案の定、ダウン! 言わんこっちゃない!

2022.05.11

案の定、ダウン! 言わんこっちゃない!

 5月1日が終わって、超ホッとして案の定ダウンしてました~!その週は余り予定を入れなくしていたので、正解でした。でも、ダラダラしてしまうと、疲れがドロドロドロドロ出てき過ぎちゃうのが困ったもんだと実感しました。何事も丁度良いのがいいんでしょうね。でも、その「丁度良い」って言うのが、難しい問題なのですよ。その度合いが分からないのが正直な気持ち。ブキッチョの権化なんですね。医者にはいつも「もう少し自分の体に敏感に!」って言われても、その辺りがよく分からないのが本心です。
 来年のコンサートの決断もしましたが、その前に実は今年のムジカーザのプログラムに予定変更が出て来たのです。って言うか、私が決めた事ですが。
 今回はハーモニカのステージが無くなり、当初の歌と朗読とピアノ連弾で進める事になりました。余り出演者を増やしたくないと思って、それまでは朗読も塩野雅子さんにお願いしていたのですが、ハーモニカのステージがなくなった事で、歌曲が必然的に増えるので、塩野さんの負担を減らさなくてはと、朗読を西山琴恵さんにお願いいたしました。11月3日が祝日なので、予定が入っているかなと心配だったのですが、空いていたのです。私はラッキー!
 そして、ピアノ連弾も組曲に加えて、小品を何曲かプラスする事にしたのです。連弾は小品新作を書いている最中ですし、それも当初のイメージと気がついたら変化していたので、1作が2作になるかも知れません。連弾小品は、作曲家協議会の「こどもたちへ」と言う毎年のイベントに出品していましたので、選ぶのに苦労するくらいの数はあります。
 今回は何しろ嬉しいことは、大好きなピアノ連弾をムジカーザで演奏していただけることです。今は、その新曲への思い入れを一番に毎日を過ごしています。
 昨日は、塩野さんにしばらくぶりにお会いし、コンサートのこと、演奏のこと、これからのこと、などなど沢山お話が出来て、とっても有意義な時間を過ごせました。
 来週は、朗読をお願いした西山さんとお会いして、コンサートの方向性をお話しする約束をしています。
 連弾は、上雅子が高校、大学の同級生の山村薫さんと近く会って、これからの予定をお話しするようです。山村さんとは、在学中から2代ピアノ、連弾と、散々合わせをやって来た関係にあります。私の曲も弾いていただいたこともありますし、そちらはお二人にお任せです。って言いながら、全てそれぞれの方々にお任せは今更なんですが・・・。
 そろそろ、7月のTone Tone Concertの曲目も決定して来ましたので、プログラム制作の準備にかからねばです。
 いろいろ思いもよらないことが起こったりもしますが、結局はすんなり先へ進めていかれるのがいつもの私だなと、能天気に構えて毎日を大事に過ごして行きたいし、過ごして行っているつもりです。
 
 やりたいことが出来ている幸せを噛み締めての毎日となりますように!
  5月11日 まだ残っている疲れを毎日ぶっ飛ばしながらのハナモモでした。

またまた日が過ぎてしまいました!

2022.04.28

またまた日が過ぎてしまいました!

 そろそろ、7月のtone tone concert、11月のムジカーザコンサートの曲目を決定しなければならない時期が近くなって来ました。
 最近はコロナ、オミクロンに対しても、かなり開き直っています。人生の残り時間を考えた時、こりゃ!やりたいことは、やりたい時にやるっきゃない!と思うようにして、感染予防のためのやるべきことはとことんやれることはやって、それでも菌が仲良くしたいと言うならば、友達になるしかないなと思うようにして、毎日を過ごしています。
 それにしても、ここのところハーモニカ関係の仕事が続いていまして、総会は済みましたが、30日には、1年間やって来た「音見つけスクール」という講座の集大成コンサート、そして翌日5月1日は今年度1回目の「音見つけスクール」と、続いているのです。音見つけスクールとは、私が思う複音ハーモニカの単音の美しさをもっと感じて欲しいと言う思いから始まったことです。
 日本ハーモニカ芸術協会に関わって、ハーモニカが吹けない私に出来ることはと考えた時に、思いついたことです。
 良く知られた曲に対旋律を書くと言う講座。そこには和声学も、音楽理論も何も考えずに、自由に主旋律に対する対旋律を見つけてくださいと言う、音大出身の人が聞いたら何といい加減な発言よ!って感じなのですが、理論だけ知っていたからって良い音が見つけられるわけでもないと考え、何しろ自由奔放にをモットーに皆に音を見つけてもらって来ています。そして講座の席では、一人ひとりの作品を見ながら、いろいろ話しを進めて行き、端々に和声学の話や音楽理論の話も出て来る、その程度のことはしています。
 30日は、その出来上がった作品を、皆それぞれの自作品を2人ずつ組んでいただいて、演奏する会です。
 この講座に向けては、私は二つのアレンジ例を書くことと、それぞれの作品を添削して、講座でお話をすると言うかなり重労働なんですよ。
 音見つけって言葉をどうやって見つけたか全く覚えてないのですが、作曲も音見つけだなあと改めて思っています。
 今年度の最初の曲は「右から2番目の星」、そして2回目は「涙そうそう」と、今までも私にとって馴染みのない曲もたくさん有りましたので、私なりに勉強になっている事も有り、それはそれで有り難いことと思っています。
 それをしながら、11月のムジカーザの新曲書き。今はまだ出来上がっていないので、あえて書きません。
 それよりも、すごい決断をしたのです。先ほども書きましたが、いつまでやりたい事が出来るか分からないと思った時、前からやってみたかったことに、もちろん全曲は出来ませんが、私の作曲を始めた頃からの作品を年代を追って発表して行く形のコンサートしておきたいなと思って、昨日、来年のムジカーザを予約しました。ムジカーザは2年前からの予約なので、来年の土日は無理だろうなと思っていたら、皆が希望する6月の25日だけが空いていたのです。決めました!
 今年の11月から半年とちょっとしかないのですが、1曲、2曲は新曲を目指したいなとは思っています。
 本当に出来るんだろうかと思いながら、やるっきゃない!と。それなりの思いを込めて進めればと思っています。
 花粉症とも、ようやくおさらば出来そう?かなと思えて来ていますので、ちょっと、いやかなりホッとしています。油断は出来ませんが・・・。また次のブタクサをデビューしなきゃいいなと思っている今日この頃です!
  4月28日  今週末に疲れでぶっ倒れないことを祈っているハナモモでした。
た。

今年の桜は見事でした!

2022.04.09

今年の桜は見事でした!

今年の桜は見事でしたね。色に艶があったとうな。まだ、それなりに楽しめるような雰囲気を残していますが。
 あっという間に4月の9日になってしまいました。7月の Tone Tone Concertのために「アイノカタチ」と言う曲を連弾曲にと孫に頼まれ、童謡祭のための「蛍の祈り」と言う曲を書いたり、ハーモニカの研修会のための「右から2番目の星」「涙そうそう」のアレンジを書いたり、そして、そして一番大切な11月のムジカーザのためのハーモニカ新曲と向き合ったりと、忙しない毎日。ここ数日で、取り敢えずムジカーザ新曲だけに取り組める筈!
 叶うかどうかは分からないけど、この歳までコンサートを続けてこられた事への感謝の気持ち、コンサートスタッフとか、詩人とか、一番はお客様への感謝の気持ちを、ピアノデュオで書けたら良いなあと実はかなり前から思っています。私1人ではここまでは来られなかった。本当に周りの人に恵まれているんだなあとつくづく思うんです・・・最近は!
 そんなことを思いながら、毎日をこなして行って、そしてまたまた思うことは、前回にも書きましたが、ウクライナのニュースを見る度に、その前に、いいえ、それと同時で良いですから、日本の子供たちへの支援を本当に真剣にやって欲しいと、心から思うのです。そのことを考えてしまうと、何も出来ない自分が不甲斐ないと言うか、情けないと言うか、ささやかな寄付は出来ますよ。でも、それが本当に必要な子供たちへ届いているのだろうか?と。心配しだすとキリがないですが、毎日凄惨な風景を見せられると、同時に思ってしまう私がいるんですよね。何か出来ることないかなあ・・。
 いろいろやらねばならない事はありながら、今年の花粉症の凄さとの闘いも半端でない状態なんです。もう、先日なんか、電車の中でくしゃみが止まらなくなり、周りの人たちへ申し訳なく思い、思わず「スミマセン、花粉症です!風邪をひいたりではありませんので」と言い訳をしてしまいました。今はコロナで皆さん神経質になっている人とかいるだろうと思い、でもその時の周りの方々は、皆さんおっとりとニコニコしながら頷いてくれました。花粉症ですと書かれたシールが売っているとか?探してみようと思います。ヒノキのピークに向かうので、まだしばらくは続くと思うので。でも何で薬が効かないんだろうか?主治医に聞いたら「一番強い薬を出している」とか?我慢!我慢!の毎日を頑張らねばですね。
  4月9日 鼻、目、喉、全部使い物にならなくなりそうなハナモモでした。

昨日は3月11日 東北震災から11年

2022.03.12

昨日は3月11日 東北震災から11年

 数日前の朝起きた時に、ついさっき見た夢を思い出していました。11年前の震災後、4ヶ月くらいしてやっと東北新幹線が繋がり、その数日後に仙台在住の詩人星乃ミミナさんと、仕事でご一緒した東日本朝日放送の桜井元さんをお尋ねした時の事を夢に見たのです。
 震災後に私に出来る事と言ったらささやかに寄付をすることぐらいしか思いつかず、日赤に寄付をしました。ところが、その寄付されたお金の4割が手数料とされると知り、私はすぐに日赤に電話をして、お給料いただいて仕事しているのに、寄付金から4割も手数料を取るなんてあり得ない!どうしてそうなるのか説明して!とたたみかけたのですがはっきりしないまま、電話は切りました。
 そんな事があった時に、仙台に出向き、お二人とお話させていただく時間が取れました。メディアに関係している方は、ありとあらゆる大変な状況の場面に出来わして来たでしょうに、今回の震災においては、被災地に出向いた日には眠れないとおっしゃったのです。そして、お二人共被災しながらも、もっともっとひどい被災地に出向き、様々な事をお手伝いしているのです。そしてお二人が言葉を揃えておっしゃった事が「私たちの話しをじっと聞いてくださる方がいる事が、何よりの救いだ」と私に言ったのです。そこで、私はこのお二人のお話しをただただ黙って聞く事が支援につながるのでしたらと、2~3ヶ月に1回くらいの割合で、仙台に2年ほど通ったことを思い出していたのです。ただただ、じっくりお話しを聞くだけですが・・・。
 そして、10日ほど前に、我が家のすぐ近所で、歌手の西山琴恵さんにバッタリお会いしたのです。あまりの偶然にビックリ仰天。カフェでお茶しながら、いろいろお話しをして、琴恵さんが発達障害児支援士の資格を取得なさった話をお聞きしたのです。コロナで仕事がキャンセルだったりで時間が出来たので、頭が混乱しながらも一生懸命勉強したと。これからこれをどうやって生かして行こうかと思案中とのこと。
 そして、全く違うかも知れないけど、今の私はニュースで知った、今の日本の子供の7人に1人がご飯を食べられないという現実に対して何かが出来ないか、子ども食堂というのがあることも知っていますが、そこへ寄付をすることだけで良いのかなぁと思案中なんだという話しを琴恵さんとしたり。
 音楽を交えて、人を救うお手伝いって、出来ないかなあと散々お話しをしたのです。もちろん寄付も悪いことでは思いつつ、日赤の件があるから、果たしてその子供たちへ本当に届く事があるのだろうかと思ってしまうのです。そして一番に思う事は、仙台に通った時に感じた事。やはり体温の感じられる支援を中心に出来ればいいなあと思ってしまうのです。
 体温を感じられることの大切さは今更ではないのですが、今のご時世、リモートがほとんどの会議など、いろいろ経験してみると、あまり良いことってない感じがあるのです。画面越しのため、相手の気持ちを察することも出来ず・・・というか、察しようともせずに余計なことを言い過ぎる事が多々ありで気持ちの良いものではないような感じを持ちます。
 音楽も完璧のようなCDで聴くより、生で聴く音の方が感動は伝わりやすいように感じます。って言いながら、もう15~6年コンサートには行ってませんが・・・。
 私は普通にご飯は食べられています。大好きな作曲も、私が曲を書いても世の中は変わりませんが、続けていられます。私はそれ以上、元々物欲がないので、これからの日本を背負って行く子供のために何かが出来ないかと思っている毎日です。寄付も含めて、何か体温を感じられる何かを。
 ウクライナは大変なことになっています。日本からもたくさんの支援が届いているはずです。もちろん、それを否定するつもりはありませんが、まずは日本の子供達、そして拉致被害者のことなど、日本の中にある様々な事への支援をまずは先に行って欲しいと思う私は間違っているのかなあ?
 オミクロンと闘いながら、7月のTone Tone Concert、11月の音日記コンサートは開催する予定で頑張っています。体温を感じられるコンサートを目指したいです。
  3月12日  花粉症との闘いを強いられて頑張っているハナモモでした。

2月は逃げる 正にその通りです!

2022.01.11

2月は逃げる 正にその通りです!

 2月も20日。オリンピックの閉会式の日となってしまいました。1月から2月は、歯医者、整形外科、循環器科と医者通いが重なりに重なって、追いかけられるように毎日が過ぎて行き、その間、別にサボっていたばかりではなかったのですが、なかなか気持ちを入れ替えるのが難しく、ますます不器用になって来たなあと・・・・それはイコール歳を重ねた証拠かな?と思いたくないので、今まで以上に上を向いて歩こうって思っています。
 
 18日は久しぶりの児童館でのコンサート、区から中止のお知らせがあるかと思っていたら、そのまま開催となりました。こんなご時世だから、お母さんと赤ちゃんのためのコンサートって必要なようです。初めての開催から13~4年経っているとか?そんなに時間が過ぎているんだと、もうびっくりです。雅子ピアニストの赤ちゃんが生まれる前からだったようなんです。その赤ちゃんが4月から中学生な訳ですから、時の過ぎるのって早いんだなあと、つくづく無駄に過ごせないと実感しているところです。
 コンサートは、歩き始めの赤ちゃんがスイスイ歩けるようになったり、ピアノのそばまでぴったりくっついて来たり、お母さんたちは、それは熱心に聴いてくださり、今回もとても良い雰囲気で終える事が出来ました。
 その日の夕方に、コロナワクチン接種3回目をしました。1~2回が副反応が全くなかったので安心し切っていたら、とんでもなくて、熱が39度近く出たし、頭痛、倦怠感満載で翌日は布団に潜っている状態でした。今は熱は下がりましたが、何となく倦怠感と言うか、疲労感と言うか、まだスッキリしませんね。
 先月末には1回目の帯状疱疹のワクチン接種をしたりと、ワクチン責めの最近ですが、やれる事はやって、開き直って生活しようと決めたので、倦怠感を感じながらも安心感もあったり、4月初めに帯状疱疹の2回目が待っていますが、それも安心のためと思えば何の園って訳です。
 そろそろ11月3日のムジカーザコンサートのプログラムを決め始めなければというところです。新曲はハーモニカ作品と、ここまでコンサート続けてこられたことへの感謝の曲をピアノ連弾曲で表現出来ればと思っています。歌曲は単品で1曲はありますが、再演曲の希望の多いのを中心に、塩野雅子さんが今までの曲で歌いたいと思ってくださっている曲があるので、それを中心に進めようかなと思っているところです。
   2月20日 倦怠感から早く脱却したいハナモモでした。

新年明けましておめでとうございます!

2022.01.11

新年明けましておめでとうございます!


 新年のご挨拶をするには、少し、いやかなり遅くなってしまいました。今日は鏡開きですよね。
 今年もささやかにハナモモだよりを書き続けていかれればと思っています。どうぞよろしくです!

 先週は久しぶりの雪に、ビックリ!その日から今年お初のプールと思っていたのですが、足元が危ないので辞めました。その後も数日は外に出るな!と人には言われっぱなし!その他いろいろがありまして、まだプール今年再開はなされていません!残念だけど・・・。

 アレンジ中心の生活に没頭出来ればと思っています。やはりライフワークにしたかったビートルズは進めて行こうかと。
 私がお世話になって5年目に入っている循環器科の先生が、ふとした事からビートルズの話になったら、「ビートルズを聴きながら受験勉強をした」と聞いて、ながら族になれない私とすればびっくり!しかも、かなり半端でないファンだと言うことが分かったのです。次の診察の時に、曲集の目次を持って行くことになり、年末最後の診察日に持って行ったのです。その日は急患が入ったり、かなり大忙しでお疲れなのが目に見えていたのですが、(いつもそうなんですが、そんな時でもじっくりお話を聞いてくださる先生なのです)その日は半端でないお疲れを見て取れたのに、ビートルズの目次をお見せした途端に、目の色が変わってしまい、その日最後の患者という事もあって、な?何と30分くらいもお話しさせていただけたのです。そのくらいお時間を取っていただける事も時々はあるのですが、その日は先生のその姿から随分とエネルギーをいただけたなあと、診察室を出てから思いました。
 何しろ、その先生には本当にお世話になっているので、先生の好きな曲を(選ぶの大変だったみたい!)アレンジして聴いていただけたら嬉しいなと思ったり。イメージが変わり過ぎて、ガックリされちゃったら残念だけど・・・。でも、目標にして行こうかなと思っています。

 2月に児童館での久しぶりのコンサートが予定されているのですが、ここへ来て感染者が半端でないので、中止になってしまうかな? そこで「ビリーブ」を演奏しようかなと思い、ピアノ連弾にアレンジをしようかなと・・・。「ビリーブ」はハーモニカの研修会でも、来年はリクエスト曲になっているみたいです。

 そんな風にアレンジの生活をしばらくは続けて、新作を目指せる状態に持っていかれればと自分に期待を持っています。

 やりたい気持ちは満載でも、なかなか体がついて行かないと言うか、心がついて行かないと言うか、自分をコントロールするのが難しい年齢に来ているのでしょうか?それともコロナのせいなのでしょうか?って、どうでもいいんですが・・・。

 取り敢えず、前向きにスタートしていますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
  1月11日 鏡開きの日にハナモモだよりをスタート出来るハナモモでした。

今年もあと少しですね!

2021.120.21

今年もあと少しですね!

 毎日がどんどん寒くなっていっているのが、何ともね~!かと思うと、一日の中での寒暖差が10度くらいあったりと、もういい加減にしてよ!って言うか、どっちかに安定してよ!が言い当てているかもしれません。

 研修会とか、関わっているコンサートなど、外向きの行事は一応全て済んだので、少しだけほっとしています。
 ほんのしばらくは自分自身の向き合うことへの集中へと思うのですが、これがなかなかでして。集中力の続かない原因は加齢!だけではないと私は思っています。私の場合は、足の都合でガーデニングをバッサリ辞めたことが大きな原因なんだと、改めて認識し始めています。音楽があっての花、花があっての音楽。花というより、土に触れることがエネルギーをいただいていたように思います。今までは11月から12月にかけて、寒い中夜中まで土に触れて大好きなお花の苗を植えていたなあと、思い出すだけでちょと寂しくなることは事実です。
 部屋の中に鉢植えを置いたりはしていますが、もちろん毎日話しかけて仲良ししていますよ。でもやはりちょっと物足りないのが本心です。鉢植えさんに申し訳ないけど・・・。

 そこで、11月の超忙しない毎日の最中に、かつてやっていた水中ウォーキングを再開しました。何で、メッチャ忙しい時に始めたのか?それは、ちょっと楽な毎日になってしまうと、だらだらした毎日で、水中ウォーキングの習慣を作れないだろうと思ったからです。それは大正解だったと思います。普通のウォーキングより着替えねばならないのが一手間ですが、行くと本当に無になれスッキリします。無になれる理由は、全く泳げないから、真剣になる訳です。ちょっと深めのところで波が来ると緊張!小一時間歩いてスッキリして外へ出ると、寒いはずなのに、マフラーもいらない、コートも前を開けて歩くくらいに、体がポカポカになるのが、何とも嬉しいんだな・・・これが。自販でミルクティを買って、遊歩道の柵に座って飲むのは最高!今はまだ、週一くらいなのですが、週二くらい行かれればとは思ってはいるのですが・・・どうなることやら。でも、やらないよりは良いのかなと。足への負荷も少ないし、地面を歩くよりは良いらしいので。

 そのような中、アレンジ作品への予定をいろいろ考えている真っ最中という訳でして。良い方向へ向かって行かれればと思っています。
 寄る歳並みに負けてる場合じゃないと思うように、これは私が努力するしかないですね。残り少なくなった今年も無駄なく過ごして行きたいと思っています。
 昨日の満月はコールドムーン!一番小さく見える満月だそうです。
    12月21日 ここ数日、満月のせいで唇がビリビリなハナモモでした。

12月1日となってますねぇ!

2021.120.01

12月1日となってますねぇ!

 あっという間に12月。11月は1回もハナモモだよりが書けませんでした。10月と同じに、コロナで延期になっていたいろいろが11月に入り込み、おまけに毎年恒例の「童謡こどもの歌コンクール」のグランプリ大会の審査、日本ハーモニカ芸術協会の「複音ハーモニカコンクール」の本選の審査と、気が疲れる場が多くて、流石に疲れました。寄る歳並みには勝てないとはこの事ですね。いやぁ歳取りたくないですねぇ。

 今月もまだそれなりですが、18日にハーモニカとピアノの小さなコンサートが教会で開かれます。プログラムの半分が、かつてアレンジした作品が演奏されるみたいです。ビートルズの作品も3曲あります。ビートルズの作品をアレンジする事を、かつてライフワークにしようと思っていたのですが、いろいろな事が重なり、置き去りにされていました。これを機に、思いを実現に持って行こうかなと言う前向きな気持ちになり始めたところかもしれません。
 今、歌曲作曲に行き詰まっている時ですから、チャンスかもしれませんね。ハーモニカ作品を書きたい気持ちはある訳ですから。ある音楽プロデューサーに言われた事を思い出しました。「アレンジも立派な芸術です」と言うお言葉を。

 ピアノとハーモニカのアレンジ作品のコンサートも有りかもしれないと思ったり。ピアノ連弾のアレンジは散々やっていたので、プラス今の感覚でのピアノ連弾アレンジも有りだなあと。
 何か、前に進まねばと言う焦りが、この歳になると生まれて来る物なんだなあと新発見!この発見を有り難い事と受け止めねばと思うようにして・・・。
 12月1日  少しでも前向きに進みたいなあと心から思っているハナモモでした。

めちゃくちゃな10月もあと少し・・・!

2021.10.26

めちゃくちゃな10月もあと少し・・・!

 10月の毎日は何だったんだろう?って感じの毎日でした・・・ではなくて、まだ毎日です。そう本当に毎日、今日は何日? え~っと今日は何月だっけ?なんてボケが始まったかと心配になったりしましたが、歳のせいだけではないみたいです。コロナでいろいろな予定が延期になったり、最近はその延期になったのが入り込んで来たりで、本当に何月だっけ?って感じになっちゃいますよね~!
 その時に思ったのです。いろいろな予定を、これは何月の仕事という感覚で覚えていたのかなあと思ったり。そんな事ってあるのかしらんとか思ったりもしますが、実際にそんな風でして・・・。

 前回も書きましたが、雲に取り憑かれている状態は今もしっかり実感しています。いままで関わって来た詩人に「雲」をテーマに書いてもらおうかなとも思ったりしたのですが、イマイチ前向きになれなくて・・・。
 そして、ふと思った事が3年前にお亡くなりになってしまわれた、かつて組曲を何作か、もちろん単品でもいくつか書かせていただいた詩人「宮田滋子さん」のかつての曲を、ここ何週間か弾きまくっているところなんです。それと同時に沢山の詩集もいただいていましたので、それを少しずつ読み続けているのです。その時、一番最初に出版された詩集だけがない事を発見し、今週妹さんにお会いして見せていただくことになっているのです。そんなところから、歌曲を書く何かが発見が出来れば良いなあと思ったりしながら。

 ハーモニカの方は研修会での対旋律作りが、何とも参加者の進歩のテンポの速さが、もうびっくり状態! 毎回、言い続けている事の一つに、音楽に向き合う時に「受け身」ではダメ! そしてもう一つは「音を書く時は、何でも有り」と。半端な理論などいらないからと。中途半端な知識の在り方って、ない方が良いのでは?と私は思ってしまうんですよね。私自身、音を書く時に、何調で書こうかなんて真剣に考えないし、拍子だって書き始めてから、ああ3拍子なんだとか、4拍子なんだって感じだから、ここでコードを何にしようかなんて考えた事ないんです・・・なんて話もしながら、進めて行ったりしている訳です。
 そんなこんなで、一回一回が上へ向かって進んでいる事が何とも嬉しいし、私自身も疲れる割にはエネルギーももらえていたりして・・・。この歳にして必要とされている事、そして少なからず人のお役に立てている事に感謝!ですね。それが自作品を書くエネルギーに繋がっていると思うと、余計に嬉しいですし、大感謝を感じている毎日です。
  10月26日 明日は期日前投票に行こうとしているハナモモでした。

中秋の名月と満月が重なった今年

2021.09.29

中秋の名月と満月が重なった今年

 9月21日は中秋の名月であり、満月でした。中秋の名月が満月と思われている人は沢山いるのでは? 8年ぶりなのです。そして、今年から3年続きで重なるとのことです。月に関する本、ネットでのいろいろを読み出すとキリが無いくらい時間は過ぎてしまうのです。最近はそれに雲が加わり、雨が加わり、どうしようかと・・・?
 以前から、大好きな花の図鑑は幾つも持っていますが、雲、雨も、そして風の本も実は持っているのです。何が書かれているかと言うと、雲の名前、雨の名前、風の名前など・・・。じゃあ、名前を知ったからって何なんだ!って自分自身思うのですが、やはりその辺りから次のハーモニカ作品のヒントを得ようと思っていることは確かかな?

 以前組曲「精霊」で満月を書きました。それ以後も月に関しては、まだまだ書きたいなあと思ってはいるのです。でも、今月のお天気での雲と雨の体験から、毎日の雲が気になって、気になって、仕方がない状態なのです。ここまで思い詰めているのなら、とっとと雲に向かって行かれれば良いのですが・・・。
 今は、ハーモニカの雲と共に、歌曲の方も詩は用いずに擬音での表現に挑戦してみようと思っています。

 自作品に関してはまだ五線紙に音を書くところまでは行ってませんが、五線譜に書く作業は、ハーモニカの研修会の資料作りに、必死で五線譜と向き合っている状態です。
 25日にも指導者講習会というのがありまして、ここでは「レッスンで楽しく知識を身に着けるには」というようなテーマで、会長と対談形式でのお話をして来ました。
 ハーモニカも、どんな楽器も、作曲も、編曲も、全てに共通して言えることは、人の数だけ方法はあるという事。そのためには生徒は受け身ではいけないと思いますし、指導者は生徒の数だけ教える方法を考えなければいけないと、つまり学ばなければいけないのは指導者の方だと思うと、今のハーモニカ界を見ていて思うことを言って来てしまったという訳です。

 音楽に限界はないと信じて進めて行かねば、続けることなど絶対に出来ないと、最近つくづく感じている私なんです。歳を重ねて来ていることは重々受け止めて、その上で何が出来るか?まだまだ夢は大きく持ちたいと思っているところです。
  9月29日 新総理が決まった瞬間を見ながらのハナモモ便りでした。

不思議なお天気の毎日!

2021.09.08

不思議なお天気の毎日! 

 まだ、9月の始め頃なのよね?と、ちょっと信じられない気温の毎日に、流石に気圧の変化に対応しにくい私は、寒くなり始めの朝は血圧が下がり気味で、起き上がる時にオットットって感じになったり。少し落ち着いて来たかと思う頃、そろそろ暑さが戻るとか?もういい加減にしてよ!と、自然界に怒り狂ったところで、解決方法はないですね!!

 何日か前の曇り空の日に、ウォーキングに出ました。雨が降ることは分かっていましたが、大雨になることはなさそうな雲だったので。
 案の定、雨は降って来たんですが、霧雨と言うか、私が思う霧雨よりもっともっと細やかな雨。もちろん傘などいりません。(傘、持って来てないけど・・・)
 そこで空を見た時に、それは様々な色合いの雲の厚さに気づき、その雲の色合いにより、降っているところ、降っていないところの差があるのでは?と思い、降っていないところを選びながらのウォーキングになったのです。案の定、自分の立っているところで止まって見ると、半分が降っていて半分が降っていなくて。こんなにはっきりした状態を見たのは初めてでした。そして、少しずつ変化していく雲の様子を見極めながらのウォーキングとなったのでした。ですから、いつものルートではなく、雲の様子で右へ行ったり、左へ行ったり。普段通らない道も歩きました。結構面白かったんですよね。

 その夜に、ふと思ったのです。この風景を人の声とピアノで表現出来ないかなと。今、新曲に歌曲を一曲でも書きたいとは思っているのですが、詩がないのです。詩を探すのに積極的でない事が大きな理由なんです。詩なんて、履いて捨てるほどあるのに・・・。
 そこで思ったのが、人の声、つまりはいつも歌っていただいている塩野雅子さんに、言葉でなく様々な擬音での歌唱は可能なのではと思いついたのです。それをスキャットって言うのかどうかは定かではないのですが、ハミングのような、ルルル~のような、そんな音で、人の心の動き、つまりは喜びとか、悲しみとか、寂しさとか、怒りとかを表現した音楽って、作れないかなあ・・・と今は毎日考えているところです。
 もしかしたら、単なる夢に終わるかもしれませんが、せっかく空の雲が与えてくれた夢を実現できたら嬉しいなと思っている毎日です。

 いろいろ思案しながら、来年のムジカーザも無事に開催出来ればと思っています。もちろん、ハーモニカの新曲は書きます。何とかして、今関わっている複音ハーモニカ協会の方々の、まだあまりにも知らな過ぎる美しい音を知ってもらうために。甲賀先生の思いを、若い会員に少しでも引き継いで行って欲しいので。研修会を通じて、そして私の作品を通じて。
   9月8日 雲を見るために空ばかり見ているハナモモでした。

8月も半ば 相変わらずコロナ活躍!

2021.08.18

8月も半ば 相変わらずコロナ活躍!

 毎日はどんどん進んで行き、1日24時間は進む事を待ってはくれず、過ぎて行くのでね!そんな中、コロナのヤツは縦横無尽にやりたい放題、人類を嘲笑いながら活動していると思うと、本当に腹が立ちます。でも、地球の温暖化も、コロナも人災なんですよね。自業自得って事なんですよ。そこを素直に受け止めながら、自分に与えられた時間をいかに有効に使うかが、一番大事な事なのかなと思っています。いくら129歳まで生きると豪語しても、あり得ないし、あったとしても今と同じ体調で過ごせていられる訳はないと思う訳です。(一応、常識的な発言も出来ているような・・・。)

 ここ数日は、今まで書いて来た曲の整理をしようかなと思ったりもしたのですが、それもなかなか上手く進まず、今は亡くなられてしまった宮田滋子さんとの作品、単品作品、組曲作品を弾きながらいろいろと考え中ってところなんです。
 宮田さんとは、頻繁にお会いしたり、電話でお話ししたり、ファックスでのやりとりをしたり、密にお付き合いさせていただいたなあと思い起こしながら、ちょっと寂しくなったり、でも懐かしさを大切にしなければと思ったり。

 もちろん、今決定するつもりはありませんが、来年の11月3日の音日記の歌曲は、宮田作品とやなせ作品に絞るのも、一つの案かなと思ったり。

 今、書きたい詩がない!無理して探しまくったり、詩人に書いてもらったりはしたくない! 新曲はハーモニカ作品に絞るか、今回初めて登場させるピアノ連弾曲の新曲を書こうかなとも思ったり。でも、連弾曲は、今まで書き溜まってしまった曲でプログラムが組めちゃうなあと思ったり。どれも演奏して欲しいし・・・。でも、書けそうな時に新曲は挑戦しなきゃ、明日の事は分かりませんからね~!

 そう、私に明日はないんです。って言うか、明日はないと思ってず~っと生きて来たので、今日出来る事は今日やる!のが私のやり方だから、その辺もきちんと整理して、やるべき事、やりたい事をはっきりさせて、目標を定めない事には、時間はどんどん消費されて行ってしまう。焦ってはいないけど、スッキリはさせたい!今はそんな心境の毎日です。

 7月の忙しさが結構尾を引いてしまったので、(よる歳並みには勝てない!)無理なくは行きたいと思いながら、良い道を見つけて行きたいなあと・・・・。
    8月18日 ただひたすら真っ直ぐに進みたいハナモモでした!

濃い7月の毎日に落ち着きが戻り始めました!

2021.07.28

濃い7月の毎日に落ち着きが戻り始めました!

 一つ一つはそれほどの事でなくても、重なるとやはりかなり大変と感じる、ここ数ヶ月でした。でも、それも無事に終わることが出来て、流石に最後のTone Tone Concertが終わった次の日数日は疲れました~!と、本気で感じる数日でした!

 今年は、コロナ渦中での開催でしたので、お借りしているけやきホールから、クラスターを発生させたりしたら大変と言う気持ちがいっぱいで、終始一貫そのことだけに注意が行っていたような。でも、毎年と変わらずに、どうやら楽しいコンサートになったようなので一安心でした。いつも言ってしまいますが、やはりいろいろな楽器の演奏が聞きあえるって、とても大事なひとときなんだなと、再認識しました。

 お子さんが初参加のご両親から、いろいろな楽器が聞けて楽しかったし、このような素晴らしいホールで演奏出来る事って、そうはないでしょうから幸せな事でしたね~と、言ってくださった時は、私自身も嬉しかったですし、けやきホールに感謝と言うか、JASRACに感謝ですね。毎年決まって借りられるチャンスをいただけて・・・。

 ムジカーザコンサートに関しては、前にも増してステージと客席が一体になれた事で、より一層楽しめたとのお言葉が多かったです。演奏者のチームワーク、そして曲についてのお話しを入れたことも良かったみたいです。いずれ演奏者との打ち上げをしたいと思いつつ、なかなか今のコロナ感染者数を考えた時、先延ばしが良いのかなと思ったりもしています。

 今はすでに、私の中では来年の11月3日の計画を考えるのが一番のことと、いろいろ考え始めています。新曲をどうするか?ハーモニカに関しては、今回初演した「夢の中でも こもりうた」を突破口に小品を書いて行こうと決心したこと本当です。なるべく、身の回りの自然体なことをテーマに書いていければと。それこそコンサートタイトルの音日記です。日常生活の音日記という訳です。歌曲に関しては未定です。詩が見つからなくて・・・・。

 時々は歳を考えて、少しずつ前へ進んで行かれればと思いながら、11月に向けてスタートしました~!

7月10日 音日記コンサート終わりました!

2021.07.15

7月10日 音日記コンサート終わりました!

 梅雨空の中、お昼間は雨も降らずにコンサート開始したのに、開演中に雷雨となって、コンサートが終わって帰る頃には止んでいました・・・と言う、素敵な演出がされていたような?と、何人かの人に言われました。やっぱりちょっと変わった上さんのコンサートらしいよね!って、私は普通の人です!全く普通の人なのに・・・!!!

 岡田さんのお花は、スモークツリーに紫陽花に向日葵でした。紫陽花から向日葵って、季節の移り変わりを表現したのだろうと、感じました。今度、岡田さんに確認してみようっと!

 お客様は90名で止めて、それ以上はごめんなさい!としました!ロビーも狭いし、いろいろ渋滞状況にしたくなかったので。って、そのくらいの人が集まってくださり、本当にびっくりでした!皆様がおっしゃるに、このご時世だからこそ、このような催し物は必要!と言ってくださり、と言うより、そのように思って下さる方が、いらしてくださったのだと思います。
 1番のびっくりが、昨年の寛仁親王杯童謡こどもの歌コンクールの大人部門で「ゆきのてんし 」を歌って金賞を受賞した、坂本てまりさんがいらしてくださったこと!だって、島根県にお住まいなんですよ!とっても喜んで、楽しんでくださり、私もすごく嬉しかったです。

 コンサートそのものは、演奏者のチームワークというか、連帯感がすざましく、本当に素敵な意思疎通が感じられ、私は外野にいましたが、とても嬉しかったです。私の曲が皆を結んでいるんだと思っただけで、超幸せ!って思いでした。

 本当に、温かさ満載のステージになったように思えます。2年4ヶ月ぶりだっただけに、余計に感動に結びついたのかもしれません。

 また近々、いろいろな方からの感想などをお伝えしたいと思います。
 今月は、18日がハーモニカ研修会、22日がTone Tone Concertと、自作品コンサートの何倍も疲れそうなことが待っていますので・・・。
  7月15日 余韻に浸る暇も余りなく、でも幸せを感じているハナモモでした

音日記コンサートまで10日間

2021.07.01

音日記コンサートまで10日間

 あっという間に7月になってしまいました。1年間の半分が終わってしまったんだと思うと、この半年間無駄なく過ごして来られたのだろうかと、????マークが飛び交います。でも、私なりにコンサートも決断出来たし、演奏家の皆さんも、もうビックリするくらい沢山のお時間を割いて合わせをしてくださっている事に、もうそれだけで感謝の気持ちでいっぱいになります。

 お客様はゼロでもいい!と言いながらも、果たして聴きにいらしてくださる方はいるのだろうかと心配になるのが人の矛盾した心と言うか、正直な心と言うか、いかに人って身勝手な生き物って言うか、確かにお送りしたお知らせにも、「身勝手ですが・・・」と書いている訳ですから、初めから矛盾だらけな訳でして・・・。

 お陰様で今のところ、ムジカーザの想定している集客数の想定内で収まっていますので、取り敢えず安心と言うところです。いつも間際に仕事が上手く調節出来たからとお申し込みされる方もいらっしゃるので、その部分もどうにかなるかなと思っています。出来るだけ空間を設けて、いらしてくださった方々が、気持ち良くお聴きいただける雰囲気を作っていきたいと思っています。

 数日前に、今回のプログラムを全曲弾いてみたのです。もちろん、スムーズに弾ける訳もなく、難しいなあ・・・何て思いながら、大昔の作品、新作品も弾きながら、そこに違和感がない事に安心したり。もしかしたら、違和感があった方がいいのかなと思ったりも。その方が進歩があると言う事もあるのかなあとも思ったりしましたが、やはり今譜面に書かれているのが私にとっての正解なんだと納得できたことが、一番嬉しかったなあ。

 お聞きいただく方が、どのように思うのか、どのような反応をなさるのか、楽しみにその日を迎えたいと思っています。

 昨日(6月30日)の東京の感染者が驚く事に714人。さて、オリンピック、パラリンピックは?と思いながら、音日記コンサートに、どのような影響が出るのかと思いながらの、これからの10日間となるのでしょう。

7月1日 大雨の今日、この雨でコロナが流されれれば良いのにと思うハナモモでした。

コンサートまで1ヶ月を切りました!

2021.06.14

コンサートまで1ヶ月を切りました!

 今日(14日)、たった今ネットのニュースで、東京の梅雨入りを知りました。このまま、梅雨入り宣言をしないまま今年は過ぎるのかなと思っていた矢先でした。数日前は真夏日と湿度を恨めしく思いながら、本当に夏が苦手なのを実感しながら、じゃあ、何で夏に、ましてや梅雨の真っ只中になるかもしれない時に、コンサートを予定したの?と自分に問うてみましたが、そのプロセスを思い出すのに、時間がかかりました。
 一昨年3月9日にコンサートを開く時に、最初はこれが最後って思っていたようなことを思い出したのです。しかし、その準備をしながら、本当にダメ!って思えるところまで進んでみるのも有りかなと思い、慌てて翌年のムジカーザの空きの土日を取り、そして、今回の7月10日を確保したんです。本当は3月4月を望みながら、この時期になってしまったと言うわけです。
 思いっきりの夏生まれなのに、夏が嫌い!って言うより、湿度が大嫌い!冬の寒さは、沢山着ればある程度寒さを防げるのに、暑さと湿度はどうしようもないのが辛い!自分の汗も、最高に汚いものと認識しているからだろうと思う。

 コンサート、様々な思いの方々がいるのでいらしていただけるのかしらと思っていたら、思いの外前向きに捉えていらっしゃる方が多いのでびっくり。集客人数に限りがあるので、チラシを送るのもいろいろにいつもより控えめにしながら、もう少し送っても大丈夫と大丈夫な雰囲気なので、少しずつ送っているところです。ムジカーザが割と大らかに考えてくださっているので嬉しいです。

 演奏者が、それぞれのお相手さんと合わせに励んでいるのを耳にして、本当に心から感謝のみです。コンサートの進行もいろいろに工夫してくださったりして・・・。何と言っても、全部に関わる上 雅子さんが大変!今更ではないけど・・・。

 先週の我が家での塩野雅子さんとの合わせの後、塩野さんが、もう全身全霊で取り組んでくださったのがひと目見て分かる程「疲れた~!」って、ニコニコしながら言ってるのが感謝しながら嬉しいなあと思った。本当にいつもこれでもかと、曲の中に突っ込んで考えながらやってくれているのを知っているだけに、もう感謝のみ!もちろんダブル雅子のコンビだから出来るのかな?

 私はと言えば、いろいろやる事は有りながら、来年のコンサートのことを考えています。演奏者には口が裂けても言えないけど。今、その話をすると、「今は、それごろじゃない!」と叱られるのがオチだから。

 梅雨の真っ只中のコンサート、さてどんな風になるのかな?
   6月14日  17日にワクチン接種二回目を予定しているハナモモでした

「夢の中でも こもりうた」を書いて、思った事!

2021.05.30

「夢の中でも こもりうた」を書いて、思った事!

 曲を書く時って、どうやって最初の音を書くんだろう?って、いつも思っているのですが、
答えは出てきません。詩があっての歌曲の方は、いくらか理解出来るような気もするのですが、器楽曲の方は、今もって分かりません。
 今回の「夢の中でも こもりうた」も、寸前までは「星」をテーマに曲を書こうと思っていたのです。でも、いきなりこんな風になってしまい、私自身がびっくり!
 でも、そのお陰で、ハーモニカのためのこれからしばらくの新曲は、身近な事をテーマにしての小品を書いていこうかなと思えた事が、って言うか、先への目標が出来た事が事が私とすれば嬉しいなと思えた事です。
 今、関わっているハーモニカ関係の方々にも演奏して行ってもらえれば嬉しいかなと思ったり。あらゆる自分の身辺のことに目を光らせて、ヒントを探す毎日も悪くないかなと思ったり。そう思うと毎日が楽しくなって来ている自分がいたりして・・・。
 コロナでお人に会いにくくなった今、心して自分から何かを探す、刺激になる事を探す、ヒントを探す、探偵になったつもりになって、自分の中身も掘り起こすのも面白いかもって思ったり。
 そんな事を集めた小品集が出来たら、嬉しいなあ・・・と。

 コロナと言えば、数日前に(27日)、ワクチン接種一回目をして来ました。初めは一回目が7月末だったのが、いろいろタイミング良く、また私にしては勘が良く働いたのでしょうね。ふとした時に、予約し直せるかな?と思った事が、ラッキーに繋がりました。7月10日のコンサート前に、二回目接種も追えられるので、コンサート主催者としては、お客様をすっきりとした気分でお迎え出来ることになった事が、私はとても幸せに感じている今です。
 それと同時に、今更でないのですが、前にもましてコロナに対して開き直った心境に慣れている事が、私とすれば超嬉しい!取り敢えず、マスクと消毒!この二つは徹底的にして、それでもダメな時は、運命なんだと思うようにしようと決めたんです!
 コロナなんかに、負けたくない!私は、そう思っています!
      5月30日 開き直り大好き人間のハナモモでした!

もう、5月ではないですか!

2021.05.07

もう、5月ではないですか!

 ず~っと居眠りでもしていたのですか?と言いたくなる程、毎日が飛ぶように過ぎて行くので、記憶にございません状態がほとんどの毎日でした。やらねばならないことの一番が、しばらく病院通いという状態が続いたのが、そんな印象になってしまったのかもしれません。
 
 音日記のための新曲が出来ました。4月の半ば頃に出来上がったのです。ハーモニカとピアノのための小品を、しばらくは書き貯めていこうと決めていました。テーマは「星」と、長い間温めて来たつもりが、いざ書き始めようと思った途端に、「夢の中でも こもりうた」という曲に向かっていたのです。
 私は長い間不眠症との闘いで、今もちっとも改善されず薬のお世話になっているのです。そんな中から生まれた曲「夢の中でも こもりうた」は、熟睡出来ていないからなのではと思うしかありませんね。その曲を何度もピアノで弾いても眠くならないので、効き目のない「こもりうた」なのかもしれません。
 まだ、演奏者の感想をいただいていないので何とも言えませんが、演奏者が演奏しながら眠っちゃったら面白いなあと、少し期待しています。本番でその演奏を聴いた私が、居眠り出来たら大成功!かなと、少々期待したりしています。

 ゴールデンウィーク中に、チラシ郵送の準備を8割ほど終えてポストに投函し、6日に到着したらしく、電話、ファックス、メールと、それぞれにお申し込みをいただき初めています。皆さん、コロナをかなり気にしているはずなのに、皆さんの熱心さに本当にありがたいことだなあと思っているところです。
 
 今回の音日記に関しては、私のやるべきことは済んでいるので、次へ向かうのがいつものやり方です。そこで、年齢を考えたりもしながら、この際出来るところまでやるっきゃない!と決心し、2022年のムジカーザの予約も取りました。11月3日(木)祝日です。その時の自分の年齢を考えた時、いささかびっくりもしましたが、決めたことだから・・・と。
 やりたい気持ちがあるうちは、やれる所までやってみようと。もちろん、必ず新作を書いて、その新作が自作品のパクリになっているようでしたら、即やめますが・・・。そうならないようにの努力はいたします! 
     5月7日   生涯現役でいたいと思うハナモモでした。

2月は逃げる3月は去るって・・・やはり本当だった!

2021.04.09

2月は逃げる3月は去るって・・・やはり本当だった!

 本当に3月は去って行きました・・・私を置いてきぼりにして。そんな感じのまま4月もどんどん過ぎて行きます。コロナの感染が始まり1年以上も経つのに、終息に向かうどころか、感染者が日毎に増えていく状態に、高齢者としてはいささか不安がないと言ったら嘘ですが、そこでソワソワしても仕方ないかなと、最近は開き直っています。だって、怖気付いて巣篭もりになっていても歳は重ねて言ってしまう訳ですから、やりたい事、やれることは開き直ってやるっきゃない!と言う訳です。

 710日のコンサートのチラシ、チケットが来週出来上がって来る予定です。ホールを満員にすることは出来ないので、いや、果たしてお客様はいらしてくださるのか?と言う思いは、今現在すでに有り得ない事になっています。昨年、コンサートを中止した事により、「今年はどうするの?」と言うメールを既に20名ほどいただいているので、喜んで良いのやら、心の中ではコロナの渦中に開催を果たして出来る雰囲気になるのだろうかと、これに関しては不安がないわけではありません。

 でも、でも身勝手かもしれませんが、やれることをやって人生を進みたいって気持ちが満載!
歳を重ねるごとに、やはり焦りってあるのかもしれませんね。まだ、音楽活動が充分満足と言うところまでは到達していませんから・・・。まだまだ出来るかなと言う気持ちのが強いからかもしれません。

 私自身の作曲活動に加え、ハーモニカの活動も今は制限がある中でも、かなりの勢いでいろいろ進めていますので、端から見ると忙し過ぎ・・・とか、根をつめ過ぎ・・・とか、頑張り過ぎ・・・とか、主治医には休養を忘れるな!ときつく言われっぱなしです。私自身、頑張ってるつもりなどないんですが、倒れないとわからないアホ!と、かつてかかっていた医者に言われたりもしていますので、年齢を考えてその辺はちょとは考えたりはしているつもりなんです。

 今は、ハーモニカの新曲の最後の仕上げというか、見直し段階に来ています。元々考えていたイメージとは、全く違うものが出て来てしまったので、それを音にしたというわけです。タイトルは、申少しのお楽しみという事にして・・・。
 あと少し、頑張りま~す!
  49日 夏日があったり、冬に戻ったりの気候にちょっと参っているハナモモでした。

2月は逃げる3月は去る・・・本当ですね!

2021.03.15

2月は逃げる3月は去る・・・本当ですね!

 2月は逃げると言う通り、記憶にないほど過ぎて行ってしまい、3月は去ると言う通り、すでに15日まで来てしまいました。
 いろいろ慌てながらも、何十年も前から大切にしているクリスマスローズが、今まさに最高の輝きを見せてくれています。今現在、仕方なく少ないお花たちを育てていますが、毎年咲いてくれるお花が、クリスマスローズとユリオプスデージーなのです。そして昨年暮れに我が家に来た、シクラメン、ジュリアン、クリスマスエリカ、オステオスペルマムというマーガレットに似た小さなお花の大きな鉢。今、大事にご一緒しているお花たちはこのくらいです。でもどのお花たちも、本当に美しく、柔らかく、キリッとした感じに咲いてくれて、毎朝が楽しいです。
 
 先日、13日の土曜日は日本ハーモニカ協会の研修会でした。一昨年から始まった、「音見つけスクール」と名付けたこの会は、私が関わり始めた複音ハーモニカ界で感じた、何でもっと複音ハーモニカだからって、単音を大切にしないんだろうと言うところから、皆のよく知っている曲に対旋律をつけると言う講座を始めました。今年度はコロナのために中止になることもありましたが、今はリモートという私にとっては訳の分からないものが存在しているので、それによる、またそれによって遠くにいらっしゃる会員も参加出来るようになり、それはそれで良かったと思えます。
 数字譜の世界の人達と、五線譜の世界にいる私、いろいろチグハグになることも多々ありながらも楽しく、いやかなり3時間は疲れますが、皆さんが書かれた作品を、皆で見ながらお話をしていくことは、やっている時は、あっという間の3時間と思えるほど楽しいです。皆さんの作品に進歩が見られ、私とすればとても嬉しいです。

 自作品の新作は?と言えば、新作は出来上がっているのが、詩人織江りょうさんの新作です。それとハーモニカのための小品を今書き始めたところです。出来る限り早めにお渡し出来るようにと思っているところです。タイトルは、今はまだ明かしません。

 ここ一年、お人に合わない分、病院通いで先生とお話しすることが、今の私にとってはエネルギーをいただき、心の安定になっていることを、ひしひしと感じているこの頃です。
 何とか、素敵なコンサートになれるようにしたいと、心から思っています。
 って言いながら、コンサートを仕切るのは演奏者の仕事か!って思うと、途端に気が楽になり、よろしく~!って気持ちになれる人達にお任せ出来る幸せ!本当に幸せなことと思っています。
 コロナが早く収束しますように!
  315日 いろいろに気持ちが揺れながらも頑張っているハナモモでした。

ご無沙汰してしまいました!


2021.02.26

ご無沙汰してしまいました!

 新年1月1日に、かなり前向きに元気な雰囲気が、私自身が読み返して感じているのですが、実は2ヶ月も空けてしまったのには訳がありまして・・・! 帯状疱疹のかなりひどいのにやられまして1月は全く使い物にならず!痛くて!痛くて!だるくて!だるくて!本当に心が折れてしまうのではという状態でした。2月も終わろうとしている今も、後遺症の神経痛に悩まされながらも、神経痛とお友達になっていくしかないのかなあ・・・って感じです。でも、今は何とか持ち前の気の強さを発揮出来ればと、気を引き締める努力をしています。
 7月10日ムジカーザコンサートは、お客様は少なめに・・・というホール側からの要望です。もちろん小さなホールですし、ロビーも狭いので当たり前のこと。その前に、果たしてお客様がいらしてくださるか?と思う時、私はお客様がゼロでも開催する決心をいたしました。それは演奏家にも言ってあります。
 コロナのお陰で色々な事がダメになり、振り回され、どこに向かって私は進んだらいいの?状態になっていました。きっと誰でもそうかなと思うのですが、しっかり目標がないことには、いくら好きなことでも、先へ進み難くなるんだなって事! 嫌って言うほど思い知らされた感じがするので、何とかこの山を越えなければと思っているところです。

 予定していた新曲を全部は書けませんが、今まで書き溜めた曲を組み入れていくのも有りかなと思っているところです。でも一つの新曲、織江りょうさんの詩による「4つのあおいそら」と言う曲が出来上がったことは私自身は嬉しかったです。それが出来上がった途端に、帯状疱疹になったのは、どうして何だろう?って感じです。

 もうこれ以上、いろいろ体の事でやりたい事を中断されないように、毎日を過ごしたいと祈りながらおとなしくやりたい事をやっていくつもりです。あくまでも、つもりですが・・・。
       226日 かなり元気印の前向きハナモモでした。

2021年 あけましておめでとうございます!

2021.01.01

2021年 あけましておめでとうございます!

  新年あけましておめでとうございます! 2021年が始まりました。
 年末に、どうしても我慢出来なくて、30日にお正月飾りを求めがてら、ユー花園さんに行って、お部屋の中には濃いピンクのシクラメン、玄関の階段には、白いスズランエリカ3鉢と黄色い水仙を1鉢ゲットしたんです。もう、久しぶりで嬉しくて、嬉しくて・・・! 花がら詰みをしなくて良い花と言う理由でこの花にしたのです。鉢が小さく軽いので、ちょっと風が強いと倒れてしまう事に気づき、少し大きめの鉢に植え替えたのです。久しぶりに土を触り、もう本当に生き返った心境でした。やはり植物はいい!そして土の感触最高!
 で、そこで終われなくて、31日にもう少し明るくしたいと、ジュリアンの苗を5個だけゲットしました。前に比べたら、何と寂しいことよ!って雰囲気ではありますが、全く何もなかったところにスズランエリカと水仙+黄色と紫のジュリアンを玄関階段に、ピンクの濃淡2種類と白のジュリアンをベランダの桟に置いただけで生き返りました。ベランダには、昨年のチューリップと水仙の芽がだんだん成長してきています。
 そんなこんなで新年を迎えられたのは、私とすれば最高と思えています。これで、今年も頑張れると思うようにしなくては・・・。

 コロナ感染者が増えるニュースばかりを耳にすると、今年の「音日記」ムジカーザコンサート、Tone Tone Concertを果たして開催出来るのだろうか?と不安にならないと言ったら嘘になりますが、何としてでもそれに向かう姿勢だけは崩さないようにしようと思っています。

 親しい方ともお会い出来ないもどかしさも我慢!我慢!・・・ですね! 昨年からお人に会う事を自粛している毎日、今の私は幸か不幸か医者通いがあるので、その先生との会話でエネルギーをいただいているのが現実かもしれません。幸い、とっても良い先生達に恵まれ、非常に感謝!感謝!感謝のみ!って感覚でいられることにラッキーを感じています。
 今年も前向きに行く事を決めました!まだまだ、歳だから・・・・って言いたくないので。
そして、コロナだからって、好きな事、やりたい事へのエネルギーを、コロナへの不安なんかに吸い取られてたまるもんですか!の勢いで、新年を出発いたします!
   1月1日 出来るところまで、突っ走ることにしたハナモモでした。
 

まだ花を植えたりが出来ないもどかしさ!

2020.12.22

まだ花を植えたりが出来ないもどかしさ!

