・・・。なんて事を思いつつ、6月ももう半ば。せっかくの八嶋さんとの共演、少しでも余裕を持って本番に望める事を目標に、梅雨にも負けず!がんばって行かなければ、です。


~東京公演ご案内♪ ~ 日時:7月26日(火)19:00開演
場所:代々木上原ムジカーザ チケット:前売り¥3,500/当日¥4,000
お問い合わせ:Hanamomo Komomo Music ♪
☆プログラム☆
ベートーヴェン:ソナタNo.1 上 明子:みっつの小品 シューベルト:ロンドOp.70
パガニーニ:変奏曲Op.38(ヴァイオリンソロ)
ファリャ:スペイン舞曲 ガーシュイン:「ポーギーとベス」より
ポンセ:エストレリータ ラヴェル:ツィガーヌ



最近思ったこと(1)

2005.04.19

最近思ったこと(1)



最近はマンドリン、ハーモニカの方との出会いもあり、新たな経験をしています。特に、ハーモニカとの出会いはとても新鮮でした。2003年、厚木市主催ハーモニカで第九を演奏する、という演奏会にピアノで参加させていただいたのが初めでした。ハーモニカと言っても、色々な種類ハーモニカがあって、という事も知らなかった私でしたが(お恥ずかしい。。)ハーモニカだけでオーケストラが成り立ってしまう、という事に驚いてしまいました。想像以上にスケールが大きくて、鳥肌がたってしまいます。2003年以来続いている、年に2度程の第九演奏を楽しみにしています。そのオーケストラのメンバーでもあって、クロマティックハーモニカのソリストの竹内直子さんと1月末に共演する機会があり、ハーモニカって、こんな事まで出来ちゃうの!!私にとって、とても新鮮な貴重な共演でした。また春にご一緒出来そうなので、腕を磨いておかなければ。私にとっての今年のビッグイベントといえば、7月に、去年12月に待望の初共演!を果たした、ドイツでご活躍のヴァイオリニストの八嶋博人さんとの共演が、東京、福島など4ケ所で決まっています。(ちなみに東京公演は7月26日)高校時代から、とにかく、とにかく!ヴァイオリンとアンサンブルする事がなかったら、私はピアノをやめていたのではないかな?という位ヴァイオリンとのアンサンブルに明け暮れていた、という事もあり、6年前に初めて八嶋さんの演奏を聴いた時の感激は、忘れられません。そんな方とご一緒出来るという事、私にとって今までピアノを続けていて良かったなあ、この時の為に、私はピアノを続けていたのではないかな、とまで思えてしまう、幸せな今日この頃です♪
ハーモニカの竹内直子さん、ヴァイオリンの八嶋博人さん共に、沢山の方々に知ってほしい演奏家です。(ファン代表)


ついに、上 明子作曲~花から私へ、私から花へ~CD完成!です。大半、アンサンブルばかり経験を積んでいる私なので、ピアノソロの曲を演奏するという事は、かなりの覚悟でした。
まさに挑戦。CD製作のスタッフの方々、小林さん、井出さん、調律の黒滝さんのおかげで、この12曲に取り組む事で、楽譜の見方を教えてもらったり、新しい音を発見出来たり、私の音の引き出しが少し増えたかなと思います。
12種類の花の曲、12曲それぞれの心の変化を感じること、私なりに出来たかなと思います。
聴いて下さった方が、どんな事を感じて下さるのでしょう。