 大好きなお花と関われない最近、やっぱり寂しいですねぇ!もう一息で脚の方が自信を持てる状態になるのを待つばかり。鉢の数を減らせ!と、水やりにほとほと疲れている同居人は申しています。
まあ、前ほどには出来ないと自覚はしていますが・・・。

 来年のコンサートでの新曲の一つ、織江りょうさんの詩による「4つのあおいそら」が年内には形になるところまでは来ました。本当は清書までの予定が、予定は未定にして決定にあらず!と言う訳です。本来なら、今年発表するはずの曲なのに、何で今頃書いてるの?って言われても仕方ないのですが、昨年からのいろいろが足を引っ張り、どうにも集中出来なかったのが理由! だからって、人のせいにはしたくないけど、やはり、どうしようもない事ってあるんだなと学びました。少しずつだけど、前向きに動き出していると思えるので、年齢などに負けない結果を出したいと思っています。

 ここのところ、童謡子供の歌コンクール、グランプリ大会で「ゆきのてんし 」を歌ってくださって金賞受賞を果たした高校1年生の坂本てまりさんと、ファックスに始まり、メールでの交流が始まっています。やなせたかし先生の詩の大ファンで、かなりの詩を読んで来て、やなせ先生の詩に曲がついた作品を課題曲集から探して、「ゆきのてんし 」に辿り着いたとのことをお聞きした時は嬉しかったですね。その後、やなせ先生の作品を含め、他の作品などを送ってあげて、どうやら徹底して私の作品を練習していこうと決心したらしいです。
 島根県にお住まいなのですが、コロナがなければ、お互いにお会いしたいなあと心から思っている今の心境です。真剣に作品と向き合う若い方と、お会いして何かをいただきたいと思っても、それがかなわない今のコロナ菌の活躍!!! どうにかならないのかなぁ・・・!!!
  1222日 活躍したいのはコロナでなく、ハナモモなんですけど~!!

数週間にいただいた、有難いエネルギー

2020.11.27

数週間にいただいた、有難いエネルギー

 毎日があっという間に過ぎて行き、やっと再起したはずのハナモモだよりも、前回から1ヶ月が経とうとしています。
 まだまだリハビリを含めての病院通い、元々の循環器の医者通いも含め、なかなか病院と縁が切れない・・・この歳になりゃぁ仕方ないさ!って受け止め方もしてはいますが・・・・。

 11月2日に、日本童謡協会、公文、テレ朝主催の、第35回目の童謡こどもの歌コンクールグランプリ大会が開催されました。今年は関係者以外は無観客での開催と。私自身は中止になるのではと思っていたのですが、それはそれは大変なスタッフの気遣いで、無事に終了することが出来ました。最も2週間先に何かが起きていなければと思ったりもしますが・・・。まあ、それはさておき、私に取っては、とっても夢のある、記憶に残る、素敵な大会となったのです。
 一次審査、二次審査を潜り抜けていらした、こども部門(8組)、大人部門(9組)、ファミリー部門(7組)と、5500組の応募の中から選ばれた方々。
 一昨年から、このグランプリ大会の審査委員を仰せつかり、責任重大との思いで向き合って来て、3回目でようやくちょっと気が楽になって来たと思っていたのです。って言うか、思っていたはずなのです。ところが、大人部門に私の作品を歌う方がいらっしゃるではありませんか?もう、この段階で審査から外してもらいたい心境山々でした。
 曲は、「ゆきのてんし 」やなせたかし先生の詩による、私に取ってはいろいろな思いの詰まった曲なんです。先生との初めての作品ということもありますし・・・。

 それはともかく、どんな気持ちで向き合うか・・・・最後は自分の作品への思いを基準に審査すればいいや!と、もう開き直りですよね。
 大人部門で、演奏なさるのは15歳の少女。ピアノはやはり同じくらいの少年。この曲の前奏がいかに音が少なく表現が難しいかは、流石の私でも分かっているわけですから、弾き始めた瞬間に、これはすごい!と。歌が入り、これまた素直な、真っ直ぐな表現、間の取り方、詩の捉え方、全てがナチュラルなんですよ!
 結果、大人部門の金賞を受賞したのです。
 世間一般に知れ渡っている曲でもないのに、その曲を選んだこと、また、私を除いて七人いらっしゃる審査員が受け入れてくださったことが、私はうれしかったですねぇ。感無量でした。
  
 私の自作品コンサートでは必ず演奏します「ゆきのてんし 」、改めて広く知って欲しいなと、初めてこのような気持ちがふっと過ぎ去ったような・・・。
 貴重な一日でした。

 そして、塩野雅子さんと、上雅子さんと三人での、来年のムジカーザコンサート「音日記」の相談会をして、来年へのスタートを切りました。今年のコンサートのためにいろいろ相談していたことを軸にしながら、塩野雅子(歌)、水野隆元(ハーモニカ)、上 雅子(ピアノ)、この三人でのコンサートに向かうことにしました。
 みなそれぞれに透明人間のようなコロナとの向き合いに、いささかくたびれたりで、なかなか一番やりたいことに集中出来ないことへのイライラ感との闘い。それを取っ払うための打ち合わせ会になったのではと思っています。
 私はと言えば、一昨年夏からの様々の出来事で作曲する集中力などどっかへ行ってしまった感じで、まとまった物は書けて来ませんでした。そんな意味から行くと、この件に関してはコロナに感謝なんて言ったら、袋叩きに合いそうですが、抜け道に使わせていただいたことは事実です。もう、そんなことは言っていられません状態に立っていますので、スッキリ前をむいて行こうと思っています。

 そんな意味から、「ゆきのてんし 」の金賞、ダブル雅子様との相談会に大いに感謝をしなければいけないと思っています。大切なエネルギーを頂いたのですから!感謝!感謝!
11月27日(金) そのエネルギーを2倍、3倍に活用出来ますように! ハナモモでした。

ナモモだより 再出発いたします

2020.10.30

ナモモだより 再出発いたします

 前回のハナモモだより、猛暑の頃にお休みに入り、約3ヶ月近くが過ぎてしまいました。何とも複雑な気持ちの3ヶ月でした。今もまだ多少なりとも引きずっていますが・・・。
 書かせていただいていた手術、両膝人工関節全置換術、当初は最低1ヶ月入院とのことでしたが、術後のリハビリ、自主練をメチャクチャ頑張って、3ヶ月と3日で退院出来ました。
 痛みとの戦いのような手術だと言われていたのですが、痛いのは一回で沢山だ!と、両脚一緒に済ませたのは大正解でした。幸いというか、そういう体質なのか、痛みにものすごく鈍感で、地獄のリハビリと脅かされていたのに、私には地獄はありませんでした。
 ただ、メチャクチャ骨が細いこと、筋肉が付きにくい体質ということ、でも骨密度は20代の平均の上という結果に、一つくらいは自慢出来ることもあるんですよ・・・と、自慢して歩こうかと。
 これからは、その日暮らしの筋肉のために、筋トレ、ウォーキンング、水中ウォーキング、そして何と言ってもガーデニングを復活させたいところです。

 今は体力を戻すことにかなりの神経を使っていますが、ハーモニカの研修会、自宅レッスン、他いろいろも再開しながらの毎日、疲れ易いのを何とか早くどうにかしたいと思いながらの毎日、来年度のコンサートをどうしたら良いのだろうと思う毎日、まだまだ収束しそうにない、透明人間のようなコロナとの闘いをどうしたら良いかなんて、答えは出て来ないんでしょうね。でも、それを受け入れながら、前へ進みたい気持ちは満載なのは確かです。まだまだ、やりたいことはあるので、歳だからと引き下がるつもりはありません。

 今回分かった体質、筋肉が付きにくいということは、私の年齢だとすでに寝たきりの人もいると聞けば、なおさら冗談じゃない!と思ってしまうので、筋トレしながら作曲して行こうかと。私の筋肉はその日暮らしの筋肉。つまり私は日雇いな訳です。
 私はある時から明日はない!と思って生きて来ました。今日を大切にと思って生きて来ました。ってことは、筋肉が付きにくいことに繋がる気がしたのです。今日を大切に=だから筋肉も明日のことは考えていなかったんだ!と。な~んて、馬鹿馬鹿しい考え方ですが、満更嘘でもないような?

 こんなことを考えながら、明日(10月31日)の満月、今月二回目の満月、ブルームーンと言うそうです。きっと素敵な満月が見られると信じて、明後日の11月を出発したいと思っています。
    10月30日 前向きに再出発を宣言したハナモモでした。

9月末頃まで、お休みいたします。

2020.08.03

9月末頃まで、お休みいたします。

 6月末に書いたまま、8月になってしまいました。7月に入り、2年前の足の手術の定期的な診察に(コロナで2ヶ月ほど延びましたが)行って、膝の具合が良くないことがわかり、結果今月6日入院、7日手術が決まってしまいました。両膝の人工関節の全置換術ということなんです。
 コロナでいろいろなことが中止になり、そろそろその中でも動き始めようとしての矢先で、そのまま病院の言いなりになっていたら2~3ヶ月先になりそうだったのを、何とか手前に入れていただいた次第なんです。
 前回の踵の手術の先生ではなく、膝専門の先生をご紹介いただき、わがままを通していただけたのは、前の先生の後押しもあったことと思うので大感謝です。

 そんなわけで、6月末にはいろいろ頭の整理がついて先へ進めそうと思った途端にこんなザマになり、仕方ないとは言え、ちょっと、いやかなり悔しいですねぇ。グチ言っても何もいいことないですけどね。

 そんなわけで、9月末頃までハナモモだよりをお休みさせていただきます。
 また、元気に再出発をしたいと、入院中にいろいろ思案しながら、これからのことをゆっくり考えてみようと思っています。
    8月3日 手術に関して開き直っているハナモモでした。

器楽曲に集中したいなあと思う今日この頃

2020.06.25

器楽曲に集中したいなあと思う今日この頃


 梅雨入りしてからというより、その前から雨のが降る日の多い今年の6月・・・と思っていたら、今日の夕方の天気予報でその話がされていました。今月のほとんどが雨の日のような毎日、もちろん降り方もいろいろですが、確かによく降っているような・・・。

 先週と今週の二日間、待望のお花を植えました・・・私自身の手で。二日間トータル5時間くらいだったでしょうか?ここ最近2年間ほど、お花の岡田さんに植えていただいていたので、要領が随分と良くなったような・・・。間を空けての二日間にした訳は、もちろん体力っ的なこともありますが、間を空けてお花を選びに行った方が種類豊富にお花に会えると思ったので・・。結局11種類のお花を我が家へ迎えました。余りこだわらずに、お花屋さんの風景にしたかったのかもしれません。お花に触る喜び、そして何と言っても土を触る喜びも・・・。まだ、もう少しお招きしたいかなと思ったりも・・・。

 6月から自宅レッスンも始め、換気、消毒とお互いにいろいろ気遣いながら。やはりレッスンをやることによって、エネルギーをもらえることを改めて実感すると、いろいろ自分のやるべき事が見えてくるような・・・。
 ここ数ヶ月は、自作品をいろいろと取り出して弾いてみたり、楽譜を読んでみたりをしながら、書いたその頃を思い出したりもしながら、一喜一憂している私なんです。
 これからどのくらい書けるかな・・とか、この作品達の上を行かねばと思うとき、ちょっと自信が無くなったり、いや、まだ行けるかもとか、要は年を重ねて来ると今まであまり考えなかったようなことも考えたりしちゃう訳です。こんな風に考えてしまうのはコロナのせいかなと。コロナのせいにしてどうする?

 歌曲に較べると器楽曲は少ないですが、今思うことは器楽曲を中心にしばらく書いて行きたいかなと強く思うようになってる私がいるのです。
 同じような作風にならないようにとの考えから組曲を書くことを始めてから、15~6年は経つのでしょうか? これからは書きたいように一曲ずつ小品を書いて行こうかなと思ったりしています。コモモさんがこのところ、大学の時の同級生と再会したり、リモート演奏とやらをやってみたりと、ピアノ、ヴァイオリンの話をしばしば聞く事が一つの要因になっているかもしれません。お手伝いいただければなあと思ったりしています。

 こんな風に考えられるようになったのも、お花のお陰なんだなとつくづく思う訳です。私にとってお花はなくてはならない存在。音楽も同じく。要はお花と音楽が両立して私があるということのようです。どちらか片方だけではダメなような・・。
 苦手な夏、その上今年は猛暑とのこと、負けないように猛暑と戦ってみようかな?と。
     6月25日  かなり前向きになれているハナモモでした。

6月に入りました・・・梅雨入りも間近なのかなぁ?

2020.06.05

6月に入りました・・・梅雨入りも間近なのかなぁ?

 今更ではないけれど、北海道が真夏日だったり、天気予報を見ていると何が何だか分からなくなります。日本の四季は何処へ?って感じですよね。
 そして、その予報の中での言葉に平年並みとか、昨年と比べてとか、もういまの状況に、平年なんて言葉は通用しないのでは?と思うのは私だけではないでしょう。毎年毎年、かつてこのようなことはなかったです・・・とか、気象観測史上初めてとか・・・毎日の生活に、もうそんなことなんか必要ないのではと思ってしまいます。

 そう言う私は天気予報が大好きなんです。高校生の頃、ラジオの気象通報を聞きながら天気図を書くのを趣味としていました。「石垣島 風力~・・・」って始まるとワクワクしていたんですよね。NHKラジオ第二放送、かつては1日に3回放送されていたのですが、数年前から1回になってしまったとか。今、天気図の書き方を思い出そうとしても、なかなか当時を思い出せないのが悲しいですが、その時は熱心にやっていたことは確かです。ボケ防止にやってみようかなとは思いますが、どうなることやら・・・って言うより、その前にやることがあるでしょう!

 3月に6月のムジカーザコンサートの中止を決めてから、いろいろがちっとも進んでいないのが現状です。それ以前の、昨年末からの身近の病人のゴタゴタの影響もあり、あまり誰かのせいにするようなことは一番嫌いなことなんですが、こればかりは避けられませんでした。
 今、ようやく、いろいろを整え始め、来年の7月10日のムジカーザ「音日記」を目指そうと、ようやく意識がそちらへ向くようになりました。今回中止したプログラムを、そっくり持っていくのはやめにして、一からの出直しのつもりでやろうとしています。

 それプラス、ハーモニカ界の方が、講座を普通に開けないので、通信講座へ向けてのい準備にここ数週間メールのやり取りで、資料を作ったり様々な慣れないことに忙殺され、ボケてる暇もありません。まあ、ボケては困るので、忙しさに感謝かもしれませんね。

 そろそろお花を植えようかなと思っています。家の屋根を直したりがあったので、それが済んでからとの思いから、冬を越してきたお花たちを少しずつサヨナラする作業は進めています。今回は久し振りに、岡田さんの手を煩わせないようにして、自分の手で少しずつ植えて行こうと思っています。不出来な足のためを思ってのリハビリを兼ねての事もあったり・・・。頑張って見ま~す!
6月5日 いろいろな事の心の整理が少しついたようなハナモモでした。

ウーバーイーツと知らずに110番

2020.05.21

ウーバーイーツと知らずに110番


 昨日、今日は全くの冬に逆戻りという体感温度に、洗って、整理してしまったものを出したくないと思いながらも、こわ~い!こわ~い!コロナに取り付かれないためには、出して来て、着るしかないなあと。ホント!しっかり冬支度でも決してオーバーではないです。

 コロナのニュースを聞いていると、カタカナ言葉が出て来過ぎで、もう意味解るまで何度も聞いたり調べたり。クラスター、オーバーシュート、ロックダウン、ソーシャルディスタンス、そしてそこに混在してしまったのが、ウーバーイーツ。

 ウーバーイーツはコロナ関係の言葉とは関係ないのです。しかし、どうやらコロナのお陰で忙しく動き回るようになったらしいです。
 コロナが発生するまで私はウーバーイーツを知らなくて、知ったきっかけが、怪しい奴がいると思い、何と110番したことからなんです。夜の7時半頃に帰宅した時に、我が家の周りの家のポストを見て回っている黒い男が居たわけです。「何かお探しですか?」と私が聞いたのにも関わらず、何も言わずに自転車で消え去れば誰でも110番するでしょう。私には彼らが背負っている四角いリュックもどきは見えなかったので、てっきり怪しいヤツと決めてかかりました。近くの交番から、そしてちょっと離れた警察署からも5~6人、おまわりさん、刑事さんが来てくれました。結局近所を聞いて回り、ウーバーイーツで夕飯を頼んだ家が見つかり、それと判明したのです。そう、ウーバーイーツって、あちこちのお店の料理を出前してくれるシステムだそうなんです。

 刑事さんが言ってました。ウーバーイーツの配達の方々の教育が行き届いて居なくて、本当に困ることが多々あるということをお聞きしました。少なくとも今回の場合、「何かお探しですか?」と質問をしているんですから、しっかり答えてくれたって何も減るわけじゃなし、どういう育たれ方をして来たんだと、ウーバーイーツで働く以前の問題が大問題じゃないか!と思う私は間違っているのかなあ・・・。

 何れにしても、警察の方々に言われました。とにかく物騒だから、何かおかしいな?と思うことがあったら、迷わず110番してくださいと言ってました。私に言わせると、警察も随分昔と変わったんだなあ・・・と言うこと。警察は本当に事が起きないと来てくれないのが昔でした。今回の言葉で迷わず警察を使わせていただこうと思いました。

 ここまで音楽の話が全く出て来てないですね。本当に様々なイベントが11月頃のまでがほとんどキャンセルになり音楽家は生きて行けるのかなあと心配になってしまいます。私自身も、これからのコンサート活動費をどうしようかなと考えてしまう自分がいるんですよね。あと何回も出来ないと思うと、やはり不安というか、作品作りへの集中力もなかなか湧き上がってこないし、頑張らねばと思う毎日です。

 そろそろ今の私のお花たちとも「さよなら」の時期が来ています。お花たちもそれを感じるのでしょうね。本当に最後の力を振り絞って咲いているのがわかるだけに、毎回感じる、とても申し訳ない気持ちに寂しい気分です。でも、コロナでの沈んだ雰囲気のためにも、お花たちには頑張ってもらわねばと、次へのバトンタッチの時期を考えているところです。
 5月21日 自由にお散歩できる毎日が早く来ますように!と願うハナモモでした。

ゴールデンウィーク最後の日

2020.05.06

ゴールデンウィーク最後の日

 ゴールデンウィークという名称が、きちんと伝わって来なかった今年のゴールデンウィーク。コロナ終息後に向けて、やらねばならないことは沢山あるのですが、なかなかリズムが狂うと修正しての毎日の過ごし方を決定するのは、とても難しいもんだと実感の毎日!
 
 ギリギリまで考えましたが、7月のTone Tone Concertは中止と決定いたしました。3月からレッスンを休んでいるのですから、当然って言えば当然な事ですね。
 コンスタントに何十年も続けて来たことを、次々に中止しなければならない今の現状を、どのように捉えたら良いのでしょうね・・・コロナさん?

 コロナ曰く「私たちは悪くない!私たちのような存在を作ってしまったのは、人間のなせる技!人間は何でも便利になれば良い!と、偏差値の高い一見賢い人間たちが自慢気にいろんなものを作り出し、その結果がこのザマよ!」と。

 私が長年苦労している花粉症も、スギだけが悪いんではない。ある知人からの話によると、スギ花粉だけでは花粉症にはならない。その証拠に、長年苦労した花粉症を抱え、ご主人の転勤と共に、裏にスギ林のあるところの社宅に住むことになった。さて、どうなった?何ともなくなったのですって。何故って? 近くを大きな道路は通っておらず、排気ガスの影響が全くないところ(都会から見たら不便なところと言えるのでしょうね)だと、何ともなく花粉症の影も形も無くなったとか。
で、ご主人の転勤が終わり東京に戻ったら元の木阿弥! そう、スギだけが悪いんではないんですよ。複合汚染な訳!人災ですよね!

 私には難しいことは分かりません。が、人間が作り出したもので、人間が悪い方へ悪い方へと劣化して行くのは、とっても感じています。新しい物への好奇心がない私だから、こう感じるのでしょうけど、人間をダメにして行く。若者、強いてはこれからを担っていかねばならない子供達のことを思うと、時々ぞっとすることがある。もっと、小さな事からコツコツとやったらどう?って言いたくなるのは、私だけでしょうか?
 もうちょっと自然界に自分を置いてみようよ!早く自然に身を置ける毎日がやってくることを願ってしまいます。
   5月6日 夏日から冬日についていかれないよ!と思うハナモモでした。

4月も最後の日となりました

2020.04.30

4月も最後の日となりました

  4月の最後の日と言いながら、4月を意識出来た日など、あったのでしょうか? ウォーキングに出掛けるのも何となく気が引けてしまう、このように思う人がばかりであって欲しいと思うことしばしばのニュースを目にします。もちろん、仕事で出なくてはどうしようもないと言う方もいらっしゃいます。そう言う方々以外の、自分のことしか考えていない人種!ニュースを見るたびに絶句!渋滞しながらも海に出かける。そこにお住まいの方々にご迷惑がかかるって、どうして分からないのかなぁと。張り紙がしてあっても無視!しかも子供連れ!こういう親に育てられれば、その子供達は先行きが丸見えですよね。子供にストレスがかかるのは理解出来ます。でも、命とどっちが大切か?答えは一つですよね。昔の人は良い事を言いました。「馬鹿は死ななきゃ治らない!」

 私の今の毎日はハーモニカ協会で昨年度行われていた研修会を、通信教育の形で進めましょうということになったのです。デュオの創作。つまりは対旋律を書くことです。私自身がやる事はさほど変わりはないと言えばない。いや、そうでもないかも!でも、人前で思いつきで喋って進めるのも有りですが、一人一人の作品をじっくり拝見しながら、細かく分かりやすい言葉のメモを書いて伝えて行くのも有りかもしれません。
 人との会話がないという寂しさ、もどかしさは有りますが、これはこれで身につくことが沢山あると信じて、取り組んで行こうかなと思っています。
 書かれてきた対旋律を拝見して、それを通じて会話が出来るコメントが書けたらいいなあと、今は夢見ています。

 今月は二回、左手を怪我してしまいました。どこか気が緩んでいるのでしょうね。一回は包丁で手を切り、もう一回は、引き戸に左手の薬指を挟んでしまいました。この、挟んでしまった経緯がどうしても分からないのです。どういう体の向きでこんな風に一本だけ挟んだのか。いろいろ試してみたんですが、回答は見つかっていません。それよりも、挟んだその時は、ものすごい吐き気がするほど痛かったってことが初体験でした。でも、そのうちに痛みも引いてきたので、ハーモニカの対旋律の例を作らねばと、ピアノに向かい、ピアノを弾いて左手の薬指に当たるとギャッ!よく見るとだんだん腫れてきてお昼頃には、パンパンに腫れて、おはぎのような色になって来てしまい、こりゃ医者に行くかなと。で、午後の部に行って、医者は見た途端に「レントゲン!」と言ったので、骨折かなと思いつつ、結果は骨折はしていないけど、内出血がひどいのと、骨以外のところが相当潰れているようなことを言っていたような。何しろ冷やすこと。指に板は当てないけど休ませる事。骨折しなかったのは、骨密度の高さのお陰だと、内心骨にお礼を言ったりして・・・。
 ピアニストではないけれど、一応ピアノも弾くわけですから、不謹慎な怪我だなあと、自分がやっていることへの責任感が足りていないんだと猛反省!本当に!
 4月30日 少しでも5月が明るくなる事を願うハナモモでした。

6月20日 音日記コンサート中止を決定

2020.03.23

6月20日 音日記コンサート中止を決定

 ず~っと続けて来た自作品コンサートを中止するのに、ものすごいエネルギーが必要でした。
中止の原因はもちろんコロナウィルスです。
 
 始め、この問題を考え始めた時は、お客様は半分にしようかな?とか、お客様が一人もいなくても良いかな?とか、いろいろ考えました。継続は力なり・・・を信じて、この年まで曲作りをしてこれました。ここで休止することが自分に決して良い結果を残さないと思ってしまったり。でも、これでは自分の事しか考えていないなあと大きく反省をしたわけです。
 コンサート当日に行き着くには、演奏者が何度も何度も合わせに時間を使ってくださり、そのためにはその場所に出向くことを考えた時、これは中止しなくてはと。
 それと、開催した事によって、ムジカーザにコロナウィルスが登場してしまったらと思った時に、これでさらに中止だと決断しました。
 これから、コロナウィルスがどのようになって行くのかは、全く分かりませんが、これにめげずに曲作りは続けていかれるように頑張らねばと思っているところです。
  3月23日 コンサート中止を決めて、なんとも言えない気分のハナモモでした。

🌷自作品のアレンジの難しさ!🌷

2020.03.17

🌷自作品のアレンジの難しさ!🌷

 コロナウィルス、静まる気配はありませんねぇ。全世界の人々皆が何かしらの影響を受けている今の状態、メディアがその話題しか持ち出さない気持ちは分かるけど、全部が空振りに聞こえてしまうのは、私だけではないのでは? だって、誰もコロナの本当のことを分かっていないのですから、何をお話しされても、想像の域を出てないよねってなってしまっても、もちろん誰が悪いとは言えないけど、余りに山盛りだと、精神的にも良くないような状態になって来てしまうのでは?
 
 頭の中は、コンサートへ向けての気持ち中心に動こうと必死に闘っている自分がいます。そんな中ですが、ようやくと言うか、遅ればせながら4つの歌曲の大きな流れが確立したかなと思えて来たことが、今の私にとっては、ほんの少しだけ嬉しい事の一つです。
 そして、あることから、自作品をアレンジして欲しいと言う状態を提示され、またまた困っているのです。前にも度々あるんですが、「歌曲を合唱曲にアレンジしていただけますか?」と言われて、即答出来ない自分がいるのです。そうすると「何で自分の曲なのに、さっさとアレンジ出来ないの?数日で出来るでしょう?」と来るのです。「自分のだから出来ないんですよ!」「どうして?」「すでに、私自身がきちんと納得出来る曲に仕上げているからですよ!だから、何も動かせないのですよ!」と言ったところで、なかなか分かってもらえない。だから、「やりたくないです!」となってしまうのです。
 ちょっと話は違うかもしれませんが、ずいぶん前に、ビートルズをハーモニカ二つとピアノの曲にアレンジした時のことを思い出しました。私は全盛期のビートルズには全く興味がなかったのですが、ある時、ふと思ったのです。何十年経っても、いろいろにカバーされているってことは、凄いことなんだろうなあと思ったのです。で、ビートルズの曲が72曲入っている曲集を買ったのです。もちろんそこにはメロディとコードネームしか書かれていない楽譜でした。私は原曲を聴くことはせず、そこに書かれたメロディとコードネームを参考にアレンジしたことを思い出したのです。
 原曲に振り回されたくないと思ったことと、演奏されている音が耳に残ったら、アレンジ出来ないのではと思ったりしたのです。多分、私にとっては大正解なんだと思います。余分な音の影響を受けたくない。これが全てなのかもしれません。アレンジは、あまり身近でない分野の音楽の方がやり易いってことですね。
 自作品のアレンジの話とは、かなりずれてしまった話になってしまったかもしれませんが、作品を作り出して行くことにおいては、私にとっては大切なこと。余計な音を耳に残したくない。特に感性が枯渇して来ている年齢をちゃんと自覚しているつもりだから。音楽以外のところから何かを得ていきたいと常に思っています。
 
 で、私のお花たちのお話になります。まあ、見事にこのギクシャクした天候の中を、元気に咲き誇っています。大好きなクリスマスローズも、見事に咲き揃っています。家の中からしか見えないお庭なので、皆に見てもらえない残念な気持ちは毎年同じこと。ピアノに向かい、左を見るとクリスマスローズが満開!これでは曲が書けない訳だ!そのほかのお花たちは、よその人にそれなりに愛でていただけたりもあるかな・・・?チューリップも黄色いのが一番目に咲きました。これから咲き揃った時が楽しみです。いや、皆が咲き揃うことはないかな?皆、それぞれ性格が違うので・・・。
    3月17日 お花たちに気をもらいたいハナモモでした!

🌸見事に2月のハナモモだよりを欠落させてしまいました!🌼

2020.03.10

🌸見事に2月のハナモモだよりを欠落させてしまいました!🌼

 私は欠落している状態ですが、私のお花たちは、それは見事に咲き誇っています。毎回思うように鉢が小さ過ぎたかも・・・と思うほどです。100球のチューリップもどんどん茎と葉っぱが成長してきていますし、枯れ木のようになっていた紫陽花にも葉っぱが育ってきています。訳の分からない季節感にも関わらず、お花たちは頑張っているのですね。お花たちにコロナウィルスが移らないことを願います。
 世間はコロナウィルスのニュースに埋もれ、ここまでメディアに報道されると、恐れおののくのも憚られる心境になってしまいます。もうここまで来たら、恐れても仕方ない!なる時は皆一緒になれば怖くないと思うようにして・・・。
 6月20日のムジカーザは果たして開催可能なのだろうか?と言う思いは山盛りにあります。でも、それは演奏者への思いであって、私は対して気にしていない。
 昨年夏から、色々なことが身内で起こり過ぎて、もう頭の中はメチャメチャゴチャゴチャ状態。自分のことが優先順位の一番後になってしまう、この私の性格を変えたいと、最近はつくづく思ってしまう。でもやっぱりそれが出来なくて、やってしまって落ち込む。でもやらなかったら後悔するだろうし・・・。プライベートなこと以外でも私は結果このような事態になっているみたい。いろいろな状況に気が付いてしまうのが私の性格と医者にも言われ、でも、それを続けていると自分自身が壊れてしまうよとの注意も受けているのです。性格って、どうやって決まるのかなあ・・・?
 コンサートに関しては、最初予定に入っていたアコーディオンがある事情から出演不可能になり、残念だけどあっという間に頭を切り替えて、今までになかったステージを一つ作ろうとしています。それはお楽しみとう言うことで・・・。
 アコーディオン曲作曲を途中で中止し、その切り替えの時に別の身内の心配事が入ってしまったために、なかなかそのまた切り替えが出来なくて、遅ればせながらようやく歌曲新曲のゴールが見えて来たところです。
 そしてその後に、小さな朗読作品が待ち受けています。これに関しては、かなり大きな流れは出来ているので、演奏者にせめて3ヶ月前までには新曲をお渡しすると言うことには、少し反してしまうけど、許しを得ていますので出来る限り早くにまとめ上げたい気持ちは山々です。
 何れにしても今日のお昼のニュースでは、コロナ終息は年を越すかもしれないとの言葉を聞くと、え~~~~って思ってしまいますが、たとえコンサーが中止となったとしても、作品だけは後々のために書いておきます。まだまだやりたいことは沢山ありますので・・・。
 皆さん!コロナと闘いましょう!   
3月10日終戦記念日 昔の人に比べたら、弱音は吐けないと思っているハナモモでした。

🌷チューリップの芽も出てきています🌷

2020.01.31

🌷チューリップの芽も出てきています🌷

 昨年の11月半ばに植えた100球ほどのチューリップの球根が、だんだんと芽が出て来て、育っていく様子が何とも素敵で可愛い!種類によって芽が出て来るタイミングも大きく違い、なかなか芽が出てこない鉢には、心配の目を向けて「いつ出てくるの?」と声かけてみたり。他のお花たちもそれは元気に育っていってくれて、どんどん鉢から溢れそうな状態になってきています。いつも言ってしまうけど、お花ってイイ!!!やっぱり何よりもイイ!!!元気をもらえるのがイイ!!!お花には感謝しかありませんね!
 アコーディオンの新曲の大きな流れがようやく見えてきました。超スランプから抜け出せ切った訳ではないけれど、そんな中でも音は降りて来てくれている感覚が、有難いなあと心から思えているのが幸せ!一音一音納得がいくのには、まだまだ時間が掛かってしまうと思うけど、それはそれで良いんだと思うようにして・・・。
 先週、塩野雅子さんと上 雅子さんお二人と、歌曲の選曲のために久々3人で会いました。私とすれば、いつものことだけど何を選んでくださっても良い訳でして、二人の賑やかな話を、ひたすらフンフンと頷きながら、そう来たか!なぁるほど・・・って思っているうちに、やっぱり、こっちの組み合わせで行こうか・・・フンフン・・・、いややっぱりさっきの方が・・・こんなやり取りを眺めているだけで幸せなんだなあ・・・これが。
 これらの曲を書いた時のように、これからも曲書けるかなぁなんて思いが頭をかすめたり。いやいや、彼女たちの勢いをいただいて、前進のみ!って思いいっぱいに進まねば・・・ですね。
 チラシ、チケットの作成の原稿作り、いよいよだなあと、とっても新鮮な気持ちでいられるようになれて、ようやくちょっとスッキリの気分です。
  1月31日 寒暖の差の激しさだけは辞めて欲しいハナモモでした。

クリスマスローズの蕾が膨らんできた喜び!

2020.01.17

クリスマスローズの蕾が膨らんできた喜び!

 超スランプからは、まだ抜け出せたというところまでは行ってませんが、不思議に思うのは、私がこれだけ真剣に作曲したいと考えていて、向き合って行こうとしているのに、音は降りて来ないのでしょうね!
 これが恐れていた、老化現象と言うものなのか?
 いや、これくらいの事でメゲる私ではない!
 コツコツとやって来た気持ちは満載だから、そう簡単に神様は見捨てないだろう!
 いや、私自身が上様だから、本当の神様は嫌がらせをしているのだろうか?
 そもそも神様っているのだろうか?
 私は信じない!
 こんな事ばかりを考えているから、先へ進めないのかもしれませんね。でも、今までにないほどの感覚を味わっているのは本当で、でも、この新体験を喜ぶ方へ移行して行こうと頑張っているところです。まあ、そもそも頑張っているうちは良いものは降りて来ないと常々思っているのでと、相変わらず冷めた私がいたりして・・・。
 でも、クリスマスローズの蕾に癒されて、先へは進みます。
 今月末にはダブル雅子さん(塩野&上)にお会いして、プログラム選曲の相談をしようとお約束しています。チラシ、チケットのデザイン美和さんにも、2月頭にはお会いする予定です。
 いよいよお尻に火が付く時、いいえ、火はすでに付いていなければ。
 6月20日に向けて真っ直ぐに進みます!
 1月17日 予定は未定にして、実は決定なんですと信じ込むハナモモでした。

明けましておめでとうございます!

2020.01.06


明けましておめでとうございます!

令和2年の新年も、6日となってしまいました。毎日良いお天気で、数日前の夜に初雪を観察したんですってね。私は全く気がつかず、残念でした。起きていた時間でしたのに・・・。
 年末年始と二人の孫が別々に泊りに来て、(一緒に来ちゃってよって思うけど)彼女たちには一緒に来たくない理由があるのです。何故か昔から子供と年寄り(今は自分も年寄り)には好かれる私。
要は私を独占したくて別々に来るのです。誰が隣に座るか?だけで延々と揉める。そういうこともないので、今は穏やかです。2年生の方はまだ付きまとう事もありますが、4年生の方は、休養と癒しをいただきに来てるんだ!と言ってくれます。なので、私がやりたいことも幾らかはできるので、楽かな?むしろ私の方が癒しをいただいています。でも、どっちにしても一人しか子育てしたことがない私にとって、姉妹を育てるって大変だなあとは思いますが二人から癒しをいただいています。
 
 今日、4年生が帰宅したら、いよいよ超スランプから抜け出せるかが大きな課題となっています。まあ、この休みに癒しもいただけたと信じて、スランプなどと呑気なカッコ良い言葉を平気で使っている今を吹き飛ばすつもりではいます。
 今年もいろいろなことに挑戦して行きたい気持ちだけは満載です!
 頑張ってみようと思っています。
     1月6日 孫のエネルギーを頼りにしているハナモモでした。

あと10日間で今年も終わり!

2019.12.21

あと10日間で今年も終わり! 

 そんな中、何とか与えられた仕事はこなしてはいますが、肝心の、つまりは私が一番大事に、そして大切にしなくてはならない、新曲を書く作業がちょっと足踏み状態なのが辛いところです。一番大事にしたいことも進めなくなることが70年も生きてくるとあるんだなあと、感慨深いものがあります。でも、そこを何とか乗り越えられるように頑張らねば私ではない!と言い切りたい思いで、今はいっぱいです。
 いろいろな時間配分から、来年のムジカーザコンサートでは、ハーモニカの新曲作業は再来年に先送りすることにしました。まだ半年もあるじゃないと人は言います。でも、私のやり方で行くと、新曲は全て3月20日にお渡しできる状態にしなくてはなりません。そう、遅くとも3ヶ月前には演奏者にお渡しするというルール、これを破るわけにはいきません。きちんと音を染み込ませて演奏する時間が足りなくては演奏者に失礼だと思っていますから・・・。
 コンサートには行かない、音楽も聞かないで、まっさらな気持ちで曲を書きたいと思い始めてから何十年が経つのでしょうか? 余計な音を私の中に入り込ませたくない、勝手に頭の中を音が巡って欲しくない思い。それは今も同じ気持ちでいます。
 そんな同じ向き合い方をしているのですが、やはりきちんとじっくり書こうとピアノの前に座るまとまった時間が取りにくいと、なかなか一気に集中に持って行く技は、そうは登場してくださいません。
 そこを何とかくぐり抜けられるように、少なくなった今年の10日間で、そのリズムを作り上げられればと頑張っているところです。
 ちょうど1ヶ月前に植え込んだお花たちはしっかり根付き、花がら積みをすると一気に元気になる、いや、微妙に元気になって行く姿に元気をもらっています。負けてはいられない!
 アリッサム(スーパーアリッサム・フロスティナイト)、イベリス、ネメシア、パンジー、ビオラ、ユリオプスデージー、ジュリアンの7種類。
 そして、何と数日前には二日続けてユー花園さんの前を通ってしまったので、久々衝動買いをしてしまいました。一日目はフリルの花びらのシクラメンを二鉢。二日目は色とりどりの小さめのパンジーを植え込んである鉢を二つと、待ってました!スズランエリカ二鉢。スズランエリカはクリスマスエリカと最近は呼ばれているようです。でも私にとってのお名前はスズランエリカ!!
 衝動買いは、ほとんど憂さ晴らし!って感じも、無きにしも非ず・・・ですね! でも、まっ!いいか!お花以外に物欲を発揮することもないので・・・。今年の自分へのご褒美ということにして・・・と勝手に名目を設定したりして・・・。
 でも、やはりお花はイイ!!この際、お花の力をお借りして(いつものことですが・・・)、頑張って残り少ない今年を頑張ってみようかと・・・。
12月21日 久しぶりのハナモモだより、ちょっとスッキリのハナモモでした。

11月半ば過ぎ?ウッソ~!!

2019.10.29

11月半ば過ぎ?ウッソ~!!


時はお構いなしに去って行く!私も遅れまいと必死に付いて行く・・・だと良いのですが、そうは素敵に行かなくて、置いてきぼりにされているような気分の時が多々有り!
 アコーディオンの1曲目が形になったので、一昨日(18日)トンボ楽器さんのアコーディオンショールームに行って、いろいろ勉強して来ました・・・6時間もいろいろと・・・。
 いやぁ、知らないってこういう事なんだと、発見ばかりでびっくりしたり、感動したり!
 取り敢えず、どんな風な曲かをショールームの電子ピアノで、私の下手くそなピアノで聞いていただき、どんな反応かが少々怖かった!でも、でも、すごく喜んでいただき、まずはホッとしました。
これから、アコーディオンとピアノをどのように絡ませるかが大問題な訳でして。
 でも、私のピアノを聞きながら、初見でメロディラインを弾いてくださったり、何度も何度もそのようなことを繰り返していると、それもいいなあ!いや、今のも良かったと、音色を決めるのに多分相当迷うかなと・・・。
 よ~く考えたら、その音色の部分はいつものように曲が出来上がった段階で、演奏者に丸投げしちゃえば良いんだ!と思ったら気が楽になった。演奏者自身が気持ちよく弾ける、またピアニストが心地よく感じて合わせられる音を見つけながら決めれば良いんだと・・・。
 そのアコーディオンをどの楽器にするのか決めるのが大変そう! ショールームだから相当な数が並べられていて、どのように決めるのかなと興味津々な事が山盛り!
 左手のボタンの音の表現方法、音列なども教わり、どこまで理解出来たかは定かでないけど、解らなくなったらまた聞きに行こうと決めた!
 いろいろな曲を演奏してもらいながら、楽器についてお話をしていただいたのですが、多分にアドリブ的な演奏が許せる楽器・・・と言うか、そんな曲を書くのも勉強かなと思ったりもした。余り縛られた感じにはしたくない。演奏者の希望が、いわゆる賑やかなイメージのアコーディオンから離れた曲を欲しているので、そこにアドリブ的な演奏が可能かどうかは、曲が出来上がって演奏してみないことには解らない訳ですが・・・。
 何れにしても、あと3曲の流れを早い段階で作り上げねばと思っているところです。なかなか思い通りに事が進まない状況ですが、それでも結構楽しんでいる自分がいるのが救いかもしれませんね。
 大好きなお花たちが、明日(21日)にやってくるはずです。それ以前に、今回はすでにチューリップだけは100球ほど、自分の手で植え込みました。やはり土に触るのって良い!いつか土をテーマに曲を書こうかな?
    11月20日 土に触って取り敢えずご機嫌のハナモモでした。

もう!月末ではないですか!

2019.10.29

もう!月末ではないですか!


 雨の多い、そして寒い日が多いように思いますが? かと思うと、いきなり夏日っぽくなったり、もういい加減にしてよ!と一人ブツブツ言ってるのは私だけではないですよね!
 
 お花の話が遠のいてしまい、決してお花と生き別れしたわけではないんですよ。夏前の植え替えに失敗ぽくなってしまい(私だけでなく、お花屋さんも)、苗を溶けるようにダメにしたのは初めてでした。
 今度こそと、冬に向かうお花の準備をしたいと思いつつ、時間が本当に限られちゃっていますので、今回からは元のように一人で少しずつ植え替えをしようかなと思ったりしていたのに、周りから強烈なダメ出しが出てしまい、やはりいつもの岡田さんのお時間が空いている時にお願いすることにしました。近々と言いながら、いつになることやら・・・。
 来年のアコーディオンの新作に風景が見え始め、一昨日から音を書き始めることが叶ったのです。奏者である、トンボ楽器製作所の会長さんと社長さんに、そんな様子をメールしたら、とても待ち望んでいらっしゃる様子が伝わって来て、気が引き締まりました・・・ってのは嘘で、単純に嬉しかったです。私自身、アコーディオンの左手の奏法とか、わかっていない事多々ありですので、そのことを学びにショールームをお尋ねしなくはなりません。実音を聴きながら、良い音を見つけて行くという、何とも贅沢な新曲作りを展開しようとしています。もう少し、曲が形になって来ましたら、お邪魔する予定です。
 こんな高齢になって、新しいことに取り組める幸せを、無駄にはしたくないと、いっぱい吸収出来るエネルギーをどこかで手に入れなければと思うこの頃。今まであまり飲んだ事のないドリンク剤にかなりお世話になっているような・・・。これって良いことなのかなあ・・・? 多分ドリンク剤は糖質が多いのでは? でも私の毎回の血液検査で糖分が基準値に達したことって、ほんの数回なんです。いつも基準値に届かなくて・・。そして面白いことに、時々訳も分からなく血圧が上がるので、普通なら塩分を控えねばと言われますよね。もう、随分長く、これまた塩ビんも基準値に届かず足りないのです。随分前には、毎食に梅干しと塩昆布を食べるようにと言われていたこともあるほど、足りないのに、血圧が高くなる時がある。医者は不思議な顔して私を見ているんですよね。しっかり改名してくださいよ!・・・ですね! 医者だって、わからない事のが多いのでは?と思ってしまう事多々あり!
 まあ、この年ですから、何が起こってもいいよね!って開き直りの毎日ってところでしょうか?
10月29日 身体と気持ちがイマイチずれていますが、それもまたハナモモです!
2016.09.16

梅雨空のような毎日

 昨日の天気予報で言ってました。9月になって今日(15日)までで日照時間が6時間を超えたのは、たったの4日間だと・・・。ホント!梅雨空の毎日って感じですよね。気温はそれなりに秋のようになってきていると一応感じますが、湿度の高さに不快感抜群ってところです。今の私の細やかなお花たちの中には、勘違いしたのか何だかわかりませんが、紫陽花がピンクの花を咲かせていたり、シクラメンの蕾が芽生えたり、やはりどこかおかしい。私自身も梅雨時に必ず症状の出る、手の指の皮剥けが再び発症。今の時期にこうなるのは初めてです。
 今年嬉しかったのは、カラスウリがはびこって最初は困ったもんだと思っていたのですが、かわいいオレンジ色の実があちこちを飾ってくれている姿に、絡まれているカイヅカイブキには申し訳ないけど、ちょっと我慢してね・・・とわがままを貫いているところです。
 そしてその梅雨空の毎日に、昨夜見事に中秋の名月が姿を現してくれたお月様に感動!感謝!中秋の名月が必ずしも満月とは限らないとのことです。今月の満月は17日のようですので・・・。私にとって日時なんて」どうでもよくて、唇がビリビリしてくれば、ああ!まん丸に近くなってきているなあ・・・って感覚が楽しいので・・・。
 数日前に毎年行われているコンクールが名称を変えて「童謡こどもの歌コンクール」として、その二次審査が行われました。形を変えての審査方法に最初はどうなるかと思いました。この形になって良かったこともあれば、ちょっとなあ・・・ってこともあったり。でも、31年目のこのイベントをこれからも続けていく上では良かったのでは・・と思ったのは私だけではないと思いました。
 めちゃくちゃ神経使って、疲れた!でも、一番疲れたのは窓のないお部屋に缶詰にされたこと。ちょっとの休憩にも、外へ飛び出して深呼吸!!深呼吸!窓のない部屋って圧を感じるんですよね。
 いよいよ作品を書くことだけに集中の毎日にしたいな。コンサートのチラシ作りの打ち合わせも済ませられたので、ひたすら良いコンサートに向けての一番のことの曲作り!そんな夢を描きながらの毎日は、幸せかもしれません!
   9月16日 満月見られてご機嫌のハナモモでした。

びっくり!もう!9月なんですね!

2016.09.02

びっくり!もう!9月なんですね!

 8月末締め切りの原稿書きも何とか終了出来て、ようやくちょっとホッとしました。童謡が日本に生まれて2018年に100年を迎えます。2年後を記念して、所属している日本童謡協会が童謡100年記念誌を制作中です。すでに私は「やなせ・たかし先生の思い出」を書かせていただき、とっくの昔に私の仕事は終了のはずが、作曲家の小森昭宏先生がお亡くなりになり、急遽先生の代わりが私に回ってきてしまいました。先生の代わりなど務まる訳ないし・・・と、お断りも無視され書きました。20年続いている「こどものコーラス展の歴史」を書いた訳でして。沢山の資料を読みながら、最後は自分の言葉で書くしかないなあと開き直り、とにかく終わったのです!万歳!
 その前に、ピアノ連弾曲「クラゲとワカメのフラダンス」を書き上げ、急遽書くことになったので、どうなるかと心配しましたが、ちょっと楽しみな曲に仕上がりました。
 連弾を書き、原稿を29日に出して取り敢えずOKをいただき、しばらくぶりに頭が解放され、お墓参りなどに行って心のお掃除をしたり・・・。
 そして、気持ちは来年のコンサートの新曲作りへの切り替えと、プログラムを組むことと、チラシ製作のデータをこしらえねば・・・と。
 今年の夏は、私にはお盆休みとか、夏休みって言葉が一体何なんだ!の毎日で、どこか緑に囲まれた山の中に行きたいなあ・・・って時々思います。でも、やっぱり家が一番だ~!と結局は出不精の権化と化してしまうのでした。それが一番幸せ!と思えたり・・・。
 少し涼しくなったら、2月に足の具合が悪いことから中止していたウォーキングを再開したい気持ち満載! でも無理は出来ない足をちょっと恨みながらも、でも歩けるじゃない!の気持ちで少しずつ・・・一歩!一歩!歩きた~~~い!!
 そして、お花を山盛り買いまくりたい!と、物欲のない私にしては不思議現象!
こういうのってストレスって言うんだって!
 とにかく、開放感は感じているので、徐々に次へ進もうと!!嬉しい毎日です!
  9月2日 人並みのストレスってヤツらしいハナモモでした~!

連弾曲集「空って不思議」の出版は叶いませんでした!

2016.08.12

連弾曲集「空って不思議」の出版は叶いませんでした!

 猛暑続きの中、連弾曲集が出版編集会議にかけられ、残念ながら出版は不可能になってしまいました。一番身近でいろいろお世話くださった方は、かなり良い感触に捉えてくださっていましたが、出版社側の客観的な評価としましては販売面の見込みが今一歩届かないという結論だったようです。
 確かに会社とすれば売れなくては話にならない訳でして・・・。
 ハナモモだよりにも書きましたが、出版の可能性を書いてしまい、実現しなかったら恥ずかしい・・・。まさにそうなってしまいましたが、まぁ、仕方ないかなというところです。決して恥ずかしいこととは思っていませんし・・・。
 企画出版という形も教わりました。製作費用を負担する自費出版をして、その後の販売に力を貸してくださるというお話。でも、やはりその費用を負担してまでの出版は今のところは考えられません。ということで、夢と終わったのです。
 でも、今回、出版に関してのご相談に行ったことから、編集者の方とのやりとりで、自分のこれからの指針も決断できたり、いろいろなことに前向きになれたことは、その方に大感謝しています。
 今まさに書かねばならない「こどもたちへ」の作品も、「空って不思議」に続く「海って不思議」という組曲にまとめられる曲を書こうと決めて『クラゲとワカメのフラダンス』という曲を書いているところです。
 8月もどんどん過ぎていってしまうので、焦り半分、一つずつ片付けるしかないか!の気持ち半分、両方を行ったり来たりしながら進んでいるのが現実です。
 お花の話が出てきていませんね。自分で苗を植えたりは出来ていませんが、月始めの頃にいつものユー花園さんの店先に、今欲しいと思っていたお花、カラミンサとユーフォルビアのそれぞれの鉢植えを発見しました。たった今、植えこんだばかりらしく、まだ定価もお花の名前のプレートも差し込んでなく。
 でもこれは「私のもの。私のために置いてある!」と思った途端、お店の中から大好きな岡田さんが出てきたのです。そして、「今、植えたばかりなんだ」「見ればわかるよ。私、これ欲しい」「少しディスプレーして、少し育ったら売り物にしようと思ったんだ」「私が育てるから売って!」って訳で、無理やり売っていただきました。そして今は、すくすくと形も整ってきながら、多分居心地よく我が家の玄関を飾ってくれています。その数日後に、また惹きつけられてしまった唐辛子2鉢も出窓でピリッと私を見張っているような佇まいで輝いていたり・・・。
 今までとは違う形でのお花の楽しみ方に移行しつつあります。年を重ねるって、こういうことなのかな・・・と。
 出版に関して、残念な気持ちが全くないと言ったら大嘘になりますが、今は、後どのくらい曲が書けるかな?の方が大切と思う時、案外さっぱりと切り替えられた自分にびっくり&乾杯!かもしれません。
  8月12日 がっかりする間もなく、一歩一歩のハナモモでした。

8月1日になってしまった!!

2016.08.02

8月1日になってしまった!!

 遊歩道のサルスベリも満開!!最近、お花の話しが少なくなったような・・・。お花に気持ちがいかなくなったわけでなく、相変わらずお花大好き人間です。
 ただ、玄関周りの塗装のために植物を退けて出来た空間が、未だに素敵に思い、その空間を楽しみたいがため・・・という理由と、うんと少なくしたお陰で、お世話が楽になったこと。お世話は沢山したい・・・でも、今はそれが許されないくらい山積みのやるべきこと!やらねばならないこと。う~~~ん!どうしよう!状態です。ハナモモだよりは頭の整理と息抜きを兼ねて・・・。
 ピアノ連弾組曲「空って不思議」の曲作りを全部書き終え、音源も整い、昨夜のうちに宅急便で発送。すごい!今日の午後には届くんですって!!!便利な世の中に感謝しながら、すべてが余裕なく何でも早く動いていく現代のテンポ、リズムっていいのかなぁ・・・って時々思ってしまいます。
 出版社の今月の編集会議にかけられ、出版がさせるかされないかの判断が下るはずです。って、ハナモモだよりに書いてしまい、出版不可能になったら恥ずかしいかな・・とも思うけど、ダメ元で打診しに出版社に行き、前向きな雰囲気に押されて残りの数曲を書き終えられたことは嬉しいことです。ですからとっても感謝しています。背中を押していただけたので・・・。どっちにせよ、コンサートでの演奏はしていきたいと思っていますので・・・。
 忙しくなてしまった理由は、来年のコンサートへ向けての新曲を書くこと。これは当初から決めていたこと。夏だから、あまり頑張りす過ぎずに、通常の仕事に加えてこれ1本に絞っていけるはずでした。
 ところが、今年は応募しなかった「こどもたちへ」の新曲を書かねばならない羽目に陥り、もう無理!ですよ~!!でも、どうにも逆らえず!誰に?それはどうでもよくて・・・。
 そして、6月に、ある作曲家がお亡くなりになり、いろいろ画策して退こうと思っていたことも不可能になり、おまけに、その先生が書くことになっていた原稿書きまで、もうなんでこうなるんだか、訳の分からないまま、抵抗出来ずの事柄が多過ぎ!!!なんで、私って意志薄弱なんだ!と自分を恨めしく思いながらも、前へ進むしかなくて・・・。
 取り敢えず、頑張ってみようと思っています。こんな風な毎日を過ごすのもこれから先、そうはないでしょうから・・・と、有難いことと受け止めて・・・。ってこうでも思わなきゃ、やってらんない!!っつうに!!
  8月1日 毎日頭がギンギンのハナモモでした~~~!!!

Tone Tone Concert楽しく終了!

2016.07.16

7月16日 Tone Tone Concert楽しく終了!

 いくらか暑さも控えめなコンサート当日、朝9時過ぎからホール入りして、1日が本当に長かった~~!!!
 毎年思うことだけど、何をするわけでないんだけど、舞台袖でじっと行方を見つめているのって、結構疲れます。
 けやきホールのスタッフさん、音響さん、照明さん、ステージ担当のお二人、アナウンスの方、皆が本当に気持ちの良い方ばかりで(今に始まったことでないんだけど)、すべてがスイスイ進むって、気持ち良いですね。
 今回は私自身もフルート新曲を演奏していただいたので、それを聞いて欲しくて発表会に直接関係ない方々にもお知らせをお出ししました。(今年は自作品コンサートを開催しないこともあって。)昨日、今日といろいろメールなど頂きまして、それによると、バラエティに富んだコンサートで楽しいのに、どうしてもっとお客様を呼ばないの?って言ってくださる方がたくさんいるのです。
 確かに、ピアノ、ヴァイオリン、歌、サックス、フルート、作曲作品、ゲストにはハーモニカ、コントラバスと、確かにバラエティに富んでいますねぇ。
 そして一番の嬉しいお言葉は、「皆が楽しそうに演奏していますね。」そう、この言葉は主催者としては、してやったり!って気持ちなんです。
 発表会って、時に競い合いみたいになってしまうこと多々有りに感じていますので、それだけは絶対に嫌だなと思っているんです。それぞれは半端でなくきちんと責任を持って演奏はして欲しいけど、決して比べたりはして欲しくない。皆それぞれの目標を達して欲しいな・・・と。
 そんな意味からも、今回も良いコンサートになったのかなと思っています。
 ただ、皆さんが上達してくると、曲が長くなってきて、コンサート自体が長くなってしまうこと。まあ、それは仕方のないことなのかもしれませんが・・・。
 私自身は、フルート曲を発表していただき、書いて良かったなあ・・って心から思えたことが何よりの収穫でした。
 あっ!疲れた原因の一番は、コモモさんのピアノの譜めくり!!!これって最高に緊張の連続で、疲れます。毎回、どうやったら無駄なく美しく邪魔にならずに譜めくりが出来るんだろうと、真剣に考えます。コモモさんは安心と言ってはくれますが、まだまだ改良の余地はあるはずです。
 終わってほっとする間もなく、連弾曲の仕上げにかかって、来月の編集会議にかけていただき、出版に繋がる夢を果たせたら嬉しいんですが・・・。
   7月18日 疲れてる暇もないハナモモでした。

童謡賞特別賞受賞式に参加して

2016.07.01

童謡賞特別賞受賞式に参加して

蒸し暑かったけど、晴れの日となった、7月1日、コモモさんの童謡賞特別賞受賞式に行ってきました。
 ココモモさん、コココモモさんもお母さんの晴れ姿に、自慢のお母さんという感情があふれんばかりに、表彰状を受け取る時、スピーチをする時に、じ~っと見つめる姿に私は感動でした。どの程度に記憶に残るのかわかりませんが、あの空気感を一緒に過ごせたことは、きっと幸せなことだったんだろうなと・・・。
 コモモさんの受賞お礼のスピーチで、童謡を聞かされなくて育った話し、曲を書く母なのに、その実態をかなりまで知らなかった事を話していました。その後のパーティで、いろいろな方に、私は言われました。「全くお嬢さんの音楽教育に関わってこなかったって信じられない!」と。でも、どうやらそうらしいと分かってもらえたのかな?どう思おうと別にいいけど!
 音楽って、「やれ!やれ!」と叫ぶほど、いい世界ではないと思っていたので、私の知らない分野に進んでくれたらいいなあ・・・っていう思いが強かったことは事実です。ですから、その道を歩み始め、大学生の頃に、なかなか手ごたえが感じられない毎日に相当悩んでいる様子で、「自分で決めた道だしなあ・・。ママにやれって言われた訳でないしなぁ・・・」とため息をついている時があり、その時私が「ザマァみろ!」と品悪く言ったことを懐かしく思い出していました。
 そんなコモモさんに支えられながらの今の私の音楽生活。ここ数日で、私のこれから進む道すじを作ることができたことは、この1年余りの毎日を思う時、改めて、こんな日がやって来てくれて本当に良かったと心から思います。来年の2月のコンサートと、そのまた次の年の2月のコンサートも決めて、遠くを見つめながら、足元を固めて行こうと歩き始めたところです。
 コモモさんの受賞もやはり後押しのきっかけにはなったと思うし、現にコモモさんにはしっかりリードして行って欲しいと思うのです。
 ここ数週間で、連弾曲のまとめに入りたいと集中力を高めたい一心です。最近、集中力をどこかで売ってませんか~?って叫びたくなるほど、集中力が欠乏してきています。それと体力も・・・。なんとか、しなくては・・・。
  7月2日 大事に大切に毎日を過ごしたいハナモモでした。

いろいろ忙しない毎日!!

2016.06.28

いろいろ忙しない毎日!!

 紫陽花、ハンゲショウの美しい遊歩道。東京は雨少ないですね。何日もザ~ザ~って感じの日はほとんどない?水不足が心配です!!
 我が家のお花たちが少なくなった玄関は、今もそのままでして、新しくお花をいっぱいおきたい気持ちと、何と広い我が家の階段と玄関前フロア。その空間がなかなか良くて、しばらくはこのままで・・・。部屋の中もそうですが、物を置かない素敵さを改めて堪能して、いい気分!!!そこで話す声まで響いたりして・・・。
 数日前に思い立ち、ようやく次へのステップがきちんと踏み出せました。コンサートを開催するだけが全てではありませんが、やはり私にとって30年ほど続けてきたやり方での作品作りに、コンサートは欠かせないのかもしれません。
 2017年2月26日(日)いつものムジカーザに決めました。再演中心にと思いつつ、やりたいことはいろいろありまして・・・。
 コンサート開催の決心の後押しとなってくれたのは、今進行中の連弾曲集が出版可能になるお話しを、とっても積極的にリードしてくださる編集者の方のおかげかもしれません。
 年を重ねてくると、やはり今まで考えられなかったくらい体力がないなあ・・って思うことがあまりに頻繁にあるので、時に自信喪失状態になってしまうのが何とも悔しいのですが、それはどうやら私だけではないみたいなので良しとするしかないなと心に納めて・・・。
 でも、レッスンやっていてもそう、先日の童謡のコンクールの審査もそう、音楽に関わった時はやはり気分爽快になっているし、音楽しかないですね。
 来月の Tone Tone Concertで発表するフルート新曲の練習を演奏してくれる小学校時代の同級生のアマチュアフルーティストと2回の合わせをしたんです。(本番はもちろんコモモさんですが。)やはり合わせって楽しいですね。改めてピアノを弾くのがどれだけ好きか!!!って再認識!!!人前で弾くのは嫌だけど、これが楽しいんだな・・・と一人悦に入ってました。
 いろいろあっても充実し始めている実感を大切に進んでいこうって心から思った今日1日でした。
  6月28日 コンサート開催決定!に安堵のハナモモでした。

6月も7日になってしまいました!!

2016.06.07

6月も7日になってしまいました!!

 前回のハナモモだよりから、あっという間に一ヶ月が過ぎてしまい、びっくりの毎日です。
 コモモさんが入院するという事態が起こり、何も考える間もなく、私はコモモ家に家政婦として出向く事態に!!!
 ココモモさんとコココモモさんのお抱え家政婦というわけでした。幸い、お母さんがいなくても、元気風に毎日を過ごしてくれて安堵する毎日でした。
 先月、やっと私自身はエンジンがかかり始めたところだけに、どうなるかと心配がいっぱいでしたが、何とか今週から元の生活に戻れてきたような・・・。
 2週間留守をして、我が家に戻って唖然!!!玄関周りのお花たち・・・というか植物が全くなくなっていて、ここはどこ?状態。塗装屋さんが留守中に入り、全部をどけてくださってしまったんです。うちの玄関と階段って、こんなに広いんだ~!と、改めて感動!年齢を考えてこの際、少しはお花の量を自粛しろ!と同居人は申しています。水やりの大変さにこりごりとか・・・。
 コモモさんに、嬉しいニュースがあります。日本童謡協会が選ぶ、日本童謡賞の特別賞をいただくことになりました。12年前に私が本賞をいただいき、今回はピアニストとして特別賞をいただきます。
 この賞をいただいたから何なんだ!ってことですが、ささやかなところでも、コモモさんのピアノに目を向けていただけたことは喜んで良いことと思います。
 コモモさん自身は、賞をいただけるだけで十分だから、表彰式とか、お祝いパーティはなくても良い・・・などと、苦手意識丸出しのようなことを言っています。その気持ちは手に取るようにわかりますが、取り敢えず出席してくださいね!
   6月7日 再始動に頑張るハナモモでした。

ゴールデンウィークも終了間近?

2016.05.05

ゴールデンウィークも終了間近?

 お天気の変化もすざましく、気温の変化も、これまたすざましく。天候に関して最近は余りびっくりしなくなってきています・・・どんな状況になっても・・。こう、しょっちゅう観測至上初めての事って言われると、そうでしょう!そうでしょう!って思います。元々気候は自然のもの。同じなんてないのかも・・・って思う方が、もしかしたら普通なのかもしれません。
 そんな中、我が家のお花たちは、そろそろおしまいにされることを感知しているかのごとく、最後の力を振り絞り、力強く咲き誇ろうとしているのが感じられ、心が痛みます。新しく届いた小さなゼラニュームの苗たちが、ベランダの隅っこで育てられ始めているのを横目で見ている心境は、どんなかなあ?と、これもいつも感じる辛いところ。でも、人間って元来残酷なんですよ!お野菜も食べるし、お肉も食べるし。って、残酷を認識しながら、ガーデニングを楽しんでいることをお許しいただいて・・・。
 この連休は、フルート曲仕上げの前に、急遽入ったココモモさんからの依頼、幼稚園の卒園式で歌った「ひまわりの約束」という、ドラえもんの映画で歌われているらしい曲を、ピアノ連弾にして欲しいと。7月のTone Tone Concertでハナモモと弾きたいとか。ハナモモと弾くのだけは勘弁してもらいたい。コモモというピアニストが身近にいるでしょうに!
 歌詞とメロディだけを見ると、言葉のイントネーションなど、超無視!って感じでして・・・。こういう歌を幼稚園で歌うってこと、どうなんでしょうね。と、私自身は疑問に思いますね。
 日本語に無頓着でいながら、小学校一年生から英語の授業があるそうな・・・。私自身は、まずは日本語をきちんと学んで欲しいなと思いますが・・・。って、話が違う方向に行ってしまいました。連弾は面白く書けたかな?私なりには・・・。
 フルート曲もあと少し、あと1週間くらいにはお渡し出来るように清書を含めて完成出来れば・・と。
 やっと五線紙に音を書くリズムが戻ってきたことを実感出来て、ちょっと嬉しいような、安心感を抱いたような・・・。
 作曲をするにあたり、冒険したり、新しい音を見つけることに躍起になることもないんじゃないかと、ちょっと自然体になれてきたことが、気持ち的に楽になってきているかなと。それが良いことかどうかは分からないですが、まあ、いつも最後は手の向くままに任せる姿勢は変わっていません。それしか出来ないので・・。
 今回、音を書くことを再出発に当たって、昨年買い足した鉛筆で作業を始めました。三菱ハイユニと、トンボ MONO100を使ってみて、改めて前まで使っていたぺんてるハイポリマーに勝てないってことが一目瞭然!!
 で、清書だけは、ぺんてるにしようと思ったわけです。残り僅かのぺんてるは貴重品です。大事に!大切に!使いたい。もう、売ってないんだから・・・。
  5月5日 気持ちの良い晴れの日に万歳!気分のハナモモでした。

もうじきゴールデンウィーク

2016.04.26

もうじきゴールデンウィーク

   もうじきゴールデンウィーク
 我が家のお花たち、ピークは過ぎたかな・・・と思いながらも、まだまだ捨てたもんではありません。ある人は「見事に綺麗ですね!」と言ってくれるほどに、初めて見る人にとっては、かなりの見栄えのようです。最後の最後まで、さよならするまでは、できる限りのことはしなくては・・・ですね。
 最近、とっても優柔不断の私が、一念発起をしまして、ある行動に出ました。毎年一曲ずつ書いてきた連弾曲を、そろそろ組曲としてまとめておかねば、何が起きるかわからない年齢にきているのですから・・・と。ある出版社に連弾組曲として出版出来ないかな・・・と、ご相談させてくださいとご連絡を入れて、何と翌日にお会いできることになったんです。それが先週のことでした。
 何ともあっさりと先へ進めそうというか、全部曲が揃っていたら、そのまま編集会議へ進む勢いに、私自身が唖然!まだ、曲が揃ってないんですが・・・と。それは揃ってからと云うことになり、ほぼ決まるかなと。
 で、もう一つ、これはダメ元でご相談したことがあるのです。コモモさんのためにかなり前にアレンジした「しあわせメドレー」。右から二番目の星、さくら さくら、星に願いを、ふるさと、この4曲のピアノメドレーアレンジ曲の出版って有りえますか?・・・と。何と、これも脈ありなんです。ただ、ディズニーの曲は著作権使用料が高いことがネックでして・・・。でも、いろいろ調べてくださったりで、何かの形が出来そうな雰囲気になっているんです。
 まだ、正式に今の状況を書くことは出来ませんが、ようやく一歩を踏み出せたことが私は嬉しい。ず~っと考えていたことを、思い切って前に進んでみることが、思いもかけない形で相談に乗っていただけた・・・たったそれだけでも、良かったと思える今。
 メドレーアレンジの新しいバージョンを書こうとコモモさんと相談していたところなので、余計に嬉しい。著作権の問題があるから、メイドインジャパンの曲だけでのメドレーも有りかも。いろいろな分野の曲があるわけだし・・。
 そんなことも編集者の方と相談しながら、進めていかれたらいいな・・と思っています。
 それこそ、連弾と共に、ピアノメドレーアレンジもライフワークにしていかれたら、年を重ねてきてはいますが、もう一踏ん張り、いやもう少し書き続けていけそうかなと思えるここ数日の思いでした。
  4月26日 頭の中がいっぱいで眠れないハナモモでした。

「こどもたちへ」などなど・・・

2016.04.04

「こどもたちへ」などなど・・・

 遊歩道の花のトンネル。花 花 花花 花 花 素晴らしい!また今年も日本人に生まれて良かった~!っと思えたことが、何しろ嬉しい毎日です!
 今朝も雨の中、用事で出かけ、桜と共に遊歩道をウキウキ感にしてくれているユキヤナギ、スノーフレーク、ツルニチニチソウ、花ダイコン、花ニラ、紫陽花の葉っぱ達に、「ありがとう!ありがとう!今年もありがとう!」って叫びながら(心の中で)、歩いていました。
 我が家のお花達も、今年はかなりイイ!!いいえ、とってもイイ!!イヤ、どこよりもイイ!!と、しっかり自慢したくなる状況に、自慢できないでいるのは、私自身の行動そのものかな?
 でも、ここ10日間ほど、いろいろなことがあり、前が見えてきていることも嘘ではありません。



 先日、「こどもたちへ」が素敵に終わりました。本当にイイ感じに演奏出来て、プログラムの中では地味目な曲ではありましたが、私が今回目指した「響きだけで表現できたら」という目標は達成できたかな・・・と思っています。共演者の小学3年生の少年(今頃、4年生ですね)が、本当に素敵な少年で、近い将来、今書き続けている連弾曲が組曲に纏められたら、全曲演奏をコモモさんと一緒にしてもらおうかなと本気で考えています。その少年の今師事している先生に、かつてコモモさんは師事していました。同門で連弾!考えただけでワクワクです。



 先日のコーラス展までは詩人こわせ・たまみさんに詩を書いていただいてきましたが、次回は1回お休みして、初めて織江りょうさんという方と組んでみることに
しました。それには、ゆっくりお話ししてみなければとお会いしたんです。余りお話しなさらない方かと思っていたら、とんでも無くて、私はひたすら聞き役でした。でも、とても静かにお話しなさる方なので煩くはなかったです。
で、面白いのが、お話しをなさりながら、手品のごとくに、ご自分の書かれた詩を、1枚、2枚と出されるのが、私は面白くて、まじまじとお顔を見てしまいました!
「どのような詩がお望みですか?」って聞かれたって、「どんな詩を書くかはあなたの問題でしょう」と、何ともつれない返事しか出来ませんでしたが、「その詩に乗っかって新しい私が表現できればいいな。今はそんな気持ちです。」と言い足しました。新しいはじめの一歩になればと・・・。
  4月4日 もう少し楽しめる桜・桜・桜に感謝のハナモモでした。

「こどものコーラス展」終わりました!

2016.03.15

「こどものコーラス展」終わりました!

 寒い、寒い毎日に、3月なのに何で?と思いながらも、あちこちに春が覗き見しているのを感じた時は、ちょっとホッとするんですよね。

 その一つ、お花屋さんの店先には、これでもか!と言わんばかりに、あれも欲しい!これも欲しい!と思わせるお花たち!なかなか実現の運びになれないのが、何とも超悔しい!!!

 13日(日)にコーラス展が無事に終わりました。こわせ・たまみ作詞の「春が好き!」という曲です。昨年はリハも本番も聴けなかったことを思い出しながら、でも、今回もリハには参加出来ずに本番を聴く状況に、どんな風になっているかな?とワクワク感満載の心境でした。

 ゲネプロを聴きホッとして、本番は詩人のこわせ・たまみ先生とご一緒に聴きました。演奏終了した途端の先生の満足気なお顔に、「よっしゃ~!やった~!」と心の中で叫びました。

 打ち上げの会場で、何人かの作曲家の方々から、曲を分析しながらのお褒めの言葉に、正直、私はどんな顔をしていいか分からない状態でした。曲集が手元に届いた時から、いろいろな人の曲を分析する人がいるらしく、事細かにいろいろ言われても、私はただただ「へ~!そうなんだ!」と、まるで他人様の曲の説明を聞いている状態になってしまうのです。で、私は「詩があの音を書かせてくれたんですよ!」って言うしかなく・・・本当!それしかないんですよ。

 いつも思っている、歌曲は詩が8割!その精神でいくと、詩が書かせてくださるとしか言いようがない訳でして・・・。もちろん、最終的には音楽も重要ですよ!

 詩って面白いんです。余りに状況をリアルに表現し尽くしていると、こちら作曲する側の入る余地がなかったり。余計な文字はいらないし、かと言って、短くただただ簡素に言葉が並んでも、コノヤロー!って思ってしまうし。(スミマセン、品がなくて・・・でも本心!)書かれている言葉の裏に何もないっていうのは本当に何を表現して良いのか困ってしまう訳です。

 詩の行間に何があるのかな~?とか、本当は書いたけど削除した言葉は何だろう?みたいな、詩人の心の動きを想像すると何かがキャッチできる時もあるような気がします。もちろん、私の勝手な思い込みがほとんどかもしれませんが。

 そんな意味からも、こわせ先生の詩に対峙するのはドキドキですが、寄りかかっていれば何か勝手に音が出てきてくれちゃうような気分になるのです。

 ですから、分析してくださっていろいろ言ってくださるんですが、「詩を読み込んでいたら、あんな音が出てきちゃいました!」が、紛れもない私の本心なんです。

 素直に何も考えないで音が出るのを待つ!これしかないと思ってはいますが、余りにず~っと何も出てこない最近を思うと、(器楽曲に向き合っていますから、詩はないんですが・・・)何かが足りない!感性が枯渇してきているのは自覚してますから、何とかそれを補う何かが足りていない!と、模索中の毎日。

 でも、ちょっと前向きなイメージになれてきたのは、コーラス展でいろいろな人にしばらくぶりに会ったお陰かな・・と思うことにして・・・。でも、疲れた~!

 何かが動き出すことをちょっとだけ感じながら・・・。
  3月15日 今日は暖かくなることを願っているハナモモでした。

「こどもたちへ」初合わせ

2016.03.07

「こどもたちへ」初合わせ

 このところ暖かい日が続き、紫陽花の新芽が一気に目立つようになってきたように思います。新芽を目にすると、急に元気をもらえたようで、ワクワク感満載!
 それと共にパンジー、ビオラも一気にお花が増えてきたように思います。冬の間、パンジーは、我が家の周りを飛び回っている鳥たちのご飯と化してしまい、蕾の段階で何とも無残な姿になってしまっていましたが、3月の声を聞くと、ご飯が調達出来る自然が現れるらしく、やっと綺麗に咲かせてくれるようになっています。お花はやはり素敵!
 昨日(6日)、「こどもたちへ」の新曲、「宇宙のごちそう お月見だんご」の連弾合わせをしてきました。運良く、昨年の共演少年とご一緒出来て、何ともいい感じに合わせをすることが出来ました。もちろん、ピアノのテクニックは私の数十倍上手な少年なんですけど、1年間のブランクがあるにもかかわらず、やはり二回目というのが、こんなにもスムーズに合わせが出来るんだ!と、改めて感慨無量!って感じでした。

 この作品を書いたのは、昨年の6月。締め切りの日に、事務局へ持って行ったのが懐かしいです。一番体調がおかしくて、諦めようかと思いながら、何とか書きたいと思い、向き合った作品だけに、昨日音にした時は、とっても嬉しかったし、書いて良かったと思えたことも嬉しかったです。

 やはり本番当日に私が上手に弾かなくてはいけないことが、一番の課題ですが、頼れる少年に、おんぶに抱っこしてもらい、本番を迎えられればと思っています。

 やっぱり連弾はいい!もっと積極的に書いていかねばとの思いだけは山盛りなんですが・・・。

 それと今取り掛かりたいのは、ピアノソロ曲のアレンジ。「しあわせメドレー」と名付けて、2007年にコモモさんにお願いされピアノソロ曲のアレンジをしました。ディズニーの「右から二番目の星」「さくら さくら」同じくディズニーの「星に願いを」「ふるさと」の4曲。その「しあわせメドレー2」を書こうかなと、ただいま選曲中です。「魔女の宅急便」「サウンド オブ ミュージック」などから選ぼうかと。そして、はっきり決まっているのが「見上げてごらん夜の星を」。何年か前にTone Tone Concertのオープニングに演奏した、フルートとピアノのためのアレンジ楽譜「見上げてごらん・・・」が見つかったとコモモさんから連絡あり、そんなこともあったかな・・・と。で、それをピアノ曲で弾いてみたいかも・・・とリクエスト。私も大好きな曲だし、本当に名曲だと思っているのでやり甲斐があります。やはり4曲でまとめようと何となく決めている自分が不思議なんだけど。可能ならば今年のTone Tone Concertのオープニングで演奏できればいいかなと思ったり。公言すれば実現可能と信じて。
   3月7日 花粉症と闘いながらの毎日のハナモモでした。

まだ書けそう!

2016.02.26

まだ書けそう!

 ここ数日は寒い!夏日があったと思うと、翌日は冬日!どっちかにしてよ!って言いたくなる今年の2月。
 私のクリスマスローズが開き始めています。やはり大好きですねぇ。品がイイ!しとやかさがイイ!慎ましやかだけど、自己主張があってイイ!!私はそんな人になりたい・・・かどうかは分からないけど、宮沢賢治を読んだばかりなので、こうなってしまいました。
 昨年11月にお花のお岡田さんに頂いた、5鉢のクリスマスローズを暖かくなったら私のクリスマスローズガーデンのお仲間に入っていただくのが、待ち遠しい楽しみな毎日です。
 今年に入り、いろいろこれからを考えていて、優柔不断の毎日を過ごしていたんですが、年明けから考えていたことが、昨日きちんと向き合える状態となりました。
 今年はコンサート開催はお休みしますが、7月のTone Tone Concertの出演者のお一人に向けて、新曲を書くことを決めました。フルートで参加される友人にです。その友人は実は私の小学校の同級生。フルートは大学から始めて、常にフルートを吹きながら、エンジニアのお仕事を全うして、その後、何を思ったんだか、慶応の大学院で一番年上の学生として勉強している変わりダネ。余程学校が好きか、勉強が好きか!私とは真逆!!!です。今年卒業できるはずなので、昨日メールしたら、ちょうど今日(2月26日)が修士論文の締め切りだとかで、何とラッキーなタイミングで・・・と、私は自分の勘が戻ってきたと勝手に解釈。って、この私の勝手さ加減も戻ってきて良かったかな。
 友人には「自分なんかに・・・、でも光栄です!」と言われ、逆に私はまだ作品のかけらもないんですが・・・と、でも不安はありません。
 そこいらの音大生に聴かせたいくらい、いや、プロにも聞かせたいかな。そんな音色を出す友人に初演をしてもらえるシチュエーションを思いついたことに、我ながらいい感じかな・・・と思えています。
 頓挫している歌曲と、朗読ピアノ作品以外は、新しい人との出会いを作りながら、これからの歌作りもしていくことも、今の私には大切なことではと、感じている今日この頃。この気持ち、置き去りにしないように前に進んでいきたいと思っています。
 加齢によるいろいろはあるけれど、でもまだやりたいことはある、そしてやれることもある・・・と信じて・・・
2月26日 何かが見えてきて、ちょっと嬉しいハナモモでした
 

新年は1月24日となってしまいました!

2016.01.24

新年は1月24日となってしまいました!

新年は1月24日となってしまいました!
 今朝は銀世界になってしまうのかと心配していましたら大丈夫でした!中国、四国、九州の県庁所在地のほとんどが氷点下の今朝、東京も寒かったですねぇ。
 前回の雪でサクラソウなど幾つかのお花たちが雪の重みで折れてしまうことになってしまったので、今回は大移動をしてお花を守ったけど、無事! それはそれでまっ!いいか!
 3月に開催される、「子供のコーラス展」「こどもたちへ」のチラシ、チケットが出来上がってきました。
 今回の「こどもたちへ」のピアノ連弾新曲、「宇宙のごちそう お月見だんご」は前回の作品「月に住んでる うさぎさん」からの続きです。っていうか、今書いている連弾は、ひとくくりにすると『空って不思議』というタイトルでまとめようと考えています。
 特に今回は昨年のうさぎさんが、フワフワ状態の月世界で、自慢の脚力を生かして、頑張ってついたお餅を、昨年の時点で、さてどうしよう?と思った時に、コンサートテーマが「世界のごちそう」だったので、お月見だんごは誕生したのです。そして出来れば前回の共演者と連弾できたらいいなあ・・・なんてほとんど不可能なことが、実現の運びとなったんです。そうなるといいなあ・・・という私のつぶやきが届いたみたい・・・かな? まだ合わせには入っていないけど、とっても楽しみです。
 そろそろ「空って不思議」を毎年一作のテンポでなく、組曲として今年あたりはまとめあげようかなと、真剣に考え始めているところです。
 今年は自作品ムジカーザコンサートは設定していません。2011年1月からスタートして、やなせたかし先生の「ありがとうコンサート」を含めて7回、『詩音 話音 音音』と名付けて8回のコンサートを、今年はちょっと休憩したり、ゆっくり考え直したり、何が本当に書きたいのかと、よ~く考えたりの、充電年間にしようかなと、思うことに決めました。
 そんなこんなことを考えていたら、新年も半月以上が過ぎてしまいましたが、今年もハナモモだよりは書いていきたいなと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 1月24日 いつも以上に花から充電しようと模索中のハナモモでした。
新年は1月24日となってしまいました!
 今朝は銀世界になってしまうのかと心配していましたら大丈夫でした!中国、四国、九州の県庁所在地のほとんどが氷点下の今朝、東京も寒かったですねぇ。
 前回の雪でサクラソウなど幾つかのお花たちが雪の重みで折れてしまうことになってしまったので、今回は大移動をしてお花を守ったけど、無事! それはそれでまっ!いいか!
 3月に開催される、「子供のコーラス展」「こどもたちへ」のチラシ、チケットが出来上がってきました。
 今回の「こどもたちへ」のピアノ連弾新曲、「宇宙のごちそう お月見だんご」は前回の作品「月に住んでる うさぎさん」からの続きです。っていうか、今書いている連弾は、ひとくくりにすると『空って不思議』というタイトルでまとめようと考えています。
 特に今回は昨年のうさぎさんが、フワフワ状態の月世界で、自慢の脚力を生かして、頑張ってついたお餅を、昨年の時点で、さてどうしよう?と思った時に、コンサートテーマが「世界のごちそう」だったので、お月見だんごは誕生したのです。そして出来れば前回の共演者と連弾できたらいいなあ・・・なんてほとんど不可能なことが、実現の運びとなったんです。そうなるといいなあ・・・という私のつぶやきが届いたみたい・・・かな? まだ合わせには入っていないけど、とっても楽しみです。
 そろそろ「空って不思議」を毎年一作のテンポでなく、組曲として今年あたりはまとめあげようかなと、真剣に考え始めているところです。
 今年は自作品ムジカーザコンサートは設定していません。2011年1月からスタートして、やなせたかし先生の「ありがとうコンサート」を含めて7回、『詩音 話音 音音』と名付けて8回のコンサートを、今年はちょっと休憩したり、ゆっくり考え直したり、何が本当に書きたいのかと、よ~く考えたりの、充電年間にしようかなと、思うことに決めました。
 そんなこんなことを考えていたら、新年も半月以上が過ぎてしまいましたが、今年もハナモモだよりは書いていきたいなと考えていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 1月24日 いつも以上に花から充電しようと模索中のハナモモでした。

12月28日 もうすぐ今年も終わりですねぇ!


2015.12.28

12月28日 もうすぐ今年も終わりですねぇ!


 ゴソゴソ、モタモタ、ノロノロしていても、時って刻まれて行くんですねぇ。って、感心しているわけではありませんが、余りに客観的に自分を見すぎて、そしてず~っと昔を遡ることに専念しすぎて、フ~ッ!ちょっと疲れた!

 11月、12月の2回、大好きなお花の岡田さんのアレンジメントレッスンに行ってきました。ソプラノの塩野さんもご一緒でした。私たち二人はいつも岡田さんに、「人の話も聞かずに、さっさと自分のやりたいことを始めてしまう!」と言われてしまっていたので、今回はじっと大人しく先生の言葉に聞き入ったふりをしていました。どちらもクリスマスアレンジでしたが、久しぶりのお花アレンジ、と~っても楽しかったです。頭が空っぽにできるし、ほ~んと、何も考えずにお花と心中!素敵な時間でした。

 そして、そして、その後にやってきた、もうとっても素敵なプレゼントが私のところにやってきたんです。本当!これぞサンタさん!

 二回目のアレンジに使われた、私の大好きなクリスマスローズのお花を切ってしまって、後に残された鉢植えはどうなるんだろう?って、お店にいる時から、ちょっと気にはなっていました。その鉢植えは店頭で商品として飾られているのは、もうず~っと前から知っていました。クリスマスローズ大好き人間にとっては、買う、買わないに関係なく、店先で見入ってしまうクリスマスローズ!欲しいかなと思いつつ・・・・安くないからなあ・・・と、諦めていたんです。

 その、花が摘まれてしまった鉢植え、5鉢が我が家に届けられていたんです。アレンジ教室の後、用事でちょっと出かけたちょっとの時間の間に・・・。玄関にいたのです。すぐにお電話して、岡田さん曰く「上さん、管理してくれる?」「え~っ!うっそ~!」って今時の若者言葉が飛び出すほど、びっくり!そして、嬉しかった~~~!!!蕾もお花もまだ十分に楽しめる数は咲いているし、何と言ってもこれから我が家の20年近くになるクリスマスローズガーデンのスペースに仲間入りするわけですから、もう、どうしよう!って感じです。岡田さんの気持ちに応えられる管理をきちんとしなければ・・・と思う毎日です。

 大好きなお花の曲を書いて何十年になるんでしょうね。そんなお花がつきまとう嬉しい気持ちを、また違った切り口でピアノで表現できたらと思うことしばしばです。そんなことを含めて日記のようにピアノの小品が書けたらいいなと、「思いつくまま・・・」と題してピアノの譜面台に新しい五線紙ノートを置きました。

 来年への橋渡しにうまく作動していくノートになってくれればと、今は慌てずに音が出てくることを待っています。

 お花に励まされながらの年越しになるかな?

 12月28日 仕事納めは結局30日となってしまったハナモモでした。

11月最後の日・・・早いなぁ!

2015.11.30

11月最後の日・・・早いなぁ!

 コンサートから3週間、毎回さほどの興奮とかはなく、日常の当たり前のこと、それが私のコンサート風景なのですが、時々「どうしてそんなに淡々としていられるの?」と聞かれます。いや、もちろん、自作品を演奏していただく演奏者、時間とお金をかけてきてくださる方々に感謝以外はありません。そして私なりの感動もありますよ。ほんとんどリハーサルにも立ち会っていないし、始めて聞く演奏に「ああ、そういう解釈もあるんだ!」という発見もあったりして。でも、当たり前って言ってしまうと語弊があるのですが、私にとって自作品コンサートは生活習慣みたいなものでして・・・としか、言いようがありません。
 そこには30年近い年月が積み重ねられてきていまして、振り返ればきっと感動も大きく、感慨深い事柄や出来事など、いくらでも出てきそうな気もしますが、今はまだそんな心境になってはいけない・・・というかそんな心境になっていられないのが本心です。そう、まだ終わりにしていませんから・・・。と言いながら、今回に限ってはまだ先が読めてなく、いろいろなことを考えた時、焦らずに次回を考えたいなと今は思っています。
 今、とっても器楽曲が気にかかり始めて、ここ何回か関わってきたハーモニカ、サックスの曲を書いてきてみて、詩のない音だけの世界に私自身を表現してみたいかな・・・と、何がきっかけかは分からないのですが、ここ1週間ほど、そう思っています。
 やはり、ピアノ曲「想い」以来、連弾は書いてきていますが、ピアノソロ曲は書いていません(朗読のための作品の時のピアノ曲以外は)。
 ピアノ曲と(ソロも連弾も含めた)、器楽だけのコンサートもまとめてみたいかなと思う気持ちが芽生えてきました。演奏者、その他前途多難な企画ではありますが、視野に入れてじっくり考えていきたいところです。
 1週間前に、恒例になりました「第5回複音ハーモニカコンクール」が開かれ、今年も審査員として行ってきました。今年はジュニア部門からの参加者がなく、とっても残念に思いました。若い人がやってみたいと思われる曲が少ないことが大きな原因であることは、毎年感じてきていることですが、ではそれをどうすればいいのか・・・という前向きな行動が、一向に示されない・・・というか私も示していない。どうやって示そうか?示したはいいが、何か本当に出来るのか?の疑問がいっぱいで毎年過ぎて来ている後ろめたさを何とかしたい。私が積極的に考えることではないと思うけど、何とかしてみたい。
 そんな数週間を過ごしながら、家周りのお花たちは何とか形にはなってきました。パンジー、ビオラ中心に散りばめてはいますが、どこかポイントが足りない。そのポイント花を何にするのかが判明しなくて困っています。少し高さのある花を所々に置きたい願望強し!時間を見つけてお花屋さんに散策に行かねば・・・。近くのお花屋さんが遠く感じる引きこもり状態を脱却する努力を何とかしなくてはの毎日です。
   11月30日 頭の中の整理がつかないハナモモでした。

「星と風と愛 詩音 話音」素敵に終わりました!

2015.10.09

「星と風と愛 詩音 話音」素敵に終わりました!

 初めての雨の日コンサートとなりました。前日からお天気が悪く、かつて台風の日のコンサートを晴れにした経験から、デッカイてるてる坊主を作り、許可を得てムジカーザの玄関に飾らせていただきました。全くの晴れとはいきませんでしたが、開演の時に雨は上がっていたようです。
    「てるてる坊主さま!ありがとう!心からありがとう!」
 紅葉したブルーベリーの枝を中心に、ローズヒップ(バラの実)、名前を忘れてしまった小さなオレンジピンクの花。そして、オレンジ、ローズピンクの大輪のダリアが、存在感抜群の今年のフラワーアレンジ。それを見ただけで、お花大好き人間としては、これからコンサートが始まるのを忘れてしまいそうな気分になりました。
 コンサートは、塩野雅子さんのソプラノ、西山琴恵さんの朗読、上雅子さんのピアノで、柔らかい、温かな癒し系のコンサートに仕上がったようです。
 ようです・・・って言うのは、いろいろな人の感想からの引用です。何度も私のコンサートに来てくださっている方々からも、現実から離れられた不思議な空間にいるようでした・・・との言葉をいただいたのです。
 今回は、組曲での新作はありませんでしたので、単品の曲以外は再演中心のプログラムでした。相変わらずの私は、一度もリハに立ち会わず、演奏者にひたすらお任せの姿勢は今回も変わりません。そんなことから、本番はお客様と同じ目線、心境で聴かせていただきました。1980年代の曲から、2015年の曲まで、それぞれがそれぞれの時代状況を思い出しながら、長かったのか、短かったのかよくわかりませんが、書き続けてきて良かった!の心境になれたのは嬉しかったです。そして、もう少し続けてもバチは当たらないかも・・・と、ちょっと自信が持てたことも、とっても嬉しかったことです。
 そして今回も身に浸みて実感したことは、お客様が沢山いらしてくださったことに感謝!そして、演奏者を含め、コンサート開催に関わってくださったスタッフに何と恵まれていることよ!と、感無量でした。もう、それだけで何も言うことはありません。
 それと、ムジカーザのオーナー様始め、スタッフの方々の温かさに、1年ぶりの開催に、何か故郷に帰ってきたような心境でした。
 沢山の方々にエネルギーをいただき、次回の予定を早急に決めねばと本気で思っています。
 お花と戯れながら、またちょっと頑張ってみようと思います。
PS:コンサート前に、少しずつですが、プランターにお花達が引っ越ししてきま  
   した。前みたいに、ガ~っと一辺には植え替えは出来ませんが、華やかな冬
   から春の装いにしていきたいです。
 11月10日 楽しかったコンサートを思い出してるハナモモでした。

13🍁あっという間に秋ですね13🍁🍁

2015.10.09

13🍁あっという間に秋ですね13🍁🍁

 毎日一つずつ何かをこなしながら、そう、1日に幾つもの事を上手にこなすことが器用に出来なくなっていまして・・・。
 大好きな季節のお花の植え替えもお預け状態でして、空き家のプランターを目にする度に、腹も立ちますが優先順位を決めながら・・・の毎日です。
 初体験のサックス新曲のコンサートも済みました。私なりに奏者の望んでいた、馬をテーマの曲の思いは表現出来たのではと思っています。
 その後は、今日(9日)締め切りだったこどものコーラス展の曲作りに奮闘する毎日でした。詩をいただいて1ヶ月、結局毎回同じように締め切り1週間前くらいから、大筋が見えてきて、火事場の馬鹿力の土壇場に出来上がるという、いつものパターンとなりました。
 ここ数年のコーラス展は、こわせ・たまみさんに詩を書いていただき、「あの海が好き」「秋だから好き」そして今年は「春が好き」。いろんな「好き」があっても良いですよねぇ・・・なんて私が言ってしまったことから、「春が好き」は生まれたのです。「好き」はどこまで続くやら・・・。もう何曲か集まって組曲に出来たら素敵かな・・・と私は思っています。
 11月8日の「星と風と愛 詩音 話音」のリハーサルも順調に進んでいるようです。チケットもかなり順調に出ていっています。
 いつもでしたら、チラシにもプログラムにも、次回のコンサートのお知らせが書かれていますが、今回はそれがありません。そろそろ本気に考えねば・・・と思います。もう少し書けるかな・・・いいえ、書きたいかな・・・という思いは満載ですので、続けたいと思っていますし、今回、先送りしてしまった詩やお話を完成させなくてはなりません。
 もうちょっとゆっくり考えて、進めていきたいと思っている毎日です。
 11月8日「星と風と愛」コンサート、どうぞいらしてください。お待ちしております。
    10月9日 花と思いっきり戯れたいハナモモでした。

13💐13💐💐久しぶりのお花たち13💐💐💐13💐💐💐💐

2015.09.03

13💐13💐💐久しぶりのお花たち13💐💐💐13💐💐💐💐

 数日前に、お出かけの帰りにいつものお花やさんに二ヶ月ぶりにお寄りしました。な・な・何とそこには「Sale」と書かれたアンゲロニアの鉢植えがありました。信じられないお値段に、お久しぶりのご挨拶もそこそこに、店員さんに「このお値段、間違いなのでは?」と聞いてしまいました。「次のお花たちが、今日これから届くので、持って行ってくださるお客様がいたら助かるの!」「私、しばらくぶりのお客なので、私なんかが買ったらバチが当たるよね」「そんなことないですよ!久しぶりのご褒美!体調が良くなってきたお祝い!お祝い!」って会話がされて、ゲットしました。ただ、持って帰るのにはちょっと重いので、アンゲロニアだけでは配達は申し訳無いので、トウガラシ、コリウス二種類、ススキの寄せ植えなどと、取り敢えずにそのまま置いて楽しめる鉢植えをゲットしたのです。久しぶりのお花のお買い物、とっても元気になれました。
 猛暑からいきなり涼しくなり、再び猛暑に近い気温の数日、それに振り回されながらの毎日は、健康な人でもしんどいはずです。そろそろ体力、筋力をつけていく計画を立てないことには、先へ進めないような気がしている毎日です。
 11月のムジカーザのプログラム製作のための原稿を完成させたり、お知らせの文を完成させたり、やなせたかし先生詩の新曲の仕上げをしたり・・・押せ押せになってきていることも有りでして・・・。
 お花たちに元気をもらって、何とかそれなりのリズムの毎日を刻みたいなあと思いは山ほど!!
 やがて出来上がってくる、来年3月公演の恒例の「こどものコーラス展」の詩を楽しみに待っている今です。来月初めの締め切りに間に合うのかなぁ・・・。
 9月3日 バッハのインヴェンションの練習を始めてるハナモモでした。

一ヶ月ちょっとのご無沙汰でして・・・!!

2015.08.17

一ヶ月ちょっとのご無沙汰でして・・・!!

 思った以上に体調回復にエネルギーが必要となっていまして・・・。
 今は体の脱力が私の一番の課題としてのリハビリ中というところです。

 発表会の細かい事は次回に・・・と、前回のハナモモだよりに書きました。いつものごとく、いろいろなタイプの方々がおりまして・・・。
 今年、出演者の目立った感想に、音楽やっていてとっても楽しい!!という言葉が聞かれたことが多かったことです。何とも嬉しいですよね。
 一つ一つ積み重ねてピアノが弾けるようになっていく楽しさ。昨日と今日では、ほとんどその差はわからないけど、でも確かに実感として手応えを感じた時は、それは嬉しいと思います。一緒に勉強している私もとっても嬉しいですから・・・。
 作曲でも同じ。曲を書くって、無いものを有るものにしていく作業ですから、曲の書き始めは、果たしてどうなるかはわからないのが実態です。それが何となくきっかけが掴めて、彩りが見えてきて、音に立体感が加わってきて、納得のいく形に収まっていく時って、もう最高の気分です。
 今回、お二人の方が作曲作品を出品されて、お二人ともが、曲を書く事が楽しいと感じられたと言いながら、来年の作品のことを話し始めたことには、ちょとびっくりしながら、嬉しかったです。何か私がお手伝いできたみたいで・・・。
 生徒さんの地道な歩みを実感しながら、ちょっと足止めされている今の自分に、仕方ないと思いながらも、もどかしさは隠せないかも・・・。でも、これから先のためにも、今が大切らしいから・・・。
 9月26日のサックスコンサートでの新作合わせが順調に進んでいるらしいです。アンコールにも「夜空へのこもりうた」という、元々はピアノ連弾曲を演奏したいと言っていただき、急遽サックスとピアノ用にアレンジしたりして、益々コンサートが楽しみになってきているところです。
 11月8日のムジカーザのコンサートチラシも明日出来上がって来る予定です。
 早く普段の生活リズムが戻れることを祈りつつ・・・の毎日です。
 8月17日 十分にお花の手入れが出来る時を待つハナモモでした。

「デールからの伝言」出来上がりました!

2015.07.10

「デールからの伝言」出来上がりました!

 昨日は満月でした。朝は雨だったし、午後も曇りがち、でも夕刻引っ張られるように窓際越しに空を見上げると、雲の間から正に満月が登場してくるところ。これは本当に理屈でなく、お月さまに誘(いざな)われているって言うのが正しいと思いましたねぇ。美しいでしたねぇ。
 その満月に合わせるように、アルトサックスとピアノのための組曲「デールからの伝言」が、体からスルリと抜け落ちて完成となりました。
 当初の3曲の組曲から4曲に変更しました。
   1・対話・・・白樺の林にて
   2・空を見ようね
   3・じゃれあい
   4・こもりうた
 まだ、清書という仕事が待っていますが、ああ、書けて良かった・・・って言うのが今の本心です。当たり前だけど、2ヶ月前くらいまでは、全く音が出てこなかったらどうしよう・・・っていう気持ち満載の毎日だったことが思い出されます。その後、書き始めるとその気持ちはどこぞへ?と、全くそんな気持ちも忘れることができている毎にだった・・・って事は、私にとっては良い状態だったとほんの少しだけ、安心したり・・・。
 演奏者にお渡しして、どんな反応がいただけるか?まっ!そこから先は取り敢えずは良しとして・・・。
 次は来年の「こどもたちへ」のピアノ連弾曲が待っているし、11月のムジカーザの新曲組曲が二つ、そして混声合唱曲が隙間に入り込んできまして・・・。果たして書けるのか?って・・・書かねばならぬのだ!
 前回のハナモモだよりの直後にガーデニングもしました。取り敢えず、ニチニチソウ、マリーゴールド・アフリカン、ダブルインパチェンスの3種類。どうにか夏に向けて元気をいただける状態にはなりました。あとは高さのある花を少し欲しいかなと思ったり。
 今の時期、あちこちの空き地とかに雑草という感覚で見られてしまう、ヒメジオンという花。昔から何故か貧乏草と呼ばれていることを思い出しました。ココモモさんとお散歩している時に、道端に咲いている花を指差して「この花、ヒメジオンだよね」って、嬉しそうに話してくれたんです。「よ~く、その名前を知っているねぇ」って言ったら、なんかちょっと得意気でした。ココモモさんは隔世遺伝なのか、お花が大好きで、我が家にくると何気なく花がら摘みをしてくれます。外を歩いていてもよそのお庭を覗き込み、花の名前を知りたがったり、花がら摘みがきちんとなされていないと、「花がらはちゃんととらなきゃね」とか言ったり。きちんと手入れをしておかないと、いきなり監査が入りそう!
 ムジカーザの新作の一つ、そろそろ詩が出来上がる頃ですが、どうやら野の花がテーマのようです。と~っても楽しみです! 
  6月4日 今のままの状態をしばらく保っていたいハナモモでした。

観察力のなさを露呈!!!

2015.05.19

観察力のなさを露呈!!!

 昨日は新月。って事はこれから満月に向かうわけでして、エネルギーが充填されていくと信じて毎日を過ごそうかと。
 私のお花たちは少しずつ「さよならの儀式」を始めています。この儀式を終えてから、夏へ向けてのお花たち選びに入りたいと思う毎日です。
 そんな中、ず~っと家の中で過ごしてきたベンジャミン・バロックをベランダに出して数週間、あっという間に新しいクルクル葉っぱが出てきているではありませんか。今までの濃いグリーンの先っぽに、黄緑色のクルクル葉っぱ。可愛いですよ~!!本当に!
 今月、いかに私が観察力がないか!を証明することが二つありました。
その1
 気分転換に行った昭和記念公園で、な・な・何と私は男子トイレに入って用を足してしまいました。個室から出てきたら男性が用を足していらして、ん?って思いながら手を洗い、鏡を見ながらリップクリームをつけて、(まだ気がつかない!っていうか、ああ、共同トイレなんだ!と思ったりしていまして・・)で、出てきて連れ合いに「おまえ、そこ男子トイレだぞ!」と言われ唖然!
「え~~~~~っ!」
 で、申し訳なくて中へ向かって、
    「すみませ~~~ん。間違えました~~~~!!!」と叫んで、その場からそそくさと公園の中へ紛れました。顔、見られたかなあ・・・。
  (ちゃんと入り口のマークを見ろ!・・・ですね)

その2
 江戸川区の葛西の駅前の地下鉄博物館の正面入り口で人と待ち合わせをしました。駅の改札を出たのですが分からず、すぐそばにいた人にお聞きしました。「この道路の真向かいだよ。正面入り口は向こう側へ回った方だよ」ってそれは丁寧に教えてくださり、私は「ご丁寧にありがとうございます。助かりました」と。
 で、そのあとに、そのお人が「それにしても、あんたよく俺みたいな人に道を聞く気になれたね」と言うのです。私は「は~~~?」って言いましたら、ご自分の姿を指差しながら笑っていました。私は初めてじ~っと見ましたら、まあ、ちょっとヤクザ屋さんのような風貌の方でした。でも私は「一番側にいらしたから・・」と言いながら、「なあるほど!」って言ったらまた笑っていました。そして信号待ちをしながら振り返ったら、こちらを見ていたので会釈をしましたら、顔の脇に手を上げて敬礼をしたので、私もすかさず敬礼をしてしまいました。
 この話しをコモモさんにしたら。側から見たら「極道の妻」に見えたかもねと言われてしまいました。
 一つのことを思うあまり、周りが見えなくなるのは今更でないんですが、トイレは気をつけなくては・・・。

 サックス曲、少~~~~し見えてきました・・・・終点が。馬と人とのふれあい、意思の疎通、それぞれの思いが一方通行にならないようにとの思いを強く、書き進めているところです。
 いろいろなことへの観察力がないのは今更じゃあないですが、音への観察力、楽譜の音符への観察力はまだまだ大丈夫!と信じて。
  5月19日 周りが見えてない典型のハナモモでした。

音になり始めています!

2015.04.18

音になり始めています!

タキイの花苗の通販で頼んでおいた「クリスマスローズ」と「ガーベラ」の苗が時間差で届きました。
 クリスマスローズはやがて20年のお付き合いになるかと思いますが、さすがに花が少なくなり、葉っぱも随分と少なくなってきていたのです。数年前から気にはなっていました。で、今年は思い切って、サービスセールの苗を20個頼みました。クリスマスローズは、私にとって決して安くはないから、結構思いっきりが必要だったんです!・・・買うと決めるのに。それを空き家になってしまったスペースに植え込み、ご満悦!!花が咲くのは数年先ですが、全盛期の姿に多分戻れると信じています。(ワク!ワク!)
 ガーベラは夏へ向けてのお花です。まだ花はない苗ですので、これだけ見たら、何の花?って感じです。
 パンジー、ビオラが終わりに向かっていますので、バトンタッチ出来る準備をしておかねばなりません。って、私は庭師か!・・・状態ですね。
 サックス曲、音になり始めています。タイトルは、
     アルトサックスとピアノのための組曲「デールからの伝言」
        1・対話・・・白樺林にて
        2・空を見ようね
        3・こもりうた
こんな具合で進めていますが、どうなることやら・・・。
 11月のムジカーザの新曲の朗読とピアノ作品のためのお話しが出来上がってきました。いろいろご相談させていただいてしまったので、今度は私がとことんそれに答えなくてはいけません。
 「こどもたちへ」の次回のテーマが何と「世界のごちそう」。将来組曲としてまとめたいと思っている「空って不思議!」から遠ざかってしまった題材!
 で、考えたのが先日発表した「こどもたちへ」の曲「月に住んでる うさぎさん」で、うさぎさんは宇宙のフワフワ感の環境でお餅をついてしまったわけです。せっかくですから、そのお餅でお月見だんごを作ることにしました。
 タイトルは「宇宙のごちそう お月見だんご」として、書いてみようかなと思っているところです。飽くまでお月さんにうさぎさんがいると仮定して・・・。絶対にいます!
 4月18日 並行して書くのは無理!と自覚はしているハナモモでした。

「こどもたちへ」楽しく終了!

2015.04.01

「こどもたちへ」楽しく終了!

 桜満開!春爛漫!ゆきやなぎ、スノーフレーク、パンジー、ビオラ、そして我が家のチューリップが次々に咲いています。
 4月になってしまいました。相変わらず、くしゃみと鼻水と闘いながら、毎朝の花がら摘みは欠かせません。忙しなさを増やしている原因の一つと知りながら、これがあるから私は私を保っていられるんだなと、つくづく思う毎日です。でも、何と数の多いことよ!
 3月の二つのコンサートが無事に終わり、慌しかった3月も終了しました。童謡協会主催の「こどものコーラス展」は身内の不幸により聴けませんでしたが、作曲家協議会主催の「こどもたちへ」のピアノ連弾新曲「月に住んでる うさぎさん」は、小学2年生のK君との共演で、素敵に終わらせることが出来ました。
 私は相変わらず、ド緊張のステージでしたが、K君の素晴らしい度胸と、おそれを知らない真っ直ぐな瞳に見つめられ、勇気をいただいたという訳です。
 プリモは一途にうさぎさん。セコンドは一途にお月さん・・・いや、ちょっとだけうさぎさんの真似をするんですが、すぐにうさぎさんに取って代わられ、ひたすらお月さんはフワフワ感を保っておしまいまで。うさぎさん、自由に跳ねまくり、宇宙遊泳になりそうな環境なのに、ひたすら脚力を生かし見事に跳ね切りました。(あの脚力はレッスンの前の「おむすび4個」のせいだろうな・・・。そうですよね・・・K君?)
 いやぁ!立派でした!司会の朝岡 聡さんにもインタビューで褒められていましたね。真似をされながら、「ピョーン!!って、まだまだこれからも跳べるね」みたいなことを・・・。
 私自身がピアノ連弾をライフワークにしていますので、「こどもたちへ」の参加は出来る限り出品していきたいと思っています。
 自身で決めた連弾組曲タイトル「空って不思議!」を纏められるくらいの曲数までは書き続けたいと思っています。ただ昨年から「こどもたちへ」がコンサートでの共通のテーマを設けることにしているのが、「空って不思議!」に結ぶつけていくのがなかなか至難の技でして・・・。次回はどうなることやらです。
 ず~っと続いた上天気が崩れ始めるらしいので、我が家のご近所の自慢の満開の桜のトンネンルを、今日の早い時間にちょっとお散歩に出なくては・・・と思っています。
 どの木も毎年間違いなく咲く桜は凄い!短期間に蕾を膨らませ、あっという間に開花させてしまう技が凄い!凄すぎ!その短期間のために他の季節にコツコツと積み重ねてくるその姿勢に乾杯!そして、惜しげもなくサ~ッと桜吹雪でお終いにしてしまう・・・そして散り落ちた花がらもあっという間に消え去ってしまう。いつまでも汚らしく残骸を残しておかない潔さも凄い!日本人に生まれて良かったと、毎年思うのでした!
 4月1日 何とかエイプリルフールを楽しみたいハナモモでした。

新しい散歩道

2015.03.20

新しい散歩道

 私のお花たち、いよいよ満開の毎日となってきました。鳥さんたちのご飯がやっとどこかで調達出来る季節になってきたのでしょうね。そこからはすごい速さで真冬を過ごしてきた苗たちが底力を発揮し始めたという訳です。お花ひとつひとつの持つ勢いって、本当に素晴らしい!間近に見つめると怖いくらいのエネルギーを感じることが出来る。いや~!お花って素敵!
 最近、ようやくウォーキングを再開出来始めて、ちょっとほっとしています。我が家のバス停より二つ先に駒場の停留所の真ん前に、駒場野公園の入り口があります。井の頭線の駒場東大前の方に入り口があるのは大昔から。バス停からの入り口から入るとどうなるのかがず~っと気になっていました。先々週のある日に行ってきたんです。バス停方向から、井の頭線の出入り口までを抜けてみて・・・。
 我が家からの散歩コースに本当に良いことを発見。なんで今まで歩いて見なかったんだろうと。卒業した中学校の際も通り、懐かしさも満載。公園の中にはベンチもあるし、程よく静かだし・・。 何か力をいただき気持ちも心も軽くなっている自分にびっくり!
 毎年恒例の「こどものコーラス展」も、身内に不幸があり、今年はリハも本番も立ち会えなかったので、ちょっと残念な気持ちでした。そんな気持ちも軽くなるくらい、新しい散歩道は私にとって嬉しさ満載!
 今年の童謡祭の新曲、名取和彦さんの詩「風とわたしと」も、なんだか予想以上に早い段階にするりと体から抜け落ちてくれました。本当にこれでよいのだろうかと心配になるくらいです。
 やはり私には、お花と共に散歩が必要!そうなんです!わかっているんですけどね。
 もうじき、キャロライナジャスミンが咲き乱れるはずです。数日前にたくさんの蕾を確認しましたから・・・。ご近所で捨てられる運命にあったキャロライナジャスミン。ジャスミンの木を根こそぎ、道路を引きずりながら持って帰ってきたのが懐かしい。おまわりさんにも呼び止められたっけ・・・!!!こんなに見事に育ったことを、おまわりさんにも見せてあげたいもんだ!
 書ける喜びを感じる毎日!いろいろあるけど幸せな毎日です!
  3月20日 ひどい花粉症ですがお花大好きのハナモモでした。

やはり二月は逃げてしまった!