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寝ても覚めても。。

2005

寝ても覚めても。。



想い」CD、誕生2ヶ月!いまいち、自分が演奏したCD、という感覚がピンとこないまま、CDが誕生してしまっていたのでが、想像以上に(というより想像も何もなかったのですが)多くの方々が聴いて下さり、興味を持って下さり、そして広まっている事に本当に驚いてしまっています。
あまりに沢山の方が協力して下さって、まだまだどんどん「想い」CDが広がって行きそうな中、少々取り残されぎみの、私です。    
今の私に出来る事は、感謝の気持ちを忘れない事と、、、まず、コモモだよりを書くことにしました。
5月は、私の大好きな、ハーモニカの竹内直子さんとのコンサートが長野県であります。
先週、私のと~っても大切な、姉の様に慕っている友人の結婚式がありました。披露宴でピアノ演奏のプレゼント☆をする事は前々から決まっていたのですが、さて、何を弾いたら喜んでもらえるだろうか?と考えて、考えて、考えて。。その友人は「まちゃが弾きたい!と思ってくれる曲がイイナ♪」と言ってくれたので、じゃあ、私が一番大好きな曲を聴いてほしいな、と迷わず♪星に願いを♪に決定しました。大好きな曲なので、ヴァイオリンとデュオしたり、ピアノでデュオしていたのですが、ピアノソロバージョン♪星に願いを♪の好きなアレンジにめぐり会った事がありませんでした。
だいぶ前に、「想い」の作曲者に ‘作って~‘ とお願いした結果、あっさり、 ‘はっ?自分で作ればー‘ と終了してしまいました。自分で作る?無理。大好きな曲なのに一人で弾けないんじゃつまらないなあ、と思いつつ、お気に入りのアレンジに出会う事なく時は経って行ってしまっていたのでした。そんな中、今回の結婚式は私の中でとっても大切で、どうしても星に願いを♪が良かっので、何でもご存知の師匠、通称ラッコ師匠に相談してみました。オシャレで、素敵で、華やかな、結婚式にピッタリの星に願いを☆のアレンジってご存知ないですか?さすがラッコ師匠‘用意しとくよ~‘と。てっきり、ラッコ師匠はアレンジ譜を持っているのかと思っていたのですが、なんと ‘用意しとくよ~‘ というのは、‘‘作っておくよ~‘ という事だったのです(@_@) え~っ!!どうしよ。私お金ないし、っていうかどうやってお礼すれば良いの??という感じでしたが、‘ホワイトデーね‘と言って下さったのです(;_;)
それから1ヵ月後、作って下さったアレンジの楽譜と音源をいただきました。そして、寝ても覚めても♪星に願いを♪生活が始まったのです。本気で‘私、ラッコに何か気に障る事しちゃったかな。。‘と悩んでしまいました。半べその日々。
音源を聴いても、楽譜を見ても、私が弾ける気が全くしないのです。32分音符が出てきたと思うと、付点8分休符や付点16分休符がゾロゾロしてたりするのです。要するに、本来楽譜に起こして弾く、というより、思いつきで弾くもの、だそうです(ラッコ師匠談)
今まで、コレはちょっと大変だなあ、とか、譜読みするのが嫌になってしまって投げ出しそうになる、事はあっても ‘きっと本番ではどうにか弾いてるんだろうな‘ という安心感みたいなものが、どこかにありました。でも、今回は弾ける気がしません。でも、せっかくオリジナルで作って下さったし、音源を聴いてもすごく魅力的な音がするし、何よりコレが弾けたら友人が驚いてくれるかな!っていう事を支えに、取り組んでみました。そんな状態の私を心配して下さり、フォローをし続けて下さったラッコ師匠には、本当に頭が下がります。わかっていたつもりでも、‘どうしても楽譜の音を弾く‘ という事にとらわれてしまう。メロディーを歌って、ハーモニーを楽しめば!という、アドバイスの意味が、少しは身を持って感じられて来たかな、という頃に、ようやく私の大好きな♪星に願いを♪に近づいてきました。             
 弾くのが楽しい!!


 肝心な結婚式当日、私は予想以上に友達の花嫁姿に胸がいっぱいになってしまい、式から感動しっぱなしの泣きっぱなしで、こんな状態でピアノが弾けるのだろうか?でも、せっかくの大切なお祝いだし、おめでとう!の気持ちをちゃんと伝えなくちゃ、と思い、披露宴での美味しいお食事と共に出てくるお酒も控えめに、私の出番のデザートの時間を迎えました。
演奏前に、少しスピーチをしたのですが、予想通り!?胸がいっぱいで言葉が詰まっちゃって、大丈夫?って感じでした。
そんな中、今の私に出来るピアノは弾けたかな?と言っても、正直細かい事は全く覚えていないのですが、ラッコ師匠が言って下さったアドバイス、メロディーを歌って、ハーモニーを楽しむ!事が私なりに出来たかな。おめでとう!の気持ちは伝わったかな、と思ってます。
今回の試練!!は、大切な友達に聴いてほしい、という想いがあってこそ、取り組めた事なので、せっかくなので私の自慢の1曲♪になるように、弾き続けて行こうと思います。そして、このような試練!!!を下さったラッコ師匠に、心から感謝の気持ちでいっぱいです。今となってみれば、私は幸せなんだな、て思います


星に願いを☆の試練!が生かせていけたらな、と思ってます。   





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