2015.03.03

やはり二月は逃げてしまった!

 ホント!二月は早い!終わってしまった!唖然!!!って感じです。
 相変わらずベランダのビオラ、パンジーは葉っぱだけ。でも、間違いなく春は近づいてきています。
 今年初めて育てている植物に、四葉のクローバーがあります。クローバーの苗を園芸雑誌で見つけ頼んでみました。「天使の羽」と名付けられていて、4種類それぞれの名は「オープンハート」「ライム」「ショコラ」「リップ」。なんとも可愛い姿で、小さかった苗がこんもりと葉っぱが育っていくのを見るのは素敵なこと。そして今年の楽しみは他にもあります。いただいたチューリップの芽がどんどん育っていること。念願のビオラの間から芽が伸びて・・・ワクワク!
 そして、もう一つ、勝手に種が飛んできたのか、ある一つの鉢にユキヤナギが育ってきているのです。昨年秋には葉っぱが紅葉して、今は裸木から小さな緑の芽が出てきているんです。可愛いのなんのって・・・。いやぁ、可愛い!!!花が咲くのが楽しみです。
 サックス曲を依頼されている奏者、大栗司麻さんに先週お会いしました。今回の曲のテーマは「馬」なので、乗馬をなさるところを見学がてら東武動物公園の乗馬クラブに、馬と対面して曲を書くヒントをいただこうと。デールという名の白馬です。いろいろ見えてきました。人と馬との触れ合いをじかに見るってやはり必要だったと心から思いました。馬との意思疎通、出来るんですね。もちろん頻繁に会っていれば当然と思っていましたが、初対面でもあり得たと思えたこの感激!素手でおやつの人参をあげることも出来た~~!!感動!
 帰りの電車ではいろいろ考えることが山盛りで、長い電車の旅をうっかりしまして乗り過ごし、挙句に次の駅では混みすぎてて降りられず、急行のためかなり遠くまで連れて行かれる結果となりました。でも、それも苦にならず、素敵な一日でした。大栗さんとデールのお話しの曲が書ければ・・・そう思っています。
 11月のムジカーザ作品の一つ、やなせたかし先生の詩の新曲「星と風」が今日出来上がり、ちょっと清々しい気持ちの今現在です。
 もう1曲やなせ作品が出来れば・・・の夢は実現させねば・・・!!
   3月3日 ちょっと嬉しいひな祭りのハナモモでした。

計画がいろいろ決定して出発進行!

2015.01.16

計画がいろいろ決定して出発進行!

 昨日の冷たい雨が上がり、今日は気持ちの良い青空。ず~っと行けなかった整体に遊歩道の霜柱を眺めながら、やっとこさの気持ちで行って来ました。帰り道は遊歩道のベンチに座り、自動販売機のミルクティを飲みながら、桜並木のまだまだ小さな蕾の向こうに見える青空に、何とも元気が沸いて来るような・・・。長閑ないい時間だなあ・・・と。
 我が家の実のなっているはずのセンリョウ、マンリョウ、チェッカーベリーがほとんど鳥達のご飯となってしまい、ビオラも、パンジーも危うい状況に、鳥達も生きていく為に大変なんだなあ・・・と同情半分、私のお花たちに触らないで!の気持ち半分の毎日です。
 今の段階で今年書く事にした曲への気持ちが整い始めました。朗読とピアノの為の作品は、今決まりつつある・・・と言うところでして、ある作品を読み込んで、近く作者にお会いしてという段階まで来ています。
 朗読をお願いしている西山琴恵さんにも、いくつか絵本を選んでいただきながら、先へ進んで行くお手伝いをいただいています。
 馬をテーマのサックス作品のための3回目の馬事公苑行きがなかなか実行に移せず、新年から思うように自分だけの時間を取るのに苦労が始まっている・・・っていうか、それは今年に始まった事ではないのですが、いい加減自分のためだけに時間を使ってみたいもんだ・・・とつくづく思う毎日です。でも、仕方ない事と割り切っているつもりなんですが・・・。
 3月に開催される、ピアノ連弾曲発表の「こどもたちへ」、「こどものコーラス展」のリハーサルも来月には始まります。連弾曲は自ら弾かねばならないので、そろそろきちんとピアノをさらう習慣を復活させねば・・・と思っています。お相手のお子さんに迷惑をかけないようにしなくては・・・と、緊張します。
 そうそう、暮に高校の時の担任の先生にお会いしました。二日後のお誕生日で92歳になられるという先生。プレゼントも持って・・・。50年のお付き合いな訳です。学校に馴染めない私が今あるのは、その先生のお陰と信じている私なんですが、先生はその実感は余りないんだと、お会いする度におっしゃっています。
 年が明けて、お葉書をくださり、「あなたに会うと元気をもらえる」と書いてくださっていて、「元気をもらって、私も頑張らねば・・・」って思うのは私の方なんですが・・・。
 高校時代と180度変わった私を見て、感慨深気なお顔をなさるのは毎度の事。根っこの部分は変わってないけど、人って変われるんだ!と、これも毎回お会いする度におっしゃっています。
 お葉書の最後に、またお会いしたいです!と書かれていた事が、とってもエネルギーになっている私です。
  1月16日 92歳に負けてはいられませんと思うハナモモでした。

2015年始まりました!!

2015.01.03

2015年始まりました!!

  半端でない寒さの新年、明けてしまいました。元旦にチラチラ雪も舞って、寒さに追い打ちをかけられた感があります。
 寒さが厳しくなればなるほど、我が家のお花たちは元気溌剌に咲き誇っているように見えて、毎朝お花たちにご挨拶するのが楽しくなります。
 毎年、初詣は自宅から歩いて1分の八幡様に詣でます。この神社はこの近辺では人気の神社らしく、新年の除夜の鐘と共に初詣をしようと考えている人達が大勢いて、真夜中でも大にぎわいの人出となります。若い頃は並んでまでも真夜中に初詣を・・・と実行していましたが、最近は元旦の夕方暗くなってからのお参りになっています。何故?って、寒くて並ぶのが嫌だから・・・。でも、子どもの頃からの神社ですので、丁寧にお参りはしています・・・私なりにですが・・・。
 2日に馬事公苑に行って来ました。何故に馬事公苑?って、初めてのサックス曲を書かせていただくテーマが「馬」ですので・・・。テーマをいただけるのは私にとってはとても嬉しいことです。何はともあれ馬を見ないことには始まりません。バスを二つ乗り継いで出掛けました。住んでいる同じ区内に馬事公苑はありながら、それぞれが区の反対外れにあるので、結構不便な訳です。
 馬事公苑の近くのバス停で降りて、間もなく馬がいる・・・という感覚の匂いがして来た時には、何となくワクワク感が生まれて来たのには自分でもびっくりでした。大体が無臭の生活をしたいといつも望んでいるので、慣れない匂いに違和感を持つ事はしょっちゅうです。それだけにワクワクした時には、かなり前向きになれているんだなと思えました。(サックスの曲を書く事に対して。)
 11時過ぎに行ったせいか、お正月のせいか、馬1頭にしか会えませんでした。警視庁の騎馬隊の上着を着た人が調教していました。馬事公苑の中は、特別なところ以外は、公園にお散歩に来た人も、馬が通る道も同じところを歩くようです。私が歩いた所にも、馬の足跡がくっきり!人が横断するところでは、人に注意するようにと、馬に乗っている人への交通標識があったのにはびっくりでした。
 公園入り口の係員にお聞きしたところ、朝早くに調教、放牧するとのことでした。開園が9時なので、しばらくは時間を見つけて9時に通ってみようかなと思っているところです。
 馬以外に馬事公苑で嬉しかった事があるのです。お散歩自然林、お花畑が充実していて、一番嬉しかったのは大好きなクリスマス・ローズの群生が育てられていること、そして自然林の中、散歩道のそこここにクリスマス・ローズが植えられていることでした。馬には1頭しか出会えませんでしたが、クリスマス・ローズその他いろいろな植物に出会えた事がとっても心地良く、苦手なバス乗り換えも苦にならないかなと・・・。
 新しい事からの新年出発に、素敵な一年となるように努力しなければ・・と思った一日でした。
 今年もハナモモだよりをどうぞよろしくお願いいたします。
  1月3日 素敵にスタートは切れたと信じているハナモモでした。

今年もあと少しでおしまいですね!

2014.12.14

今年もあと少しでおしまいですね!

今年の12月は寒いですね!って思うのは、私だけでしょうか?でも、寒さが厳しいと空が抜けるように美しいのは嬉しいことです。
 今月22日は19年に一度の朔旦冬至(さくたんとうじ)でした。一年で一番最も昼の短い日(冬至)と新月が重なった日です。新月は満月に向かって月が復活する日であり、太陽もこの日を境にエネルギーを増して日が長くなって行く。瑞祥吉日とされていて、とってもおめでたい日とされているそうです。
 そんな日を感じながら、今月は来年のムジカーザへのスタートが切れたしと嬉しい気持ちの中、さらに新しい出会いがあったのです。コモモさんからのご紹介でサックス奏者の方をご紹介いただき・・と言うか、6月にチラッとはお目にかかり、11月のムジカーザには聴きにいらしていただけていました。
 初めてサックスの曲を依頼されたのです。実際には、私の曲をムジカーザで聴いていただく前にお話は聞いていて、正直、私の曲を知らなくて曲を依頼するなんて随分チャレンジャーな方だなあ・・・と思ったりしていました。で、先日お会いして散々おしゃべりさせていただき、今度は私がチャレンジしてみようかと思った訳です。
 この歳でこのような出会いがあるとは思ってもみなかったので、早々に活動を閉店しないでいると、いろいろな体験が出来るもんだなあ・・・と、つくづく長生きはするもんだ!と思っている今日この頃です。
 いつもと違ってお花の話が最後になりましたが、いつものお花やさんで木の剪定していただける方が登場したので、今年は我が家のお庭をお願いしました。その部署になるまでは、いつものお店の店長さんをなさっていて、Tone Tone Concertなどではステージのお花などで散々お世話になっていました。今回、今まで以上に親しくお話させていただくチャンスがあったので、コンサートにいらしていただいたのです。そのお礼ということで、プレゼントを届けてくださったのです。それが何とお花の球根!!!しかも、なかなか店頭ではお目にかかれない珍しいチューリップが山ほど・・・!!!私は気絶しそうに嬉しくて・・・。
 パンジー、ビオラの鉢の中にチューリップの球根を植え込むのが、前からの夢でした。が、いつも苗と球根が同時に揃えられる時がなかなかなくて、何年も夢で終わっていたのです。で、今回実現した訳です。しかもそれがやり易いように、小さな球根が沢山に!!!あったと言う訳です。大きな球根は単独に鉢に植えました。もう春が楽しみで!楽しみで!いつもコンサート、発表会でお世話になっているカメラマンの人に、写真を撮りに来ていただこうかと、今から目論んでいます。
  12月27日 いろいろ目の前が明るい感じのハナモモでした。

来年のムジカーザへ出発進行!!

2014.12.14

来年のムジカーザへ出発進行!!

 近所のイチョウが散り始め、見事な黄色い絨毯に感動!いつも思う事ですが、イチョウの葉が舞い落ちるときって、バレーリーナがくるくる回っているようで、何とも美しく可愛らしい!!大好きな風景です。寒さが増し、イチョウが終わりそうな今、我が家の植え込んだパンジー、ビオラがどんどん元気になっていくのを目にした時って、本当に元気をもらえて幸せな一瞬です。
 ここ数日で来年のムジカーザのいろいろが進み始めました。組曲歌曲に関しては、昨年の12月のコンサートで「女心と秋の歌」を書いていただいた、詩人こわせたまみさんに詩をお願いする事にしました。先日、打ち合わせのためにお時間をいただき、いろいろお話させていただいてきました。ここ数年は、児童合唱曲で3曲、そして「女ごころ~」と続けてご一緒させていただき、もう一度是非書かせて欲しいなという気持ちを分かってくださり、とても前向きな気持ちをいただいて、ルンルンで帰って来たという訳です。まだ、テーマも何も決まっていないのに、ルンルンはないでしょう・・・と思ったりもしますが、目標が出来た事が嬉しいんですよ~~~!!!
 そして今回、朗読とピアノのための作品を書きたいと思い、その朗読を以前にもお願いしたことのある西山琴恵さんにお願いする事が出来て、打ち合わせを今日(14日)して来たのです。こちらも、まだ題材もこれから探す事から始まるのですが、前向きにお話しが出来て、やはりルンルンだったという状態です。
 10月の半ばに児童合唱曲を書き上げてから、物の見事に作曲のための五線紙を全く広げない生活をして来ました。2ヶ月が過ぎて、頭が随分緩んだような、そうでもないような・・・。曲を書かない割に忙しない毎日なのはどうしてかな?と、不思議いっぱいの毎日ですが、向かう所がはっきりした事は間違いなくて、前進のみ・・ですね。
 取り敢えず、ライフワークと決めたやなせたかし先生の詩と向き合い始め、その新曲から書き始めようかなと思ったり。
 充実した毎日を送りたいなと、そのための努力は惜しんだはダメ!と言い聞かせて毎日を送らねば・・・ですね!
 12月14日 方向性が決まり、出発進行!と威勢は良い!ハナモモでした。

楽器フェア&複音ハーモニカコンクールに関わって

2014.12.01

楽器フェア&複音ハーモニカコンクールに関わって

 今日は12月1日、いよいよ今年最後の月に突入してしまいました。ほんとですか~?って感じです。
 頼んでおいた「四葉のクローバー4種類の苗」が数日前に届きました。4種を纏めて「天使の羽」。それぞれに「ライム」「ショコラ」「オープンハート」「リップ」と名付けられています。一鉢ずつにこんもりと・・・と言う夢が叶う事を信じて、植え込みました。
 お花やさんには、冬を越して春に満開になるような苗達がどんどん並び始め、行くと欲しくなるので、なるべくその道は通らないようにしています。それにここで買い増やして、一体何処へ置くの?って感じです。でも、苗が来てしまえば何とかなるのも分かっている訳でして・・・。
 11月23日には楽器フェアに参加して来ました。CARS・・楽譜コピー問題協議会に関わっている以上、1度は出向かねばと思っていました。今年は東京ビッグサイトで開催という事で行って来ました。日本楽譜出版協会様のブースにCARSはご一緒させていただきました。CARSの活動、普段大した事も出来ていないので、そこで初体験をしてきました。楽譜出版協会様のリーフレット、CARSのリーフレット、チラシをCARS特製のファイルに入れて、チラシ配りをしたのです。あのビッグサイトに、酸欠になりそうな人が集まり、大勢が行き交う人へ、手渡すのです。私なんかが差し出した物を受け取ってくれるのか・・・と疑問だらけでしたが、数時間やっているとこれが結構コツ見たいなものが分かってくるもんでして・・。ちょっと楽しかったですよ。何でも経験してみるもんです。
 楽器フェア自体は、それはもうスゴい広さのところにありとあらゆる楽器が展示され、試奏出来、楽器手作りキットのコーナーなどは家族で楽しめたり・・・。ドラム叩き放題とか、ピアノメーカー8機種の弾き較べコーナーとか、年齢層幅広く来場されて居る意味がとても良く判りました。
 私とすれば、音がいろいろ聞こえ過ぎの状態のところってとっても苦手なため、来年度は何処をターゲットにするかを決めて、もう1回来てみたいなあと思ったところです。
 30日は複音ハーモニカコンクールの審査員を努めて来ました。毎年思う事は年齢層の若い人達をどうやったら引き込む事が出来るのでしょう?と今年も課題山積みと私は思いました。やはり、音楽そのものを体験させていかねばそれは無理かなと。そのためには指導者の質を上げていかねば、何も改善はされていかないと言う事。そのあたりを若い指導者がきちんと学ぶ姿勢が持続されない限り、はっきりいって無理!って感じでした。
 私自身は11月のムジカーザコンサートで、ハーモニカに関わっている以上は、何かを変えて行く為の何かをしなくてはと、6年越しに曲を書いて来ました。曲を書けた事は私にとっては大きな財産になったし、新しい一歩を踏み出せたと思えているので、きっかけをいただけた事は良かったと思うし、チャンスを貰えたハーモニカに感謝のみです。
 いつも思う事、本当に何事も積み重ねなんです。やはり自分に厳しくならないと何事も前へは進めない。私自身、あとどのくらい書けるかな・・の時期に来ていると思うので、今やれる事は今やる!先延ばしにしない!その精神で来年のムジカーザの計画を真剣に立てて行こうと思っています。11月まで、もう、1年ないのですから・・・。
  12月1日 1年の計は12月1日にあり13🎵13🎵🎵13🎵🎵🎵ハナモモでした。

「枯れ葉色の思い 詩音 音音」終わりました!!

2014.11.19

「枯れ葉色の思い 詩音 音音」終わりました!!

16日のコンサート当日の朝イチに、頼んであった「ダスティミラーとアリッサム」が混植されている苗が届いてしまいました。まあ、コンサート当日は私がやる事は何もないし、今回は夕方からしかホールが取れなかったので、時間はたっぷりあるので、植え込んでしまいましょうと、一汗かきました。10月末から少しずつビオラ、パンジー、アメジストセージ、チェッカーベリー、スペアミント、アップルミント、パイナップルミント等を植え込んで来ました。やっと冬を迎える準備が整った感じになりました。コンサート当日に何とか家回りのお花たちが勢揃いしたのは何とも気持ちが良いものです。ラッキー!!!
 さて、コンサートは初めてのハーモニカオリジナル作品発表が出来て、私なりに良かったなあと思えた日となりました。お客様も心配しながらも結局はほぼ満員状態になってくれて、うまくいくもんだなあ・・・と、全てが何となく成り行き任せの私のやり方が、今回も上手くいってくれました。毎回、不思議に思うのが、新しいお客様が半分くらいはいらっしゃる事。嬉しいですよね。
 6年がかりのハーモニカ曲。書いて良かったです。ハーモニカとピアノのバランスなど、まだまだ分からないことだらけなんですけど、何でもやってみるもんだ!と、つくづく思えた日でした。
 次のハーモニカ作品があるかどうかは、心の中ではちょっと未定って感じかな。来年のコンサート予告にはハーモニカも入ってはいますが、他にやりたい事等々を考えながらだと、今は先が読めないって感じです。ゆっくり考えたいところです。
 歌曲新曲は、ココモモさんとコココモモさんの成長を詠んだ詩を山内弘子さんに書いていただいて、本当に良かったと思っています。リハの段階から、どうやらコモモさんは涙無しには弾けなかったみたいらしいです。
 プログラム後半にやなせたかし先生の作品を8曲演奏しました。6月の先生ありがとうコンサートでは先生の思い出を私自身もお話ししながらでしたので、気持ちが半分以上出演者でした。今回は全く聴くだけの身分でコンサートに接していたせいか、聴きながら先生とのいろいろな事が走馬灯のごとくに頭をよぎり、平常心が保てなくなってしまいました。そのままの状態で最後のご挨拶、アンコールの連弾に突入したので、とても良い演奏とは程遠い状態になったと私自身は思っています。プログラム最後の「ゆきのてんし」がとっても良い演奏だっただけに、演奏者に申し訳ないなあ・・・との思いが強く私自身には残りました。
 それなのに・・・それなのにですよ!「連弾!感動でした!」という感想をいただく度に、顔から火が噴き出しそうだし、穴があったら入りたい心境になってる私なんですが・・・。
 まあ、付録だからいいのかも・・・、そして曲書いた人が弾くのも面白い!確かにそうなんですが、ピアノに、特にピアノ連弾に重きをおいている私とすれば、もう1回弾けば良かったかなあ・・・。いつかリベンジしなくては・・・。
 でも、何かしらの感動を抱いて下さった方がいらっしゃったようなので、コンサートは成功したと思って罰は当たらないかもしれません。
 応援!ありがとうございました!
 11月19日 連弾に益々力を入れたがっているハナモモでした。

急に寒くなってしまいました!

2014.10.23

急に寒くなってしまいました!

  ここ数日、いきなり冬?って感じの寒さにちょっと慌てています。まだ体が慣れていない!何となく夏の暑さの匂いが残っているような・・・。
 我が家の夏のお花たちは、ほとんど「さよなら」の儀式を終え、空き家のプランターのままの毎日を過ごしています。
 10日に合唱曲を仕上げ、その後にガーデニングを予定していたのですが、一挙に気が緩んだせいか、いきなり体調を崩し、まだ新しいお花たちは登場していません。気持ちだけは焦りながら・・・と言うか、花のない生活って、朝起きた時にまずは眺める対象がないのって、やはり寂しい!!です!
 コンサートの準備は・・・って、私は相変わらず動員に尽力するしかやる事はないのですが、まずまずの感じです。
 演奏者3人は、本当に時間を沢山割いてくださり、リハーサルを重ねに重ねてくださっています。
 私は来年のムジカーザの新曲の予定を立てなければ・・・の心境です。正直なところ、体調の事とか考えると、来年の今頃がどんな状態になっているのか・・と不安になる程ではありませんが、それなりの年齢になって来ていますので、何があってもおかしくないと言う事を心していかねばならないかな・・・と思ったりはしています。
 自分の周りを見渡した時、入院したり、施設に入ったり、痴呆症が始まったり、自分の年齢の前後の方々にそんな事が起きる事が多くなって来ている現実に、人ごとではないのでは?と時々は思ったりします。
 と言いながら、まだまだやりたい事のが多くて、突っ走る傾向の私を周りの人達が心配下さるのが嬉しい反面、余り自分を労りながら生活するのも嫌だなあ・・と思ったり。突っ走りながら、いきなり体調を崩す、いつもの私のパターンで行くしかないなあ・・と。
 今回の11月のムジカーザコンサートは、このシリーズを思いついた2010年4月に、2014年くらいまで続けられれば上等かなと思って決めたコンサートでした。その後もうしばらく曲を書いていきたい気持ち満載なので、来年を決めてはありますが、いろいろな意味で再スタートの気分で準備したいと思っている毎日です。そんな意味からも、何となく心が宙に浮いている感じ・・・みたいな・・・。
  10月23日 無重力状態のハナモモでした。

10月!早くも4日ではないですか!

2014.10.04

10月!早くも4日ではないですか!

 何でこんなに時って早く進んでしまうのですか~?最近友達になったベンジャミン・バロックも確実に成長しているのが分かります。観葉植物がそんなに目に見えて成長する訳はない・・・と思いつつ、いや~!イキイキしているんです。素敵ですよ~!
 今日、コモモさんがレッスンのために我が家に来ていて、帰りに渋谷の洋服を売っているお店に連れて行かれました。そこで、な・何とベンジャミン・バロックのドライがお店のディスプレーとしてバスケットに入っていたんですよ!ドライになるとこんなになるんだ!と、初めて見る事が出来て、ちょっと嬉しかったです。街中はほんの少しの時間でもうんざりで、人ごみに段々腹が立って来るのが自分でも分かるんですが、今日は救われました!!!
 昨夜、今書き上げようとしている児童合唱曲の大まかな枠組みが出来上がりました。いつもコモモさんにまずは聴いてもらって、その反応で取り敢えずOKをもらうような雰囲気を感じて、ちょっとほっと出来る・・・という、いつものパターンを踏んで、最後の仕上げに入ります。時間的にギリギリなので、どうしよう?って感じでしたが、幸いな事に・・・って、不謹慎ですから本当は言ってはいけない事なんですが、猛烈な台風がやって来るようで、6日のいろいろな面倒な仕事がキャンセルになったりで、内心ちょっぴり助かった!・・・なんですが、きっとバチが当たるかも・・・と台風を恐れてはいます。そのためにも、その分いつも以上にきっちりと曲を仕上げないといけないかなと・・・。
 今月13日はやなせたかし先生のご命日です。この1年、いろいろなところで自作品が演奏され、その度に先生のお言葉「何事もこれが最後と思ってやる事」という言葉を思い出させるような場面に何度も遭遇しました。というのは、何人の人がそんな気持ちで音楽と向き合っているのかな?と、ちょっと疑問を感じる事が多々有りで、その度に、私も肝に銘じなければ・・・と思うのです。
 合唱曲が仕上がれば、しばらくは曲書く事から解放されようとしていますが、果たしてその状況に自分自身を置く事が出来るか・・、不安ですね~~!
 思いっきり、お花の植え替えのチャンスかもしれません。暑い夏を楽しませてくれたお花たちとも、「咲いてくれて、ありがとう!」の儀式を済ませて先へ進もうかな・・・。
 10月4日 今夜はちゃんと寝よう!と思うハナモモでした!

ベンジャミン・バロックと今日この頃

2014.09.23

ベンジャミン・バロックと今日この頃

いつもの通り道に前から気になっていた木がありました。クルクル葉っぱが何とも可愛いし、素敵だし・・・。何と言う名の植物かな?と思い、クルクルした葉っぱの植物は?・・・と検索したら、出て来たのです。名前はベンジャミン・バロックという観葉植物。すぐにいつものお花やさんに行ってお取り寄せをお願いして来ました。来ました!来ました!私がいつも見ていたお家は外で充分に育っているのですが、取り敢えず観葉植物なので、今年の冬はお家の中で冬越しした方が良いということで、毎日見られる場所に置いて眺めています。超ご満悦ってところです!
 10月始めまでに書かねばならない合唱曲は、まだ一歩も進んでいませんが、コンサートのチラシ発送に頑張る毎日です。準備出来た順に投函していますが、すでにお申し込みが来ていて、嬉しいなと思っています。
 昨年12月と、急遽決めて割り込ませた「やなせ先生コンサート」と、かなりコンサートが頻繁な状況になってしまったので、どれだけ反応があるのか、いささか心配な感じも持ってはいます。私自身は構わないのですが、演奏者には大勢のお客様の前で演奏をしていただかねば、申し訳ないという気持ちはいつも思う私の心情なんです。
 演奏者にとっては、特にムジカーザのようなお客様が目の前にいらっしゃる所での演奏は、直にお客様の気持ちを感じながらの状態になれるので、怖い反面、やり甲斐充分という演奏者冥利に尽きると言うことらしいのです。そんな意味からもガラガラの客席では演奏者に申し訳ないと私は思うのです。
 今回はコモモさんは二人の演奏者と絡まねばなりません。それだけ合わせの時間が沢山必要な訳です。必ずしも土日だけに収まらないので、ウィークデーの合わせの時には、私は祖母になり二人のじゃじゃ馬娘と対峙しなくてはならないのです。元々子どもは大好きですし、もちろん楽しいのですが、この二人が半端じゃなく元気印!!!公園に住民票を移した方が良いのでは・・・というような二人なので、祖母は気を許す間もない訳です。怪我をさせては大変!→→自分の子どもだったら、まあちょとの怪我くらい何のそので済ませられますが、孫というのは、やはり預かりものなのかもしれません。私自身が運動オンチだからかもしれませんが、何しろヒヤヒヤドキドキの山です。でも、エネルギーを吸い取られもしますが、逆に新鮮な発想、思いもよらなかった何かをいっぱい貰えているのも確かな事です。二人の安全を確保するには、考え事なんて以ての外ですから、頭をすっからかんに出来る意味からすると、とっても素敵な贅沢な時間なのかもしれません。時々声が枯れてしまって出難くなったりもありますが・・。
 今回のコンサートも沢山のお客様に囲まれての風景を想像しながら、皆さんへのお声がけを頑張って行きたいと思っています。
 どうぞ、皆さん聴きにいらしてくださいね。
 9月23日 ベンジャミン・バロックと友達になったハナモモでした。

9月になってしまいました!

2014.09.04

9月になってしまいました!

あっという間に、今年も3分の2が過ぎてしまいました。年を取ると時間が経つのが早い・・・と言う説と遅いと言う説、両方を耳にするんですが、果たしてどっちが本当か?って、どっちでも良いけれど、私はとにかく早い!と感じています。よ~く考えたら今更でないのですが・・・。
 今年、楽しんだ我が家でのお花、今も楽しんでいますが、いつもお世話になっているお花やさんからプレゼントされた「ハイビスカス」の鉢植え。ハイビスカスって赤のイメージだったのですが、戴いたのはピンクと白。それもハートを象ったアーチに次々に咲く風景はそれは素敵だし、とっても可愛い。クッキリと爽やかに咲くのに、一日花なのが勿体ないって毎日思います。多い時は13輪も咲いた日があって、それはそれは素敵でした。始めっから毎日何輪咲くのか数えれば良かったなあ・・・。
 11月の歌曲新曲、8月30日に仕上げられて、演奏者、詩人にお送りして、やっと頭がスッキリして・・・やった~~!!! 
 そして昨日、コンサートチラシとチケットが出来上がって来て、準備が整った気持ちいっぱいで、ここ数日間を過ごしています。やや、放心状態と言うか、何をして良いのか分からなくて、ウロウロする毎日のような・・・。
 考えてみたら、ハーモニカの曲は6年越しに考えていたし、かなり間を開ける事なく曲を書いて来たので、ここでちょっとお休みと考えていました。が、毎年のこどものコーラス展への参加を昨年の詩人よりお誘いを受け、またもや籠絡され、昨年と同じ轍を踏み書く事となったのです。もちろんご一緒してもいいかなと思える方ですので、有り難いし光栄と思いながらも書けるかなあ・・・と、今は詩を待っているところです。
 11月のコンサートでは、やなせたかし先生の新曲は書けませんでしたが、やなせ先生の作品のコーナーは設けています。
 こどものコーラス展の作品が出来上がった暁には、ゆっくりと再び、やなせ先生の詩と向き合う毎日にしたいな・・・と思っているところです。
 来年に向けて、またやなせ作品を増やしていけたらと夢だけは大きくありますが・・・。どうなりますことやら・・・???
 9月4日 ウロウロ放心状態のハナモモでした。

8月半ばも通過してしまいました!

2014.08.17

8月半ばも通過してしまいました!

遊歩道、ご近所のお庭に、サルスベリが満開・・・いやもう満開は通り過ぎてるかな?何だか全てが通り過ぎて行ってる現状にちょっと慌てたり・・・。
 最寄りの駅に行く道に出会うサルスベリが私は大好きです。色は藤色と地味目なのですが、家を出てから遊歩道を抜けてやがて大通りに出ようかと思う向こうの角地に咲き誇っていて、外出がとても苦手な私を励ましてくれていると私は信じているのです。「さあ、頑張って出掛けてこい!」てな感じに。そのすぐ側には実家のお墓もあるからそれも後押ししてるかな・・・といつも思っています。
 11月の歌曲新曲「あゆみ」が今週に出来上がりそうです。外角は決定していて今はピアノパートの細かい部分の確認作業ってところです。この段階になると、詩人に嫌われる疑問が多々生まれて来る時でもあります。曲を書いている時にはなんとも感じなかった言葉達が何となく所在なげにしていたりするところを発見したりすると、そこから疑問がムクムクと沸き上がり、詩人に質問をしてしまうのです。詩人にしてみれば、いい迷惑だと思います・・・今更って・・・。
 歌の曲を書く時はいつも思う事だけど、縦詩で読んでいて納得している状態の詩でも、音に乗っかってしまうと別の存在になってしまうような、言葉の主従関係が違って来たりして、これだと歌う人はどこを目指して表現するのだろう?・・と。
そんな作業が終わらない限り清書へは移れません。今正にその状態真っ盛り!早くこの作業を経て、体からスルリと抜け落ちる感じをとっとと味わいたいものです。
 11月のチラシのゲラ刷りが上がって来て、今年最後のイベントなんだなと気が引き締まる思いが満載になります。でも、今回も新作が書けた事が嬉しい!(まだ出来上がっていないけど・・・)どんな評価を受けるかは二の次で・・・。
  8月17日 お盆って感じる間もなかったハナモモでした。

初!ハーモニカオリジナル作品完成!

2014.07.09

初!ハーモニカオリジナル作品完成!

今年の私のお花たち。ちょっと寄せ植えを間違ったかな・・・という感じもあったり。ブルーサルビアとイソトマとニチニチソウを寄せ植えした鉢は、ブルーサルビアが勝ってしまい、ペンタスとニチニチソウとイソトマの寄せ植えは、ペンタスが勝ってしまい、イソトマとニチニチソウがちょっと可哀想状態。単独で植えたイソトマとニチニチソウは、それは見事に羽を延ばしてイキイキ咲いています。同じ苗でも、いつも思う事だけど、寄せ植えの相手、植えられた日当りや風通し、鉢の大きさ等によって、同じお花やさんから来た苗たちも、生涯の運不運ってあるんだなあ・・・って思ったり。世の中、全て平等ってないって本当だなって思います。
 ハーモニカのオリジナル曲「精霊」が書き終わり演奏者に渡す事が出来てほっとしてる今日です。足掛け6年。当初3曲の予定だったのが、いろいろ思ううちに4曲となったのです。
  1・満月 2・森のこびと 3・石の願い 4・水鏡
 満月の放つエネルギーをず~っと音にしてみたかったのが発端。「月の光」というタイトルの有名な曲は沢山あるので、そのタイトルはちょっと使えないなあと思いながら・・・やはり特別な感覚にしてくれる満月に敬意を表しようかなと思ったのが始まりです。
 そう思ってから6年が経ちました。ハーモニカの楽器自体をまだまだ分かり切っていないのがちょっと不安って言えば不安ですが、最後はそんな事を考えている余裕もなかった・・・のが実態です。でも、それで良かったのかな・・とも思っています。その分、自由に書けたかも・・・。
 ちょっとお花に時間を取ろうかな・・・1日~2日は・・・と。お花やさんにあれば、コリウスととうがらしを寄せ植えしてみたいと、ず~っと思っているので。
  7月30日 ちょっとすっきりのハナモモでした

Tone Tone Concert 終わりました!!

2014.07.09

Tone Tone Concert 終わりました!!

怪し気なお天気のコンサート。時折雨が降った形跡はありましたが、私は幸い一回も傘をささずに、どの場面も通過出来た一日でした。
 ステージには今年も色取り取りのお花たちが、今日の日のために花を添えているという、正にそんな感じのステージにしてくれていました。始まる前から、皆がそれぞれにどの花にしようかなと、選ぶのに困る程の種類のお花たちに、ワクワク感いっぱいの雰囲気でした。
 今年もまた、参加者に少し移動があったりで、初参加は5人いらっしゃいました。ステージでの演奏は初めての方が3人いらして、そんな方達の初体験がけやきホールで良かったなと思っています。
 私の生徒さんたちも、様々な状態でのそれぞれの発表でした。中学受験のために一年間のブランクがあってのピアノレッスン再開で、数ヶ月の準備期間で本番に臨んだ人。大人になられてからピアノを初めて、今年から私のところでのピアノレッスンに通われてのけやきホールソロデビューの人。中学部活の体験からプロを目指そうと決めた人。趣味を作曲として、今までにない課題をこなして作品を完成して発表した人。秋からアメリカの大学院に入学が決まっている作曲家を目指している人。学校の先生をしながら、20数年、作曲を生き甲斐としながら、いろいろな曲作りに励んでいる人。
 私はそのみんなから、レッスンでエネルギーをいただいているんだなあと、つくづく感謝しなければいけないのは、私の方じゃないですか~・・・と今更ながらの感慨に耽ったり。
 皆、様々な感想を持ちながら、本番を終えました。私は・・・と言えば、本番当日に関しては何も言わないのが私の主義です。本番前のリハーサルまでが、手を抜いてはいけないし、気を抜いてはいけないところと思っています。当日までのプロセスがまずは大切。もちろん発表会という目標も大事な小さな頂点ですが、そこだれを目指しても余り意味ない・・・くらいに思っています。何事もプロセスが一番大切・・・これが私の座右の銘。
 そんな意味から言うと、皆さん、しつこい私のやり方にも屈せず、達成感がそれぞれにあったのでは・・・?って思っています。
 結局、これって私自身に言っていることばかり。生徒さんにこれだけしつこい事をいってる訳ですから、私自身が半端な事が出来ないのが、現実です。
 今度こそ、11月のムジカーザに向かっての毎日に出来るはずと信じて、向かって行きますから・・・・!!!
 7月21日 やはりちょっと疲れたかな・・・の、ハナモモでした!

音楽屋から見た他の音楽屋さん

2014.07.09

音楽屋から見た他の音楽屋さん

遊歩道やよその家の庭先に咲いているアガパンサスが何とも素敵なこの頃。我が家にも咲かせたいお花ではあるけれど、背が高いので、プランターでしか飾れない我が家の風景では、お花を生かすことは無理かな・・・と植えた事がないのです。でも、好きなお花だなぁ・・・。
 タイトルの音楽屋さん(音楽を生業とする人)のお話し。私の事は横へ置いておいての話しです。
 最近、たまたまですが、演奏家であるらしくて、指導者でもあるらしい音楽屋さんを知りました。
 自作品を演奏してくださるとお知らせをいただき、聴きに出向きました。私の曲をメインにしてくださっているようでした。その前に歌われた音を聴き、私は帰りたくなりました。どうして?って、音程が酷すぎるんですもの・・・。アマチュアの発表会でしたら構いません。ご本人の趣味で余暇を楽しむなり、生き甲斐なりを感じて音楽することはとっても良いことなのでしょうから・・・。でも、でもですよ!お金を戴いて、お時間も頂戴して、音程の酷過ぎるコンサートをやっても良いのですか?って私はお聞きしてみたかったです。私はご招待でしたから、お金は払ってはいません。本当は自作品を取り上げてくださったのですから、お礼を申し上げるべきところです。当日はもちろん、当日までの忙しさで、私は手ぶらで聴かせていただきました。後日お便りと何かお礼を・・とは思っていました。でも、今もってお礼のお手紙も出せずにいます。と言うか、帰り道でそんな気はとっくに失せていまして・・・。お礼状を書かないという、人としての道を外れてしまった行為なのですが、それを承知で、そうしてしまうほど私は許せない気持ちなのでした。
 まずは、ご本人が人前で歌っても良いのかどうか気がつくべきだし、周りもただただ良かったよ!みたいな事を言っている、そんな風景が私は耐えられず、コンサートの休憩タイムで失礼しました。怒り心頭、相当怖い顔して電車に乗っていたと思います。
 そんな演奏をしながらも「お楽しみいただいていますか?」って拍手を求め、問いかける気持ちも分からず、楽しいか、楽しくないかは、こちら聴く側が決める事ですよ!強要してどうする!って、また思い出しては怒っています。何事も引き際が肝心なんだと勉強にはなりました。
 私自身、ず~っと自作品コンサートを続けて来て、いつも思っている事は、自分の曲のパクリをやり始めたら、新作発表は中止しようと決めています。というか、私自身では気がつかなかったりがあるだろうから、いつも演奏をお願いしているお仲間に念を押しています。「パクリを始めたら、やめろ!って言ってね」って。
 パクリにならないように、今正に11月の新作を頑張っているところです。先月末締め切りの「こどもたちへ」のピアノ連弾曲も、納得の状態で提出出来たのは嬉しかった。昨年から曲のテーマが決められてしまい、戸惑いながらの状態でした。このシリーズは私自身が総合タイトルを「空って不思議」という組曲にしようとしていたので、昨年は「乗り物」今年は「動物」と決められて困ったりもしましたが、何とかタイトルを決められほっとしています。今年の動物テーマのタイトルは「月に住んでるうさぎさん」です。無重力でうさぎ跳び出来る?お餅つき出来る?って曲です。審査があるので、落とされる事もあるので楽観は出来ませんが・・。
 7月、8月で11月の新曲を纏められたら、いや、纏めねばなりません。もう一踏ん張りです。パクリをしないように気をつけながら・・・!!!
7月9日 ベランダにお花がまだ!もうちょとお待ちを!のハナモモでした。

やなせ先生コンサートのその後の反響

2014.06.19

やなせ先生コンサートのその後の反響

紫陽花が素敵!半夏生もだんだんと鮮やかな白が目立つこの頃!目まぐるしい毎日の中、何とか私のお花たちを迎え入れたいと思い、取り敢えず花苗だけは手元に買い求めて置かないことには先へ進めないと思い、届けてもらいました!1週間程前に駅からの帰り道に、いつものお花屋さんの前を通ったら、ちょうどいっぱい入荷したばかりの状態を発見!これを逃したらまた先になってしまうと思い、取り敢えず家に帰り仕事を済ませ再度お店へ。で、かなりの量を届けていただいたと言う訳です。毎日時間を見つけては少しずつ植え込んで行き、取り敢えず、玄関周りは殺風景からは解放されました・・・まだまだですが・・・。
 (ニチニチソウ、ペンタス、センニチコウ、ブルーサルビアなどなど・・・)
 コンサートから2週間以上が経ち、メール、お便りなどで感想をいろいろいただきました。思っていた以上に、とっても私の伝えたかった事が浸透している事に、開催して良かったと嬉しい気持ちでいっぱいです。
 数日前にやなせスタジオに出向いて、先生へコンサートのご報告に行って来ました。コンサート会場と同じように「ひまわり」のブーケを持って・・・。コンサートに来て下さった先生の秘書の方といっぱいお話しして来ました。何と言ってもその方の言葉がとっても嬉しかったです。「先生の詩の世界をあのように表現されて見たり聴いたり出来た事が、とっても幸せでした。とっても美しい世界でひとときを過ごせたことを感謝しています」と。
 その方の言葉をお披露目します。
 やなせ先生は「演出家の頭に漫画家の眼と詩人の心を持ったオイドル」だと思っています。先生の詩には漫画家の眼で見た世界があり、イラストや漫画には詩人の心からわきでたものがあると思っています。
 本当にその通りだと思っています・・・私も・・・。
 いただいたお便り等からも、先生の知らなかった部分を知る事が出来て、何故あんなにアンパンマンが子供たちに指示されているかが、やっと理解出来たと言った言葉とか、詩集をしっかり手元に置いて読んでいってみたい・・・など、少しは「詩人やなせたかし」を知っていただけたことが私にとおては最高に嬉しいことなのでした。
 アンパンマンの先生も詩人の先生も根っこは同じ!優しさであり、生きる厳しさであり、悲しみもあり、思いやりであったり・・・。
 ゆっくりコンサート後の余韻に浸る余裕もないままの毎日ですが、先生の思い出がぎっしり詰まった私自身の心を大切にしながら、先生と同じに消え去るまで曲作りをしていきたいなと、改めて肝に銘じていたりして・・・。あちらの世界に行ってからも先生と一緒にお茶などしたいので・・・。
6月19日 毎日ひとつひとつ目の前の事をこなし続けているハナモモでした。

「やなせたかし先生ありがとう」終わりました!!

2014.06.04

「やなせたかし先生ありがとう」終わりました!!

コンサート当日は真夏日のような日でした。趣きのあるピンクのスモークツリーとひまわりのお花が飾られました。先生にいただいた絵、スライドネガから起こした絵、絵本を展示しながらのコンサート。お客様からの声で一番多かったのが、私が想像していた通りに、詩人やなせたかしをご存知ない方が大勢いらした事です。
 そんな意味からも、一大決心してエピソードをお話ししながら先生の詩をご紹介出来た事は本当に良かったと思っています。
 私自身、しゃべりは苦手だし、ド緊張からつっかえたり、ぶっ飛んだりするんじゃないかと思っていましたが、思っていた以上に普通にお話し出来たように本人は思っています。(端から見たら、どんなだったかは定かではありませんが・・・)
 やはり、先生が支えてくださったかな・・・と勝手に解釈しているいつもの能天気な私なんです。と言うか、先生への濃い思いが支えてくれたんだと思いました。
 当日、先生は会場にいらしていたと信じています。本番前のピアノの調律で弦がいきなり切れました。「先生が登場されてピアノがびっくりしたのかも」と思っていました。演奏者の塩野雅子さん、上雅子さんも「絶対に会場に先生がいらしたよね!」と言い切っていました。
 お二人の雅子さんは、この日を迎えるまでの何回もの合わせの時もいつもと違う雰囲気があったと言っていました。きっとそこにも先生が来てくださっていたのでは・・・と思っていたようです。
 今回は新曲は一曲でしたが、これをきっかけにライフワークとして、先生の詩と向き合って新曲を目指したいと思っているところです。
 コンサートの余韻に浸る暇もないまま、当初の予定の11月の新曲と、今月まで仕上げなくてはならないアレンジと、連弾曲(時間的に自信はない!)作曲をまずは早めに仕上げにかからねば・・・ってスタートした所です。
 冬から春のビオラ、パンジー達に、「綺麗に咲いてくれてありがとう!」そして「まだ命があるのにさよならして、ごめんなさい!」と言いながら、プランターは次のお花たちを待ってはいますが・・・。いつのことになるやら・・・。
 6月4日 コンサート余韻を無理に引きはがそうとしているハナモモでした。

コンサートまで2週間

2014.05.17

コンサートまで2週間

前回ハナモモだよりから2週間。コンサートまでも2週間。全盛期だった我が家のお花たちも、冬を越して春を謳歌し尽くして・・という感じになって来ました。
 今回もお世話になるソプラノの塩野雅子さんも私と同じか、いや、それ以上のお花大好き人間です。合わせのために我が家に来る度に、コンサートに向かう話以上にお花の事で盛り上がってしまい、ちょっと困ったちゃんの二人ってところです。
 今のお花たちを、どの段階でさよならするかが、ここ数週間の課題です。まだ生きているお花たちを捨て去るという残酷な事をするのがガーデナーの身勝手さという訳です。心の中でも、声に出しても「ごめんなさい ありがとう」と言います。
 今回のコンサートのただ一つの新曲のタイトルが「ふたつのことば」です。やなせたかし先生のご性格が滲み出ている大好きな詩です。「ごめんなさい」と「ありがとう」の歌なんです。詩の出だしが「ふたつのことば 知ってますか」と、いきなり問いかけで始まる詩です。先生らしい単刀直入な詩。人が生きて行く上でとっても大切な言葉です・・・と歌っています。
 今回は先生とのエピソードを交えて、いくつかの詩の朗読をしようと考えています。塩野さんと、コモモさんと私の3人で・・・。
 その選び抜かれた詩も決まり、今日もリハが我が家であって、詩の朗読を含めての、お話のやり取りの打ち合わせも済みました。
 正直、しゃべりは苦手です。でも、下手なりに先生への思いは私自身の言葉で言葉にするのが、やはり先生への本当の感謝かなと思う事にして、頑張ってみようと決心しました。下手は下手なりに何とかなると達観している私自身に、いささか呆れていますが、先生とのいろいろな思い出に自信を持っているからそんな気持ちになれるのかな?と思ったりしています。
 先生!天国から見守っていてくださいね!・・・という思いで、今はいます。
 当日、心から楽しんでコンサートを提供出来ますように!
5月17日 やなせ先生とお花たちに感謝の気持ち満載のハナモモでした。

4月が終わってしまいました!

2014.05.02

4月が終わってしまいました!

今年の春の我が家のお花達。どうやら自画自賛だけでなく、一般論的にもかなりイイ線いっているようです。ご近所さんはもちろん、郵便屋さん、新聞屋さん、宅配便やさん、などなど・・・、かなりの方々に「いいですよね~」「素敵ですね~」と言っていただけて、ちょっと・・・いいえかなり鼻高々に自慢げに反っくり返っていたり・・・・は、していませんが、正直褒められるといろいろな意味で自信になるのです。大人になってから、褒められる事ってほとんでありませんから・・・。本気でお礼を言ってしまいます。「ありがとうございます!とっても嬉しいです!」って・・・。
 本当は、外からは見えないベランダのチェリーセージ、ジャーマンアイリス、羽衣ジャスミン、様々なミントの葉っぱ達もお見せしたいところなんですけどね。
 4月のアレンジ、楽しかったですがやはりちょっと大変でした・・・時間的に!締め切りの日の夕方に出版社に直接持って行って、お役御免!!って訳でした。
 期間的に短かったので、出来ればもう少し時間が欲しかったって言えばきりがないのですが、もっともっといろいろな事も出来る可能性も感じたので、次の機会があれば良いかなと思ったりしています。
 私はやはり子ども相手の作品を手がけるのは好きみたい。お花と同じ次元に物が考えられるような気がするのです。って、支離滅裂な言い草ですが、そんな風に思うのです。
 アレンジ作業が終わって渡して終了の時点から、やなせ先生コンサートと、ハーモニカ新作の思いにあっという間に切り替えられたか?って、まあ、思った以上にアレンジの件は吹っ切れたみたいです。やれやれです!
 やなせ先生のコンサートの準備も、もちろん全く関わってこなかった一ヶ月ではありません。詩もようやく選別も固まりつつありますし、今度のダブル雅子さん立野合わせの時には、3人のお話しコーナーの打ち合わせもしたいと思っています。絵の展示方法などの打ち合わせもそろそろスタッフとしなくては・・・と。
 そうそう、とんでもない贅沢な品物が出て来たんでした!やなせ先生にコンサートのお手伝いいただいた時に絵を書いていただいたのは一回や二回ではなにのですが、その時いただいた原画は今度展示します。
 それ以外に、原画ではありませんが、そのコンサートのために描いていただいた絵がスライドになっていて、そのネガをいただいた事が最近判明したんです。アレンジに行き詰まり、楽譜棚の整理をし始めたら、何やら詩集が入ってる棚の、その本の上に古めかしい封筒が・・・。何だろう?って見たら、ヤナセスタジオって封筒なんです。え~~~~!!!ですよね。開けてびっくり・・・でした!!!それも何らかの形でお見せしたいとドキドキしています。
 コンサート、どうぞお楽しみに!していてください!
  5月2日 ちょっとホッとしているハナモモとドキドキハナモモでした。

時間が足りない!!!

2014.03.22

時間が足りない!!!

 遊歩道のユキヤナギが美しい。ユキヤナギの白ってなかなか主張がしっかりしていて大好きです。そして毎年名前が出て来なくなる花「スノーフレーク」。今年もすんなりと名前が出て来なくて、花図鑑を調べました。今度こそ覚えなきゃ・・・って昨年も思ったかも。
 今年の私のお花達は数年振りに見事に咲き溢れています。それはとても嬉しいんですが、何しろ花柄摘みが結構大変。って、自分で望んで楽しんでいるはずが、ここのところの忙しさに、癒されながらも、時々今日はサボっちゃおうかな?って思ったり。でも、でも、そんな人間の勝手は許されません。お花達は精一杯のお仕事をしているんですから・・・。
 ようやく、6月のやなせ先生コンサートでお話しさせていただく大筋が見えて来たような・・・。でも、まだまだ詩の選別は完了していません。どれを落とすか、それこそあみだくじで決めようかと思ってしまいます。だらだらお話しが長くなってしまってもいけないし・・・とか、いろいろ思う訳です。でも、コンサートでの様子が段々見えて来ている感じがするので、ようやくワクワク感が伴っている事にちょっとホッとしている気もします。
 今月は急に決まった面白いアレンジを手がけようとしています。初心者向きの鍵盤楽器と打楽器を使っての易しいアレンジを・・・。
 この易しいってのがくせ者でして・・・。易しくしたがために音楽が薄っぺらになってはダメ!!ここがいつも悩ませられるところです。
 そして鍵盤楽器はピアノ、ピアニカも有り。打楽器はタンブリン、カスタネット、鈴、トライアングル、マラカス、いろいろあります。
 そして、足と手も打楽器になると言う事。子どもは手拍子、足踏みなど、身体の一部分を使う方が、楽器を持たせて演奏をするよりもすんなりと音楽に入れるのでは・・・と思ったのです。そのアイデアは通りました。楽譜が出来上がりましたら、出版社、タイトルなどお知らせしたいと思っています。
     4月10日 一日26時間くらい欲しいハナモモでした。

コーラス展&こどもたちへ 終わりました!

2014.03.22

コーラス展&こどもたちへ 終わりました!

 暖かかったり、また寒くなったり、本当に忙しない3月。毎年の事なのでしょうけど、今年は半端じゃないような感じに思うのは私だけでしょうか。
 でも、そんな不安定な気候の中、我が家のお花達は見事に花を増やしてきて、毎朝まずお花達を眺めるのが本当に楽しみな毎日です。鉢いっぱいの溢れて作お花達って幸せをくださいます!
 近所の遊歩道のモクレンの芽が膨らんで来ているなあと、先々週当たりに感じていたのも束の間、何と蕾が膨らみ始めて白い花弁を確認出来るところまで成長してしまっているのでした。お花って、素敵!
 「こどものコーラス展」も「こどもたちへ」もそれぞれに新曲が書けて発表出来て本当に良かったと思えた両日でした。
 どちらも、子どもに演奏していただくと言う事に大きな意味がある訳です。でもいつも思うんですが、私は余り大人と子どもを区別することはありません。と言うか、大人も子どもも皆同じだと思っていますので・・・。
 6月のやなせコンサートの準備をしている一番の作業に、先生の詩を片っ端に読みまくる・・・って感じの毎日が昨年11月から続いていました。
 その中に「希望の歌」という詩集の開いてすぐのところの言葉が何とも素敵なのです。私は大好きですので、ご紹介します。

   こどもも
   おとなも
   こころはおんなじ
   うれしかったり
   かなしかったり
   ちがうのは
   よごれているか
   いないか
   だけです

 これを読むと一瞬大人が汚れているのかと思ったりもするんですが、そうではなくて、大人も子どもも生まれたままの姿を忘れてはいけない・・・と言う事を伝えたかったのでは・・・?と私は勝手に解釈しています。いわゆる子どもらしさと言われるものが何かは定かではありませんが、真っすぐピュアに物事に向き合えるのが生まれたままの姿かなと、改めて認識したりしています。
 二つのイベントに関わり、改めて子どもって何だろう、そしてその子どもと向き合って話しをした時感じる事は、子どもの世界も大変なんだな・・・と言う事。そう、ピュアな気持ちばかりでは毎日は過ごせませんよ!という、やなせ先生の書かれた言葉は、どんどん遠いところになって行くのでは・・・と、勝手にちょっと心配になったり・・・。
 そう言いながらも、なかなか捨てたもんではないですよ!と言う人達が増えていってくれる事を願ったり。
 そしてまずは私自身が汚れないようにしなくては・・・と思っている今日この頃です。(誰しもわざわざ汚れたい人はいませんね)
  3月22日 身も心も清潔感いっぱいでいたいハナモモでした。

昨日の冷たい雨のち今日の冷たい晴れ

2014.03.06

昨日の冷たい雨のち今日の冷たい晴れ

    昨日の冷たい雨のち今日の冷たい晴れ
 窓から外を見る限りお日様はサンサン。でも風が冷たいのなんのって・・・。3月も始まっているのに・・。でもこれからが三寒四温の繰り返しの日々となるのでしょうね。
 我が家のお花達。雪で折れてしまったさくら草も、新しい芽が育って来ていて早くもピンクのお花を咲かせてくれています。雪に当たったパンジー、ビオラも一段と元気を増して咲き誇り始めました。そのお花達の合間に少しずつ新しいお花が仲間入りしています。デージー、ムルチコーレ、ノースポール。そして苺の鉢。苺はココモモさんとお花やさんに行った時に、是非にもと請われて我が家の仲間に。鳥達のご飯になってしまわなければ良いのですが・・・。
 最近は少しずつ植える習慣にも慣れて、以前一日6~7時間もガーデニングに費やした事は、昔の話しとなりました。歳を重ねるってこう言う事かな・・・とちょっと寂しい気もしますが、でも少しずつ仲間を増やして行くとういうやり方も悪くはないです。後はラナンキュラス、アネモネを仲間に入れたいんですけどね。
 やなせたかし新作作品は、無理せずに1曲にとどめ、取り敢えずは焦らずに6月のコンサートへ向き合おうと思っているところです。
 2月26日に帝国ホテルで「やなせたかし先生を偲ぶ会」が開かれました。光栄なことに、私もお招きを受け行って参りました。2月6日に開かれたお別れ会もそうでしたが、大人気のアンパンマンが主流の会でした。もちろん納得なのですが、私とすると「詩人やなせたかし」としての部分をもっともっと拝見したかったなあ・・と思ったりしました。
 そんな意味からも、6月の「やなせたし先生ありがとう」コンサートでは、「詩人やなせたかし」をささやかなりともお披露目出来たらいいなと、心から思っているところです。どんな風になるのかは、全く自信はありませんが精一杯心を込めてお客様をお迎えしたいと思っています。
 それと平行して当初の予定通りの11月ムジカーザコンサートの新作、
♪・ハーモニカのための組曲「精霊」1・満月 2・森のこびと 3・水鏡
♪・山内弘子詩歌曲組曲「あゆみ」全6曲
の事も頭の中では進めて行かねばなりません。
 いろいろ毎日を過ごしていると、思ってもいなかった事が目の前に飛び込んで来たり、私自身は元気なのに、本当に何で次から次へ・・・と思ったりもしますが、取り敢えず生きていられる実感を有り難く思いながら、ひとつひとつ丁寧に進めて行く事が一番の事と改めて思うこの頃です。私から作曲を取ってしまったら何も残りませんから・・・。
 3月6日 やるべき事、やりたい事がある事に感謝の毎日のハナモモです。

雪・雪・雪 降り過ぎですよ!

2014.02.02

雪・雪・雪 降り過ぎですよ!

 本当によく降りましたねぇ・・・雪!雪!雪! 我が家は玄関が2階。そして階段下はちょっと坂。門を出ると表通りまではなだらかな・・・これまた坂!!と言う訳で、雪が降ると何が嫌って、この階段・坂・坂が第一関門な訳でして・・・。
 出掛けなくて済ませられればOKなんですが、そうもいかず・・。恐る恐る歩くとかえって転ぶ・・・とも言うし、かといって無造作に歩けば、これまた転びますよね。ちゃんとした雪用の靴を揃えなくてはと真剣に思う今年の冬!!
 可哀想なのはお花達。雪をかぶりながらも健気に咲いています。パンジー、ビオラ達はやはり強いなあと思います。
 前回のハナモモだよりから、何と忙しなく忙しかった事か。ちまたではインフルエンザ、ノロウィルスと猛威を奮っていますが、幸い余りの忙しさに菌も寄り付かないでくれています。
 2月6日はやなせたかし先生のお別れの会が新宿NSビルで開催されました。ベビーカーでお別れに来ていた親子さん、大人だけで来た人、それは年齢も幅広くたくさんの方々が行列してお別れをしました。フレーベル館主催ですので、アンパンマンが中心で当たり前。私は詩人としての先生との接点でしたので、その展示が少なかった事がちょっと寂しかったですが、でも・・・でも沢山のファンがいらしたんだなあと、その雰囲気の中にいられた事だけでも贅沢な事かもしれないと思ったひとときでした。
 そして、3月の「こどものコーラス展」「こどもたちへ」のリハーサルに出掛けたりが続きました。
 「こどもたちへ」は今回テーマが設けられての作品作りでした。「乗り物」がテーマと分かった時には本当にどうしようかと思いました。何故って、ず~っと空をテーマに連弾作品を書いて来ましたので・・・。で、結局「雲のじゅうたん 空飛ぶじゅうたん」というタイトルにしました。架空の乗り物も有りかなと・・。
 小学2年生のお嬢さんとの連弾です。1回目の合わせをして、本当に楽しい時間でした。たった数分の曲に、1時間半もレッスンしていただき、先生に感謝のみです。そのお嬢さんの先生というのが、ハナモモさんがかつて中学生まで師事した、ハナモモさんの大好きな先生なのです。いろいろ合わせをしながら、ああでもない、こうでもないといろいろに弾き方を変えながら、自然体に弾けて、自然体に聴こえる演奏を目指して一番の方法を見つけながらのレッスンでした。まだこれから何回かご一緒させていただきながら本番を目指す予定です。
 そしてもう一つのコーラス展のリハも聴かせていただいて来ました。「あの海が好き」こわせたまみ詩です。こわせ先生は何も言わずに詩を渡してくださいましたが、やはり感じた通り、東北の震災への思いが重なっていたんですね。お母さんが大好きだった海の見える街にいつか必ず連れて行くからね・・・という詩です。お母さんへの愛がいっぱいの詩。子供たちは本当に真っすぐに歌ってくれました。合唱団にいくつか注文も出しましたので、本番はもっともっと良い演奏になると期待しています。
 ぎゅう詰めの毎日の中、やなせ先生の新作2作目に取りかかっています。果たして結果は・・・・?って、クイズをやってる場合ではありませんが、どうなるかは分かりません!
 取り敢えず、頑張りたいとは思っています。
   2月16日 玄関が二階にあるのが恨めしいハナモモでした。

八幡様階段ウォーク始めました!

2014.02.02

八幡様階段ウォーク始めました!

  裸木の向こうに見えるは青空ばかり
  そのまた向こうは夢ばかりかな?
 そんな青空が美しい冬って、いいなあ・・・って思います。でも毎日寒暖の差が激しくて、これが結構やっかいな気分。
 一昨日、ご自慢のクリスマスローズの蕾がうっすら色づいて来ている事を発見しました。毎年12月ころから、どんな具合かなと葉っぱの根元を観察するのですが、今年は咲かないのかなと、何の変化も見られない根元を恨めし気に見たりしていましたが、やはり間違いなく咲いて来るようです。ありがとう!ありがとう!
 (よ~く考えてみたら、毎年同じ心配をしているみたい。)
 1月は身の回りに普段有り得ない事柄がいろいろ起こり、こりゃあお祓いの一つも受けなくてはいけないかなと思いつつ、神社に申し込んだりは面倒だなあと思い、自宅から歩いて30秒の八幡様にお参りには行こうと思ったのです。八幡様の拝殿は3階にあります。そこへ行くには正面から進むと35段の階段を上がらねばなりません。(取り敢えず裏口参拝はいけないと思って・・・。)
 その時に思ったのです。最近1時間のウォーキングが何とも時間のやり繰りが困難な時があります。で、思った事。この階段を昇って境内を通り、裏口から外へ出て坂道を降りて・・それを何回か繰り返せば、かなりの運動量になるのでは?・・と。試しに幸せを願って4回(しあわせの4)往復すると約15分。たったの15分なのに今まで1時間歩いたのと同じくらい汗をかくではありませんか。って事は、それなりの運動になっているのでは?(独りよがりかも)嬉しかったですねえ・・・。何で今まで思いつかなかったのかなあ・・。子どもの時にも散々遊んだ八幡様なのに・・・。
 前からウォーキングをした日は手帳にシールを貼っていました。それが間遠くなっている毎日がとってもプレッシャーだったのですが、今年はペタペタ沢山貼られていくのが何とも嬉しい!
 いろいろあったからこんな思いつきも出来たんだ・・・と、良い方に考えるのはいつもの事。一年の計は元旦にあり・・・ではなくて1月にあり・・・という事で・・・。
 ただ、今までのウォーキングの時は夜歩く事もありました。でも今回の階段ウォークは暗くなると怪談ウォークになってしまうので、それはNGなのでした。
 新曲やなせたかし作品、せめて2曲は目指したい。出来れば3曲。2月は28日までしかないから、頑張らねば・・・!!!
   2月2日 怪談ウォークにも興味津々のハナモモでした。

2月6日「やなせたかし先生お別れの会」です

2014.01.16

2月6日「やなせたかし先生お別れの会」です

   2月6日「やなせたかし先生お別れの会」です
 今朝(16日)の5時前に今冬一番の冷え込み、-0.2度の冬日だったそうです。寒いはずです。ビオラ、パンジー、ストック、さくら草、ネメシア全て、軒下のお花達以外は、しんなり萎縮してしまっていました。大昔に、このお花の状態を見たとき、寒さで枯れてしまったと一瞬勘違いし、もうがっかりしたのなんのって・・・。でも大丈夫なんです。だんだん少しでも気温が上がって来てお日様に当たる事が出来れば復活!するから・・・。

 昨日の朝刊に、タイトルのやなせたかし先生のお別れ会の事が記事となっていました。記事を目にされた方もいらっしゃるでしょう。どなたでも参加出来ますので、お別れをしたいんだけどな・・・と思われていらっしゃる方は是非お出掛けください。 

☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆
 2月6日午前10時30分から午後3時まで、東京都新宿区西新宿2-4-1の新宿NSビル地下イベントホールで。創作活動を振り返る展示などを予定。予約不要。無料。
 同日はやなせさんの生誕95年にあたり、「ありがとう!やなせたかし先生95歳 おめでとう!」の会として開催。香典、供花、供物は辞退している。
                 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

 このような記事を改めて目にすると、とにかく冷静に、心静かに6月のコンサートに向かおうと努力している毎日が、またちょっとザワザワしてきてしまいます。何と軟弱な精神なのかと、ちょっと情けなくなりますが、これが現実なので仕方ないですね。
 とにかく私はしっかり私の考えている感謝の会を、きちんと整える事に集中!集中!
 もちろん6日は先生にお会いしに行きますが・・・。
      1月16日 今年も24分の1が過ぎてしまいました!!

明けましておめでとうございます!

2013.12.25

明けましておめでとうございます!  

 2014年、新しい年となりました。年末に、玄関の階段一番下のフライングエッグというベゴニアが数日の寒さであっという間に惨めな姿になってしまったので、この状態で新しい年を迎えるのも何だか・・・と思って、お正月のお飾りを買いに行くついでにいくつか苗を買って来て植え込もうと思ってお花屋さんへ!ちょっとお疲れなのも手伝って、パッと目に入った黄色いビオラの鉢植えが二つ、私を呼んでいる!・・・としか思えず、植え込むという作業をサボって、買ってしまったのでした。そのお陰でフライングエッグの根元は生き残れる事になりました。苗を買って来たら、そのまま根こそぎ捨てるところでしたから・・・。
 と、またまたお花の話しになってしまい、新年のご挨拶は何処へ?今年もじっくりと五線紙と向き合いながら、新曲を書いていきたいと思っていますので、ハナモモだよりも頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 昨年の暮のコンサート「しあわせ色の贈り物」は、具合が悪くて来られなくなってしまった方がいらっしゃって残念だったんですが、その反面、新しいお客様も沢山お見えになってくださいました。
 コンサートってお知らせいただいても、なかなかその場へ出掛けるって億劫な気分なものです。私自身コンサートへはほとんど行きませんので、その私がいらして下さいって言うのもおこがましいとは思いつつ・・・。そんな中、思い切って来てみました・・・って方がいたりして・・・。もっと前から来れば良かったと。嬉しいお言葉ですよね。
 それと私が一番嬉しかった事は、続ける事の強さと、詩と関わる事で作曲家自身の姿がより浮かび上がってくる不思議さを感じた一晩でした・・・・と言ってくださる作曲家がいました。そして、その方ご自身は言葉に関係する音楽をほとんど書いてこなかったので、来年・・・いや、もう今年ですね・・・何らかの形で言葉と関わりを持てればと思っています・・・そう思ったそうです。私自身が気になっている作曲家に、そう言っていただけると、とっても嬉しいんですよね。
 人に何と思われているのか?とか、こう思われたいとかが全くないので、ふ~~んそうなんだ!って感じだけどやっぱり嬉しい!!!
 コンサートの度に思う事、本番でどのように演奏されるかなんて、もしかしたら私は何も考えていないのでは・・・って言うか、考えていないみたいです。私はひたすら曲を書きたい!好きな作曲でも締め切りを自分で定めないと曲が出来上がらないのでコンサートを開催している・・・正にそうなんだと、今回実感しました。もしかしたら、演奏者は怒るかもしれないけど、演奏何かどうでも良くって・・って、そんな感じかも?
 今回も家でのリハだって1回しか聴いていませんし、当日リハと本番と、それだけで充分満足している・・・て言うか、充分音は身体の中で鳴っているんです。それってきっと私が曲を書いている時に思い描いていた雰囲気と、演奏者の解釈がかなり一致しているって事なのかもしれません。幸せな事なのかもしれません。
 やなせたかし先生の詩、3編選び抜きましたが、どうなることやらの年明けの今の状況です。これからの1年間の事を思うと、自分で自分の首を絞めてるなあ・・と。でも、曲書く幸せ、発表出来る幸せ、今回のコンサートタイトル「しあわせ色の贈り物」ってもしかしたら、自分自身への贈り物だったのかも・・って、思う事にしてみようか・・・と、何とも能天気ですみません。
 今年もハナモモだよりをどうぞよろしく!です!
  2014年1月1日  曲書く意欲だけは衰えていないハナモモでした。

「しあわせ色の贈り物」詩音 話音 終わりました!

2013.12.25

「しあわせ色の贈り物」詩音 話音 終わりました!

 この冬一番の寒さの日のコンサート、さすがに今回はインフルエンザ、ノロウイルス、胃腸炎と、かなりの数の方々が聴きに来ていただけなくなり、お買い求めいただいたのに申し訳なかったなあと思ったりしました。いらしていただけなかった極めつけは日にちを間違え、翌日にムジカーザに行きましたと言う親子三代3人組。行ったんですけど・・・と言う証拠写真を送ってくださった方がいらっしゃいました。残念でした!でも、聴いて欲しかった!!!
 ホールは黄色いガーベラとアジアンタムの緑。金色の枝→→名前がわからない。その3色で飾られました。お花の岡田さんは、黄色いガーベラを仕事の生け込みに使ったのは初めてと言ってらした。チラシ、チケット、プログラムが、このクリスマスの時期のクリスマス色にしなかったのには意味があるのだろうと思って、敢えてクリスマス色を出さなかったと言ってらした。でも、その金色の枝が「トナカイの角みたい」って言ったら、「やっぱり判った?」と言ってましたから、密かにクリスマスを意識していたのでしょうね。
 塩野雅子さんとコモモさんとの共演は、ムジカーザ公演の第1回目(2011年1月)以来です。この日への意気込みは、お二人とも半端でなく、様子を見ていて爆発しないかなあ・・・という雰囲気の毎回の合わせの取り組みのようでした。案の定、2週間前にどっちとは言わないけど、知恵熱を出して、ちょこっとダウン!「だから~~~!」って言っても・・・のめり込むってこういう事なんですよ。
 そのくらいのめり込んでの演奏、かなりお客様に伝わったと思える感想を沢山いただいています。試行錯誤の合わせがあるから、伝わったんだ!こうやりたい、こう表現したいと言う思いが深いから、熱心なお客さまに通じたんだ・・・と、ダブル雅子さまには感謝のみです!
 演奏者曰く、毎回このコンサートのお客様って怖い!半端でない真剣さで聴いているのが、ビンビン伝わり、目がキラキラしているんだそうです。その中に私もいますが・・・。
 でも帰る時には、ニコニコふんわりした雰囲気でホールを後にするのを見る時、ああ演奏して良かったって思うようです。
 私もその温かな雰囲気を感じ取る時、次も納得のいく作品を作らねば・・・と、気が引き締まる思いでいっぱいになる自分を感じます。
 来年の6月に向けて、スタートは既にしてますが、何ともいつものコンサートとは違うので、試行錯誤の毎日となりそうです。
 「やなせたかし先生ありがとう」コンサート、悔いなくその日を迎える最善を尽くさねば・・・。先生、頑張るからね!
  12月25日 コンサートの余韻を感じながらも気持ちは6月のハナモモでした。

やなせたかし先生にお会いして来ました

2013.11.12

やなせたかし先生にお会いして来ました

    やなせたかし先生にお会いして来ました
 先週11月5日、先生にお会いしてきました。思いきってやなせ先生のスタジオにお電話を入れて、先生にお花を手向けさせていただけないでしょうか?と、お尋ねしてみました。是非にと言っていただけ、すぐに出掛けてきました。アンパンマンやそのお仲間のキャラクターのぬいぐるみに囲まれた先生のご遺骨にお会いする事が出来ました。
 先生の訃報をお聞きしてから、何とも何も出来ない自分がもどかしく、感謝コンサートを設定しても、まだ何となく吹っ切れない毎日でした。
 通夜、告別式をなさらないのは先生のご希望でした。スッタフの方がおっしゃるに「先生はお忙しいみんなが来てくださったりしたら、申し訳ないから・・・」と、どんな時もご自分以外の人、皆を思いやる気持ち満載のお言葉です。
 でも、きっと私のように何としてでもお会いしたい、きちんとご遺骨に向き合いたいと思っている人は沢山いると思います。思い切ってスタジオにお電話しながら、能天気に図々しくて良かったと、この時程思った事はありませんでした。
 お花を手向けて、ではそれで気持ちが晴れたかと言うと、そう簡単には吹っ切れないんだなあと、改めて私の中での先生の存在の大きさにびっくりしています。
 いろいろ整理をしてまして、出て来る、出て来る先生にいただいた様々な物や詩集、画集などなど・・・・。改めて見返しながら、その時々の事が鮮明に思い出されるから不思議です。
 取り敢えず来年の6月のコンサートに1曲は新曲を書きたい気持ちがいっぱいありますから、どの詩にするか、それを決めるのが大変!大変!今まだ決定していません。
 そんな中、12月のコンサートの合わせにダブル雅子さん達は頑張っています。毎度のごとく、練習には立ち会いませんから、漏れ聴こえる音に、時々耳を澄ましたり・・・。何故か歌声より大きな笑い声が聞こえて来るのが可笑しいですよね。「女ごころと秋の歌」を、どうやって料理しようかとの話し合いに、どうやら笑いが生じるらしい。練習していて、すっごく楽しいと言ってくれるお二人に、私はかなりほっとしている、今の心境です。
 そんな音を漏れ聞きながらのガーデニングって、何とも贅沢な気分も味わったり・・・。今年は以前のようにでなく、ほんの少しずつ、少しずつ植えて行ってます。全部植え終わるのに、1ヶ月くらいかかるのでは?
 ビオラ、パンジーで軸を決めて、それらの間を何にして行くのかは、お花屋さんに行って、その時ある気に入ったお花を・・・というやり方、何か良いかも・・。
 やなせ先生の詩に「パンジーとチンパンジー」って詩があったなあ・・。
  11月12日 玄関、ベランダ花いっぱい推進中のハナモモでした。

やなせたかし先生 安らかにおやすみください

2013.10.19

やなせたかし先生 安らかにおやすみください

 13日未明、やなせたかし先生がお亡くなりになったことを、15日の夕方にコモモさんからの電話で知りました。「今、テレビのニュースでやっているから」と、コモモさんはいつになく暗い声で教えてくれました。
 1983年9月1日は、私がやなせ先生と初めて親しくお話しさせていただいた記念日です。日本童謡協会主催の童謡祭の打ち上げの会場で初めて直接お話しさせていただいたのです。もちろん、やなせ先生のことは存じ上げていましたし、でも直接お話しさせていただけるなんて思ってもいませんでした。
 大尊敬していました中田喜直先生と共に三人でお話したなどという、私にとって夢のような瞬間が本当にあったのです。その時に、まだテレビでの放映はされていなかった絵本アンパンマンのお話しになり、「アンパンマンをデザインしたトレーナーがあるから、残り物で悪いけど良かったらあげるよ」といとも簡単におっしゃるので、調子に乗って「7歳の娘がいるんですが・・・」って言ったら、「子供用は残っているかなあ・・・」っておっしゃって・・・。
 翌々日に、先生直筆の宅配便の文字が書かれたトレーナーが届いたのです。7歳用のTシャツと共に・・・!!中にお便りが入っていて、「ちょうど7歳くらいの大きさのが1着残っていたなんて、驚きだよね~」なんて書かれてあって、私はお便りでお礼を申し上げるのがマナーと知りつつも、早くお礼をお伝えしたくて、お電話をしたのです。「もう、届いたんだ!宅急便って便利だねえ」っておっしゃって。「一度スタジオに遊びにいらっしゃい」とおっしゃっていただき、びっくりして考える間もく「いつにする?」そんなやり取りから先生とのお付き合いが始まりました。
 先生の詩での私の作品第1号は「ゆきのてんし」です。先生からしを見せられて、とっても嬉しかった事を今でも鮮明に覚えています。最初一番しかなかった詩を、曲が出来てそれを聴いた先生が、一番だけではもったいないから二番三番も付けよう・・・と言ってくださり、詩を書いてくださいました。
 その後、1986年から自作品コンサートを始めて、二回目に先生に聴きにいらしてくださいとお願いしたら、「聴きに行くだけではつまらないので、何かお手伝いさせて」と信じられない言葉が出て来て、私は先生にお支払いする経済的余裕などある訳ないし・・・と。結局、本当に先生にオンブにダッコで、ステージで絵を描いていただいたりと、とんでもないサポートをしていただく機会に恵まれ、この上ない幸せでした。
 コンサートチラシデザインをしていただいたり、出版曲集の表紙デザインをしていただいたり、贅沢三昧させていただきました。
 その間、アンパンマンのテレビ進出の途中経過など、いろいろお聞きするチャンすもあったりしました。「何のために生きるのか」というアンパンマンのテーマソングの詩を、「幼児には難し過ぎる」とテレビ局が大反対した話しとか。
 その事から、子どもに媚びてはいけないという事をしっかり学ばせていただきました。人間は大人も子どももないんだ!皆同じところにいなくては・・・と。
 その事を力説なさる先生の姿が懐かしいです。
 アンパンマンが大人気となり、超がつく多忙人となってしまわれた先生に、余計な時間を使わせてはいけないと思い、ある時期からはスタジオをお尋ねする事も控えていました。お身体の事も心配だったし、でも先生は絶対に亡くなったりしない人と信じていました。どんな時も生還なさっていたので・・・。
 やはり、もう一度あのスタジオでお会いしたかった・・・!!です!
 今、ゆきのてんしとなられて天国に行ってしまわれました事が今も信じ難いと思いつつ、現実として自分自身を納得させていかなくては・・と思っている毎日です。
 先生!あんな身近に先生から沢山の事を学ばせていただけたこと、本当に心から感謝のみです。
 いつもこれが最後という気持ちで仕事なさる先生を見習って、私はもう少し頑張ってみますね。私もゆきのてんしになれるように努力しますから、その暁にはまたご一緒にお茶などさせてくださいね。  
 どうぞ、どうぞ、安らかにお眠り下さいね。
 10月19日 しばらくは平穏な気持ちにはなれないハナモモでした。

98年ぶりに真夏日更新

2013.10.11

98年ぶりに真夏日更新

 今日10月11日の東京は、31.3度まで気温が上がり、98年ぶりに真夏日を更新したとのことでした。暑い訳ですよね・・・。ここ数日湿度の高さにいささかうんざりの日々。もう蒸し暑さに飽きました!
 今年も金木犀の開花を香りで気がつくという間抜け振り!今年こそは・・・咲く前に見たいという願望は何処へ?・・・でした!
 「あの海が好き」こどものコーラス展の新作が完成し、本当にほっとしているのが今の心境です。今度こそ締め切りに間に合わない・・・せっかく書いていただいた詩なのに、どうしよう・・・という雰囲気の毎日に一応ドキドキでした。
 その前に書いていた「女ごころと秋の歌」のメロディが頭から離れず、なかなか次の詩を身体に入れ込む作業が出来ない。その割には、大した不安もなく、締め切りまであと1週間という時に、ふと思う事があり詩人のこわせ先生と電話でお話しさせていただきました。その時まで、まだ一音も書けてなかったのですが、その直後に何がどう作用したか分かりませんが、一気にアウトラインが出来上がり、ホントにこれでいいのかなぁ・・・って思いながら、細かい音を書き込む作業をしていきました。
 その途中の作業中に、コモモさんがココモモさんと一緒にレッスンをしに我が家に来ました。いつもの事ですが真っ先に新曲はコモモさんに聞いてもらいました。
その時、私はピアノを弾く事に集中していて、真後ろにココモモさんも聞いているとは知らずに、弾き終わり後ろを向いたらいたのです・・・親子が並んで。ココモモさんのこれ以上ない位の真剣な表情にもちょっとびっくりしましたが、「もう1回弾いて」という言葉に二度びっくり!そして弾き終わって一言「(この曲)綺麗で好きだよ」って言われ、三度目のびっくり!
 こどものコーラス展のための作品だから、ココモモさんにOKをもらえたのは、もしかしたら合格かも・・・と、ちょっと安心したのでした。
 5月からこわせ先生の詩と関わらせていただき、今まで以上に詩の持つリズム、言葉そのもののリズム、という事をいっぱい勉強したような気分です。元々言葉と言うか、文字が大好きな私ですので、もちろん詩をおろそかにすることなど考えられないし、むしろ歌曲というのは、詩が8割・・・というくらい詩を大切にして来ているつもりです。さらにその感を強くした・・・というのが、今の心境です。これからもっともっといい詩に巡り会いたいと思い続けている今日この頃です。
 10月11日 近々、ガーデニングに勤しみたいハナモモでした。

中秋の名月・・・今日(19日)は満月です!

2013.09.19

中秋の名月・・・今日(19日)は満月です!

 中秋の名月・・・今日(19日)は満月です!  
 夕方、日がくれる前から、久しぶりのウォーキングに行って来ました。いつものコースの遊歩道を歩いて、いつの間に咲いたのか、真っ赤な彼岸花があちこちに開花していて、季節の移り変わりをまたもや見損なった感じを味わいました。金木犀と同じに、咲く直前を見届けたいと思いながら、やはり今年も彼岸花は失敗!金木犀でリベンジ!出来たらと・・・。
 何故日がくれる前から歩いたのかと言うと、お月さまが昇ってくる所を確認したかったのです。中秋に満月になるのは、次は2021年。東京のオリンピックが開催予定の翌年なのです。だから何なんだ!と言われれば何も言えませんが・・・。それにしても、見事な満月でした。エネルギーをいっぱい取り込んだ気に充分なれました。いくつのころからか覚えていませんが、満月の数日前から身体が軽くなり、唇がビリビリするのは、今回も感じていました。そんな気分高揚のついでに、今書き始めたい曲の力になれたらいいのに・・・と思いつつ・・・。
 こわせ・たまみさんの「女ごころと秋の歌」を清書し終わり、演奏者とこわせ先生に朝イチに速達郵便で9月12日にお送りして、あ~ヤレヤレ!って思って家に帰って来たら、宅急便で「こどものコーラス展」の詩が送られて来たのです。そうなんです!出す予定のなかった「コーラス展」に、8月中旬にまだ女ごころで苦労しているさなかに先生からお電話いただき、「コーラス展ご一緒しましょう」と半ば無理矢理に誘われ、「絶対に曲の締め切りの1ヶ月前までには詩をいただければ・・」とお願いしたら、ちゃんと期日に届いたと言う訳です。
 今はまだ音になるところまでは行っていません。まだ、女ごころの音を引きずっていますし、本音を言うと空っぽなんです!女ごころの余韻を消して、空っぽの心に何かで充電しなきゃ先へ進めない。そんな気分をお月さまが払拭してくれたかなあ・・と淡い期待をしているところです。
 そして嬉しいこと、今日、12月のムジカーザのチラシとチケットが出来上がってきました。まだ発送の準備は何もなされていませんが、着々と日は過ぎて行きます。
 来年の11月のムジカーザでのハーモニカ初演予定の新曲のテーマは、今日の月がヒントになったかな・・・ってちょっと思ったり。
   9月19日 満月を観賞してご満悦のハナモモでした!!

「女ごころの秋五章」完成しました!

2013.09.04


「女ごころの秋五章」完成しました!

 あっという間に9月も4日になっています。もう、本当に一日24時間有るんでしょうね?と言う気分の毎日です。我が家のお花も早く秋の装いに模様替えをと思いながらも、今も続く猛暑と、忙しなさにそれどころではありません。オマケに風邪をひきました。
 8月末の29日に「女ごころの秋五章」が出来上がりました。ほんと!出来上がったんです!!って感じです。そのまま清書に突入したかったのですが、週末に大阪での童謡歌唱コンクールの審査に出向くにあたって、台風の影響を心配して前日入りとなってしまったのです。ホテルの乾燥と審査会場の冷凍庫のような冷房のために、注意はしていたのですが、風邪となりました。
 今年の夏こそ、苦手な夏を克服したいがために、注意に注意を重ね、この猛暑にも関わらず、かなりいい感じに毎日を過ごしていたのに、ここへ来てのダウンは悔しいし、どっと疲れが出ちゃいそうで、それが怖い!!!女ごころが出来上がった事が、相当ほっとして気が緩んだ事が一番の大きな原因かな・・・と思ったりもしています。
 私は多分間違いなく女だと思うし・・・・と、何が言いたいかといいますと、今回の新作を書きながら、自分自身が何か女装しているような気分になっているときがあるのでは・・・と。かなり構えて書いている・・・と言うか、無理に女になろうとしている・・・。これって変ですよね・・・だって私は確かに一応女のはずだから。でも途中から、いろんな女と言うか、いろんな人になれて、一人二役のような曲も書けた曲もあって、楽しかったのです。もちろん、それはこわせ・たまみ先生の詩がそう書かれている訳です。その役に成り切って演じながら曲を書くと言う今までにない体験をしたように思います。
 先生の思われる女ごころって、もしかしたら、世の中の女性への警告、願望等が詩に込められているのでは・・・と最後は思って書いていました。
 とにかくとっても貴重な毎日を過ごせて、私は嬉しいし満足です。作品がどのように評価されるかは、今はどうでも良くて、私自身が納得出来た事が正直に嬉しいです!もちろん、こわせ先生にも納得していただけたら尚更嬉しいです。あとは、演奏者のお二人が、どのような解釈で、どのような音を出してくれるかが、超お楽しみ!!!ってところです。その前に清書!清書! 
 合間をみて、お花の植え替えなど考えたいですが、まずはこのしぶとい風邪を退治しなくてはなりません。こちらの心の緩みにスルリと入り込んだ憎っくき風邪のヤツ!!!お願いだから、退散してください!!!
 9月4日 演奏者の反応を、怖がりながらも楽しみなハナモモでした。

連日猛暑日の中の12月ムジカーザの初合わせ

2013.08.10

連日猛暑日の中の12月ムジカーザの初合わせ

連日猛暑日の中の12月ムジカーザの初合わせ
 出来るだけ口に出さないでおこうと思いながら、つい「もう、暑い!このベタベタなんとかならない!」と何度言った事か!
 今年のお気に入りのお花、サンパチェンスもお昼間はグッタリ!決して水涸れしているのではなく、暑さに参っている訳。今年は全部揃えて花いっぱいの雰囲気にするのは、難しいみたいです。でも、健気に頑張っているお花達を、せめてもの精一杯お世話したいと毎日お水やりをしながら、思っています。
 そんな蒸し暑い中の8日に、塩野さんとコモモさんは、我が家で初合わせをしました。コモモさんのムジカーザコンサート出演は、一昨年の10月以来です。塩野さんとは、一昨年の1月以来です。
 その日は塩野さんに取っては再演、コモモさんにとってはお初の「花と愛のソネット」の合わせ。
 今回、前回7曲で組んだ中に、今回、当初予定した「天使となって」と言う曲が仲間入りし、8曲となりました。私とすれば、取り敢えず7曲で纏めた中に、うまく解け合うのか、内心自信がないような・・・何と言うか、不安のかたまり。
 ところが、塩野さんの言葉に、「そうなんだ~!!!」と、大納得させられたのです。「8曲目は、7曲目の天使の曲があっての8曲目だったんですよ!」それで、当初私が書いたダイナミクスを変更したいと、前回は言っていた部分の、ダイナミクスを元に戻すと言うのです。
 私自身、7曲目は詩は読み込んだものの、音にしてないまま8曲目を書きました。塩野さん自身は、その7曲目を今回演奏して、初めて全部が繋がったと思うってことらしい。
 それを言われて、私は「そうなの?私、感覚だけで書いちゃっているから、余り深く考えていないんだよね・・・。でも、私の中では、天使が繋ぎにちゃんとあったと言う事なんだ」と、妙に納得すると同時に、そこまで深く詩を読み込んでいる塩野さんに、大感謝です。っていうか、私は何を考えているんだ?と言う疑問と言うか、以前の事は記憶にございません状態に、もしかしたらちょっと恥ずかしいと思った方が良いのかも?・・・って。でも、書き上げた後の事は、直後に忘れちゃうんですよね・・・。
 その話を目の前で、大発見のように話してくれる塩野さんを、私以上に、目が点状態で聞いていたのが、コモモさんでした。コモモさんは8曲そろっているのが当然の状態で曲に向かい始めている訳ですから、ある意味何の違和感も持たずに来ている訳です。三人三様、皆それぞれに、心の中では、状況はそれぞれ・・・なんて、思っていたり。
 この日の、もう一つの面白い発見。コモモさんは予定が変わり、単身赴任から、ココモモさん、コココモモさんを連れて来ました。本来なら、間違いなく私と思いっきり遊ぶのが大好きなココモモさんが、コモモ母さんから離れられず、何と合わせの現場にご一緒したのです。
 で、どうだったかと・・・。始めの3曲は、ただただ唖然として聴き入っていたそうです。その後コモモ母さんの膝に、ず~っと抱きついていたとか。
塩野さんとコモモさんの二人が言葉をかわす事なく、歌とピアノでしっかり繋がっている事に、ココモモさんは自分の入り込む余地がない事に不安を感じ、お母さんを取られてしまったと思ったんだと思うよ・・・って。かつて塩野さんのお嬢さんが同じ状態だった事を私も思いだし、同じ道をたどっているんだなあ・・・と。
 このことから、音楽の持つ絆の強さってスゴイ!と改めて思いました。誰にも入り込めない世界を作り上げて、聴き手に提供する。演奏状態が出来上がる頃には、聴き手は自由に入り込めるのかな?でもしばらくココモモさんは、別の意味で入り込めない事に寂しさを感じるんでしょうね。ココモモさんを連れての合わせは当分辞めににしなくては・・・。
 新曲の女ごころは5曲中の3曲目に突入しています。ようやく、先が少し見えて来て、書いている事はちょっと苦しいけど、とっても楽しい毎日です。これで湿度がなければ、もっといいのに・・・!!!!
 8月10日  やはり曲書くって楽しいと思えてるハナモモでした。

Tone Tone Concert楽しく終了!

2013.07.21

Tone Tone Concert楽しく終了!

 キョウチクトウ、サルスベリ、カンナ、夏の花が思いっきり咲く風景、元気をもらいながらも、暑さにはちょっと閉口している毎日です。我が家のお花達も、ちょっと夏バテ気味かもしれません。
 そんな時、先ほど(23日夕方)、びっくりする程の雨と雷に、少々慌てました。家の中にいたのですが、窓の外がはっきり見えない程の雨!!!こんな雨は久しく見た事がありませんでした。そして納得!ニュースで世田谷区は1時間に100ミリの雨が降ったとの事。やはりスゴかったんだ!雨が怖いと実感することって今までにあったかなあ・・・。
 先日、恒例のTone Tone Concertが無事に楽しく終了いたしました。今年は、コンサートデビューした人が3人いました。
 小学4年生の女の子(ハナモモの姪の娘)。中学生のお姉ちゃんとの連弾、そしてソロと2曲演奏しました。連弾はもちろん、ソロも一応楽譜を置いておくという事で、私は踏めくりをお手伝いしました。本人は緊張したと言っていましたが、初舞台とは思えない落ち着きに、良かったなあ・・・と心から思いました。やはり、自分から「ピアノやりたい」と言い出してから始めたことは、大正解だったのかもしれません。
 そして二人目は、コモモさんちのココモモさん、歌でデビュー。今月末に4歳になる、3歳最後のイベントだった訳です。
 そもそも参加する事になったきっかけは、私とコモモさんが、コンサートの準備相談をしている時に「私も発表会出る~!」「は~~~?あなた何が出来るの?」状態でした。最初はチューリップをピアノで教えて、連弾にして形にしようか作戦でしたが、見事に脱落。どうやら歌が好きらしい。幼稚園に通い始め、いろいろ歌を覚えてきては、鼻歌まじりに歌い、時に替え歌になったり。結局、「チューリップ」と「おはながわらった」の2曲に決め、コモモさんは娘の指導をとっとと辞めてしまったので、仕方なく忙しい中、週1回ココモモさんちにハナモモは通いました・・・ピアノ合わせのために。結果、それなりに物怖じせずに、歌い切ったココモモさんでした。
 そして3人目は、来月70歳を向かえる、ピアノ歴3年半の大人の男性の方。ご自宅のお近くでピアノレッスンに通われていて、かつてうちのコンサートを聴いた時にピアノっていいなと思われたとかで、ピアノを習い始めたと聞きました。あることがきっかけで、「是非、うちのコンサートに出ましょうよ」という事から、今回は連弾で私の作品を弾いてくれました。セコンドピアノは私。本番まで、3回我が家にレッスンにいらして、かなりしつこく練習を重ね、本番はとっても緊張したと言ってらっしゃいましたが、小さなミスはともかく、とっても良い音を出されていて、かなり達成感を感じられたのでは・・と私は思っています。来年はソロも弾けば・・・と、周りに言われて、もうこのコンサートのお仲間たちからは抜け出せなくなったようです。
 いろいろなデビューがあり、そして常連さんの1年間の蓄積ご披露は、どこまで続けられるか分かりませんが、何とかもう少しは・・・と思ってはいます。ただ、疲れたのなんのって・・・。来年はハナモモ自身が余り動かなくて済む方法、もう少しお手伝いをしていただく方を増やすことを視野に入れなくては・・と、思いました。自分がやってしまった方が早い!と言う考え方を代えていかねば・・・ですね。
 作品作りの方は、女ごころに突入しています。まだメドは立ってないけど・・。いよいよ、12月を一番の的として動き出します。頑張らねば・・・!!!
   7月23日 大雨と雷に叱咤激励されたハナモモでした。

組曲「花と愛のソネット」に追加曲

2013.07.01

組曲「花と愛のソネット」に追加曲

 今年の私の夏のお花達はお花屋さんに植え替えをやっていただきました。そのお花達がそれなりになってはきていますが、やはり人に手伝っていただいたお花達だと、今イチしっくりこないなあと、毎日何となく気になっています。少しずつ、私の好きなお花を組み込みながら、私カラーにしていきたいと日々考えているところです。
 でもそんな中でも、この花を知る事が出来て良かったと思えるお花もいくつかあるのは、嬉しいことです。今年のヒット花のひとつ、サンパチェンスというお花は素敵ですよ。小さな苗から、見事に大株に育ち、溢れんばかりにピンクのお花を毎日咲き続けています。聞く所によると、サンパチェンスはその鉢の周りは、通常の気温よりも3~4度気温を低くする効果があるそうです。今はやりの緑のカーテンの役目をする訳です。環境浄化能力、打ち水効果をもたらしてくれるそうです。それがわかっていたら、もっと沢山植えれば良かった!来年は沢山植えます!!
 女ごころの作曲の前に、書かねばならない曲がありました。2012年4月に初演した宮田滋子さんの「花と愛のソネット」は全7曲で初演しました。最初、予定したのは8曲でした。何故7曲になったかと言いますと、その1編が「天使となって」という詩でした。ちょうどそのころ、コモモさんのお腹の赤ちゃんが、早産で危うい状態になっていましたので、この世を早くに切り上げてしまって天使になったと言う詩に曲を付けるのは、何とも怖くて出来ませんでした。
 その後、無事に生まれ元気に育っている現状に、先日の塩野さんとの打ち合わせの時に、塩野さんから「あの詩、とても良いと思うから、全8曲に仕上げないのですか?」と聞かれ、すっかりそれを忘れていた私は(健忘症か痴呆症か)、そっかぁ・・・と。12月に再演するにあたって、全8曲にしようと決めました。
 しかし、取り敢えず7曲で纏めてしまった現実に、新たに1曲を加えるってかなり自信ないなあ・・と今日までほっぽってありましたが、昨日ケリのついた仕事から解放された途端に、何と今日いきなり形が出来て、前後の曲を並べてみて、妙に納得!!自分でも、とってもすっきりしたと言うか、言われなきゃ忘れていた詩なのに、きちんと読み込んだ記憶が残っていたと言うか、何と言うか。健忘症と痴呆症は取り敢えずお預けで大丈夫みたい!!!
 女ごころに向かいますが、明日からもう7月。Tone Tone Concertの月となり、今プログラム作成中というところです。今年は、3人の方のピアノをお付き合いせねばならず、ちょっと気が思いところです。歌が二人とピアノ連弾。何でここへきてピアノ弾かねばならないんだ!と自問自答しながら、毎日バッハのインヴェンションを弾いて指慣らしをしています。
  6月30日 ピアノで遊ぶのは好きだけど・・・の、ハナモモでした。

ちゃんと梅雨っぽい毎日となりました

2013.05.19

ちゃんと梅雨っぽい毎日となりました

 空梅雨かと心配していましたが、ようやく東京はそれなりの梅雨っぽさの毎日となってきました。湿度は嫌いですが、やはり降る時には降って欲しい雨です。  
 遊歩道の半夏生の上の部分が随分白くなりました。すでに咲きそろったドクダミとの共演。毎年の楽しみです。グリーンと白って、植物の色の原点みたいって、いつも思っています。小さな苗だった私のお花達も、どんどん咲き揃い始めています。面倒な人間関係よりも、どれだけ花から癒されたり、エネルギーを戴く事の多い事か・・・と、改めて思う毎日です。
 一昨日に、12月のムジカーザコンサートの打ち合わせで、塩野雅子さんにお会いしました。打ち合わせの前に、今年の私のお気に入りのお花「フライングエッグ」の苗をプレゼントしたんです。お花やさんでも、なかなかの人気で、再度入荷した事を聞いていたので、是非プレゼントしたかったのです。(私も二つ追加で苗を既に手に入れました。)予想を上回る喜びようで、ちっちゃな苗にこんなにも喜んでいただけるなんて・・と、ちょっとした感動でした。塩野さんとは、大切な花友達でもあるんです。
 12月の再演曲の打ち合わせは、いつものごとく、塩野さんの陣頭指揮で進められます。私は、基本何を歌っていただいても、自作品に違いはないので嬉しい訳ですし、文句などないのです。意見を求められれば何かを答えて・・・すると塩野さんが目の前で、唸りながら思案しているのを眺めているのが、結構楽しい時間なのです。
 今回の再演候補曲の中には、3曲の子守唄が入っていました。それをどのように配置するか、あるいは1曲カットするか・・・と悩んでいた時、私はふと思い出したんです。このホームページを作ってくださっている師匠に言われた事を。「子守唄を3曲続けちゃえばいいじゃない」って言われた事を。で、それを提案したら、自信ないけどやってみるという言葉が返ってきました。子守唄と言っても、3曲それぞれが歌いかける相手が違う訳だし、面白いかなと改めて思ったのでした。
 そんなこんなで、大方のプログラム構成は出来上がりました。後は、新曲の、こわせたまみ詩の「女ごころの秋五章(仮題)」に全力を注ぐ訳です。ホント!女心を勉強しろ!と言われたような詩に、塩野さんと詩を前にして、「こわせ先生、何を考えているんでしょうね?・・・」と、大笑いするしかない訳でした。でも今はかなりいい感じになって来ているので、音を書くのはまだちょっと先になるかと思いますが、私自身が、自分に期待している状態・・・これが今の心境です。
 6月14日 お花達に毎日、女ごころって何?と聞いているハナモモでした!

挫折してる間もない!!

2013.05.19

挫折してる間もない!!

 遊歩道には今、ドクダミの花が咲き乱れ始めています。ドクダミの花って可愛いんですよね。かなり私は好きなんです。ただやはりかなり強い植物のため、他の植物をダメにしてしまうので、抜かれてしまう事がしばしばです。かなり好きなんです・・・なんて言っている私も、大好きなクリスマスローズのエリアに出現しているドクダミは、申し訳ないけどお引き下がり願っております。
 お花やさんに植え替えのお手伝いいただいた新入りのお花達の中で、今特にお気に入りが、フライングエッグというベゴニア。見事に魅せられています。何が素敵って、一つ一つの花が、小さな目玉焼きそのものって姿なんです。それと、お花の通販で頼んだベゴニアボンボリーナの苗が届いたんです。小さな可愛いボンボリのような八重咲きのお花がこんもり咲く予定です。
 万葉集に挫折し、翌日から心の整理をして・・・などと思っていたら、こわせたまみ先生からお願いしてあった詩が、予定より早く届いたのでした。昨年お会いした時に、成熟した女性の気持ちが表現出来たら・・っておっしゃっていたんです。冗談だと思っていました。なんと開いてみたら、「女ごころの・・・」なんて書いてあるではありませんか。でもその中には、昨年お会いした時に、私がふと「今ユーモアを表現する事に挑戦したいんですよね・・・」って言った事を、覚えて下さっていて、私は最初の1編を読んで、ブフッフッフ・・・って思わず笑っちゃいました。何ともウフフ・・という感じの組詩が届いてしまったのです。
 先生曰く、ユーモアにかなり振り回され、ご苦労なさったとか・・・。詩も曲も何でもそうかもしれませんが、ユーモアを表現するってとっても難しい事のような気がします。笑いを取りに行ってはいけなくて、自然にウフフ・・と行きたいのです。
 先生に挑戦状を突きつけてしまい、それに答えて下さってしまわれたので、今度は私がそれに答えなくてはいけません。
 それにしても、「私が曲を書き、塩野雅子さんの歌とコモモさんのピアノ、このトリオで女ごころ・・・ですかぁ?何かの罰ゲームか、けんか売られてるみたい」って、お電話で先生に言ったら、「だからいいんじゃない」って。これって、どういう意味だぁ?女ごころを勉強しろ!って事かもしれませんね。
 でも、今はこの詩達に答えられるように、一生懸命取り組んで行きたいと、必死な思いでいるところです。何とか挫折しないように・・・。
    5月19日 お花達と一緒に成長したいハナモモでした。

もの凄い決断を二つしました!

2013.05.07

もの凄い決断を二つしました!

 5月になっても、春らしい穏やかな日があるような、ないような・・・。今年は寒い日が多いし、何といっても風の強い日が多過ぎるような気がします。毎年こんな状況だったかなあ・・・。
 冬を越して春から初夏に向けてのお花の植え替え。な・何と今年は行きつけのお花屋さんに、その植え替えをお願いしてしまいました。お花を育てるのが好き、その育てる前段階の植え替えが、ことの外大好き!なのに、どうして?腰痛から来る足の神経痛に悩まされ、平坦を歩くのには困らないのですが、階段がダメ!我が家のお花の一番の飾られ場所は、階段なんです。玄関が二階にあるので、一番重要なところがその階段なんです。お花のない生活なんて考えられない。お世話は出来るから、植え替えの時の重たいプランターを持っての、上がったり下がったりだけはお願いしてしまおうかと。店長さん自ら来てくださって、何と5時間かけて、34種類の寄せ植えをしてくださいました。まだまだ冬を越えて元気なお花達はそのままにしていただき・・・。やはりプロだなあ・・・という組み合わせに唖然!勉強になりました。それに店頭で素人が34種類ものお花を選ぶことって、絶対無理!お店の全種類くらいを持って来て、その中から選びながら植えてくださり、至福の時を過ごしました。毎日のお水やり、花がら摘みが楽しいのなんの・・って。
 そんなお花を楽しみながらの、もう一つの決断は、今取り組んでいる万葉集の曲作りに関してです。12月のムジカーザでの新曲作品を目指すことを今日諦めました。ずっと考えて、考えて、いろいろ試行錯誤して、私なりにあらゆる角度から眺め回して、その結果、今回は諦めました。やはり万葉集という、ひとつ、ひとつがいろいろな作者によって作られ、それを纏めようって思いつきが無理なんですよ!って言われてしまったら確かにそうなんですが、でもとっても好奇心をくすぐられて来たし、元々のきっかけの万葉野の花の水彩画家の阿見みどりさんの絵が好き・・そこから始まった事でしたので、絶対に形になると自分を信じてやって来ましたが、泥縄式に音を書いても何も良い事はないと決断したんです。これが頼まれ仕事でしたら、何とか格好をつけて何とかしたかもしれません。でも、自作品コンサートでは、自身が納得出来ない作品は発表しないというコンセプトで来ましたので、それに逆らう程の意思は強くない訳です。でも、かなり長い間、関わって引きずってきましたので、それを断ち切るのって本当にエネルギーのいることだと、つくづく思いました。決断しましたが、しばらくは頭の整理に、それこそエネルギーが沢山必要な気がします。12月のプログラムも考え直さねばならないことになりましたので・・。
 せめてお花から気をもらいながら、いろいろ考えねばの毎日としたいと思っています。
     5月7日 かなり悔しい気分いっぱいのハナモモでした。

春は花・花・花ですね!!

2013.04.20

春は花・花・花ですね!!

春は花・花・花ですね!!
 近所の遊歩道には、姫空木、ツルニチニチソウ、山吹、我が家のお花達は、冬を越したビオラ、金魚草、ストック、ラナンキュラスが、あと少し咲かせていて・・と叫んでいるような今日この頃です。
 昨日はかなり寒く、風もかなり強い中でしたが、立川の昭和記念公園にチューリップを見に行って来ました。ここ数年見に行けなくて、今年こそはと昨年終わり頃からずっと思っていたことを実現させたのでした。やはり美しかったですよ。ほんとに行って良かった。チューリップだけでなく、ネモフィラ、ポピー、ムラサキハナナ、菜の花、オオデマリ、藤、シバザクラ、緑豊かな風景の中のお花の海。人工的に植えられたものとは言え、やはり癒されます。
 もう見頃は過ぎてしまってはいますが、大好きなクリスマスローズも沢山見られ、大満足の日でした。
 そして毎回思う事。今度生まれて来たら、庭師になろうかな?と。
 毎日、毎日、万葉集の和歌20首を眺め続け、どこへ行くのも一緒して、紙がボロボロになってコピーし直したり、でも、まだ音にし始めてはいません。出来上がるのでしょうか・・・ねえ・・。って、そのうち歌曲の為の詩が届いてしまいますよ!って、言い聞かせてはいるんですが・・・。
 連弾曲も書かねば、7月の発表会の準備も始めなければ、楽譜コピー問題協議会のブログ原稿の締め切りも近いし・・・と。
 頭の中でぐるぐる目まぐるしく思考が行き交い、ぶつかり合い、何一つとして纏まらない時って、あるんだなあ・・・。でも最近そんな時が多過ぎませんか?
 毎日朝起きても寝た気がしないのも、そんな事のせいかもしれないなあとは分かってはいるんですが・・・。
 間違いなく季節ごとに咲いてくれるお花達を見習いたいと思いながら、コンスタントに曲を書くなんて、そりゃあ無理っていうもんだ!と。
 明日には音が降りてくることを願いながら・・・・。
   4月20日 この寒さにダウンを着て出掛けたハナモモでした。

12月へ向けての今の私

2013.03.29

12月へ向けての今の私

桜は一気に開花宣言され、あっという間に満開になり、そして寒い日の毎日のお陰か、かなりの期間楽しませてくれています。が、今日辺りはどこも桜吹雪の舞う風景に様変わり・・・でしょうか。
 私のお花達は寒かった冬を越して、今は最高の輝きを放っての姿を見せて、魅せてくれています。冬の間は小鳥さん達のご飯と化してしまったジュリアンやビオラも、今は存分に花開き、山盛りに咲き誇ってくれています・・・安心して・・・。
 先週は万葉野の花画家の阿見みどりさんに、今日は、歌っていただく塩野雅子さんと打ち合わせを兼ねてお会いして来ました。
 今回のコンサートは、阿見さんの万葉野の花の原画と、今回の万葉絵巻ものがたりの原画をムジカーザに飾らせていただいて、その中でのコンサートにしようかと言う話しになりました。
 何でも言ってみるものです。「阿見さん、万葉絵巻ものがたりはコンサートの四分の一だけど、原画を飾ってコンサートしてもいい?」って、お聞きしたら、何ともあっさりと「いいわよ!」ですって・・・。
 4000首以上もある万葉集二十巻の中から、一巻ごとに一首ずつを選び出し、それを水彩画で表現した絵巻ものがたりを、和歌を歌曲に・・・を交えながら、ほとんどをピアノ曲で表現していこうと、何とも無謀な事に挑戦しようとしている訳です・・・私は。どうなる事やら・・・です。神のみぞ知る!!!
 塩野さんとは、新曲以外のプログラムをどうするかの相談・・・と言うか、選曲していただく時間と言う訳でした。
 昨年の初演曲「花と愛のソネット」の再演は決めてありました。他の単品曲が12曲候補に挙がりました。しぼってしぼっての12曲。まだもう少ししぼらなくてはいけないかもしれません。
 塩野さんとお話ししていると、もっともっと新曲をいっぱい書いていきたいなあと心から思うのです。
 思いはこっちへ置いておいて、まずは一つずつこなして行きましょうよ・・・ハナモモさん!!
3月29日 桜吹雪に後押しされてエンジン全開のハナモモになりますように!

コーラス展は終わりました。そして今思う事!

2013.03.11

コーラス展は終わりました。そして今思う事!

 いつもより遅く梅の花が満開の今日このごろ、寒暖の差が激しい事になかなか付いていけない情けなさを味わっていたりします。でも、私のお花達は、確実にやって来ている春をいち早くキャッチしているのか、色合い、立ち姿が今まで以上にスキッとして来ているのが、何とも美しく目に映るのが、幸せを感じる一瞬です。
 ですが、花粉症も間違いなくやって来て、毎日、くしゃみ、鼻水などに苦戦しながら、段々体力が消耗して行くのを感じながら、機嫌も悪くなって行く自分が情けないやら、悔しいやら・・・。花粉症の方にしかこの気持ちは分かりませんね!
 昨日、こどものコーラス展が終わりました。昼間は夏日、そして煙霧に覆われ、夕方から冬の寒さの戻った、とんでもない一日でした。今年は星乃ミミナさんに詩を書いていただき、コモモさんちの次女が無事に誕出来た事をお祝いしての曲を発表しました。「歩いていこう」というタイトルです。旅立ちは春・・・から始まる詩。そうなんです。春生まれの女の子は、もうじき一歳になるのです。本当に命が芽生えて良かったと思いながら、この曲を書いた昨年秋を思い出しながら、昨日は聴いていました。ご本人はあいにく爆睡していましたが、初演の場に居てもらえただけで、私は嬉しかったです。
 コーラス展の数日前に、いつもコンサートが終わると厳しい感想を述べていただく方を訪問しました。かつて記録映画の音楽を担当していた時にお世話になった監督さんで、知り合ってからいままで、ほとんど書かさずにコンサートには来てくださっています。良い事も、悪い事も、それははっきりと行っていただけるので、私とすれば本当に有り難い存在のお人なんです。
 その方とお話した時にも言った事なんですが、最近自分のやるべき事、やりたい事について、迷いが無くなったような気がします。それが昨年病気をした事が引き金になったのか、単にそういう年齢になったのかは分かりませんが、何をやるにも怖い物が無くなったような気がするのです。元々他人の目が気になると言う事がほとんど無いに等しいのですが、ここへ来て益々その感が強くなったと言うか、もう自分が思った事だけに突進して行こうとしっかり思えるようになったような。
 これからしばらくやろうとしている事への自信など全くないのに、不安が全くないのは、どうしてなんだろう?って。明らかに開き直っていると言うか、益々結果を気にしなくなって来ているんだろうなあと実感しているこの頃です。
 ムジカーザでのコンサートを企画し始めた時には、今年」12月21日の5回目までを決めて進んで来ました。そして、2月のコンサートを終えて、もう少し先まで続けてみようと決心した時に、ムジカーザと連絡をとり、2014年11月16日を第6回目にしようと予約をしたのが、先週の事です。今しばらく、出来そう・・と思えるので、進んでみようと思う今日この頃です。
 3月11日 震災2周年、何も出来ないけど、忘れてはいないハナモモでした。

花の海と本当の海のグラデーション

2013.02.16

花の海と本当の海のグラデーション

「あたり一面お花ばかり」の南房総に行って来ました。コンサート、発表会などで、いつも記録でお世話になっているカメラマンの横山匡さんが、昨年南房総に移住なさいました。移られた時から、ずっとこの時期のお花を見に行って、ご案内していただくのが、私の中での夢でした。
 南房総には何回か日帰りお花摘みには行った事はありましたが、今回は二泊三日でゆっくりと過ごして来ました。
 東京駅からアクアラインを通っての高速バスで1時間半。本当に1時間半で着いてしまった事に、まずはびっくり!
 そして次のびっくり!が、鋸南町の水仙ロード。行けども行けども水仙がそこいら中に植えられていて、もうびっくり!!するしかない!!道の両側がすり鉢状になっているところにも山ほどの水仙!!水仙!!正に水仙に囲まれている!!こんな断崖絶壁にどうやって植えたんでしょう?命綱を付けて球根を植え付けたのかな?と、想像しただけで、ドキ!歩き廻れる距離ではなく、車で廻ってもどこまでも水仙!水仙!!
 これだけ広範囲にただひたすら水仙で埋め尽くそうと最初に考えた人に、ただただ感嘆!感心!感動!の三連発!
 今年の冬は寒いので、今の時期まで咲いていてくれたようです。いつもでしたら、一ヶ月前に水仙は終わっているのだそうです。私を待っていてくれたんだ!と、勝手に思ってご満悦!!
 そして次のびっくり!は、館山のフラワーロードのずっと続く菜の花、海に面しての一面の満開のストックの波。本当の海と、お花の海のグラデーションが何と美しかったことか!
 本来ならお花を摘めるだけ摘んで、持って帰ったりしようかなと思っていたんですが、何故か一本も花摘みをしなかったのです。
 自分でもこの心境の変化が良く分からないのですが、ストックの咲いている地面の土を見ているうちに、この土にしっかり植わっているから美しいんだろうな。そしてお花にとっても、それが一番の幸せのように感じた時、はたと摘み取って帰るという事は、私の中で全くなくなっていました。
 よくよく考えてみると、私自身切り花を買う時は、仏様にお供えするお花だけかもしれないと気がつきました。お花は育てるもの。私のお花への思いの原点はそこにあると再認識させてもらった感じです。
 この三日間、横山さんがご紹介くださった、「情熱ペンション富浦」にお泊まりしていました。横浜育ちのオーナー西貝さんご夫妻とゆうじ君という二歳の男の子に、とっても温かくおもてなししていただき、完全にネジの緩んだ状態の三日間を過ごせました。
 その間、全く曲作りの事を考えなかったのかと言うと、これが考えなかったんですよねぇ。帰りのバスで、はたと現実に戻って行く!・・・と思った時に、ようやく緩んだ気持ちを少しだけ引き締めたり。
 でも、この二泊三日はとても貴重な三日間だったと思えたし、年に一回・・いや二回くらいは、こんな時をこれからはセッティングしていかなくてはと真剣に思ったりしました。
   2月16日 水仙の香りが忘れられないハナモモでした。

「雪色きらら 詩音 話音」終わりました!

2013.02.08

「雪色きらら 詩音 話音」終わりました!


 毎日日替わりの気温の変化に、きちんとついて行ける人がいるのだろうか?と疑問文を投げかけたくなりませんか?真冬になったり小春日和になったり。私のお花達は器用に対応していると思う事にしています。
 それこそ、小春日和の2月2日、コンサートは無事に終了しました。どこが「雪色きらら・・・」か!と言いたくなるほど暖かい一日になり21度までの気温になったとのことです。
 ムジカーザの急な坂を思う時、結果は暖かくて良かったのかもしれません。
 コンサートはお客様も満員で、本当に有り難いことと心から思いました。知人曰く、「寒い冬だし、世の中も変わらず寒い!このご時世にどれだけの人が集まるのか内心心配していた!」と。そうですよね。私自身も思いました。この世の中、どれだけの人がいらしてくださるのだろうかと。
 石鍋さん、典子さんご夫妻のペアでの演奏に、暖かい物を感じてくださった方々が沢山いらしたことが分かり、私はとっても嬉しかったです。
 今回の私の課題にユーモアがありました。どれだけの人にそれが理解していただけたかは定かではありませんが、少しは進歩出来たかなと思ってはいます。
 コンサートって終わってしまうとあっと言う間ですねって言われたりしますが、私にとってのコンサートって、日常の通過点でしかないため、周りが思う程特別な事ではないみたいです。特に最近は・・・。
 今は、作品を残して行くためにコンサートを設定しているって言っても過言ではありません。では、残すってどこに残すの?さあ、それは特に世の中に残すって言う程大げさに考えてはいませんが、取り敢えず作品って、有れば何かが起こる可能性もあったり・・。今更有名になるとか、ヒットを飛ばして大もうけをしようとかは、およそ私の人生では考えられない事でありまして。そう、好きなんです!作曲が・・・。ただそれだけです。
 今は、12月の万葉集に向かっています。書ける時まで、書きたい!今はただそれだけです!
 今日は春 明日は真冬 明後日は?
 くるくる変わる AB型天気 
 天気と同じハナモモでした
        2月8日 早く本当の春に会いたいハナモモでした。

雪が降りました!!!

2013.01.20

雪が降りました!!!

 雪、降りましたねえ。一日家にいられる日でしたので、暢気に窓の外を眺めながら、お花の心配をしていました。雪の重みで折れちゃわないかなあ・・とか、凍ってお花が凍傷になるのでは・・・とか。
 でも、その心配も杞憂に終わりました。しばらくは下を向いていたお花達も、やがてはお日様と向き合い始めました。茎が折れてしまうのでは・・なんて、余計なお世話だった訳です。このお花達の丈夫さをいただきたいと本気で思いました。
 先日、今度のコンサートの歌い手さん、石鍋さんがうちに来ました。ピアニストなしで、曲の解釈の確認と言うか、演出に関しての事とか、案の定、私がピアノを弾いての表現確認とか。私、自分の曲なのに完璧に弾けないんです。今更、この場におよんで変なピアノで歌って逆に可笑しくならないのかと、その方が心配になるんですが、石鍋さんが言うには雰囲気が掴める・・・って事らしいです。
 今回の新作に関しては、数ヶ月まえに書き上げ、その後全く楽譜を見てないので、ほとんど初見状態って言うか、今の私の頭の中には、12月の万葉集の事でいっぱいな訳です。こう書くと、自分のコンサートのために歌っていただいているんでしょうが・・・・!!!と、怒られそうですが、時差があるのはいつもの事です。
 今年の12月には、コモモさんが復活してのムジカーザ。コモモさんは刺激をいただきたいからと、今回のコンサートへは受付のお手伝いと観客として来るようです。二人の子育てをしながら、小さな本番はいくつも踏んでいますが、「ハナモモさんのコンサートは重量感がスゴいから、体力、気力共に、半端な気持ちじゃあ出来ないよ」と、言ってます。もちろん、一曲のためのステージをお座なりにしている意味ではありません。確かにコモモさんの言う事は分かります。でもピアニストはピアノを弾くのが仕事ですから・・・・。
 今回のコンサートも、お陰様でチケットが完売になりました。毎回一枚も売れなかったらどうしようって思うのですが、一安心です。でも次に心配になるのは、お客様が全員インフルエンザになったらどうしようって思うんです。そんな馬鹿な事がある訳ないでしょう?って思いながらも、インフルエンザ様、ノロウィルス様どうか近寄らないでくださいね・・・私のお客様には・・・!!!と祈っている私がいるのでした!(自分勝手な発言ですみません!)
1月20日 今回は絶好調の体調でコンサートの日を迎えたいハナモモでした。

信じられないような本当の話

2013.01.01

信じられないような本当の話

明けましておめでとうございます。今年もハナモモだよりを、どうそよろしくお願いいたします。
 タイトルのお話しをします。何年か前から、赤い実のなる木が気になり出し、大好きになりました。この季節になると、家々のお庭を覗きながらのお散歩が楽しくなります。クリスマスホーリー、ピラカンサ、アオキ、センリョウ、マンリョウなどなど・・・。
 我が家の日当り、風通しの悪い庭には、クリスマスローズしか植えていません。かなり自慢のクリスマスローズです。やがて18年くらいになるのかな?
 な・な・何とそのクリスマスローズの両端に、昨年から、センリョウが植わっているのです・・・今年は見事に赤い実をたっぷりつけて・・・。私植えていませんが・・・。どうなってんだ?と不思議いっぱい!!昨年これを発見した時に、冗談に、真ん中にマンリョウが植えられたら面白いねって言っていたら、何と今年はクリスマスローズのド真ん中に実を付けてマンリョウが植わっているではありませんか!!ほんとにどうなってんだ!って。(願ったら、欲しいお花が全部勝手に植えられるのかなあ?)
 ひとつ考えられるのは、小鳥がどこかで実を食べながら飛んで来て、種を落として行ったんでしょうね・・・それしか考えられません。それにしても絶妙な場所に種が落ちてるなんて、この小鳥さんのガーデニングセンスはなかなかよろしいかも。
 この庭は外から全く見えないためかどうかは知りませんが、鳥も気がつかないようで、(空飛んでいるんだから、あり得ないか!)今のところ実を食べられた様子はありません。玄関脇のマンリョウはとっくに食べられてしまいましたし、クリスマスホーリーに関しては、買って来て出窓の外に置いた翌朝見た時、すでに一個も実がありませんでした。何とも悔しいけど、食べこぼしがちょっと可愛いかなって思ったり・・・。次はこぼさずに食べてよね!って。
 新年早々、あなたは何をやってる人ですか?状態に、植物ばかりのお話しになってしまいました。
 赤い実だけでなく、万葉野の花への思いはかなりのものとなってきているような・・・。
 2月のムジカーザコンサートへの思いと、お花への思いを抱えながら、今年もスタートいたしました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
 1月1日 今年もお花と一体化して行こうと思っているハナモモでした。

複音ハーモニカコンクール終了!!

2012.12.03

複音ハーモニカコンクール終了!!

 道を歩きながら上を見ると、けやきもイチョウも紅葉も、ほとんど葉っぱが落ちてしまっている今日この頃です。裸木から見える空が本当に美しい毎日です。
 我が家のお花事情はどうなったか?って、何日かに分けて、植えました!植えました!一ヶ月程前に植えたストック、よく咲くすみれ、アリッサムは元気に成長を始めています。その他の空き家の部分に、いろいろなお花が入居しました。ビオラ、ラナンキュラス、さくら草、シクラメン、ちょっと変わったところで南天。何年か前に植えた、おたふく南天の赤がとっても見事な赤で、それよりはちょっとおとなしめの赤なんですが、うん!なかなか良かったかも。お花がそれなりに身近にあると、何となく自分の行動がはっきりして来るような・・・。
 ハーモニカコンクールの審査員を、昨年に引き続き勤めてまいりました。日本ハーモニカ芸術協会が昨年から始めたコンクール。二回目という事で、まだコンクール自体の在り方が模索中という感じなのですが、今年はテープ審査での課題曲「荒城の月」と自由曲の2曲が、それぞれに演奏されました。
 たまたま身近にハーモニカの演奏者がいたという事から、この世界に関わり始め、ビートルズをハーモニカにアレンジする事をライフワークにしたりと、何かと関わる事が増えて来ました。関われば関わる程、もっと何とかしたいなあ・・と思ってしまうのです。
 コンクールでの演奏を聞いていても、決まったアレンジでの演奏しか聞かれなくて、もっとこの人の演奏だったら、違ったアレンジのが良いのではと思える事が山ほどあったり・・・。
 年齢層が高いのは、そんなアレンジの問題も大きな原因になっているのでは?と首をかしげたくなるのです。
 そんな風な状態になるのには、ハーモニカという狭い世界での活動でしかないから・・・、そう、若い人達が上の方々に遠慮しながらの演奏を繰り返しているから、先へ進めないのだろうな・・・と、テクニックのある若い奏者の方々がちょっと可哀想な感じに見えてしまったのは、私だけではないはずです。
 そんな意味からも、関わらせていただいた以上は、私なりに出来る事をやっていきたいなあ・・と思ったりしています。
 ずっと考えていることは、アレンジ作品でなく、オリジナル曲が書ければと思っている事。実現に向かえればと心底思った一日でした。
 今年も後少し、寒さ増して来て猛暑が懐かしいなどと勝手な事を思っていますが、元気に年末年始を過ごしたいと思っているところです。
 12月26日 今月はひとつも音符を書いていないハナモモでした。

近所のイチョウが美しい

2012.12.03

近所のイチョウが美しい

   近所のイチョウが美しい
 好きな色は黄色。特にイチョウのこの時期の黄色はほんとに大好きです。我が家の近くは、ようやく木全体が黄色に染まって来たところで、都内でも遅い方なのでしょうか?
 毎日が寒く、この夏の猛暑を思い出すと、あの時にはもう寒さなんて一生こないのではと思っていました。が、間違いなくやって来ました。日本の気候に随分と変化が起きては来ていますが、まだまだ四季の巡りまでは狂ってないのかもしれません。
 2月のムジカーザコンサートのお知らせの発送も、この土日に大半を終えました。最近、何をやるのも、一気にやり遂げる!って事が出来なくなって来ている事が、ほんとに自分自身嫌で嫌で、たまらなくイライラ嫌な気分になります。嫌な気分になるなら、さっさと片付ければ良いんですが、それがなかなか・・・。
 家族を含め、会う人会う人に、今年の春のようにはならないように・・・と釘を刺されるのが挨拶になっているのが、何とも信用のない人みたいで情けないのですが、心配して下さる事には感謝しなくては・・・。
 そんな事が引き金になって、物事を押せ押せにしているとは思いたくないです。遅々とはしていますが、来年の12月の準備に入っています。
 先月半ば過ぎに詩をお願いする、こわせたまみ先生にお会いして、2時間半真剣にいろいろ話し合いました。今年の3月の児童合唱曲でご一緒させていただき、先生にも納得していただく作品が出来て、本当に嬉しかっただけに、長年ご一緒したかった事の夢の実現に向かうかと思うと、自信はないんですが、ワクワク!ドキドキ!の方が、不安に勝っているような気がします。感性その他いろいろが枯渇して来ているはずなのに、何でだろう?って自分でも不思議です。
 それともう一つの「万葉ものがたり」の朗読とピアノ作品に、和歌を1曲か2曲歌曲にして入れる気持ちが強くなってきたので、それも実現に向けたいなと思っています。
 毎日、何も目に見えての進歩がないのって、今更でないのですが、ちょっと焦りながらも、出来上がった時の事を想像すると、やはりワクワク!ドキドキ!!
 2月2日雪色きらら 詩音 話音に是非いらしてくださいませ!
    12月3日 いかに寒さを防ぐかに余念がないハナモモでした。 

万葉野の花とガーデニングと・・!!

2012.11.10

万葉野の花とガーデニングと・・!!

いつもの散歩道の遊歩道に植えてある”ほうきぐさ”は、ちっとも紅葉していません。我が家の”ほうきぐさ”はしっかり濃いピンクに紅葉して、とんぶりになろうとしているのに。同じ気候のところにあっても、それぞれなんですね・・・って、当たり前って言えば当たり前なんですが・・・。
 昨日は鎌倉まで、阿見みどりさんの「万葉野の花展」を見に行って来ました。昨年、一昨年といろいろな事情で伺えず、久しぶりの原画展、やはり素敵だったなあと。沢山の方々がお見えになるでしょうから、ゆっくり阿見さんとはお話も出来ないと思っていたんですが、ちょっとの空白が有り、来年の「万葉ものがたり」のお話も少し出来て良かった!!!やはり原画の前でお話するのは、水彩画集の前でお話するのとは全く違って、そっくりこの絵をムジカーザに飾ったとしたら・・などと、想像が膨らみ、イメージも膨らんだような・・・。朗読とピアノの為の作品なんですが、1曲くらい、和歌を歌にしてもいいのでは・・・って、ちょっと思ったりしました。思うのは簡単、実践出来るかは・・・???です!
 そして今日はガーデニング冬支度!!昨年の今頃からは全くお花と関われない状況になってしまった事を懐かしく思いながら、一昨年に植えて大成功のパンジーとビオラの真ん中くらいの花の大きさの「よく咲くすみれ」を、お花屋さんに頼んでおいたのが届きました。すごいネーミングのお花だなと思いながら買った一昨年、これがほんとに良く咲くんです。花姿も乱れず、ただひたすら花がら摘みを怠らなければ、今年もバッチリ咲き続けるはずです。それと昨年、全く手をかけられなかったにも関わらず、お水やりだけで咲いていてくれたストックも忘れずに植えました。ストックは長年ガーデニングをしてきましたが、今イチ手が出なかったお花でしたが、昨年ちょっと色合いが好きな苗があったので植えてみて、どんなにか癒された事か!全く他の花がダメになってもひたすら咲いていてくれて、心から”ありがとう”と何度言ったかしら?今年も素敵な色があったので、感謝の気持ちも込めて植えました。
 この二日間で心はしっかりデブになりました。結果を出せる毎日にしなくてはと、ちょいプレッシャー!!!
 2月のムジカーザのチラシとチケットも出来上がり、そろそろ発送の準備です。小さなサロンコンサートなのに、一人もお客様が来てくださらなかったら、どうしよう!って、コンサート近くなったら、また思い悩むんだろうなあ・・・。
       11月10日 花いっぱいのハナモモでした。

金木犀で秋深し

2012.10.20

金木犀で秋深し

 道行くと いつの間にやら 金木犀
  さり気なく来る やはり今年も
 今年こそは金木犀の咲き始める前を確認するんだ!と、自分に言い聞かせていたはずが、また今年もやられました・・・!匂いで気づく秋なのです。
 目から気づくのは、ほうきぐさ。見事に赤く色づきました。夏の終わりに緑色で我が家の玄関に登場し、段々色づき赤と言うか、濃いピンクと言うか、何とも優しいけどしっかりした色合い。大好きです。ほうきぐさの別名はコキアと言います。私の名前の反対読みなんです。何年か前にそれに気づき、それまで以上に好きになり、毎年この時期を楽しみにしています。この後は、細かい実がなり、畑のキャビアと呼ばれるとんぶりとなるのです。
 先週、2月のムジカーザの新作の最後のひとつ、朗読とピアノ作品が出来上がりました。私にとって一番大切な、ライフワークの作品作りの今年の予定を済ませられ、今はほっとしているのが本心です。
 出来上がってしまうと、2月の本番の事を心配し始めるのかと言うと、そうではなくて、同じく来年の12月ムジカーザの作品のことへ、心は一足飛びです。何年も考え続けて来た、水彩画家の阿見みどりさんとの「万葉ものがたり」の朗読とピアノの作品作りへの準備に入る訳です。「万葉ものがたり」の原稿が年内には出来上がって来るはずですので、それを心待ちにしながら、今までに出版されている阿見さんの万葉野の花の水彩画集を眺めながら、万葉の世界に入り込み始めようかなと思っているところです。
 2月のムジカーザ「雪色 きらら 詩音 話音」のチラシ、チケットの見本が先週出来上がって来て、段々とコンサートへの気配が漂って来ました。これからは、演奏者の方々の出番と言う訳です。
 私の中では、作品の出来上がりがちょっと遅くなってしまったけど、良い形に持っていってくださると信じて、その日を迎えたいです。
 今度こそ、体調も万全で!
       10月20日 随分上向きなハナモモでした。

ちゃんと秋は来るんですね!!

2012.10.05

ちゃんと秋は来るんですね!!

暑さ寒さも彼岸まで・・・の言葉通りに、見事に涼しく・・・を飛び越え寒くなってしまった数日でした。時々、それなりの気温の高さになったりもありますが、さすがに秋ですねぇ・・・日陰に入ると、涼しい!!!でも、人間ってつくづく勝手な生き物だと思う事しばしばです。涼しくなればなるで、あの猛暑が懐かしく思われたり・・・。

 前回のハナモモだよりの”まっいいか!星人”も、さすがに疲れきったお花達を見るにつけ、これではいけない!と一年発起で、ハナモモだよりを書いた翌々日に、秋模様に変身させました。やはり私にとってのお花って、特別の何かがあるらしい。そのお陰かどう知りませんが、朗読とピアノの作品の一つが一気に出来上がりました。やっと納得出来て、身体からスルリと抜け出て行きました。あと一つはもう少し。

 その前に、「歩いていこう」と言う児童合唱曲を書き上げるところです。勝手に締め切りが12日だと思っていたら、な・なんと9日ではありませんか。この3連休で清書もしなければ・・・状態となってしまいました。

 私の中では決して毎日がスムースに動いている訳ではなく、今年は厄年なんでは・・・と真剣に思ってしまう程の日々なんですが、今日、はたと身体への向き合い方を代えようと思ったのでした。薬に頼り過ぎず、昨年まで続けていたウォーキングをきちんと再開する事が、もしかしたら一番の薬なのでは・・・と。一年前の私でしたら、思ったら即行動!のはずが、出来る事なら出掛けたくない星人と課しているので、3時間考えて今日のウォーキングの始めの一歩に成功したという訳です。きっと大丈夫かな・・・と自分に期待しているところです。

10月5日 体調良好!作曲順調!・・・と大声で言ってみたいハナモモでした。

まだまだ猛暑の毎日に・・・まっいいか!!の連続!

2012.09.12

まだまだ猛暑の毎日に・・・まっいいか!!の連続!

さすがに夏の疲れが感じられる今日この頃。私だけでなく、私のお花達もかなり疲れています。と言うか、今年は綺麗な咲き方が出来なかった・・・と言うか、私のお花達への気配りが足りなかった・・・の一言かもしれません。

何をするのも、もう一押しが足りない毎日。ちょっとそこまで用足しに・・・が、絶対に明日に明後日に先延ばしにする。そして最後は、まっ、いいか!で終らせてはいけません!って、自分自身に毎日吠えている自分が、ちょっと嫌になる。

ちょっと前までの、まっいいか!(切り替えの潔さ)と、今現在の、まっいいか!(単なるモノグサ)では、全く違うのですから、日本語ってスゴイ!

モノグサっぽくなっている真っ最中に、パソコンが立ち上がらなくなり、焦りました。私のパソコンの主治医は、このホームページを作ってくださっているKさん(私は師匠とお呼びしています)。1年中お忙しくしていらっしゃるのは百も承知なのですが、すみません!壊れたみたい・・・!!!って、携帯メールをして、いらしてくださった途端に立ち上がった!!!えぇぇぇーっ?でも、結局買い替えた方が良いとなり、即新宿へ。その行動の切り替えの早さにいつもびっくりなんですけど・・・。

 買うのは私なので、お店の人は私の顔を見て話をしようとする。でも、私の顔には?????・・・確かに私の買い物なんだけど、今ここでは、お支払いするだけの人なんですが・・・と、相変わらず情けないです。と、言いながら、対して情けないと思っていないから、進歩しないし、師匠も私に説明していたら、明日になってしまうと多分思うから、どんどん決めてくださいます。

即、家に帰り、古い白いパソコンから新しい銀色のパソコンに、あっという間にデータを取り込んでくださいました。

今、新しいパソコンで書いていますが、やはりまだ構えてしまう自分がいたりして・・・。結局、今回も何も習得しないまま、こうやって使っている訳です。故障したら、どうするの?・・・・って、まっいいか!その時考えよう!多分、師匠に連絡して・・・何だ!また同じだ!!!まっいいか!!!

来年のムジカーザの新曲作品。歌曲は書けたけど、朗読とピアノがもうちょいなんです。これに関しては、まっいいか!は通用しない訳ですが、どうにもまとめにくく、四苦八苦が現状です。いつもの曲が出来上がる時の、身体からスルリと抜けて行く感覚がないのと、書き上げた時に一瞬記憶が無くなる感じ、荒れがまだ無いから、終了に出来ないでいます。まっ、そのうちその感覚がやってくるかもしれないから、まっいいか!!!で、いいのかなぁ・・・。
9月12日 ”まっいいか!星人”に変身したハナモモでした。

♪Tone Tone Concert終りました♪

2012.07.29

♪Tone Tone Concert終りました♪

 先日植え込んだ苗の中に、実はバナナの苗も植えたのです。まだ植えて10日程なのに、丈はのびる、葉っぱは出て来る、その葉っぱがもの凄い勢いで育つ、もうびっくりの毎日です。で、この勢いだとかなり大きくなるみたいかな?と思い、鉢をもっと大きいのに代えようと、植えた苗を引っこ抜くのに何と苦労した事か!たった10日間で、目に見えない根っこまでもが、びっくりの成長をしていたんですね。もうすでに苗なんて感じではなく、木とは言わないけど、立派な姿をしています。ちなみに、バナナは木ではなく、草だそうです。
 Tone Tone Concert、今年はカラフルなお花に囲まれ、この時期にこれだけのお花を揃えて下さったお花屋さんに大感謝でした。4歳から64歳までの出演者。毎年の事ですが、皆それぞれに思いがあるんだなあと感じられるコンサートになった事が嬉しかったです。
 私自身の生徒さん、関係者は皆それぞれにやるべき事をやりとげたと、一つの目標達成にほっとした様子でした。
 作曲作品発表の方々を見ていて思う事(いつも私自身もそうなんですが)、果たして曲が出来上がるのだろうか?って思うのです。ましてや始めての形態の曲を書く時は特にそう思います。でも、その曲を書き始め、要所要所でアドバイスらしき事を言いながら、書き進めて行って、だんだん形になっていく時のワクワク感、そして出来上がった時の充実感、そして演奏して達成感を味わうって、本当に大切な事だなあって、つくづく思ったひとときでした。
 私自身、昨年11月から今年の5月末までは、不規則な状態での生活だったため、自身の作曲は置き去りにしなければならない状態の中、通って来る生徒さんのレッスンはきちんとしなくては・・・と、音楽への思いがそこへ向いていたように思います。教える事が唯一音楽している私を繋げているような・・・と、ちょっと大げさですが、そんな風に思える事もしばしばでした。そんな意味からも、今回のコンサートは例年とはちょっと違う感覚だったような気がします。
 生徒さん、そしてバナナの鉢植えの成長のように、私自身も前進したいと心から思っている毎日です。
    7月29日 毎日バナナと向き合っているハナモモでした。

ウォーキングとチェロとガーデニングと

2012.07.19

ウォーキングとチェロとガーデニングと

我が家の紫陽花も、まだそれなりに楽しめそうではありましたが、来年のために2週間程前に剪定しました。一気に玄関周り、ベランダが寂しくなり、早くお花を植え込みたい・・と思いつつ、やりました!やりました!・・・ガーデニングを。
 二日程前の夜、何だかちょっとウォーキングを再開出来そうかな?いや、まだこの蒸し暑さだから辞めた方が良いかな?涼しい季節になってからのが良いかな?と思いながら、歩き始めました。割と風の強い日だったこともあり、気持ち良く1時間ほどブラブラと。おっ!歩けるよ!と体調復活を嬉しくほんとに嬉しく思っていました。
 そして昨日、午前中にお花屋さんに苗を買いに行ったのです。もう嬉しくって、嬉しくって。こんなに身体が軽くなる程嬉しいなんて思いもしなかった。昨年の10月以来、なんと9ヶ月振りなんです・・苗を買ったのが。届けていただき、夜になるのを待って2時間程かけて植え込みました。もの凄い汗をかきながら、でも気持ちが何ともスッキリ!嬉しかったなあ・・・。
 このウキウキの原因が、実はウォーキングとお花だけなのではないのでは?と思っています。
 一昨日に、22日のTone Tone Concertの合わせの練習ピアノのお手伝いをしました。チェロとの合わせ。楽器との合わせっていつ以来かなあ・・。本番はコモモさんですよ。
 私の大好きな曲、フォーレのシチリアーノ。ピアノ弾きながら、アンサンブルをするって、いろいろ勉強になるなあ・・と改めて思えた事がスゴい収穫でした。もちろん感じた事は今更ではない事ばかりなんだけど、実感し直すって、こういう事なんだあ・・。曲書く気力もいただけるなあと、久しぶりに、「この手応えを思い出して良かった!」と私なりにルンルン気分でした。
 今更、人前でピアノ演奏したいとも思わないし、しようとも思いませんが、こういう機会は持った方が私自身のためかも・・と思いました。
 1週間のうちに、ウォーキング、楽器との合わせ、ガーデニングと、大好きな事がいっぺんに実現出来た体調に乾杯!!
 ちなみに、ガーデニングはまだまだお花が足りなく、満足いく形になるには、もう数日はかかりそうです。少しずつ増やしていくつもりです。
    ウォーキング 素敵!
    合わせ 素敵!
    ガーデニング 素敵!
    この毎日の湿度も 許せちゃう!
    そんな気分が 素敵!
   7月19日 超スランプ状態脱却を願うハナモモでした。

アレンジをする時、アレンジ作品を演奏する時

2012.06.29

アレンジをする時、アレンジ作品を演奏する時

 紫陽花もそろそろ終わりに近づいて来ているのでしょうか。我が家の紫陽花はまだまだ観賞に値すると思いながら、紫陽花は決して咲き終わったからと言って散る事はしない花なのです。ですので、何となくダラダラと咲かせて、剪定の時期を間違うと、来年の花付きが悪くなると数年前に学びました。しっかり見極めねば。
 先日、ハーモニカのアレンジ作品のアナリーゼの講習会に行って来ました。講師は昨年のムジカーザでハーモニカ二重奏を演奏してくださった甲賀一宏先生です。
 私はその時のお話で、目から鱗・・・と言うか、そうなんだ!という認識新たにする事がありました。
 詩が有る曲、つまりは歌の作品をハーモニカにアレンジする時(器楽曲にアレンジする時)は、詩は忘れなさい!と言うお話を伺いました。私は一瞬「えっ?」って思ったのです。元々の曲に詩があるのに、無視するのですか?
 童謡、唱歌を器楽曲にアレンジする事等、今までに何度もして来ました。その時何の疑いもなく、詩にも目を通していました。知らず知らずのうちに、その詩の持つ風景を思い浮かべてのアレンジ作業をしようとしていたに違いありません。と言うか、改めて詩を意識しなくても曲と一緒にインプットされているのです。
 そして、この講習会で聞いた「詩は無視する」には、さすがにちょっと焦りました。
 そして、ふと思い出したのです。昨年発表した、二本の複音ハ-モニカのためのビートルズ作品をアレンジした時の事を。私は幸か不幸か語学にたけておりません。そんな事もあり、ビートルズのアレンジの時は、もちろん最初は一生懸命私なりに詩を読みました・・・辞書を片手に。でも、いざ音を書き始めている頃には、詩の事など、とっくにぶっ飛んでいたのです。明らかに、ハーモニカの為の作品を書いている意識でした。
 もしかしたら、ビートルズの熱狂的なファンで、何十年も聴きまくる状態でいたら、詩も身体にインプットされていたかもしれません。その時には、違ったアレンジになっていたのかなあ・・・と、思い返したりしていました。
 日本の歌は私自身がいろいろな意味で、接する機会が余りに多かったので、詩を深く読み込むのが習性になっていた事、そんな習性が、歌曲新曲を書く時に、詩を時間をかけて読み込む姿勢になっていた事→→→そんな事がアレンジする時にも自然と表れていたのかもしれません。
 器楽曲は飽くまでもその楽器と向き合わなくてはいけなんですよね。当たり前って言えば当たり前なんです。
 それで思い出したのでした。ビートルズのアレンジを聴いて下さった方が「ビートルズではあるけれど、上さんの音楽になっていて面白かった」と言ってくださった事を・・・。私は、それを良い事なのか、悪い事なのか分からないまま、聞き流して来ていました。
 でも、アレンジもまた一つの芸術とおっしゃっている音楽プロデューサーもいるので、今回の甲賀先生の言葉は正解なのかもしれないと思い直しました。歌い継がれている良い童謡、唱歌、歌曲は、メロディが良いから残されてきているんだなと思った時、これからは、歌から器楽曲へのアレンジの機会に出会った時には、思いっきりメロディを重視して書こうかなと思ったのでした。
    6月29日 梅雨なのに過ごし易い気温の毎日に感謝のハナモモでした。

演奏のための練習に立ち会う大切さ!!そして本題は・・・?

2012.06.19

演奏のための練習に立ち会う大切さ!!そして本題は・・・?

 半夏生とドクダミの白と緑の鮮やかさに、思わず見とれてしまう最近の遊歩道です。紫陽花も見事に色づき、毎年の事ながら、これぞ梅雨の風景だなと思う毎日です。
 未だに、My Gardeningはなされておらず、ちょっと寂しい毎日ですが、もうちょっとで復活出来るかもしれません。
 タイトルの「練習に立ち会う」大切さ!・・・つい最近、とある児童合唱団の定期演奏会で自作品を演奏していただけるチャンスに巡り逢いました。場所が遠い事も有り、それに何と言ってもまだ体力に自信がない事も大きな理由で、本番前の練習に立ち会う事をしませんでした。合唱団からも立ち会いの依頼もありませんでしたから・・・。ある意味、初演でなければ、作品が一人歩きを始める訳ですから、演奏そのものにそれほど拘る事をしないのは、いつものパターンです。演奏者の数だけ、演奏方法はあるんだと思っているので・・・。
 でも今回は前奏の一音を聴いた途端に「しまった!」って言うか「えっ!!」って言うか、もともと3分程の曲なのに、その時間の長かった事!!!早く終って欲しいと祈ってしまいました。拍感の取り違いなのか、何だかよく分かりませんが、思い描きたかった未来も希望も感じられませんでした。
 で、本題なんですが、胃が痛くなるほど気分が落ち込んだ理由は、実は演奏の解釈だけの問題ではないのです。その曲がその合唱団の存在する市の市制何10周年かの記念のための曲にしてくださったのですが、それはとても光栄な事と単純に思っていました。(私にとってはどうでも良い事ですが)。でも、その記念のために曲を書いていただいたと合唱団の子どものコメントで読み上げられた時は、「そんなあ・・・」と思いました。おまけにその市の出身だとコメントされ。
 合唱団の子供たちには責任はありません。そのように原稿を書いたのは大人でしょう。市の教育委員会も後援しているコンサートで、子どもに嘘のコメントを読ませるって、合唱を通じて子どもの育成・・・うんぬんと言われてもねえ・・。
 本来ならと言うか、いつもでしたら、この手の事に黙っていられない私なのですが、今回は顔に泥を塗ってはいけないなと思われる方がいたために、取り敢えず今はおとなしくしているところです。
 そんな訳で爆弾発言と言うか、本当の事を発言する可能性大でしたので、打ち上げは失礼して来ました。いずれ、その泥を塗ってはいけない方には、きちんとお話をするつもりです。「間違っています!」と。
 こんな風に大人の都合と言うか、大人の勝手で事が運ぶ事って沢山あるかと思います。そんな事に目をつぶれない私は世渡りが下手なんでしょうか?
   6月19日 台風4号はそこまで・・心が台風のようなハナモモでした。

BGMってうるさくありませんか?

2012.05.30

BGMってうるさくありませんか?

 BGMってうるさくありませんか?
 どこからともなく香って来る黄色いキャロライナジャスミン、薄いピンクの羽衣ジャスミンも終わり、いよいよ紫陽花が自己主張を始めて来ました。我が家の6鉢ある紫陽花もだんだんと色づき始め、まだガーデニングのなされていない玄関周りやベランダを飾ってくれています。お部屋にも、大輪のピンクの鉢を飾り、咲き終わった後に大きな鉢に植え替え、来年どんな色で咲いてくれるのかと、楽しみを増やせた事が、ちょっと嬉しい毎日です。
 タイトルのBGMなんですが、2週間程の入院中に、あわや毎日ベッドに寝ながらBGMを聴かされる事態になりそうな事がありました。入院4日目くらいでしたか、病棟にヴァイオリンとピアノの演奏の「愛の挨拶」が、試験中って感じに流れ始めたのです。「ウソ!」って思い、気がついたら滅多に押さないナースコールを押していました。看護士さんに「もしかして、BGMを流そうとしてますか?」「そうみたいですね」「すみませんが、BGMとっても苦手なので、我が儘言って悪いんだけど、止めて下さいますか?」とお願いし、止めていただきました。
 一応何でも言ってみるもんだと思いきや、翌日また聴こえ始めたのです。再度ナースコールを押し「昨日、止めて下さるようにお願いして、止めていただけたのですが・・・。」「そうなんですか」(看護士さんは日ごと代わります)「思うんですが、テレビもラジオもイヤホンで聴かねばならないのに、BGMを流すのは矛盾してませんか」「そうですよね・・・確かに!合点だ~!!」って言いながら、飛び出して行って止めてくれました。そして戻って来て言う事には、「止めました。器材も撤去して来ましたから」って言って下さいました。
 BGM=音楽の垂れ流し・・・と思っている私は、いろんな場所でのBGMがとても苦手な事が多々有ります。カフェなどでもBGMの大きなお店は極力避けたい。仕方ない時は、小さくなるのでしたら、音量を下げるお願いをする。ダメ元で、意地悪ババアを展開しています。でもカフェによってはウソかホントか知りませんが、長居をして欲しくない、つまりお客様の回転を良くしたいお店のBGMは大きめにしてあるとか?
 BGMだけでなく、世の中いろいろな音が無造作に流れ過ぎていると感じます。駅のアナウンスにしても、電車、バスのアナウンスにしても、そんなに騒ぎ立てなくても・・・と思う事が多過ぎるように思うのです。
 いずれにしても、病院の病棟に BGMは、今思い出しても腹が立ちます。その病院のモラルを疑ってしまいます。
 BGMをこんなにうるさいと思うのは、私だけなのでしょうか?
  5月30日  極力音のない生活を望んでいるハナモモでした。

3ヶ月振りのハナモモだよりです!

2012.05.18

3ヶ月振りのハナモモだよりです!

 大変ご無沙汰してしまいました。前回の真冬から、真夏日の今日、3ヶ月のブランクは余りにいろいろな事が有り過ぎ、自分がどこかへぶっ飛んでいたような毎日でした。
 11月末から入退院を繰り返しながらも、3月26日にコモモさんは、無事に女の子を出産しました。
 私はと言えば、その間の仕事を大半キャンセルしながらも、コモモさんちのお手伝いに勤しみ、それでも既に決められていた「こどものコーラス展」「こどもたちへ」「桜色の思い 詩音 詩音」は、やってきました。
 「こどもたちへ」は、思ってもいなかった私の緊急入院で、代理演奏を頼んだり、あちこちにご迷惑もおかけしました。
 自作品コンサート「桜色の思い」は、いろいろありましたが、塩野雅子さんの心熱くなるお心遣いで、無事にコンサートを終える事が出来ました。
 今、半年振りに自分の為の時間に戻り、押せ押せになってしまっている沢山の事をどのようにこなして行くかを、じっくり検討しているところです。
 予定している来年2月の作品コンサートの新曲作りに取りかかりながら、作曲出来る喜び、音楽出来る幸せを、少しずつ感じながら、まだまだ完全でない体調と相談しながら、進めて行こうと考えています。
 大好きなガーデニングもすっかりご無沙汰で、長年絶やした事のないお花も、今は全く無い状態で、かすかに生き残っている、ワイヤープランツ、アイビー、ヒューケラ、チェリーセージだけが、手をかけなくても変わらず元気を保って居てくれてます。紫陽花も頑張ってくれています。
 ガーデニングが出来る体力が戻れば、かなり良い状態かなと、自分なりに推測しています。
 また、元気にハナモモだよりを書いていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
 5月17日 ハナモモだよりを書ける幸せに牛乳で乾杯!!!

コーラス展リハーサル

2012.02.27

コーラス展リハーサル 

前回から1ヶ月も過ぎてしまいました。時間の経過の早さに、慌てたところでどうしようもありませんが、ほんの少しの焦りは隠せません。何に焦っているのか定かでないんですが・・・。
 毎日が寒過ぎると思っていたら、私だけではなく、何と梅もまだ開花してない木があったりするんですって・・・。寒い訳ですねえ・・。
 25日土曜日に、3月11日開催の「こどものコーラス展」のリハーサルに行って来ました。今回詩人のこわせたまみ先生に詩を書いていただきました。
 コーラス展の作品公募のころ(昨年の秋頃)、メチャクチャ忙しい時期でしたので、出品する予定はありませんでした。そんな9月のあるイベント会場で、こわせ先生から「コーラス展、出しませんか?」とお声をかけられ、即座に「忙しくて無理かなあ?」って言ってから、あっ!勿体ない!って瞬間思いました。先生は「考えてみて!ダメだったら出品しないから」と言い捨てられてしまい、「1週間考えさせてください!」とお返事して、1週間後に「最低締め切りの1ヶ月前までに詩をいただければ書かせていただきたいです。それでも納得いかなければ出せないかもしれません」と、偉そうに暴言を吐いてしまいました。先生は「それで、もちろん良いですよ」と、大らかにおっしゃってくださいました。
 そして本当に締め切りの1ヶ月前に詩が送られて来た時には、先生もギリギリまで推敲されて作品を表に出されるんだなあ・・・と、感慨しきりでした。こうなったら、「書けませんでした!」では通らないなあ・・と思いながら、「すみれ色の空から」に取り組み始めたのでした。
 初めに感じた感覚とは全く違う音が、私の中から出始めた時には一瞬びっくりしましたが、よく考えてみましたら、本番が何と3月11日、震災1年の、その日だと気がつき、「ああ、先生は心から春が芽生えてくれる事を願っての詩を書かれたんだ」と、始めて気がつき、どうりで”願い”とか”祈り”を感じる風になってしまった訳が理解出来ました。
 でも、詩を読み、その詩から間違った方向に私の心が動かなかった事に、作品作りの醍醐味と言うか、作曲は辞められないと言う感覚を感じさせてもらえた事に、多いに感謝した瞬間でもありました。
 で、リハーサルを聴かせていただき、もちろん演奏にいろいろ要望も出させていただきましたが、作品として自分自身が納得出来た事が、そして一番に嬉しかった事は、こわせ先生が、とっても納得なさって大喜びしてくださった事が、私にとっては何よりの事でした。
 そして、これからしばらくは、児童合唱曲、歌曲のそれぞれ組曲に取り組む約束も取り付けてしまったのでした。
 やはり、音楽はイイ!作曲ってイイ!!
 2月27日 ますます怖いもの知らずになって来ている、ハナモモでした。

二ヶ月のご無沙汰です!

2012.01.21

二ヶ月のご無沙汰です! 

  昨日の東京は雪でした。今日も冷たい雨の一日です。
 二ヶ月のご無沙汰でのハナモモだよりです。クリスマスもお正月も、何も実感のない忙しない日々が過ぎ、ちょっとほっとのひとときにハナモモだよりを!
 自宅のお花達もお世話する時間が乏しく、かなり貧しいたたずまいに心が痛みなすが、致し方ないです。でも、今年は始めてストックを植えたのが功を奏し、手をかけられない状態においてもきちんと立派に咲いていてくれるのが、何よりも嬉しい事です。
 4月のコンサートに向けて、そろそろチラシ、チケットが出来上がって来る頃です。その前の3月には、「こどものコーラス展」「こどもたちへ」と新作発表が続きます。
 コモモさんがしばらく演奏から離れるので、自作品コンサートをどうしようかと随分迷いましたが、新しい雰囲気を取り入れる事も大切な事と、気分一新、4月のコンサートにもピアニスト浦野映子さんが登場して、塩野雅子さんとのコンビで新作を含めてのコンサートに、今向かっているところです。
 そして、いずれコモモさんが復帰する事も視野に入れての作品コンサートの計画も進めています。
 2013年2月2日に「雪色きらら 詩音 詩音」バリトンの石鍋多加史さん、ピアノは一色典子さん。そして、12月21日に、ソプラノ塩野雅子さん、ピアノコモモさんが復活予定です。
 私にとっては大切な理解者のコモモさんの空白を、どうしようかと考えた時、私自身、そこで休暇にしてしまうと、二度と書けなくなってしまいそうな気がしましたので、新しい風を吹かせようかと・・・。
 目先を変えて、私自身が進化出来たらいいかなと、密かに思っています。この年齢に来ると、何事も継続は力なりの精神でいかないと、プッツンしてしまう危険を感じたり。年取るってちょっと怖いけど、開き直れる潔さも身に付いてくるような気もします。やりたい事はやる!この気持ちを大きく持って今年は進んで行くつもりです。今年もハナモモだよりをどうぞよろしく!
            1月21日 今日がハナモモの新年でした。

狂い咲きの紫陽花を見ながら・・・。

2011.11.06

狂い咲きの紫陽花を見ながら・・・。 

 今年の秋は暖かです・・・もちろん寒く感じる日もありますが・・・。
我が家の紫陽花が咲きました。それも面白い咲き方に、この花何?と聞く人がいっぱいいます。紫陽花は小さな花が沢山集まっているような咲き方です。その小さな花がひとつずつ、二輪咲いています。しかも6月に咲いていたころよりも、遥かに濃いピンクとなって・・・。暖か過ぎて、狂い咲きをあちこちで聞きます・・桜とかも・・・。暖かいのは過ごし易く有り難いですが、季節はきちんと巡って欲しいな・・・とも思ったり・・・。
 コンサート「茜色の秋」が終わり、あっという間にひと月が経ってしまいました。今は、来年4月の「桜色の思い」に向かってまっしぐら!!
 コモモさんにピアノを弾いてもらってコンサートをするのが当たり前になっていた事が、次回には私にとっての新しいピアニストが登場してのコンサートとなります。何故?かは、その時期になったら書かせてもらいます。
 新しいピアニストを決めるにあたっては、次回のコンサートのソプラノ塩野雅子さんとしっかり相談させていただいて決めました。私の希望は、塩野さんが思いっきりご自分を表現する事に、何でも言える間柄となれるお人が良いのでは?と提案しました。その結果、塩野さんにピアニストを選んでいただいた訳です。今の段階で私はまだお会いしていません。
 今までもそうでしたが、コンサートに向かう時、私は演奏に関してはほとんど何も注文をつけません。演奏者に曲を丸投げにしてしまいます。楽譜を見てどのように演奏しようかな?と考えるのは、演奏者の仕事と思っているから・・。もちろん演奏者を信頼してるからそれが出来たのだと思っています。その姿勢を新しいピアニストにも示していくつもりです。
 今回のコンサート後にも言われました・・・コンサート全体が隅々までそれぞれのスタッフの細やかな心遣いが伝わって来て素敵!と。表に出る人、裏で支える人、それぞれ皆が責任を持ってやれば、主催者は口を出す必要はないのです!と言い切れる程のスタッフに恵まれ、私は幸せです!!!
 次回もその雰囲気を醸し出せるコンサートを目指したいと思っています。その為には、私が新曲をバッチリ書き上げなくては・・・ですね。
 11月6日 宮田滋子詩「花と愛のソネット」と心中してるハナモモでした。

♪「茜色の秋 詩音 音音」終りました!♪

2011.10.06

♪「茜色の秋 詩音 音音」終りました!♪

 金木犀が一斉に開花したここ数日良い香りに包まれ、秋まっさかりという雰囲気に、あの猛暑でもちゃんと秋は来るんだ!と、自然の移り変わりに改めて感動!
 10月2日、「茜色の秋 詩音 音音」、お陰さまでお客様も満員で無事に終わりまして、今はひたすらほっとしています。
 プログラムにハーモニカを入れた事、そしてオリジナル曲だけでなく、アレンジ曲も入れた事と、私にとっては初めての試み。今はやって良かったと思えた事が今回の収穫です。もちろん、反省点もいっぱいありますが・・・。
 新曲、林望詩「花のうた」は10年弱かかってやっとこさの完成!詩人はどんな反応かしら?と心配がちょっぴり・・・と、私の解釈ではこうなるんだからという開き直りで本番を迎え、詩人には聴いていただきました。私の感ずる限り、良い反応だった事がやはり嬉しかったです。林さんご自身が歌を歌われるので、是非歌ってみたい・・・と思われた事が、その証かと思います。
 ハーモニカに関しては、オリジナルを絶対に書いていきたいなと心から思った瞬間でした。ムジカーザというサロンは、ハーモニカにはぴったりだったのかもしれません。
 40年前の歌曲作曲の原点「にじ」から、年代を追ってのバリトン石鍋多加史さんの歌とお話は、自分のことなのに客観的に聴いている事が摩訶不思議な感覚で、40年間書いて来られたことが、やはり嬉しかった!が本心なのかもしれません。
 自作品コンサートも20回目が終ってしまった!ヌクヌクの気持ちに浸り過ぎないで、次はまた始めの一歩!の気持ちで、今は来年の4月の新作の曲作りに気持ちを注ぐ毎日にしたいです。
 演奏者、スタッフの皆様、ありがとうございました。そしていらして下さった方々、ありがとうございました!!!
    気分はヌクヌク フワッフワ!
    身体はクタクタ フラッフラ!
    頭はボケッ! 心はシャキッ! 
    回復力の 遅さにガクッ!
      10月6日 ご近所の金木犀に酔いしれているハナモモでした。

アルタン・ツェツェグのこもりうた

2011.09.25


アルタン・ツェツェグのこもりうた


 台風一過と共に、一気に秋がやって来た・・・って感じの数日に、涼しくなればなるで、寒い季節に向かう寂しさに、暑い夏が懐かしいと即思う人間の勝手さに、と言うか私の勝手さに、ほんとに呆れてしまいます。

 余りの夏の暑さに、私のお花達は綺麗に片付けられ、沢山の鉢達は、秋から冬へのお花がやって来るのを待っています。しばし、お待ちを・・・!!

 23日に、NHK児童合唱団の卒団生で編成されている、N・F・レディースシンガーズのコンサートに行って来ました。昨年10月のアジア音楽祭の時にも古橋富士雄さんの指揮で初演していただきました。今回はアンコールの演奏でしたが、曲を書いた私としては、本当に素敵なこれ以上無い透明感いっぱいな演奏に、唖然!この曲を書いて良かった・・・とつくづく思った瞬間でした。

 自画自賛するのって決して美しくないと思いつつ、いや・・・ホントに良かったんですよ。世の中のどんな汚らしく、見難い出来事も、全部許せちゃうような、ちょっと神様になってしまったような・・・。

 ここまで思える演奏をしてくださった合唱団に感謝のみです。

 何事もなかったような演奏。さりげなく、スーっと通り過ぎていくような、透き通った音が欲しい。確かに要求するのは簡単ですよね。それでいて、印象には残って欲しい。それが全部叶ったかもしれない今回の演奏でした。

 自作品コンサート「茜色の秋 詩音 音音」まで、ちょうど一週間、演奏家それぞれがお尻に火がつき、私はその演奏を待つばかり。

 それが済んだら、何のお花を植えようかな?と思案中の毎日です。

    9月25日 気候も爽やか、気分も爽やか、素敵な秋のハナモモでした。

「老い」を「進化」に変えるって素敵な言葉

2011.08.27

「老い」を「進化」に変えるって素敵な言葉

ここ最近のお天気のコロコロ変化に付いて行くって、なかなか大変ですね。

 先日、不思議な風景を見ました。家の中から少し向こうを眺める空は、真っ青でギラギラの太陽!!しかし、自分のいる建物の上からは滝のような雨。ガラスを打ち付ける程の大雨。そしてあっという間に黒い雨雲は移動し始め、向こうには雨が降り、こちらにはお日様が・・・。ここまではっきり違いのあるお天気を体験したのは初めてかもしれません。

 涼しくなったり、暑さが戻ったり、年々この変化についていけないなあって思うのは年齢のせい?老いるって、こういう事か・・・と妙に納得したくはないが。

 そこで思い出したのが、手帳にメモしておいてあった事。

 朝日新聞の6月27日のエッセーでとても印象に残り、尚かつ元気をもらったと言うか、ちょっと自信を持って進もうかなと思えたお話。

 作家の篠田節子さんが書かれていた文がとても素敵だったのでした。「老い」を「進化」に変えるのは、ひたすら何かを創り続ける行為。バッハの人生がそう教え、証明してくれている気がするんです。

 バッハの未完の大作「フーガの技法」にはもはや楽器の指定もない。究極の哲学性、抽象の世界に達している。

 このバッハの作品から、「老い」を「進化」に変えるとの発想に、もの凄く感激したのです。って、私がバッハ大先生と同じとは、もちろん思いませんし、比較の対象にならないことくらい百も承知しています。

 でも・・・でも、作曲を続ければ、何とか「老い」を遅らす事は出来るのではと安易に思うのは早とちりなのかなあ・・・。

 確かに受け身の生活より、何かを必死に考えて創り出そうと思う方が、頭は使うしなあ・・とかなり納得しているのです。

 で、今はこの蒸し暑さと闘いながら、前向きな毎日を過ごしている訳です。

    「老い」「老い」って言うけれど

    うるさく周りが言わなけりゃ

    意外に気にせず過ごしているのに

    物事だけを見つめて行こうよ!

         8月27日 涼しい秋を待ち望むハナモモでした。

アジア音楽祭「こどもたちへ」終りました!

2011.08.05

アジア音楽祭「こどもたちへ」終りました!

 サルスベリの美しい今の時期、色とりどりのサルスベリはほんとに美しい。当たり前かもしれないけど、どれとして同じ色を見かけない。微妙に違うピンク、紫、藤色、白。白でさえ微妙な違いに、フ~~~~~ッとため息が出てしまったり。
 3月に開催中止となった「こどもたちへ」が、アジア音楽祭の中で無事に終わりました。急に開催が決まった事も関係してか、お客様はちょっと少なかったけど、何と言っても文京シビックの大ホール(1800収容)でピアノが弾けた事が素敵な体験でした。そしてコンサートに協力してくださった桐朋の音楽教室の皆さんに、コンサートが無かった事にならなかった事が、ほんとに良かったと思っています。
 私の曲で共演してくださったRちゃんは、とてもしとやかなお嬢さんで、何度かの合わせ練習でもほとんどお話されず、でもピアノを弾きながら心は伝わってくるから全く困る事はありませんでした。でも、びっくりなんです。当日の練習室でのリハから、別人のように私の方へ向いて来ているのが分かり、そこからは急速に接近してきてくださって、心は全開!本番はとっても楽しかった!って言葉が一番ぴったりの演奏であったと思います。もっと、もっと弾いていたかった・・と。
 そして本番に強いRちゃんに私が終始支えられていた事は、間違い無し!と言ったところです。
 組曲としての「空って不思議!」の完成がいつになるかは分かりませんが、次回の来年3月に行われるプログラムには「虹色のお散歩」(strolls in iridescent)を予定しています。いつもタイトル英訳をお願いしている、このホームページ制作者のKさんには、頭が上がりません。でもいつも素敵な英訳、周りの人に「凄いなあ!」「いいよねぇ!」と言われる度に、私は自分で英訳したのでもないのに、控えめにしながらも、しっかり図々しく自慢顔になっているのは隠せません。
 Kさん!ありがとうございます!心から感謝しています!ほんとですから・・。
8月5日 夏の行事が一つずつこなされて行く快感を感じているハナモモでした。

Tone Tone Concert 終りました!!

2011.07.27

Tone Tone Concert 終りました!!

 ほおずきとフウセンカズラの鉢に囲まれてのコンサート。可愛いほうずきと風船に囲まれて・・・となるはずが、植物は生き物です。ほうずきはまだ色付きが少なく、フウセンカズラは小さな白い花は咲いているけど風船が実るには生育が間に合わず・・・という事で、スタージは緑一色の静かな雰囲気となりました。でもそこで思った事、今年は猛暑から身を守るための、「緑のカーテン」がブームになっています。ゴーヤ、朝顔など、蔓性植物のブームとか。壁に這わすだけで、壁際の気温を10度も下げる事が出来るんですって・・・。毎年、挑戦しようかと思いつつ、まだ実現には遠く。
 緑一色の中、「見上げてごらん夜の星を」をフルートの演奏で幕開けしました。震災後のテレビで、タレントがリレーで盛んに歌っていた歌の一つです。それを思い出し、震災で揺れている同じ日本の中にいて、コンサート出来る事への感謝の気持ちを込めて、皆が必ず耳にしているこの曲で、オープニングしたいと思ったのでした。
 そして、風船やほうずきの代わりをしてくれてるのかな?と思える、4歳の子供たちの色とりどりのドレスのヴァイオリンの演奏・・・?いや、パフォーマンス。そう、ここから始まるんですよという、ほんとに素敵なプログラムの始まりでした。
 どんな人達も、始めから達者に楽器を操れる訳では、もちろんありません。そんな当たり前のことを、今回のステージでは教えられたような気がします。
 人それぞれの音楽の向き合い方、人と比較するのでなく、それぞれを披露するというこのコンサートのコンセプトに間違いはなかったと認識新たにしました。
 そして、一番確信したのは、音楽するのに不可能はない!・・・と、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、そう思った事は確かです。
 3人の作曲作品の発表がありました。皆、それぞれに曲を書く背景は違います。
中でも、ピアノ、ヴァイオリンを長くたしなんできた方が、一昨年のこのコンサート後から作曲を始め、昨年はピアノ曲を書いて自演しました。私がレッスンをしていて感じた事は、彼女の中には長く関わって来た弦楽器が流れているんだなあ・・・という事。それを生かした曲を書くレールを敷かねばと思い、二人のヴァイオリンとピアノの為の曲を書く事を勧めました。そんなの無理!無理!なんて言いながら。そして、ヴァイオリンの一つのパートは自分で弾く事。それ以外は、このコンサートに関わっている先生に協力を得る事。ご本人は、先生に弾いていただくなんて・・・と及び腰でしたが、それが可能なのがこのコンサートなんだからと、この考えは間違っていませんでした。曲が出来上がり、演奏がなされ、曲を書いたご本人が、未だに成し遂げちゃった事が信じられないと、不思議の塊のような状態なのが、見ていて私はとても面白かった。
 作曲にせよ、ピアノにせよ、レッスンをするって事は、生徒さんの演奏なり、作品を見たり聴いたりしながら、自分への忠告をしているんだなといつも思います。
 そんな意味からも、このコンサートは開催する必要が多いにあるのだと、自信を持って来年に向かおうとスタートしたところです。
 7月27日 生徒さんと同じくらい進歩したいと願っているハナモモでした。

暑中お見舞い申し上げたいですねえ・・・!!!

2011.07.13

暑中お見舞い申し上げたいですねえ・・・!!!

 ピンクのキョウチクトウ、オレンジ色のノウゼンカズラ、濃いピンクのタチアオイ、その中で緑と白のコントラスト鮮やかな半夏生を、今年も遊歩道で楽しんでいます。
 10数日早い梅雨明け?梅雨入りしたのも早いから、さもありなん・・・なんですが、何ヶ月も夏を体感しているようなここ最近、これからが本格的な夏なんだと思うと、少々気持ちがめげると言うか、萎える言うか、集中力がぶっ飛ぶと言うか・・・、イェイ!と気合いを入れながら一日を始めているのは私だけではないですよね・・きっと。
 6月末に、詩人の友人、星乃ミミナさんを仙台にお見舞いしてきました。もっと早くに行きたかったのですが、ミミナさんが許してくれず、震災後3ヶ月半後の訪問となりました。
 ミミナさんと一晩中お話したり、知り合いの報道関係の方々にお会いしたり。
 何と表現したら良いのか、適当な言葉が見つかりませんが、実際に震災を体験なさった、そして今もその現場に居る方々の言葉は重い。報道関係の方々は、もともといろいろな事故、事件等の現場を見ての心の整理の仕方など会得しているはずと多分ご本人も思っていらしたのでしょうが、実際、今も悲惨な状況の現場に行った日は眠れなかったり、トラウマになっていたり・・の状態のようです。
 心も身体も頑健なはずの方々が、どこかで心が折れてしまうのでは・・・?と、ふと思ったのが、今回訪問した一番の感想でした。
 でも、お見舞い訪問はとても喜んでいただき、その時、私は思ったのでした。
 私が出来る募金等たかが知れています。そのささやかな募金も、とっても信じていた日赤でさえ、手数料を4割も取ってしまうと言う現実。腹立たしいし、いつ被災者に渡るか分からない募金をするくらいなら、被災しながらボランティアに励んでいる友人知人を訪問して、何もしてあげられないけど、お話をじっと聞いて差し上げる・・・これももしかしたら支援のひとつかなと思ったのでした。
 そんな事を心に抱きながら、10月のコンサートのチラシ、チケットのデザイン校正をしたり、来年の「こどもたちへ」の新曲を書き上げなければ・・と焦ったり、今月31日(日)のアジア音楽祭の中に滑り込ませていただいた、3月に中止延期となっていた「こどもたちへ」のチケット販売に頑張ったり、いろいろ忙しなく出来る事へ感謝一杯の毎日です。
 被災地の皆さんの復興への道の向こうが早く見えますように!
 7月13日  作曲家に出来る支援は何?と常に考えているハナモモでした。

こどもたちへ」と連弾曲への思い

2011.06.18

こどもたちへ」と連弾曲への思い

今の遊歩道を飾る花、もちろん紫陽花。その紫陽花と共に気になる黄色い花、二種類。毎年この時期に調べては、何故か名前が覚えられない。その名を「ビヨウヤナギ(末央柳)」と「キンシバイ(金糸梅)」どちらもオトギリソウ科のお花です。ビヨウヤナギの方がちょっと大きめのお花です。見る度に何故だか嬉しくなるのです。黄色いお花は元気をくれます。是非一度、気に留めて見てください。
 3月の震災直後に予定されていた、作曲家協議会主催の「こどもたちへ」は、こどもの安全を確保出来る保障がないため、公演中止となりました。しかし、そのまま開催しないのは、いろいろな意味で勿体ないという事から、7月31日のアジア音楽祭に割り込ませる事が出来る事になりました。
 「こどもたちへ」は毎年開催される、作曲家の自作自演のピアノコンサート。ソロあり、連弾曲あり・・・で、作曲家にとっては人前で演奏しなくてはならないのは、なかなか大変な事でして・・・。
 ひとりで弾くのが嫌なので、私はずっと連弾曲で参加しています。と言うより、大好きな連弾曲のレパートリーを増やしたいと思っている訳です。
 タイトルは「夜空へのこもりうた」。昨年から組曲を目指して曲を書いています。組曲タイトルは『空って不思議!』昨年の「雲がふわり」に続き、今回の「夜空へのこもりうた」。そして、「虹色のお散歩」「夕焼けアッチッチ!」「お星さまキララ」「お空のなみだ」などと続く予定です。
 この組曲が纏まった暁には、自作品コンサートで是非とも演奏したいなあと思うのです。そして一番今考えていることは、連弾曲演奏のためのピアニストの問題。コモモさんにはもちろん弾いてもらうのですが、子育て中のコモモさんと連弾合わせを充分に出来るピアニストを探さねば・・・が一番に心悩ますところです。
 「こどもたちへ」に向けて書かれている訳ですから、むしろお相手はこどもでもいいのかな・・・と思ったりもしています。現に初演は小学生にお手伝いいただいている訳ですから。自作品コンサートにこどもが出演も悪くないかな・・と。
 もともとこどもの歌が書きたくて作曲始めたんだし、常にこどものことは頭に有る訳ですから、その大好きな”こども”が出演するのも有りかな・・・と今思いながら、そしてハナモモだよりを書きながら、かなり本気になってきている自分が面白かったり・・・!!!本気で考えてみよう!
     こども こども こども 
     いいよねえ 純粋で
     こども こども こども
     まっさらで 素敵だよねえ
     こども こども こども
     私も ず~っと ず~っと ず~っと
     その まっさらで いたい
6月17日 コンサートにこども出演・・・イメージ溢れ過ぎのハナモモでした。

来年4月の「桜色の思い」の準備!準備!

2011.05.23

来年4月の「桜色の思い」の準備!準備!

 真夏日から一気に今日は寒さを感じる一日となってしまいました。やっと先週末に遅ればせながら衣替えをしたのに・・・と、ちょっと恨めしく思ったり。
 遊歩道を歩くと、紫陽花の蕾が日に日に育っていく風景にちょっとワクワク。数年前から、何故かそれまでは余り興味のなかった紫陽花が目につくようになったのです。それからは、あちこちで紫陽花を分けていただき、それをしっかり挿し木にしては今年は咲くかな?って毎日眺めるのが楽しみなのです。7鉢のうち、一つを除きバッチリ蕾が育ってきています。ひとつだけは葉はしっかり茂っているのですが、蕾がまだ見当たりません。昨年もそのような鉢があったから、今年は咲く気分ではないのかな?と・・・。
 10月のコンサートの作品は、ほぼ出揃い(ビートルズがほんの少しひっかかっていますが時間の問題)気持ちは来年4月へ飛んでます。
 数日前に、次の歌曲の詩人、宮田滋子さんと久しぶりにお会いしていろいろお話いたしました。宮田さんからは、すでに、昨年のうちに詩はいただいており、17編のうちの8編を書かせていただくことにしました。「花と愛のソネット」という組曲タイトルです。花を巡る季節を歌い、花の思いを歌い、愛の花をふりまき、歌は花である・・・と、曲は進んで行く予定です。今はまだ具体的に音はないけれど、ワクワク感は確かにあるのです。
 宮田さんは、その他に言葉遊び歌もいくつか書いてくださっています。ユーモアたっぷりの言葉たち。その言葉たちと遊ぶのも夢ではないのです。
 向き合える詩に囲まれている幸せ。余計な事に時間を使わずに、時間は有効に使いたい。余裕を持つ程、若くないのだから・・・。
      5月23日 無尽蔵に時間を欲しいと思うハナモモでした。

”嬉しいお知らせ”と”世界中のキッチンで”

2011.05.01

”嬉しいお知らせ”と”世界中のキッチンで”

 五月になってしまいました。さくらが散り、八重桜も散り、つつじ、ハナミズキ、姫空木(ヒメウツギ)、こでまりが咲き乱れ、さくらと同じ頃に咲いていたユキヤナギもまだまだ美しい。やはりお花が一番映える季節は春!!!・・かな?って書きながら、どの季節も素敵よ!って言う声も自分の中から聞こえてきます。
 嬉しいお知らせがふたつありました。ひとつは、昨年発表したピアノ連弾曲「雲がふわり」が、ピティナ・ピアノコンペティションの課題曲に選ばれました。連弾は私なりに力を注いで書いているので、やはり選ばれるのはとても嬉しい事です。
 そして、もうひとつは、やはり昨年発表した児童合唱曲「空がわらう」が、日本伝統文化振興財団制作のCDに入れていただける事になりました。この曲はココモモさんが生まれた記念に、詩人の星乃ミミナさんが詩を書いてくださり、NHK児童合唱団が初演してくださいました。
 単純に、選ばれるって嬉しいなって思います。
 そして24日の日曜日に、佐藤雅子詩「世界中のキッチンで」が、船橋のコーロ・ラルゴという女声合唱団により演奏されました。この組曲は2008年に、石鍋多加史さんと塩野雅子さんの二重唱により初演されました。コーロ・ラルゴは石鍋さんが指導なさっています。この曲を取り上げると聞いた時、女声合唱ではちょっと無理ではないかな・・・と思いました。案の定、団員は苦労の連続だったらしく、かなり大変な思いをしたそうです。でも・・・でも、本番を終えて、その達成感は口では言えない程のものがあったようです。
 私も聴かせていただいて、なあるほどって思う所がいっぱいありました。それはもちろん、石鍋さんがとっても工夫して指導なさったお陰なんですが。
 連休は10月演奏予定の林望詩「花のうた」の清書に漕ぎ着けました。目標を定めないと作品は出来ない・・・と、つくづく思う毎日です。
 地震で被災されている東北の方々の事を思う時、何不自由なく過ごしている自分に罪悪感を感じるのは、私だけではないようですね。ほんの少しでも復興の道を歩み始められる事を願ってしまいます。
 5月1日 新曲清書の時に感じるホッと感がなかなか感じ難いハナモモでした。

気がつけば・・・・さくら満開!

2011.04.07


気がつけば・・・・さくら満開!

 東京は桜満開宣言が、昨日出されました。昨日はコモモさんとココモモさんと3人で、北沢川緑道、目黒川緑道の桜を追いかけながら、中目黒までを散策しました。見事な桜に身体の緊張が僅かですがほぐれたような気持ちになれました。
 桜って不思議なお花ですね。と、毎年思うんです。蕾の時期も、どのくらいの大きさになったかな?とか、あとどのくらいで開花宣言が出されるかな?とか、そのワクワク感がたまらないお花が桜なんです・・・が、今年はそのワクワク感を味わう間もなく、気がついたら咲いていた!・・と思われた方、沢山いらっしゃいますよね。
 地震から一ヶ月、被災地の方々を思うと何も言えませんが、東京にいる私たちも何らかの思いを持ちながらの毎日のように思います。
 余震に不安を感じ、それが常に身体が揺れているような地震酔いに悩まされ、何でこんなに疲れるのかわからない疲労感。被災地のニュースを見ては、唖然!として、私に出来る事って、僅かな募金、節電、買い占めはしない・・くらいだけだなあと、人間の無力さ加減に疲れているのかもしれません。
 そんな中、地震直後はどうしようかと迷っていた、今年7月の恒例の発表会、そして10月の自作品コンサートは開催に向かう事に決めました。
 やはり今出来る事、いましか出来ない事はやっておかねばと思ったのです。東京もかなり揺れました。でも、こうやってハナモモだよりも書けるし、毎日普通に暮らせるのです。ですから、決めた事は実行に移すのみ!だと。
 新曲、林望詩『花のうた』全7曲、今進行中です。7曲目、最終曲に取りかかっています。
  1・うめ 2・すみれ 3・さくら 4・わすれなぐさ 5・べごにあ 
  6・あじさい 7・つゆくさ
 大好きな花をテーマに書いた組曲は、ピアノ曲『想い』 歌曲は宮田滋子詩『花それぞれに』そして今回の『花のうた』が、3作目です。人それぞれ花に対する思い、寄り添い方、感じ方、当たり前ですけど”それぞれ”です。その”それぞれ”に対峙する私は一人なんですが、その時々に感じ方の変わる自分が面白かったり。
 今回の『花のうた』を終えたら、また”花”が待っています。宮田滋子さんが「花と愛のソネット」を、昨年の夏に書いてくださいました。14編をいくつにしぼるかが、次の課題なのです。
 そして、ずっと思い続けているピアノ曲『想い』の次を考えています。水彩画家の阿見みどりさんの書かれる万葉野の花を題材に、ピアノ曲を書こうかなと思ったりしています。こう書きながらも、全く自信はありません。果たして書けるのだろうか?と自問した時に、何か無理っぽいよねえ・・という心の返事が今の段階では大きく聞こえたりしています。でも、私自身はとっても書きたいのです。絶対に書きたいのですよ!!!
 地震酔いに負けないようにと、毎日体調管理と闘っているような日々とは、早くおさらばしたいですねえ。
  桜 サクラ さくら 櫻
  どれも同じ いや違うでしょ
  どう違うって?
  それは それぞれの
  こころのありかた
  ほんとう?
  いや、わかりません!知りませんよ!
  でも 違うような・・・
 4月7日 作品を書くために、花を愛でる心をもっと探りたいハナモモでした。

東日本大震災お見舞い申し上げます。

2011.03.20

東日本大震災お見舞い申し上げます。

 大震災から1週間、これをお読み下さっている方々は、いかがお過ごしでしょうか?ハナモモだより等を暢気に書いている場合ではないのかもしれません。
 地震の1時間程前に、仙台の方とメールでやり取りをしていました。8月に仙台に行く事になったから・・・とお伝えするメールでした。その1時間後に大揺れに揺れ、翌日まで携帯も繋がらず、でも、奇跡的に一人と繋がり声を聞き、ほっとしました。と言っても、大変な毎日が待っている訳です。
 東京もそれなりに揺れましたし、今も余震もありますし、揺れていないときも揺れているような、嫌な気分の毎日ですが、贅沢は言えません。そして、心苦しく思うのは、被災した方々に何もして差し上げられない事です。いくら考えても私に出来る事が見つかりません。買い占めをしないこと、節電をすることくらいで。
 21日は毎年恒例の日本作曲家協議会主催の「こどもたちへ」が開催される予定でした。作曲家自作自演の、こどものためのピアノ曲新曲コンサートです。結局中止になりました。良かったと思います。その結論に達するまでに、実行委員、理事の間で、様々な意見が錯綜しました。こういう時だからこそ、やるべきだ!という意見。一理あると思います。でも、でも、出演者、観客に子どもが関わっている催しを、この事態の時に開催して何かあった時に誰が責任を持つと言うの?という疑問を、私は皆が持つと思っていました。そうではなかったです。やはり人にはそれぞれの考え方があるんだ!と、再認識した一幕でした。
 開催中止のもうひとつの大きな理由は、電力を無駄に使ってはいけないのでは?との考えも大きな理由のひとつでした。作曲家が作曲発表の場を失ったのは残念ですが、今のこの緊急事態では仕方のない事だと思います。
 そこで、怒り心頭なのが、プロ野球の公式戦です。私は大の巨人ファンです。その巨人がドームで野球をすると言うのです。ドームはナイターだろうが、昼間だろうが、電力消費量は半端でないことなど、小学生でも分かる事。野球選手の活躍が元気を与える!などと生半可な状況でないことくらい分からない、分かろうとしない巨人等応援はしません。と言うか、野球は無視ですよ!
 聞く所によると、選手は試合に消極的、いつも非常識はお決まりの人ですよね。怒っているのは私だけではないようですので、これで開催したら、観客はドームに行かない!読売新聞購読拒否!くらいの行動に出て欲しいと思っています。それ以前に、選手がストライキを!・・・と望んでいるのは私だけではないと思います。
 私でも出来る事は何か?を考えながら、節電!買い占めはしない!を実行するくらいしか思いつかない自分が情けないです。
  もしかして 節電生活 普通かも
   無駄!  無駄!無駄!  無駄!ばかり
  目を覚ましなさい!と 神様は言う
   3月20日 人間って無力と毎日思い知らされているハナモモでした。

♪あっという間の1週間に唖然!!!♪

2011.03.07

♪あっという間の1週間に唖然!!!♪

     あっという間の1週間に唖然!!!
 今日7日の月曜日、朝の11時、外は雪が降っています。起きたときは雨でした。いつ雪に変わるか・・と、あっという間に雪になりましたねえ・・。最近の月曜日は雪になる事が多い?きちんと降ったり、チラチラ程度だったり。
 昨日は暖かでコート無しでも歩けました。そんな日は一日も早く、お花をバッチリ植え替えたいと思いながら、それが叶わない忙しなさを恨んだり。そして今日のように雪がそれなりの雰囲気で積もってくると、やはり植え替えしなくて良かったのだ!と納得したり・・と、毎日一喜一憂している自分が可笑しいし、調子いいヤツだなあと思ったり。
 3月に入っての1週間は、私何をやっていたのだろう?と言う毎日でした。毎日が日替わりいろいろで。
 1日は、10月のコンサートへ向けての、再演曲の確認に、バリトンの石鍋さんが来ました。久しぶりに私がピアノを弾いて歌ってくださいました。私にとっては再演でも、石鍋さんに取っては初演の曲もあったりで、愉しかったですよ。当たり前の事だけど、演奏者が代わるとこんなにも違った雰囲気になるんだ・・と、今更ではないのですが、再認識しました。10月が楽しみになってきました。
 2日は、ご主人が東京から岐阜へ転勤なさりレッスンにこられなくなった方が、レッスンに通い始めたのです。岐阜から東京にですよ!趣味で映画音楽とかなどを自分流にピアノにアレンジしたいと頑張っておられた方で、お引っ越しする時に絶対レッスンに来ます!と言って、岐阜に行かれました。私はまさか本当に通うとは、半分は信じていませんでした。信じていないといと言うか、余りに大変な事でしょう?と言う思いでした。月1回は通うと言ってらっしゃるので、私は精一杯出来る事をして差し上げたいと、普段以上に思った一日でした。
 3日は、CARS(楽譜コピー問題協議会)の検討会がありました。2004年に発足して7年、終わりのない闘いと言うか、これぞ啓蒙活動の見本のようなものだなあとつくづく思いながら、地道に伝道して行っていると言うのが、最近の私の感想です。私は伝道師?
 4日は、赤ちゃんとお母さんのコンサートでコモモさんとピアノ連弾をしてきました。今年もコモモさんちのお嬢さんは、自分のお母さんが何故?他のお母さんとお子さんのように、自分と一緒にいないで、ピアノを弾いているのかが理解出来なくて、地団駄踏んで悔しがって私の姪を手こずらせていたみたいです。親子共に試練の時のようでした。よその母子のためにコンサートをやって、自分の子どもに試練を与え、どうなっているんだろう?って思う方もいるでしょうね。私は祖母として、そういうこともあって子どもは育つと思っています。お母さんは遊びでやっているのではない・・・と感じる時がすぐ来ると思っていますから、かかわれる時に思いっきり遊びまくる・・それでいいんですよ・・と思っています。
 5日は、石鍋さんの指導なさるコーラスのコンサートに行ってきました。私のソロ曲を10曲、二部合唱にアレンジした作品を歌っていただきました。3ステージあって、その真ん中に演奏されたんですが、自画自賛という訳でなく、合唱としての響きが一番良かったように思いました。それに曲の思いが一番伝わって来たようにも思いました。
 6日は、21日開催される作曲家自作自演の「こどもたちへ」の新曲連弾の合わせをしました。小学3年生のお嬢さんとの合わせ。ド緊張の一瞬でした。こどもにとっては作曲家と初演演奏が出来るという体験が、惨めに終らないようにと思うと、私のせいで演奏をとちることだけは避けなくてはと強く思うのです。こどもは本番に強いですから、いざとなったら私がこどもによりかかろう・・などと、思ったり。
 こうやって1週間が過ぎ、もちろん音楽に関係した事柄ばかりの忙しなさだったのですが、一日も出掛けない1週間があってもいいかな・・と、ささやかな夢を希望しているハナモモがいました。
      音楽
      音楽   
      音楽
      と、
      関われる幸せ
      かつては夢みた この事態
      まあ そうなんだけど・・・
      年齢との折り合いが
      今イチ チグハグ
      体力が欲しい!!!
  3月7日  雪を見ながら今日も頑張るぞ!のハナモモでした!!

2月は逃げる!

2011.02.25

2月は逃げる!

 2月は逃げるって、ほんとにその通りですね。あの、長かった1月は何だったんだあ・・・と思ったり。
 今日(25日)は春を通り越し、初夏・・はちょっと大げさですけど、暖かかったです。お花達に、やっと少しは柔らかい雰囲気をまき散らしてもらえるのでは?と期待したりして・・・。
 寒い冬の途中にささやかに植え替えたデージーが、それは気持ち良くスキッと咲いてくれています。いつも行くお花やさんの片隅に、何故か安くなった残り苗16株をそっくりいただいて来たのが大正解!何で、あんなに安くなっていたのかが、いまだに分かりません。あれはきっと私への贈り物だったに違いない!と勝手に思っています。
 白い冬コンサートから、あっという間にやがて一ヶ月が過ぎてしまおうとしています。10月の”茜色の秋”に向けて、もちろんスタートしています。
 今は、歌曲新曲「花のうた」(仮題)全7曲。詩は林望さん。8年前に書いていただいた詩を何とも長い間放置していまして・・・放置ではなくて、ずっと気になり、書ける時が来るかなあ・・から、だんだん書けるかも・・・に変化し、昨年10月ころに、よし!書こう!・・・になって、現在進行中というわけです。
 今度のコンサート出演は二人のハーモニカ、バリトン、ピアノです。プログラムは、元々二本のフルートとピアノのために書いた曲をハーモニカとピアノで。そして今回の為にアレンジしたビートルズの作品をやはりハーモニカとピアノで。歌曲は新曲の「花のうた」と再演の曲を10~11曲ほど。
 自作品コンサートでのアレンジ曲発表は初体験です。私の中では、新曲を書くことも、アレンジ曲を書くことも感覚は同じ・・というところから、アレンジ曲もプログラムに入れてもいいかなと思うようになりました。
 今回のプログラムの中に私の歌曲作品の原点となる「にじ」という曲があります。いつ作られたか調べてみたら、な・何と1971年でした。40年前なのです。40年ってすごいなあ・・・と思ったり。何がすごいんだかわかりませんが、よく続いているなあ・・と。
 今更有名になりたいとか、目立ちたいとかは一切ありませんが、純粋にただただ書き続けていきたいなあ・・と、心から思う毎日なのです。そして、ささやかでも聴きにいらしてくださる方がいてくださるうちは、コンサートをしたいかなあ・・と。
 1月のコンサートを終えて、今まで以上に書きたい気持ちがパワーアップ!空回りしないように、書き進めて行きたいと思っている今日この頃です。
     40年前の「にじ」を弾き
     初心に返った一瞬を
     いえ 
     初心を思い出した一瞬を
     大事にしたいと しまい込む
     しとやかな心 さわやかな気分
 2月25日  今年もどうやら花粉症と闘い始めたハナモモでした

「白い冬 詩音 詩音」終りました!!!

2011.02.04

「白い冬 詩音 詩音」終りました!!!

 コンサート当日、朝は快晴、そして午後になりだんだん雲が出てきて、3時頃に雪がチラチラ!えっ?白い冬そのまんまになってしまうの?そう思っているうちに止んで、空が段々明るくなって来ました。そして私は気がつきませんでしたが、夕方はとっても綺麗な夕焼けだったそうです。
 ムジカーザでのコンサート、素敵に終りました。って、自画自賛してどうする? 
 大好きなお花も素敵に飾られ、白とグリーンのアレンジの前に立つと、何だか花嫁さんになったような気分。清楚な雰囲気と柔らかな香りに包まれて、コンサートは始まりました。
 今更ではありませんが、今回は今まで以上にリハーサルに立ち会わないで向かえたコンサートでした。ですから、私自身もお客様とほとんど同じ心境でお席に座りました。オープニングの「ダイヤモンド・ダスト」が始まった途端、昨年の4月の父の命日に、今日という日を決めた事、塩野さんとプログラミングについての話し合いを何度もした事・・・と言っても、曲目の主導権は塩野さん。何故?って、私は何を歌っていただけても自作品ですから嬉しい事に違いは無い訳です。
 今までの18回のコンサートがあったから今回の19回目があるという、ごく当たり前の事を実感出来た事も幸せな事でした。スタッフも演奏者も、ホールは始めてのところですが、それぞれの存在が本番に向けて一つになって行く・・・そんな事を感じられるのが、積み重ねた事の大きな事なのかな・・と嬉しかったですね。 
 ムジカーザでのシリーズ化の第一回目、思っていた通り・・と言うか、それ以上のお客様からの、あったかくて楽しかったという感想の声に、次を思うと、また不安がのしかかって来るのは、私のいつものパターン。でも、そこで、私のいつも信条にしている、過去は過去。いつも今をどれだけ精一杯出来るか、これが最初で最後の気持ち。このモットーを思い出し、10月に向けてスタートしたという訳です。
 あのムジカーザの空間を、全く別の雰囲気に仕上げる楽しみ。それにはまだ書き上げていない作品を仕上げねば・・・と、心地良い余韻を取払いながら、心を引き締めているところです。
     白い冬 
     詩音 詩音と余韻に浸り
     ドキッ!っと目の前 茜色の秋
     詩音 音音に一目散
     スタッフの皆さん どうぞよろしく
   2月4日  風邪の神と何とか手を繋ぎたくないハナモモでした。

♪新しい年となりました♪

2011.01.09

♪新しい年となりました♪

 新しい年、早くも9日となってしまいました。暮からずっと良いお天気が続き、それは嬉しいのですが、いつもの年より寒いんでしょうね。我が家のガーデンシクラメン、冬でもしおれる事はなかったのですが、数日続いた寒さで元気がありませんでした。今朝、久しぶりに暖かめのためか、シャキッとした花姿に戻っていてちょっと安心したり。

 ウォーキングをして、立派な霜柱に遭遇したり、朝8時過ぎにまいた水が凍ったり、やはり相当寒い今年の冬のようです。

 2日に、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムでの「モネとジヴェルニーの画家たち」を観てきました。大好きなモネを楽しみに行って来て、でも何か物足りない気分で帰って来ました。何が物足りなくしてしまったのか考えて、理由ははっきりしているのです。ジヴェルニーの画家たちの作品のほとんどがモネを神髄しての画風であることが、モネの贋作を見せられているような気分になってしまって、モネそのものが違って観えてしまった事が原因かな?と思ったのでした。

 どんな作品の中にいても、モネはモネのはずなのに、大好きなポーラ美術館所蔵の「ジヴェルニーの冬」までもが、何か感動が薄れてしまったのは、どうして?って不思議な気分でした。

 好きなものも、置かれる立場によって、違って観えるって、あるのかなあ・・?それとも、私がそれ程好きでなくなってしまったのかなあ?と、ちょっと意外な間隔に戸惑っている事は確かです。

 で、思った事。コンサートに置き換えたとき、プログラムの組み方によっては、同じ音楽も違って聞こえるってあるんだろうなあ・・と。今月30日に迎える「白い冬 詩音 詩音」のプログラムを見直した時、ほっとしている自分が居る事に取り敢えず安心したり。

 今週から毎週、リハが続きます。昨年暮れの我が家でのリハを聴きながら、演奏者がまだまだ模索中で、それを聴いた時に、詩、音楽共に捉え方ってそれぞれなんだなあ・・と、自作品が新鮮に思えた瞬間もあったりで、本番の日がますます楽しみになってきました。

 白い冬と名付けてのコンサート、今年の寒さでは本番の日に雪が降ったりがあるのでは?と、心配と期待とが入り混じった複雑な心境でその日を迎えるのが、目に見えている感じです。やはり晴れて欲しいかな?



  白い冬 雪もイメージしましたが 

  景色ではなく 気持ちの問題

  まっさら気分で ムジカーザスタート

       1月9日 毎日霜柱に感動しているハナモモでした。

言葉(文字)と音楽の関係

2010.12.19

言葉(文字)と音楽の関係


近所のイチョウの見事な黄色を堪能し、イチョウの黄色ってイイなあ・・と、また今年も思ってしまいました。我が家のほうきぐさ(コキア)の紅葉も終わり、もう少し華やぎが欲しいなと思う、私のお花達。仲間を増やす時間を作らねば・・と毎日思うのだけど、思い通りにならないもどかしさ・・・く・や・し・い!!!

 今回のハナモモだよりは、関わっている楽譜コピー問題協議会(CARS)のブログで発表した記事を、ハナモモだよりでも転載する事にしました。

 今、私が本気で真剣に、音楽を聴く時って、どんな風な脳みその働き方がなされているんだろう?と、考え中の事柄です。考えたからって、私の曲を書く姿勢が今すぐに変わる訳はないけれど、何かが解明されたら、ちょっとは変わるのかな?って、思ったりもしています。
 声楽曲を聴く時、器楽曲を聴く時、脳みそに違いは生じるのでしょうか?

 最近、オーケストラに英語の朗読が加わった作品を聴きました。私が語学に疎い事が大きな原因だとは思うのですが、朗読が聴こえると、ほとんど音楽が耳に入って来ない事に、途中気がつきました。一生懸命に音を聴こうとするのですが、無駄な抵抗でした。音を聴く位置にも関係あるかもしれない事と、朗読が録音されたものをPAを通しての言葉だった事も、少しは関係あるかもしれません。生音のオーケストラと機械を通した音との違い・・・。そして、そこに朗読する人が居なかった事・・・。そして日本語の詩だったら?と、条件により聴こえ方は違っていたのかもしれません。

 そこで思い出した事に、言葉と音楽を同時に聴かされた時、左脳で言葉をキャッチして、右脳が音楽をキャッチするという事。でもそれは平等に作用してくれなくて、大抵は言葉が優先になってしまうのが人間の脳みそ・・という話を聞いた事を思い出したのでした。まさに私がその状態になってしまったのかもしれません。

 いつも私は、言葉は音楽であり、音楽は言葉であると信じてきました。本を読む時、新聞を読む時、いただいた手紙を読む時、ただ文字を読むのではなく、そこにはいつも音が聞こえているように感じていました。言葉の抑揚が音楽と思っているのかもしれません。

 声楽曲と器楽曲は全く別の世界、その在り方は全く違うものと言う人もいます。私はそうは思っていません。どちらにも言葉が存在していると信じて疑いません。

 何故なら、私が大好きなピアノの曲を書く時、まず思い描くのは、音ではなく言葉です。そしてその言葉から音を探している自分がいるから・・・。

 そして歌曲を書く時に詩を読み込む作業をします。詩人はその詩に書かれていない、どんな言葉を隠し持っているのでしょう?と考えます。

 そしてちょっと不安になった事。歌曲を書く事に重きを置いている私にとって、私の書いた曲を人はどのように受け止めて、聴き止めてくださっているのだろうかという事。詩を聴き入ってしまって、音を聴いていただいていないのかな?と。

 今までは、それほど違和感なく聴いていた歌曲も、これからは聴き方が変わるのでは?と。そして今までは、きちんと人様の歌曲を聴いていたのでしょうか?と。

 左脳と右脳の不平等がもしも本当の事でしたら、それを平等に作用させる方法ってあるのかなあ・・・と、人間の身体の不思議を、今更ながら感じているところです。
この話をコモモさんにしたら、コモモさんからは思いもしなかった発言が飛び出しました。

 「私、ほとんど詩は聴いてないかも。昔流行った歌なんかでも、メロディはしっかり頭に入っているけど、この曲が一体何を歌っているのか知らない曲がほとんどだもん・・・」

 「えっ!それって右脳だけが働いているって事?あなたの左脳は何処ぞへ?」と思わず心配になったコモモさんの母でした。

    右脳左脳と騒いでみても

    所詮脳みそ 取り替えは無理

    ならば今の状態 受け入れるだけ

    無駄な抵抗 辞めるべき?

12月9日 でも、いろいろな可能性を、もしや?と期待する、ハナモモでした。

「白い冬 詩音 詩音」コンサートチラシ完成!

2010.11.18

「白い冬 詩音 詩音」コンサートチラシ完成!


近所のイチョウの葉は、まだ余り色の変化は見られませんが、私の大好きな立川の昭和記念公園は見事な黄色に覆われていると、テレビのニュース、新聞写真で見ました。是非にも行きたいと思うところなんですが、ちょっと今年も無理そうなのが何とも残念!

 白い冬コンサートのチラシが出来上がってきました。淡い藤色に牡丹雪が舞っているような・・・。いよいよ始まるな・・って感じです。

 2年2ヶ月振りのコンサート。7ヶ月前に、一気に決断し、1年に2回のムジカーザでの開催。とうとう本当に動き出してしまった!!

 今回の演奏者の塩野雅子さんとコモモさんは、この白い冬に向けて必死になっているところですが、私はと言えば、そのあとの10月のコンサートに向けてのプログラミングとか、始めて自作品のコンサートで発表するアレンジ作品のアレンジに取り組んでいます。毎度のことなんですが、演奏者とは時差があり、毎回関わるコモモさんにちょっと何かを相談したくても、目が宙を浮いてしまって、相談になりません。「そんな先の事、想像も出来なきゃ、考える事も無理!」と、言い放たれる始末です。「まっ!仕方ないか!」って訳で、チラシ郵送の準備をしようかなと思っているところです。

 今月の3日に、恒例の全国童謡歌唱コンクールのグランプリ大会が開催されました。今年25回目を迎えました。全国7箇所のブロック大会で選ばれてきた方々が競い合う訳です。ここ数年、このグランプリ大会で、私の作品で勝ち進んで来て下さる方がいらっしゃることが、やはり嬉しいな・・と思える事です。

 今年も高校3年生のお嬢さんが「ちいさなてのひらでも」を歌ってくださり、賞はいただけませんでしたが、とっても素直な演奏をしてくださり、私はとてもイイ気分でした。終了後にほんの少しでしたが、お茶をご一緒し、「1月のコンサートには絶対行きます!」と言っていただき、何だか申し訳ないなあ・・と思ったり。何故?って、山形県天童市にお住まいなのです。

 今回のように、このような形でお知り合いになった方々が、全国あちこちから毎回コンサートにいらして戴けるって、申し訳ないと思いながらも、幸せな事だなあと、つくづく思います。

 聴いて下さる方がいるから、コンサートを続けたい。新曲も書きたい。40年も曲を書いて来ると、自分一人のエネルギーでは、とても書き続けては来られなかったと心底思います。

 そして最近ふと思った事、一番曲を聴きたがっているのは、もしかして、私自身なのでは・・?と思ったのでした。いつも人の前でも臆面もなく言い放つ言葉「私は自分の曲が一番好き!」

 日本人の心は謙遜、謙譲の美徳・・の気持ちは、全くありません。だって、チケットを買っていただき、時間を割いて来てくださるのですよ。「つまらない曲ですが・・・」とは、言えませんよ。ですから、是非聴きにいらしてくださいね。

   一生懸命 書きました

   今 出来る事 惜しみなく

   いつ 最後の曲に なったとしても

   後悔だけは したくない

 11月18日  ビートルズのミッシェルと戦っているハナモモでした。

女声合唱♪♪わらべうた♪♪万葉野の花展

2010.11.03

女声合唱♪♪わらべうた♪♪万葉野の花展

木枯らし1号が吹き荒れ、猛暑からあっという間に真冬。これで体調崩さない方がおかしいですよ・・・って思いませんか?

 気候の変動で、自然が可笑しくなってきています。北の方では熊が出没したり、新宿区に住んでいる知人のお庭に、タヌキの家族が現れたり。今年の猛暑で食べる物がきちんと生息していないのが現状なんでしょうね。

 我が家のお花達も、既に鳥に食べられ始めています。いつもでしたら、お正月明けてからボチボチ食べられ始める・・・そんな感じだったのですが、既に食料難はやってきているようです。果物を置きますから、お花を食べないで・・・!!

 女声合唱で「あしたになっても」を聴いてきました。15年ほど前の作品です。ずっと私の曲を聴き続けてきて下さってる方は、最近の曲と聴き較べた時に、音が変化してきている・・とか、作風が変わってきている・・・とか言って下さる時があります。私自身はそんな感覚が全く分からず、新しく曲を書く時、何か前とは違う事をやろうかな・・・とも思いません。ただ、自分の曲のパクリはしたくないなあ・・とチラチラ思う事は本当の事です。でも、今回の「あしたになっても」を聴いた時に思った事・・・音が変化してきているのは、詩の選び方が変わってきたことに尽きるのでは・・という事。15年前に書いた曲の詩を、今読み返し曲を書いても、きっとこの曲になるだろうな・・と、確信を持てたのが私としては嬉しかった事です。

 わらべうたメドレーアレンジの初演を聴いてきました。これは本当に悩みに悩んだ作品だけに、2回公演の1回目を聴くまでは生きた心地がしませんでした。1週間程前から、自分で書いた楽譜を見直し、音を頭に描き直し、いざ出陣!って感じでしたから。日本の曲のオンパレードの最後の演奏でしたが、お客様の反応も良かったですねえ。それはアレンジの力も少しはあったと私とすれば思いたい所ですが、そうではなくて、演奏者(歌、オーボエ、ピアノ)が自分達の為に書かれたオリジナル曲という自負が、ああも演奏に現れるものなんだ・・と、当たり前って言えば当たり前なんですが、とっても新鮮な気持ちにさせてもらえました。あそこまで楽しんで演奏してもらえて、アレンジして良かったとつくづく思った瞬間でした。散々罰ゲームでアレンジさせられているって心境で書いていましたから、嬉しかったですねえ。こういう機会をいただけた事に、今は感謝です。

 そして、鎌倉での「阿見みどり 万葉野の花展」に行ってきました。昨年、一昨年と行かれなかったので、今年こそはと楽しみにしていたんです。

 見た途端、「あれ?今までとちょっと違う?」と、思わず阿見さんにお聞きしてしまいました。「和紙ではなく、昨年から絹に描いているの」と言うお答えが返ってきました。「なあるほど!」

 2年前に中国に行って、そこで絹に描く事に開眼したそうです。和紙ももちろん素敵ですが、私はどっちも好きだなあ・・と思いました。阿見さんご自身は、今は絹に描く事が楽しくて楽しくて仕方ないと言ってらっしゃいました。

 作品を拝見する事が一番の目的でしたが、今回はそれ以上にふたりでランチをしながら、じっくりお話出来た事ももの凄い収穫でした。阿見さんはどうやら私より一回り上らしい。(画廊のプロフィールを見て)私もこんな風に年を重ねたいなあと、お話しながら何回も思いました。その中の話で、私たち二人の合い言葉がどうやら「ライフワーク」という事になったような・・・。

 阿見さんが数日前に10歳ほど年下の知人の男性とお話なさっている時に、「こどものための万葉集の絵本を作りたい夢があるので、今、ライフワークで、いわさきちひろなどのこどもの絵の模写をしてるの」って言ったら、「もうライフワークって年でもないでしょう」って言われたそうです。そのお話を伺った時、私は意味が分からなくて、「・・・・???」でした。阿見さんも「・・・???」だったそうです。ライフワークって、若い人の為のものでもないでしょう。「私なんかプロフィールにライフワークって言葉を書いちゃっていますよ」ってお話したら、妙に安心したお顔をなさって、「私、何だか恥ずかしい事を言ったのかと思っちゃって、毎日引っかかっていたの」って。

 私も阿見さんのお年になった時にも、好奇心、夢、そしてライフワークを忘れずに過ごしたいなあ・・と思ったひとときでした。

 阿見さんの万葉野の花の水彩画と私の音で、何かご一緒出来る日を、ゆるやかにお約束した、素敵なひとときでした。

 お互いに「夢を持つって素敵な事よね・・」って言って、鎌倉を後にしました。
    万葉野の花 どんな音

    お花のうしろに 万葉集

    絵画も 音も

    スパイスは 言葉ですよ

  10月30日 ライフワークを忘れずに!・・の、ハナモモでした。

三連休は・・・花・花・花でした!!

2010.10.12

三連休は・・・花・花・花でした!!

 三連休は・・・花・花・花でした!!
 金木犀は散り始め、見事なオレンジ色の絨毯を作り上げ、今年は香りが素敵だったなあ・・・と思ったり。それに代わり、萩の花が咲き始めました。我が家にも、鉢植えですがあるのです。ご近所の花友達が挿し木してくださり、見事について、今年始めてピンクの花が咲きました。そばで見ると思っていたより濃いピンクにちょっとびっくり・・・。萩って何となく、今までは遠目にしだれているのを眺める事が多かったので、淡いイメージに思っていましたが、近くで見る花に、とても強い自己主張を見つけてしまったような・・・。ひとつ、ひとつ自立してる!って感じに、改めて「始めまして!」という言葉が出て来てしまいました。
 先週、アジア音楽祭の合唱曲のコンサートが無事に済みました。当たり前だけど、いろいろな曲があって面白かったです。私には理解不能な曲もたくさんありました。自作品に関しては、今やれる事を精一杯やって良かったな・・と心から思えた事が嬉しかった。発表された18曲の中で、一番短い曲でしたが、存在感をしっかり与えられた事も嬉しかった。
 調性音楽とはほど遠い作品を書かれた方々から、透明感満載で、でも存在感、重量感も感じられる、とってもイイ曲・・・と言われたのには、嬉しい中に、ちょっとびっくり!!!
 何故?って、調性音楽が許せなくて、違う表現をして曲書かれているのに、どうして?って私は思ってしまう。私は彼らの音楽を、一回聴いただけでは全然理解出来ないし、じゃあもう一回聴けば理解出来るか?って、多分無理だと思う。
 調性の問題だけでなく、合唱曲を聴く時いつも思う事、熱唱しなくてはならない曲がどうしてほとんどなんだろう?って疑問。音楽って、そんなにムキになって伝えようとしなくても、伝えられるはず。ムキになる所が違うよ!って、思う事しばしばです。それは合唱曲だけではないかも・・・ですね。
 音楽って自然体で表現したい。このホームページを作ってくださっている、Kさん(ピアニスト)が、いつもおっしゃいます・・・「音楽を普通に歩くように・・・」って。ほんと!つくづく今回のコンサートでその事を強く感じました。
 今週に、来年1月のサロンコンサートのチラシの見本が上がってきます。私はと言えば、そのコンサートのプログラム原稿を必死で書いている事と同時に、10月の方のコンサートに向けてのプログラム構成を思案中。7-8年温めていた詩に、作曲するかどうかを今月中にははっきりさせようとしているところです。
 この三連休はトータル12時間、ガーデニングに費やしました。夏の数ヶ月はさすがに今年は手がかけられず、何処もかしこも見たくない状態だった玄関周り、ベランダも、本来あるべき姿に戻せたことに、ほっとしたり、癒されたり・・・。
 やっぱり花を触っていないとダメだ!・・・と、つくづく思ったこの三連休でした。
    花・花・花って騒ぐけど
    やっぱり花ってイイですよ
    組み合わせいろいろ 私って天才?
    んな訳ないよね でもいい気分
    毎日眺めて もう私の家族
  10月11日 花に囲まれ今は満腹状態のハナモモでした。

彼岸花発見!そして合唱曲

2010.9.28

♪彼岸花発見!そして合唱曲♪


彼岸花発見!そして合唱曲」
 いつも歩く遊歩道で、真っ赤な彼岸花を発見しました。今年始めての対面。それ程好きなお花ではありませんが、やはり季節を感じさせるお花なんだなと、つくづく思います。かなり前になりますが、白い彼岸花の群生を見に、埼玉県の森林公園に行った事を思い出しました。森の中での真っ白い彼岸花。ちょっと不気味な印象だったような・・・。最近は黄色い彼岸花もあるんですよね。昨年、遊歩道で見かけたはずだから、今年もこれから注意して歩いてみることにします。
 今年は合唱づいています。26日の日曜日に、宮田滋子さんの詩による「野菜!やさい!ヤサイ!」を聴きに行ってきました。クラウン少女合唱団の演奏です。これが何とも面白い演奏で、子どもっていいな・・・と思える一瞬でもありました。完璧に暗譜しての演奏。当たり前って言えば当たり前なんだけど、それだけに曲への入り込み方がイイ!詩もとっても理解してるのがイイ!私たち作品を作った側の思い入れを感じ取ってくれたことが、何よりのプレゼントって思えました。
 10月4日のアジア音楽祭で演奏される女声合唱曲「アルタン・ツェツェグのこもりうた」のリハーサルも先日行われ、指揮者の方に、「この曲、単品じゃあ、勿体ないよ。このこもりうたを終曲として、三部作にしたら」とアイデア提供をいただいたのです。この曲は一般公募に急遽応募でしたので、詩人星乃ミミナさんも私も一曲書くのが時間的にやっとでした。モンゴルを背景に書かれた詩。三部作にしてみようかなと、ミミナさんに相談を持ちかけたところです。同じ4日に、このこもりうたはモンゴルでも初演されます。
 今年前半にも、合唱曲がいくつか再演されたりで、ここ数日、15年程前に、数年間徹底して合唱曲を書いていたときの事を思い出していて、あのようなことをもう一度やってみようかな?果たして出来るかな?一体どんな詩人と組むのかな?とか、思いをいっぱい抱えていました。そうしたらびっくり!です。今日、ある合唱団から10月17日に「あしたになっても」を演奏させていただきます・・とお知らせをいただきました。まさにその「あしたになっても」を含む一連の曲、20曲を書いた事を思い出している時だったのです。その作品の詩を書かれた、うらさわこうじさんは昨年亡くなられてしまいました。もう一度、作品作りをご一緒したいと思っていた方です。
 お人は亡くなっても作品は残る・・・と当たり前の事に改めて気づき、私もいっぱい作品を残したいなあ・・・と。
     合唱曲も 悪くない
     ソロ曲ももちろん 悪くない
     連弾曲も 書きたいし
     ビートルズも 増やしたい
     私は ひとり 時間が足りない
     いや!何とかしよう!
   9月28日 ちょっと何年か先を見据えて、
           予定をたてなきゃと思ったハナモモでした。

白い冬 詩音 詩音」曲目決定

2010.9.09

♪白い冬 詩音 詩音」曲目決定♪


遊歩道の真っ白な芙蓉、そして青い露草、その花々がキリッと映える昨日の雨。一ヶ月振りの東京の雨。恵みの雨。こんなに待ち望んでいた雨って、今までにあったかなあ・・・?一日外出し、かなり激しく降る雨に、体中降り掛かってびしょぬれ状態に何度もなりながらも、ちっとも腹が立たない自分が可笑しかったです。
 その雨の前日、猛暑の中、1月のコンサートプログラムの打ち合わせで、ソプラノの塩野雅子さんに会いました。
 私自身は、何を歌って下さっても嬉しいのが本音でして。私がその場にいる必要もないのですが、いろいろ迷ってくださる風景を眺めているのって、正直、作曲家冥利に尽きます。(新作以外は、演奏者に歌いたい曲を歌っていただくのが、私のスタイル。演奏もお任せ。ほとんど何も言いません。)
 19回目になる自作品コンサートを、どのようにアピールしていこうかなと考えた時、色でタイトルを表現していこうと決めました。
 何で色?その一つの理由に、私自身が「ほんとに色気のないヤツだね」「でも、作品の色気はそれなりなんだよね」とか散々好き勝手な事を言われ続け、「だったら、目に見える色気を見せてやろうじゃあないの!」って訳で、タイトルに色を付けようと思ったのは、半分くらいほんとの話です。(タイトルに色があったからって、私に色気がくっつく事にはなりませんが・・・)
 普段、レッスンしていても、自分が何を表現したいか分からなくなった人に、「たとえば、この曲のここは何色に感じる?」「何色で表現してみたい?」って聞く事が多々あります。私の中で、常に言葉と同じくらいに、何色?って思いながら、物事を考えている事が多いんだなあと、改めて感じました。それは、お花に接している事が多いからかな・・と思ったりもしますが・・。
 今回の「白い冬」は雪の白から連想して、でも雪の歌ばかりをご披露する訳ではありません。新たな試みのサロンコンサートを、真っ白な気持ちで始めたいという願望が強かった事が一番の理由かもしれません。
 そんな気持ちを持っての選曲作業。端から見たら、とても真面目な事に取り組んでいるとは思えない、このままお笑いの世界で通用するんじゃないかと思える会話に、私って幸せって思えましたね。
 そして、そこで気がついたとても貴重な嬉しい事。塩野さんのお嬢さんはずっとお母さんの歌う私の曲を聴きながら、お腹の中から人生を出発しました。授かった頃にコンサート開催しましたから。そしてコモモさんちのお嬢さんも、それと同じ状態だったという事。5歳違いの二人は姉妹のようなもんだなと思えた事がとっても嬉しかったです。
 そんな事を思いながらのコンサート準備が出来る私は、幸せの一言に尽きますね。
   血のつながりは ゼロでして
    でも不思議です 見えるのです
     姉妹?のつながり 血よりも濃し
     9月9日 秋到来と共に、気持ち全開で、進みたいハナモモでした。

♪面白い、素敵な体験♪

2010.6.21

面白い、素敵な体験♪


面白い、素敵な体験
 今年の余りの暑さに、私のお花達もかなり暑さにやられています。私が100%心配り出来ていない事も大きな原因ではありますが、季節にあまり関係無く、まわりの事情に振り回されないはずのアイビーなどが葉焼けを起こしているのです。一本筋を通して生きているはずなのに、ちょっと可哀想。それだけ、非常に半端でない今年の蒸し暑さなのでしょう。
 私自身、今まででは考えられない程、毎日夏バテ状態が、当たり前のようになっている事に、どうやって絶好調の体調になるんだろう・・・?このままずっと体調不良のまま過ごすのかなあ・・・と、ちょっと弱気になる事もしばしば。
 そんな中、8月1日に貴重な体験をしました。仙台にウェスティンホテルがオープンしました。そして、その中に、私がいつも大好きで通っている下北沢のお花やさん、ユー花園さんが支店を出したのです。そして、な・何と関係のない私が、そのオープンにお誘いを受けたのです。
 お誘いを受けるちょっとした理由と言えば、仙台に知り合いが多い事、その方々をユーの新しい店舗を知って欲しいと、オープンお知らせのために、ご紹介した事が発端でした。もちろん、ご紹介と言っても、オープンのお知らせをお出しする為に、ご住所をお教えしただけの事ですが・・・。
 ところが、ユーの社長さんが一緒に来て欲しい・・・と言い出したのです。私が一緒に行って、直接ご紹介して欲しいと・・・。
 変な話になって来たぞ・・と思いながら、友人にも会えるし、まっ!いいか!のノリで行って来ました。
 ユーのオープンだけでなく、ホテルのオープンという儀式にも立ち会えて、面白かった。目前でテープカットなんて見たのは始めてだし、東京と変わらず蒸し暑い日ではあったけど、何かとても新鮮だったなあ・・・。
 で、ユーの支店って?ホテルとは別のプラザ入り口の正面に、とてもシックなたたずまいで、何とその日はお店のお花を白一色にしてありました。お店が木目の黒、そこにある植物は白い花と葉の緑だけ。しかもお店の正面には、竹を切りそろえたオブジェ。何とも清涼感いっぱいに演出されていました。
 私自身はユーでこの手の物は見慣れているので、さほどの驚きはありませんでしたが、お連れした皆さんは、一様にびっくりなさっていたみたいです。
 こんな場面に私が居る事が不思議でしたが、ユーとの長いお付き合いがこうなったのでしょうね。1959年に下北沢にオープンして以来、通っていますから。そのころは小学生で母と一緒でした。19歳の時、母が亡くなり、その時に、ユーの社長さんが、かご一杯のシンビジュームを持ってお線香を上げにきてくださいました。当時とても高価なお花を戴いたことが嬉しかったのではなくて、ただのお客様が亡くなっただけで、ここまでの事をしてくださるお気持ちが、とても嬉しく、ほんとに癒されたのは、40数年経った今も鮮明に覚えています。
 社長さんとは、母が亡くなってから始めてお話しをしました。それまでは母の後ろで、じっと花を見ているだけでした。
 それからは、お花は余程の事が無い限り、ユー花園さんで・・・と、決めています。気持ちもは勿論ですが、何と言っても、お花の種類が他と比較にならない程揃っていますから・・・。
 私にとってはオアシスであるユー。疲れたらユー。買わなくても行ってしまうユー。
 仙台のオープンに立ち会えたのは、亡くなった母からのプレゼントだったのかな・・・?と思ったり。とても素敵な一日でした。
    お花お花と騒ぐけど
      無くては困る花なんです
        音楽なくてもいいけれど 
          花がなくては音も産まれず
      8月14日 絶好調の体調を待ち望んでいるハナモモでした。

♪わらべうたのアレンジを終えて♪

2010.7.25

わらべうたのアレンジを終えて

 今の時期、猫じゃらしが道ばたに、遊歩道に、空き地に、いっぱい咲いているのを毎年見る度に、抱える程摘んで来て、ブーケにして飾りたいなあ・・・って思うのです。猫じゃらしの本当の名前はエノコログサ。遊歩道に咲いているのは、そこを散歩する人、みんなの草。だから摘むわけにはいかない。誰か所有者がいるであろうが、空き地になっているところの猫じゃらしを摘んだら、花泥棒になるのでしょうか?一度、おまわりさんに聞いてみようと思っている。出来れば、立ち会ってもらって心置きなく摘んでみたい・・・一回でいいから・・・。
 半年抱えていた、「わらべうた」のアレンジをようやく終える事が出来ました。「わらべうた」のメドレーを、歌、オーボエ、ピアノのトリオにアレンジ。このお話を戴いた時には、罰ゲームかと思いましたよ。私、何か悪い事したっけ?って本気に思いました。
 何故?って、「わらべうた」って、ほとんどが同じ音を行ったり来たり。いくつ並べたってその変化を楽しむ事なんか難しい。しかも歌とオーボエは音域が同じようなところをウロウロする訳だし・・。非常に書き難い。もう、最初っからギブアップ状態。
 しかし、何とかしたい!結局「とおりゃんせ」「ずいずいずっころばし」「かごめかごめ」「あんたどこどこさ」「ひらいたひらいた」の5曲にアレンジが落ち着いたんです。
 「わらべうた」は調べれば調べる程、いろいろ分からない事が出て来てしまって、メロディもいろいろ、言葉も場所によってマチマチ、もう、何が何だか分からん状態で、それこそ雲を掴むような感じで、料理していったのです。
 「わらべうた」って子どものための歌にしては、怖い!んですよ。長閑に歌っていていいの?って言う場面もいっぱいあります。
 果たして依頼者はそこまで分かっていたのか?疑問なのですが、私はその怖い雰囲気、不気味さを調味料にしながらアレンジしようと決めたのです。不気味をこれ以上なく美しく・・なんて思いながら。最後ははまり込んで楽しかったです。
 演奏者に渡し、とても長閑になんか演奏している場合ではない事に、どうやら気づいたような・・。これが果たして良いアレンジかどうかは定かではありませんが、私は精一杯書いたのでした。
   罰ゲーム? いや違うかな
     試されている アレンジャー能力
       結構意地悪 この依頼者達めが
    7月25日  取り敢えずホッとしているハナモモでした。 

♪カラミンサの海にヒマワリを泳がせて♪

2010.7.16

♪カラミンサの海にヒマワリを泳がせて♪

 サルスベリ、キョウチクトウ、ノウゼンカズラ、夏の花が咲き誇り、この暑さだから美しく映えるんですよね・・・この花達は・・・。サルスベリのピンクは微妙にいろいろあって、暑い中、外を歩いている時も気になるお花なのです。一度、全部並べて見てみたい。
 タイトルにあるカラミンサとヒマワリ。Tone Tone Concertの事でした。10日に無事に終える事が出来ました。演奏はもちろん大切なんですが、発表会と言えども、きちんと聴き合うには、有料コンサートを開催する時と同じ気持ちで迎える事って大切なんですよね。プログラムも、ステージのお花も。
 夏はお花が限られていて、ステージを飾るのって難しい。でも大好きなカラミンサは香りと共に是非とも必要。で、カラミンサを海に見立て、そこにヒマワリを泳がせたいと・・・。いつもお世話になっている下北沢のユー花園さんの岡田さんに飾ってもらいました。とても素敵でしたよ。
 演奏の方は?皆さん、毎年頑張っています。特に小さい生徒さん達の進歩に目を見張りました。一年経つと、身体も大きくなるけれど、演奏もひときわ成長して。自分の生徒さんは毎週のレッスンで聴いている訳ですが、やはりステージで聴かせてもらうと、その成長にびっくりしながら、嬉しかったり。
 もちろん、小さい方ばかりでなく、大人の方々も、それぞれに目標を持っての出演ですから、その真剣さに頭が下がります。
 今回とても強く感じた事は、何でもやれば出来る!って事。ちょっと目標が高かったかな?と思える事も、やれば出来る!って、いくつも証明出来て、私は嬉しい。言ってみるもんですね・・・、やりなさい!業務命令!です!・・とか言っちゃって・・・。
 これって、ホントは自分に向けて言ってる事なんですよね。やれば出来る!って。やらなければ出来ない!
 そこには、心を込めて一緒にサポートするって事も、含まれていたりして。
 そう、心を込めてで思い出した。また花の話ですが、今日、花姿が乱れて来たフランネル・フラワーの鉢、3鉢を丁寧に向き合って葉っぱ、茎、それぞれほんとに丁寧に、丁寧に、お家の中でテーブルの上で、綺麗に整えたんです。そうしたら、何と、さっき見たら、見事な勢いで少ないお花達が生き生きと咲き誇っているではありませんか!心は通じたと信じています。
 暢気にお花と向き合っている場合か?・・と。体調を崩して締め切りを遅らせていただいたアレンジで、煮詰まっている時の、頭をほどくには、花と向き合うしかないんですよ。
    水やりも 心許すの 私だけ
      確かに水は いただきましたが・・・と
         すぐにグレちゃう 私の花達
     7月16日 花との会話にホッとしているハナモモでした。

しばらくです!

2010.6.21

しばらくです!

 あっと言う間に6月も後半、しかも一年の半分が済んでしまうと言う事態になっています。遊んでいた訳ではありませんが、時間は容赦なく飛び去って行ってしまいます。5月末に植えた苗が、形良く整い始め、嬉しい毎日です。毎朝、それぞれのお花達の様子を見て、おはよう!と一日が始まる訳ですが、ほんと!日ごと顔が変わっていくのって、楽しい!・・・今更ではないけれど、ほっとするひとときです。
 昨日は、コモモさんのピアノで、アルトサックスの演奏を聴いてきました。初めて聴く曲で、ポール・クレストン作曲のソナタでした。3楽章形式の、それは楽しい、息つく間も無いほど、音が散りばめられ、とてもスリリングな曲でした。コモモさんが一ヶ月程前から、大好きな曲だから、きちんと自分の音にして弾きたい!と何度も口にしていた意味が、よく分かりました。数年前にやはりコモモさんが横浜交響楽団と共演した、サン・サーンスのピアノコンチェルトと同じく、とっても良い曲だし、演奏者も聴く側も楽しめる曲なのに、プロの演奏家がやりたがらない意味も分かるような気もしましたね。何故?って一歩間違えば、破綻間違いなし・・・だから。
 私は演奏が聴けた事も嬉しかったけど、この曲を知る事が出来た事が嬉しかったような気がします。普段ほとんど音とは無縁の生活をしているので、余計にとっても新鮮に感じられたのかな。いいえ、作曲意欲をかき立てられたと言った方が間違いないかもしれません。昨年暮れあたりから、遅々としながらも、何とか少しずつは書き上がっていっていますが、きっと何処かに物足りなさも感じているのかもって、思ったり。ガッツリと取っ組み合う何かを探さねばかもしれません。やりたい事、つまり書きたいものはいっぱいあるのに・・・。
 今年は不思議と合唱づいています。「空が わらう」の初演に始まり、4月に「お菓子の城」が取り上げられ、9月に「野菜!やさい!ヤサイ!」をクラウン少女合唱団が定期公演で取り上げてっくださいます。そして10月のアジア音楽祭での「アルタン ツェツェグの こもりうた」の初演。最近合唱作曲から離れていたので、書くと連鎖反応のように、旧作も取り上げられる。不思議現象です。でも、やはり合唱も好き。初めて音楽でお金をいただいたのが、アマチュアコーラスのピアニストのギャラでしたから。そこで学んだ事に、もう一度感謝しなくては・・ですね。
 6月20日 ずっと開かなかった口がほぼ全開になりご機嫌のハナモモでした。

5月はどうやって過ぎていった?

2010.5.11

5月はどうやって過ぎていった?

 ちょっと、ほんのちょっと一段落したので、思いっきりお花の植え替えをしました。ここ10日間ほど、玄関周り、ベランダ、どんどんビオラや他の花達が撤退し始めて、歯抜け状態の風景を見る度に、意気消沈!!!しかし時間がなく我慢!我慢!の毎日でした・・・が、今日、一切合切、綺麗さっぱり、潔く取り除き、いつものお花やさんへ直行!やったぁ!二割引セール中。しかもいろいろお花選びをしている時に、新しく入荷されて、もう、あっちこっちと、気もそぞろ!!白、薄いピンク、薄紫、クリーム色を中心に花選び。届けていただいて、夕方3時間集中的に。あれだけあったのに、玄関だけで終ってしまいました。玄関もまだ足りない!ベランダは次回に!
 今年10月1日から6日まで、作曲家協議会と東京芸大が実行委員になって、東京都が共催、「アジア音楽祭in東京」が開催されます。6日間、毎日コンサートが開かれるのですが、そこでの二つのコンサートに曲を出す事になり、急遽書く・・と言う事態にアタフタの毎日でした。ひとつはピアノ連弾曲。それはかつて書いてまだ公に演奏してない曲があったので、それと決め、女声合唱曲は先だって「空が わらう」の詩を書いてくれた星乃ミミナさんが、モンゴルとのお付き合いがあることから、モンゴルの風景を歌ったこもりうたの詩を書いてくださいました。何と言っても期間が短い!!詩を戴いての2週間、眠るのが下手クソな私が、何でこもりうたを書かねばならないんだ!・・・なんて思いながら、昨日やっと何とか形になり、一日おいて清書・・と言う訳で、お花の植え替えが出来たという訳です。
 そんな毎日の中に、来年の1月30日のコンサートの打ち合わせを塩野雅子さんとお会いして、何とも有意義な、そして、とても真面目なコンサートの打ち合わせをしているとは思えない、大笑いの絶えない可笑しな時間でしたねえ・・・。
 コンサート名は「白い冬 詩音 詩音」(しろいふゆ しおん しおん)と名付けました。今回はコモモさんとのダブル雅子でのコンサート。
 2005年に初演した宮田滋子さんの詩による「愛 一輪」を、今回は塩野さんが全曲演奏します。前回は石鍋多加史さんとの歌い分けでした。
 そして、新作は今書き続けている、山内弘子さんの詩による「道』シリーズ5曲がご披露出来るはずです。
 それ以外は、ほとんど塩野さんに選曲はお任せしています。もちろん、そこにはコモモさんの意見も反映されていますし、私とすれば何を歌って下さっても嬉しいわけですから、心からお任せ出来る・・と言う事です。
 半分を新曲でのコンセプトから逃れた訳ではありませんが、その代わり年二回のサロンコンサートで、少しずつ新作を・・と、考えている今日この頃です。
  5月29日 新しいお花達に囲まれ、ご機嫌なハナモモでした。

♪ゴールデンウィークは合唱でした♪

2010.5.11

♪ゴールデンウィークは合唱でした♪

 ♪ゴールデンウィークは合唱でした♪
 羽衣ジャスミンの香りに包まれて、あんなに支離滅裂な天候の毎日だったのがウソのように、これぞ!ゴールデンウィーク!と豪語出来る素敵なお天気の毎日でした。冬を越したビオラ達は、まだまだ元気に咲いてくれてます。夏に向けてのイメージがなかなか決まらないまま、植え替えの時が来てしまいそう・・・。
 4月29日と5月5日は合唱デーでした。29日は、四大学女声合唱のコンサートがあり、共立女子大の合唱団が私の曲を演奏してくださいました。「お菓子の城」という20年ほど前の作品です。10人の、合唱というよりアンサンブル。ひとりひとりがとてもきちんと歌ってくださっているので、何とも清々しい、清潔感溢れる演奏に、とても感激!そして思った事、ちまたにあふれている今時の女子大生ではない雰囲気が私はとても好きでした。やはりきちんとしているお嬢さんは健在なのだ!・・と、コンサートに一体何をしにいったやら・・。
 そして5日は童謡協会主催の「こどものコーラス展」。私は数年振りに出品し、星乃ミミナさんに書いていただいた「空が わらう」が初演されました。NHK児童合唱団ジュニアクラス(3年生から5年生)の演奏。リハで聴かせていただいた時から、曲を好きで歌ってくれてるなあ・・と言う雰囲気がビンビン伝わって来て、それはそれは感動でした。昨年はこの一曲しか新作が書けなくって、一体どうなることやら・・・でしたので、リハを聴いた時は正直ほっとしました。そして、本番を聴き、思った事は、詩、曲、演奏がここまで自然に一つになれる事って、そうはないなあ・・と言う事。言葉のリズムをほんとに自然にキャッチ出来ている事に、自分自身とても心地良く感じられているのです。時々、西洋音楽の和声学に乗っ取った音階に、日本語を乗せる事がそもそも無理があるのでは・・・と、書けない腹いせに思ったりもしばしばなんですが、今回は、なあんだ!日本語だって、西洋和声に乗っかるではないですか!・・・って思えるくらい、日本語のリズムを掴めた!って思えたのでした。
 だからって、これからもうまくいくか?は、別問題なのは分かっていますよ・・といい聞かせながら、次へと向かっている所です。
 そして今回の演奏を、モデルになったコモモさんちの空に聴いてもらえた事が何よりの事でした。タイミング良く、ホール内で静かに聴く事が出来、生後9ヶ月ちょっとで、コンサートデビューを果たしたのでした。
 5月9日 コモモさんのコンサートデビューを覚えていないハナモモでした。

♪コンサート開催 決めました♪

2010.4.29

♪コンサート開催 決めました♪

 雪が降ったり、夏日があったり、目まぐるしい毎日。雨も多いような気もするし。一体私たちはどうやって毎朝を迎えてよいやら・・。同じく、お花達も同じ思いの毎日だと思います。毎年連休頃には、寒い冬を越したお花達のお別れの会のはず。今年は迷っているのです・・・人も花も。かなり前からそろそろの時期かな・・?と思い始めてからが今年は長いです。嬉しいような、余計別れ難くなるような・・・?そんな毎日のため、お花屋さんに行って、夏に向けて何のお花にしようか?という気分になれません。それはそれで良いような・・・!!
 先週、いきなり前向きになりました。何がきっかけになったかは分かりません。ただ、その日は父の27回目の命日でした。朝、お墓参りに行って、帰ってから決断するまで、6時間。その間、気になっていたサロンホールを見学に行ったり、最終的に決めたムジカーザに空き具合を聞いたり。
 昨年から、ずっと気になりながらの毎日。何だかこんなに悩むならヤメちゃえば良いのに、それも決断出来ない最悪の優柔不断さ!!その割に今回の決め方は、ほんとう?って感じの潔さ!と言うか、吹っ切れたと言うか。
 人のせいにするのは大嫌いですが、私にとって大切なコモモさんのスケジュールが一番のガンでした。子育てという一大イベントを抱えながらの毎日。でもコモモさんの力無しには、私のコンサートは存在しません。もちろんピアニストは大勢いますよ。コモモさんより上手な人も恐らく星の数ほどいるでしょう。でも、私にはコモモさんが必要なんです。私が間違って清書した曲を、ちゃんと正しい私の音で弾いてくれる。もちろんそれだけではありません。(それだけなんて言ったら、コモモさんは怒るでしょうね。)そのコモモさんの力を最大限発揮出来る状態でのコンサートを・・と考えたとき、私がずっと思い描いてきたサロンコンサートにたどり着きました。
 まずは、2011年1月30日にソプラノの塩野雅子さんとのダブル雅子でのコンサート。そして10月2日には、バリトンの石鍋多加史さんと、ハーモニカ二重奏の水野隆元さん、甲賀一宏さんにお願いしました。
 半年に一回のコンサート、コモモさんにとっては大変かと思います。本人も試練の時を過ごさねばと覚悟はしているので、頑張ってもらう事にしました。今、ちょっと頑張る事は先々に繋がると、一応コモモを育てた経験者としては、大きな顔して言っても罰は当たらないと思っています。
 代々木上原のムジカーザ。キャパ120名のサロン風空間。先々、コンスタントに続けていかれればと心ワクワクのここ数日です。
    4月28日 目標が決まり気持ちすっきりのハナモモでした。

41年前の「最も遅い雪」に並びました。

2010.4.20

41年前の「最も遅い雪」に並びました。

 びっくりです。17日の朝起きたら、庭に雪が・・・。前の晩から、雨の音ではないな・・・と思いながら、でもまさか雪になるとは。41年前の「最も遅い雪」に並んだのですね。
 この41年前の雪には思い出があるのです。大学入学しての初めての授業の日だったのです。ソルフェージュの授業でした。小田急線が遅れてしまって、初授業を大幅に遅刻。何故か、寮から通っていた人が多いクラスだったのか、遅刻者が余りいなくて、一番前の席しか空いていなくて、嫌だな・・・と思ったのを思い出します。
 数日前、家族にこの話をしたばかりでしたので、何だか不思議な気分でした。
 先週、「親子三代で楽しむ 朗読と歌のコンサート」が催されました。コモモさんがピアノで出演、自作品の朗読とピアノのための音楽物語「風の森コンサート」が取り上げられたのでした。この作品は、阪神大震災のチャリティコンサートのために作られた作品です。詩人の星乃ミミナさんのお話に私が作曲したものです。当時、ミミナさんのお住まいのある仙台で、そのチャリティは開かれ、大勢のお客様がいらしてくださり、収益を震災孤児のための「虹の家」設立に、ほんの少しお役に立てたという思い出があります。
 今回は朗読家でメゾソプラノの梶取さよりさんが、朗読してくださいました。親子三代ですから、ほんとに幅広い年齢層のお客様がいらしてくださり、会場はどんな雰囲気になるのかと、想像もつきませんでした。小さなお子さんもいらっしゃるわけですから、少々やかましいのは仕方ない・・・と思っていましたら、それはそれは熱心に聴いて下さったのです。会場の片隅でその様子を眺め、感じ取りながら、そして最後に何人もの方が涙を拭いていらっしゃるのを見て、「あっ、心に届いた!」と、とっても嬉しかったです。それはもちろん演奏者の二人が、とてもいいバランスで伝達してくれた以外の何ものでもないわけですが、久しぶりの自作品の音を半ば怖々聴いている私には、ほっとした瞬間でもあったわけです。
 作品はその時、その時、精一杯の気持ちで書いています。今の私はこれ以上は無理!という状態まで持って行って作ってはいます。でも、時を経たものを聴く時ってちょっと怖かったりするものもあるのです。そんな意味から、今回はほっとしたと同時に、作品て作っておかなくては何も始まらない・・・という事を身に滲みて感じた日でもありました。
 作品を書く事への危機感みたいなものを感じている今日この頃、少しだけ力を得た一日だったのでした。
 寒暖の差の激しい中、冬を元気いっぱいに越して来た私のお花達、だんだんとお別れの時が近づいているような。この大きな季節の入れ替えの時って、ほんとに寂しいのですよね。ずっと楽しませてくれて「ありがとう!」ほんとはずっと咲いていて欲しい。でも、完全に朽ち果てる前に取り去ってしまう人間の身勝手さを許して!と言う気持ち満載に毎日水やりしたり、花がらを取ったり。その取り去り時期の見極めが悩みどころ。優柔不断を発揮しないで、ある程度美しい時に、潔くお別れするのが、お花達は望んでいるのかな?どうなんだろう?誰か教えてください?
 昨日、ホームページを作って下さっているKさんとランチしました。デザートのアイスクリームが、お店の人は人参アイスだと言いました。Kさんが言うには、「ん?人参?」散々ピーマン食傷気味のお話をしたばかりのせいか、ピーマンの風味がするような?「いかがですか?」と聞かれながら、私はお店の人に「他に何が入っているか教えて?」と聞きました。「聞いてきます」と言っての回答は、「人参ではなく、パプリカが3種類」だそうでした。やっぱりね・・・。可笑しいと思いましたよ。やはりうやむやにせず、きちんと質問するものですね。そして、「いかがでしたか?」の質問には最後まで答えない私たちでした。
  4月18日 パプリカアイスには無理があると思うハナモモでした。

♪「こどもたちへ」終りました♪

2010.4.2

♪「こどもたちへ」終りました♪

遊歩道を思いっきり元気に見せている真っ白いユキヤナギ、花ニラ、そして何と言っても、さくら、サクラ、桜、櫻・・・満開になりました。今日の強風でどうにかなってしまったのでは・・と、ちょっと心配です。

 毎年思います。さくらって、咲いてしまうとあっという間に散ってしまう。でも、その日を迎えるまでのワクワク感が好き!寒い時期から、さくらの木を眺め、芽はどのくらいの大きさになったのかな?蕾は?何輪開花した?ウォーキングのたびにそれを観察する楽しみ。こんなに長い時間、ひとつの花の変化に関わっているお花って、そうはないかもしれませんね。

 紀尾井ホールでの「こどもたちへ」が無事に終わりました。28人の作曲家による自作自演の会。ピアノが好き。ピアノ連弾が好き!と言う理由で、新作発表をしている訳ですが、出来れば自演はないといいなと毎回思います。ピアノを弾くのはもちろん好きなんですが、舞台袖で、作曲家が皆、ウロウロ、寡黙にウツロな目をして出番を待つのって、やはり胃に良くないなあ。

 しかし良い事もあります。今回の連弾のお相手のMちゃんと、ほんとに仲良くなれたのが嬉しかった。そして本番がとっても楽しかった事。そして、もっと嬉しかった事は、どうやらその気持ちがお客様に伝わった事。楽しそうだし、何と言っても信頼関係抜群のコンビ!と言われ、ヤッター!と思いました。そう言われると、ああ・・やって良かったなあとつくづく思うのです。

 終ったばかりなのに、すでに来年の準備に入っています。組曲「空って不思議」の2曲目、どれを書くかがまだ決まってないのですが、おそらく「夕焼けあっちっち」あるいは「三日月さまのゆりかご」あたりを書こうかなと思っています。来年はどんなお子さんとの連弾になるのかな?って思いながら、あっ!そうか!その前に、まずは選考にもれない作品を書かねば・・・ですね。

     4月2日 ゆっくりお花見したいと思っているハナモモでした。

「赤ちゃんとママのためのコンサート」

2010.3.6

赤ちゃんとママのためのコンサート


冬の間の寒さに耐えた、と言うか、その寒さを必要としていたんでしょうね。ビオラ、ガザニア、さくら草、ネメシア、ジュリアン、そしてクリスマスローズ、どれもほんとに生き生きと、元気に気を発散して咲き誇る毎日です。それを毎日眺められる幸せ。素敵ですよ。
 そして寒さと暖かさが交互に来る毎日の中、迎えた5日、雨が降る中の赤ちゃんコンサート(世田谷区新町児童館)になるのかなと思っていたら、何と雨は上がり、最高のお天気の中、しかも20度近くまで気温も上がると言う、春真ただ中のコンサートを迎える事が出来ました。
 50数組も集まって、それはそれは明るさ満載の素敵な雰囲気の中で、コモモとハナモモは楽しくピアノを弾いてきました。
 コモモさんにとっては、娘を前にしての本番演奏はお初の事。きっといつもと違う緊張があったのでは?
 赤ちゃんと暮らすママ達にとって、生演奏を聴くチャンスはほとんどありません。それは熱心に聴いて下さる方が大半でした。そんなママの気持ちを察するのか、そんなママの赤ちゃんは熱心に聴いているんですよね。それに反して、私語の多いママの赤ちゃんは、やっぱり落ち着きがない。これって当然の事ですよね。
 始まる前に、児童館の方からの説明があったのです。携帯電話の電源をお切りくださいのお願いと一緒に、お母さん同士のお話がある方は、お隣のお部屋にいらして下さい・・と言うアナウンスがあったのです。そのときには、おかしな事をいちいち言うんだなと思ったのですが、なあるほど、そう言う事だったんだと、もの凄く納得してしまいました。
 赤ちゃんに、こういう場ではどうしなくてはいけないのかの、せっかく体感出来るチャンスを逃してしまって勿体ないなあ・・・と思ったり。もっとも、私たちの演奏に魅力がなかったのかな・・と反省もチラリとよぎったけど、今回に関してはそれは違うなと思ったのでした。
 で、コモモさんちの娘はどうしたかといいますと、私の姪、つまりはコモモさんのいとこにお世話をしてもらいながら参加したのです。いつも家では、じっと聴き入る娘ですが、この日は何で自分のお母さんが遠くでピアノを弾いているのかが納得いかなかったらしく、ご機嫌をそこね、早々にお隣の部屋でふて寝していたようです。
 演奏のお礼にと、よちよち歩きの赤ちゃんから、ピンクのチューリップとスイトピーのブーケをプレゼントされ、思わず涙が出てしまった私でした。赤ちゃんを客観的に見る年齢になった事と、コモモさんちの娘の登場で、赤ちゃんが身近になった事・・などが、この涙なのかなと思ったりしました。
 この活動はもっと広めていきたいと、つくづく思った一日でした
  3月6日、花粉症による咳、何とかならないかなと思うハナモモでした。

ピアノ連弾と天声人語

2010.2.28

ピアノ連弾と天声人語

 我が家のクリスマス・ローズがどんどん咲き始めています。いつ見ても素敵!何度見てもいい!!あのうつむき加減の咲き方が素敵!
 今日、お花やさんで今年初めてのスズランエリカを発見。と言う事は、やがて昨年お目にかかってすっかりファンになった、コットン・ヒース(コットン・エリカ)にも会えるのかな・・・と、ワクワクですね。
 昨日、3月28日の「こどもたちへ」で初演する連弾曲「雲がふわり」の初めての合わせがありました。桐朋の音楽教室の小学3年生の女の子(Mちゃん)と弾きます。たった2分ほどの曲を、1時間もかけて練習に付き合ってくれて、ほんとにありがとう!って感じです。その子のピアノの先生(偶然にもコモモさんの先生でした。)が曲をほんとに分析しながらいろいろアドバイスくださり、私もほんとにいい練習になりました。久々のレッスンを受けるという感覚が何とも新鮮で、すごく楽しかったし、もっともっと弾いていたかった・・・と言うのが一番の感想でした。Mちゃんのお母様も側で熱心に御覧になっていて、終ってから、何かとっても楽しそう・・・と言ってくださったのが、私は嬉しかったです。そう、連弾って楽しいんです。と言うより、ピアノを弾くって楽しいんです。最近は前にも増してピアノ弾くのが楽しい。どうしてだか・・・・?
 そして楽しみながらのもう一つの事。昨年の2月16日から朝日新聞の天声人語を書き写す作業をやってきました。とうとう2年目に入ってしまったんです。これを始めるきっかけは、漢字は読めるけど、書けなくなって来た文字が多いかな?と思い始めた事でした。年を取るってこういうことなんだ!と受け止めながらも、やはりこのままでは・・・ちょっと・・。取り敢えず一年は続けてみよう・・・と。昨年暮れ当りから、2年目はどうしようと考え始め、1月を気にしながら過ごし、そのうち2月13日にノートが新しくなってしまったのです。7冊目です。で、14日ころにどうしよう?と思っていたら、16日に無意識に書いていたのでした。2年目突入してしまったのです。
 このとき思った事、一度決めた事を辞める決断って、とっても大変な事なんだなあ・・・と言う事。決めた事を削除していく事の難しさ。それと同じに何かを始める時って、続けられるかどうかをしっかり見極めてから始める習性なのに、天声人語に限って言えば、私にしては珍しく思ったその日に始めたのでした。
 でも、ちょっと面倒に思う時もあるけれど、書いていて楽しいと思っていることのが多いから、2年目に入って良かったのかも・・と思えてる、今日2月25日でした。
 28日は満月です。先月と同じように、身が軽く感じる体験をもう一度・・と思っているハナモモでした。

満月 節分 立春 何となく素敵なリズム感!!

2010.2.4

満月 節分 立春 何となく素敵なリズム感!!

今日は立春、昨日は節分。だからどうした!なんですが、何となく身が引き締まるって言うか、あっという間に2月ですね。
 クリスマス・ローズを庭で育て始め16年が経ちました。数年前にやっと初めて種が自然にはじけて芽吹いた時、それは嬉しかったです。そして数日前に発見したんですよ・・・そこに蕾が芽生えているのを・・・。もう、嬉しかったのなんのって。目がウルウルです。今年に入り、年長さんも少しずつ開花を始めています。
 先週、お花やさんでクリスマス・ローズの苗を眺めていて、気がついたら「これください」と言ってました。3つ戴くつもりが、家に帰って袋の中を見たら4つ入っていました。慌てて電話したら、「もうひとつ、一緒に帰りたがっていたので・・・」と素敵な言葉が聞こえました。ありがとうございます。
 満月 節分 立春 心地良いリズム感ですね。1月30日は満月でした。その日は珍しく夜のウォーキングとなったのでした。今月でウォーキングを初めて16年が過ぎました。17年目に入るのです。始めたころは夜、歩いていました。その後余りに物騒な事が沢山起きるので、家族に夜歩くのは辞めて!と言われ、なるべくお昼間にと心がけてきました。なのに、30日の日は何故か夜歩こうと思ったのです。夕方のニュースでは、せっかくの満月も雲がかかっています・・・と言っていましたが、外に出たら、ウヮーオ!!凄く美しいと言うか、輝いていると言うか、見事な満月!!良かった、歩く事にして・・。そのうち、何故かいつもの足取りと違う感じがしたのです。何故か、身が軽い。気がついたら、いつも気になる膝の事を感じなく歩いている。久しぶりの夜だから、身体が喜んでいるのかなあ・・、それとも満16年を祝っているのかなあ・・とか、そうだ!満月だからだ!・・まさかそんな事ないよなぁ・・とか。
 それから帰宅して、やっぱりいつもと違ったと言う事が気になり、満月についてインターネットで調べてみたのです。私は間違っていなかったのです。満月の時は月の引力が最強になって、身が軽く感じられると書いてありました。そして出産率が高い。でも、怪我をした時には出血も多くなる。そして躍動感が発せられると。まさにそれだったのかもしれません。夜歩くって、ここしばらくありませんでしたから。でも、自然と歩き出していた。
 自然には勝てないのですよ。自然に逆らうと絶対良くない事が起きるんですよ。今の世の中、人が存在している事が自然にとっては最悪な状態なんだろうな・・とつくづく思った満月の夜でした。
 以前にハナモモだよりで書いた事に、月の光の明るさにびっくり・・。それを思い出し、もしかして私、かなり月に左右されている?その力にもっと左右してくださいと、月にお願いしようかな?
 クリスマス・ローズを育て始めた時期と、ウォーキングを始めた時期が同じ頃という事に、ハナモモだよりを書きながら気がついて、ウヮーオ!!
 2月4日 立春の日、月に魅せられ、軽いショック症状のハナモモでした。

1月って不思議?

2022-10-11

1月って不思議?

1月って毎年思うけど、不思議な月です。お正月が遥か彼方に感じられるのに、まだ1月なんですよね。

今朝起きて、ガーン!!何がショックって?いつもの習慣で真っ先に出窓の外を見たら、冬のお守りと思って昨年のクリスマスに買った、セイヨウヒイラギ(クリスマス・ホーリー)の赤い実が、全部消えていました。冬になると食べ物の無くなった鳥達が食べに来てしまうのです。心のどこかでいつかそんな日が・・・とは思っていましたが、ついにやられた!と言う訳です。ビオラ、その他の花も少しずつかじられているんですよね。毎年の事ながら、ショック!!
 今日、表参道のカワイのコンサートサロンのパウゼに行ってきました。パウゼはサロンをお借りするのに、半年前がお申し込みなんです。これから私がやりたいことなど、いろいろお話しに行って来たのです。
 私の数年前からの夢、一年に2回くらいの割合で、作品コンサートを開催して行きたいと思っています。新作はもちろん書きながらですが、今までの沢山ある曲をどんどん再演して行きたいと・・・。
 何月と何月の第何曜日には、表参道に行けば、上明子の作品が聴ける・・・という状態にして行きたいなと思っているのです。キャパ130ですからお客様と密接に音空間を共有出来る・・・という、前からの夢。是非実現に漕ぎ着けたいと思っているのです。
 今まで18回コンサートをやってきて、観客動員に苦労した事はありませんでした。むしろ、ほとんどの時、チケット完売でお断りしてきたのが実状です。それもキャパ250くらいのところで・・。では、何故狭いところで開催?何故なんでしょうね?構えないで音楽したいって思っているからかもしれません。コンサート当日に構えるのは演奏家でしょう・・。確かに!でも主催者である私も同じ気持ちなんですよ。気楽に脱力してコンサートしたいな・・・。ただそれだけなんですよ。
 って訳で、詳しい事が決まったら、ハナモモだよりでも、お知らせして行きたいと思っています。
 近々は、3月に赤ちゃんとお母さんのための連弾コンサート、連弾の新作初演のコンサートと、人前でピアノを弾く事が二つもあります。取り敢えず後悔のないように、今年に入ってからかなり真面目にピアノをさらっている訳でして、お陰さまで指に筋肉がついて指輪が入りにくくなってしまいました。ちょっと嬉しいかな?
       1月22日 パウゼの空間に、背中を押されたハナモモでした。

ページトップへ

あけましておめでとうございます!

2010.1.3

あけましておめでとうございます!

新しい年となりました。2日に初ウォーキングしました時に、イチョウの木の最後の一枚の葉が散るのを見ました。何か、すごく嬉しかったですね。葉が散るのを嬉しいと表現するのは、ちょっと違うかな?とも思います。淋しいと感じた方が普通かもしれませんが、確かに嬉しい!と思ったのです。特別な事を見たような気がして、今年は縁起がいい!・・・と。
 お正月三が日は、「魔女の宅急便」全6巻を読み続けました。完結したのを機に読んでみようと。ほとんど観ない映画も魔女宅だけはビデオを何度も借りては、何かの節目に観ていました。お話しも、映像も、音楽も、とても好きで、何故かほっと温かくなれるのが嬉しくて・・。そんな事もあったので、是非読んでみたくなったのです。これがとっても面白い。
 その中でとても面白い言葉が目につきました。主人公キキのお母さんのコキリさんが言った言葉。
  『つくるってふしぎよ。自分がつくっても、自分がつくってないのよ。』
   (コキリさんが言う、つくるって、「くしゃみの薬」なのですが。)
 それを読んだ時、私は「そうなのよ!」って思ったのです。私が曲を書き上げたときって、私が確かに書いたけど、私が書いた気がしないのよね・・・って思う事しばしばなのです。書いた記憶も何となく定かでないし・・・。消化しきっちゃっていると言うか、もぬけの殻と言うか。そんな状態の時って、私にとってはとても良い具合の時のような気がします。
 昨年は出来た作品は少なかったです。今年はどうなるかは私にもわかりません。
が、「自分がつくっても、自分がつくってないのよ。」状態にしたいなあ・・と、年の初めの思いは山盛りです。こんなに書きたがっているのだから・・・。
 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

もうじき新しい年ですね!

2009.12.30

もうじき新しい年ですね!

もうじき新しい年ですね!
 数日前の半日、お花の植え替えというか、歯抜けになっていたところに、新たに苗を植えました。以前のように大きなプランターへの寄せ植えが出来なくなり(重いので移動が大変になって)、最近では寄せ鉢と称してのガーデニングを楽しむ事にしました。それはそれで面白い。ビオラ、プリムラ、アネモネ、サクラソウ、ハナカンザシ、ネメシア。思いっきり土に手を入れる作業は、心底、気持ちがすっきりするのがとてもよくわかる。
 「空へ」出来上がりました。5月5日のこどものコーラス展でのお披露目の前ですが、いつも演奏をお願いしている塩野雅子さんには楽譜をお渡しして、いずれ歌って欲しい事をお願いしてしまいました。「優しい気持ちにさせる詩と、やわらかい曲」というコメントをいただき、ちょっとほっとしました。自作品のコンサートの定番曲として歌っていってもらえればと・・・。
 その自作品コンサートなんですよね。なかなか私自身が踏ん切りがつかなく、迷いに迷っているのが現状です。何を迷っているかが正直分からず、何を中心に持ってくるかの的を絞れないのが一番の原因なのかもしれません。
 来年・・・って、もう明後日来年ですね。ある声楽家のご夫婦が私の作品も取り上げてのコンサートをいたします。そこで提案した事に、一つの曲をお二人がそれぞれ演奏してみる・・・という試みをしてみるのは?と、試しに言ってみたのです。これって前から思っていましたが、なかなか難しく、単に比較する・・それもいい意味での比較にはならない事になりかねないので、口に出しては来ませんでした。でも、ご夫婦なら・・・と。すごく乗り気になってくださって実現するはずです。で、思った事ですが、自身のコンサートでも提案してみようかな・・と。石鍋さんと塩野さんでしたら、多分・・・多分可能なのでは・・・と。私も気に入っていて、お二人も気に入って下さっている曲が、既に何曲かありますので、それぞれが、それぞれに自信を持って演奏に臨めば、お客様もつまらない感覚でお聴きになると言う事も起きないのではと思うのです。意地の悪い、趣味の悪い事をするなあ・・と思われるのは主催する私ですから、ご迷惑はかからないかな・・とも。ただ、ピアノのコモモさんは結構大変かも。まあ、関わった以上、そのくらいの事は我慢してもらって・・・。
 と、そんなこんなに考えを巡らせて、他にも新しいアイデアも思いついたり。そうなんです・・・アイデアだけは出て来るんです。それを処理するのが、2010年のお仕事なのだ!と、取り敢えず解決させたような気分になって、新年を迎えようかと思っています。
 ハナモモだより、ささやかに支えて下さっている方々に感謝の気持ちをお伝えしながら、どうぞ素敵な新年をお迎えいただければと思っています。
 PS:前回書きました赤い実のなる木に魅了されてる証に、25日のクリスマスの    
   日に、クリスマス・ホーリー(セイヨウヒイラギ)を買ってしまいました。
   大事に育てたいです。
12月30日 来年は口が全開出来ます事を祈っているハナモモでした。

怪我の功名!!

2009.12.16

怪我の功名!!

怪我の功名!!
 12月もあっという間に半ばに差し掛かろうとしています。大好きな黄色いイチョウもほとんど散ってしまい、ちょっと淋しいですね。今年は赤い実のなる木がとても気になります。11月の始めにお庭のお手入れを植木屋さんにしていただき、その時に、前の日のお家で出た、ゴミになるはずのナンテンの枝を一抱えいただいたのです。それは見事に玄関を飾り、そのうち葉は落ちてきましたが、今もまだ赤い実は充分に楽しませていただいています。その日以来、外を歩く度に、よそのお家のお庭を覗き、赤い実のなる木を見つけると、ひたすら嬉しくって、家にも植えたいかなと思う程になってきました。我が家の庭は、お花が育つには決して良い環境ではないので、そこには、目隠しのカイズカイブキ以外は、クリスマス・ローズしか植えていません。そんなところに赤い実も悪くないかな・・・と思う自分がいることが不思議です。今までほとんど見向きもしなかった植物たちなので。ナンテン、センリョウ、マンリョウ、ピラカンサ等々。何だかワクワクしてきました。
 「空へ」の曲作りが進み、いくらか脱力出来たお陰かなと思ったり。10月半ばから、顎関節症に悩まされ、口が指一本分しか開かなくなってしまいました。口腔外科に行き、でも、改善される感覚も得られず、そんな時に転んで手を痛め、仕方なく行った整骨院でとても良い先生に出会い、手も顎もお世話になっている毎日なのです。もちろん手は良くなって来ていますし、顎は、年期が入っている分、時間はかかりそうですが、随分と気持ち的に楽になった事がいい結果になっているみたいです。手を痛めなかったら、顎もそのままだったかもしれないと思うと、これこそほんとの怪我の功名というもんだ!と、ひとり納得しながら、気持ちが開かれるってこんなにも意識が変わる物なのだ!と実感の毎日です。
 「空へ」久しぶりの合唱曲、でも、ソロ曲としても自作品コンサートで歌っていかれるようにとの思いで書いている所です。
 気持ちは開かれ、ついでに口も開いてよ!と思いながらの毎日。年末までには、来年の予定をはっきりさせたいかな?
12月11日 気持ちも口も、全開を夢みるハナモモでした。

11月になっちゃいました!

2009.11.05

11月になっちゃいました!


 ご近所にお花友達がいます。挿し木の名人で、つい先日も、外出から帰ったら、玄関先に、くちなし、さくら草、ブーゲンビリア、ブルーサルビアが置いてありました。そんな風にいただいて、今、我が家で咲いているお花に萩、秋明菊、ゼラニュームがあります。私は挿し木は得意ではないので、作って差し上げる事は出来ませんが、勝手に咲き誇っているチェリーセージを山ほど切り花で差し上げましたら、それを見事に挿し木して、今では我が家と同じように咲き誇っている状態を見せていただいた時は、嬉しかったですね。
 花は癒しです。癒しもあれば、腹の立つ事もあります。komomoさんが空を連れて(だっこして)電車に乗ったときの事。座席に座っていたら、ある駅で、杖をつかれて見るからに足下がおぼつかない方が乗って来られたそうです。もちろんどなたかが席を譲るかと思っていたら、誰もいないので、komomoさんは立ち上がったのだそうです。その方はkomomoさんが降りると思ったのに、その先も立っていたのをとても恐縮して・・・、でも座っていただいたのだそうです。そのやり取りを周りで見ていた誰もが、何の行動も起こさず、表情すらも変えないことにkomomoさんの怒りは半端じゃありませんでした。優先席の前でも一度も席を譲っていただいたことはないそうです。komomoさんはもちろん立っていても大丈夫だから外出をしているのだと言いますが、どこかおかしくないですか?
 怒りばかりで毎日を過ごしているわけではありません。数日前に、このホームページを作ってくださっているKさん(本業はピアニスト)にお会いしました。お忙しい中、お時間を作っていただいたのです。何を相談したかったかって、来年のコンサートのことを少々・・・。
 ビートルズアレンジをプログラムに取り込みながら、今まで書いて来たものを少しずつ組み合わせて聴いてもらうことが、今の私にとって一番大事なことでは?と言われました。私自身もいろいろ考える事があり、リピート曲でのプログラムでやってみたいとは思っていました。でも、そこには何となく歌曲だけに偏っていた傾向があり、「詩音 話音 音音」それぞれがあっての私ということが忘れられていたような。改めて今までの曲をひっくり返しているところです。演奏して下さる方も、偏らずにいかなければ・・・と考え始めているところです。
 ハ・・・はっきり言って
 ナ・・・波に乗りたい
 モ・・・もっと弾けて
 モ・・・もっと転げて
11月1日  全力疾走したがっているハナモモでした。

ページトップへ

ビートルズアレンジ”を自作品コンサートに・・・?

2009.10.23

ビートルズアレンジ”を自作品コンサートに・・・?

コスモス、撫子、ジャスミンの葉っぱをデッカイ青虫に食べられてしまいました。ある時、何でこんなに花が無くなってしまったんだろうと、よく見ると、な・何と、茎に絡み付いているではありませんか!!!さすがの私も素手では捕まえられず、割り箸で引きはがそうと。しかし敵も頑張るんですよ!負けてたまるか!おまけにコスモスはウドンコ病にかかり早々に諦め、ビオラを植えようとお花屋さんへ。パンジーとビオラの中間の大きさ、おまけに両方の良いところだけを取った何ともどちらにも申し訳ないような品種があるのです。その名も「よく咲くスミレ」。えっ、今までもよく咲いていたのになあ・・・と。でもまたそれぞれの名前が可愛い。マーマレード、ソーダ、レモネード、パイナップル、ブルベリーパイ。ほんとにそれにぴったりの色合いの花。今年の冬は「よく咲くスミレ」を楽しみます。
 自作品のコンサートは半分を新曲で・・のコンセプトから少し離れるかもしれませんが、来年の冬あたりに予定しようかなと思って、プログラムに昨年夏から気にかけ、半ばはまっているビートルズアレンジを入れようかなと思い始めています。今年の7月のTone Tone Concertに2曲を演奏していただき、ちょっとこのまま続けて書いてみようかなと思い、今に続いています。
 かつて中田喜直先生がご存命のころ、「上さん、アレンジは適当にした方がいいよ、オリジナリティがなくなるから」と言われました。何となくそうかなあと思いはしましたが、私など、そうめったに作曲の依頼等なく、ほとんどがアレンジでの仕事な訳ですから、そうは言われても、現実は厳しいのですよ・・・と密かに思ったりしていました。
 中田先生がお亡くなりになった時に、ある出版社からフルートの雑誌の別冊を中田先生の追悼記念号として出したいから、アレンジと対談を頼まれました。その時の対談のお相手が、先生とも長いご友人でいらした牛山剛さんでした。(題名のない音楽会を作られたプロデューサーです)。その時、中田先生に言われた事を話題に出しましたら、『一概にそうとも言えないと思いますよ。先生の名曲がいろんな楽器で演奏される事も、音楽の伝達方法として立派な芸術だと思いますから。アレンジも立派な芸術です。』とおっしゃられ、以来私はアレンジへの気持ちの持ち方が変わり、ピアノ連弾にしても、今やっているビートルズのハーモニカアレンジにしても、新しい一つの作品として、堂々と提示していきたいなあと思っています。
 そんな事から、私のひとつの作品として、来年のコンサートにはビートルズアレンジ曲が登場するかもしれません。
 ビ・・・美を追求しながら
 ー・・・一途に思い
 ト・・・とりどりの音 取り込んで
 ル・・・留守した感覚
 ズ・・・随分メタボ
フウセンカズラの種がたくさん採取されました。どなたかもらってくださいませんか?これをもしも来年全部蒔いてしまいましたら、私の家は風船だらけ。
       10月23日 なかなか頭の整理が出来てないハナモモでした。

ページトップへ

責任を取るって、辞めて済む事?

2009.10.06

責任を取るって、辞めて済む事?

 今年の秋の花、私の中でフィーバーしている花、それは何を隠そう・・・
     「フランネル・フラワー(フェアリーホワイト)」
私は今までお目にかかる事がなかったのです。それが悔しくて悔しくて。そりゃあそうですよね。毎日、毎日、お花屋さんに通うわけではないのですから、出会わなくても仕方ありません。今年出会い、もう大好き!になりました。数が少ないのですから、あっという間に売り切れてしまうはずです。他の苗よりもかなり高く、私の中では「清水の舞台』でしたので、3つしか買わなかった事が、今はしまった!って感じです。今度入荷したら電話して!と頼んできましたが。白い花の淵がうっすらグリーン。そして葉っぱが、ベルベットのように厚みのあるフワフワ。ラムズイヤー(羊の耳)という植物の葉っぱに似ています。ラムズイヤーも大好きで、まだ育てた事はありませんが、これはもっと店頭に並ぶ事が難しいらしいです。市場での数が少なくって・・・。今はコスモスと並ぶフランネル・フラワーに魅せられている毎日です。
 タイトルのこと。あるところでのイベントが済み、その反省と次回への準備にかかろうとしています。そこでの事ですが、物の考え方って人の数だけ必要だなあと改めて思い知らされた感じです。そんな中でいつも思う事、何か事をすすめ、その事が旨く行かなかった時、責任を取って辞めます!って、私はこれがどうしても理解出来ないのです。辞めて済むなら、何やってもいいという事ではないですか!失敗を恐れず、物事を進めるって大事とは思いますが、結果の反応を見て、続投するか辞めるかみたいなのって、やっぱりおかしいと思うのです。責任を取るっていうのは、では次回はこのようにしてやってみましょうか?という方向にもっていくのが責任の取り方なのでは?と思うのですが。もっとも小さな場面でのこんなことはたいした事ではないですね。天下の国会議員でさえ、簡単に辞めていってしまうんですから・・・。もっとも国会議員はその地位を降りたなら、議員そのものも辞めればいいのにって、いつも思いますが、何故か選挙で再び当選する人がいます。そこにはいろいろな物差しが動くのでしょうか?
 大勢のイベントに関わりながら、自分一人で責任を抱える事の出来る自作品コンサートをそろそろ企画しなくてはと思い始めています。「詩音 話音 音音」のタイトルは、そのままに。いつも来てくださるお客様からは、新曲に拘らず、今までに書いて来た曲だけのコンサートを開いてもいいのでは?と言われています。それもそうかなとも思いますが、それをしてしまうと自分に甘くなり、新作が延び延びになる恐れが大です。今はまだ、コンサーの半分は新作で・・・のコンセプトを貫きたいのと思っています。
   10月4日 空とフランネル・フラワーに魅せられているハナモモでした。

これからの課題は「空」

2009.09.18

これからの課題は「空」

 夏のさるすべりはまだしっかり咲いていますが、空気は一気に秋になってしまっています。お花、植え替えしました・・・一部分ですが・・・。数年前のように、一気に植え替えの出来ない体力のなさに、ちょっと淋しいのですが、まあこれも仕方のない事です。既に植えたケイトウ、トウガラシに加え、コスモス、アンゲロニアを中心に、ガーデンシクラメン、コキア、ミントを取り混ぜ、少しずつ夏のお花に終わりを告げているところです。白一色から、一転してカラフルに・・。
 komomoさんちの空のお陰で、いろんな場面で、「空」をテーマにした詩に曲を・・・ということになりそうです。今まで書いてきた曲にも、空はいっぱい登場してきました。無意識に通過してきた訳ですが、これからは、そうはいかない感じです。
 以前から空は大好きでしたし、昼間も、夜も、空を見ると言うか、眺めている事は度々でした。生活の一部というくらい暇さえあればという感じでした。一時として同じ姿のない空に憧れ、雲の変化に一喜一憂して、電信柱に衝突した事も一回や二回ではありません。
 数年前から書き初めているピアノ連弾組曲『空って不思議』の中の「雲がふわり」という曲が来年3月のある会で演奏する事になりました。同時に出版もされるのですが、その出版にあたり、タイトルの英訳が必要になります。
 前回は「寄り道大好き!」ってタイトルを「I love swing!」と英訳していただきました。誰にしていただいたかと言いますと、このホームページをつくって下さっているKさんです。そこで今回もお願いしています。常々、擬態語は英語にはないと聞かされていますので、「ふわり」がどうなるのだろうとワクワクなんです。おそらく苦労されてしまうのかなあ・・と申し訳ないと思いつつ、私には到底無理な話なので、よろしく!なんです。
 この後にも、「太陽がゆらゆら」「夕焼けあっちっち」「お星さまキララ」とかが続きます。どれも擬態語のオン・パレードで、すみませんって感じなんですが、「虹色の運動会」「お空のなみだ」「三日月のゆりかご」なんてのも出て来る予定です。
 そんなこんなで、歌曲、コーラス曲、ピアノ曲と、「空」がしばらく続きます。相変わらずのビートルズと共に・・・。
      9月17日 あらゆる「空」に魅せられて・・・のハナモモでした。

『おばけのプワリン』旅支度その1レコーディング

2005.07.01

『おばけのプワリン』旅支度その1レコーディング

HANAMOMO KOMOMO MUSICのスタッフの調律の黒滝さんと hanamomoは、28日の猛暑の中、レコーディング場所である長野県伊那市に向かって、調布を3時に出発しました。車の中にいても外の猛暑が感じられ、これで渋滞したら・・と思うと、イライラしないように、暴れないように、と言う心配をよそに、信じられない!5時には伊那インターを出たのです。やっぱり世の中はHANAMOMO KOMOMO MUSICを中心に回っているん だ!と嬉しくなったり!    
 翌日2時頃から、日本語と中国語の朗読のレコーディングが始まり、スイスイと、ほんとに信じられないように録り終えられました。
耳慣れたでも洗練された日本語、音楽を聴くように感じた中国語。中国語の歌曲を作曲するって、どんなだろう?と、関係ない事を考えな がら、プワリンがしっかり旅の準備をするのを、ただただ見守っていました。   (母は見守るしか、出来ないんです。)
残るはピアノのkomomoさんの出番。なかなか、ピアノと仲良しになれず、当人はもちろん、スタッが?????マークを飛び交わせながら、だんだん、エンジン 全開に。komomoさんも人並みに緊張するみたい。と言うより、ピアノと仲良くな るのに、時間がかかったと言うか。演奏家の心の動き、その変化、ほんとに不思議。ある時突然、さっきのあれは何だったの?と言うほどの変化を見せてく れる。出来るなら、さっさと始めから弾けばいいのにと思うのは素人ですよね。 
その微妙な変化に、演奏は生き物と言う事を感じたり。(余談ですが、作曲も同じ。さ~んざん考えて、ある時ポコッと生まれ て、なあ~んだ!こんな事にどうしてこんなに時間がかかっちゃったのかな あ。と思う事なんか山ほどある訳でして。)途中から、ディレクターのラッコ師匠は、ちょっと過保護じゃな~い?っ て感じに、ピアノのそばにつきっきり。ミキサーの井出さんとやさしい顔をしながら、鬼のようなダメだしをし てました。そんなこんなで、納得のいくレコーディングとなったのです。プワリンは、しっかり準備が整っていきます。あとは、ナチュラルメイクを施して・・・と。
まだまだ考えねばならない事は沢山ありますが、大きな峠は越えました。hanamomoが出来る事って、この場に及んでは何もないんですが、スタッフが素敵に動くのを見守って、感謝の気持ちを忘れない事くらい です。        7月1日  充実感いっぱいのhanamomoでした。

ページトップへ

始めてのCD

2005.03.06

始めてのCD

 始めてのCDが2月21日に出来上がり2月22日に可愛い子は世の荒波に出ていきました。22日は母の誕生日。生きていたらどのくらい喜んでくれたかなあ。
10日ほどが過ぎ、いろいろな方から沢山の感想を頂いています。中でも多いのが、癒し、リラックス、精霊が出て来そう、オルコットの花物語を思わせる、など等 精神安定剤の役割をしてそうな言葉がずら~っと。何度も何度も聴いて、ついには枕元に置いたら不眠症から離れられたなどと
 この話は今日スーパーでお会いした人の話。私がそのまねをしたら、大変なことになってしまう。
私はとても癒しを感じたり、リラックスとは遠い関係なんです。『想い』とは。何故かって?第二弾を書かねばならないから。
CDの中にも書きましたが、あの12曲はDes Dur(変ニ長調)に始まり主音が半音づつ上がってCdur(ハ長調)で終わっています。短調 長調合わせて24あると言う事はもう12曲書かねばならないと言う事。そんな訳で私は聴くたびに緊張させられるんです。誰にも頼まれないのに。
ですから、枕元などに置いたら確実に不眠症になれる。
2000年に『想い』を書き、その直後は次はこの花で書こうと準備万端のはずが少し間を置いて等と悠長なことを言っているうちに、私の音に変化が出て来たらしく『その2』と言う感覚では書けないところまで来てしまっていたのです。自分自身の音の変化は人に指摘されるまで気がつかず、何で書けそうも無いと感じるのかがず~っと解らなかったのです。
『その2』でなく、新たな挑戦なら、いつの日か出来るかも・・と、思えるようになった今日このごろだったり・・。今は歌曲組曲『花 一輪』をきのうから書き始めたところ。一昨年の夏から暖めてきた8編の詩達。やっと表に出たがりはじめたような。きっかけが掴めたので、こうやって呑気にhanamomoだよりなど書いちゃったり。出来上がるころの達成感を思い描き過ごすのって、いいんだか?悪いんだか?11月に是非聴きにいらして下さいと言えるような作品になるように
丁寧に書いていきたいと思ってます。  上明子でした。

ページトップへ

PREVHOMENEXT